東京メトロが忘れ物通知の「Tile」導入、「お忘れ物総合取扱所」にアクセスポイント設置

忘れ物防止タグのTile付き鍵や財布が届けられるとスマホアプリに位置情報を自動通知

東京地下鉄(東京メトロ)は、忘れ物通知サービス「Tile(タイル)」を導入する、と12月20日に発表した。飯田橋駅構内の「お忘れ物総合取扱所」に「Tileアクセスポイント」を12月24日に設置する。総合取扱所にスマートトラッカー(忘れ物防止タグ)のTileを付けた鍵や財布の忘れ物が届けられ、Tileアクセスポイントに近づくとBluetoothで自動接続し、クラウド経由で位置情報が持ち主のスマートフォンのTileアプリに通知される。

 

米国Tileのスマートトラッカー製品と探し物検索サービスを、ソフトバンクグループでICTやクラウド事業のSB C&Sが日本輸入総代理店として提供している。東京メトロ線内の忘れ物が集約されるお忘れ物総合取扱所にSB C&Sが運用するTileアクセスポイントが設置されることで、Tile製品が付いた忘れ物から持ち主に自動的に通知され、持ち主が早期に発見できる。東京メトロは、Tileの導入で遺失物返却率の向上を目指す。

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