アドビがWalmartと提携、ECの「Walmart Marketplace」と「Adobe Commerce」統合

ECで購入、実店舗で受け取るオムニチャネルをWalmartのフルフィルメントで実現可能に

米国アドビは、米国小売り最大手のWalmart(ウォルマート)と提携し、アドビのECプラットフォーム「Adobe Commerce」とWalmartのECプラットフォーム「Walmart Marketplace」の機能と統合したと7月27日に発表し、日本法人のアドビが抄訳を9月14日公表した。米国でAdobe Commerceの利用者は2022年初頭からWalmartのフルフィルメント(受注配送管理)とECを活用して実店舗での商品受け取りや新規顧客を獲得できる。

 

オンライン購入した商品を実店舗で受け取るなどECと実店舗が連携するオムニチャネルがコロナ禍で求められている。小売り企業にとってオムニチャネルは複雑なプロセスになるが、Adobe Commerceの利用者はWalmartの業界最先端のフルフィルメント技術によって、受け取り可能な時間をオンライン表示したり、駐車場や店頭など複数の受け取り方法を提供したりできる。従業員には高度なモバイルツールを提供して業務を支える。

アドビが買収してブランド統一した有償版ECプラットフォーム「Magento(マジェント) Commerce」の無償版である「Magento Open Source」の利用者にもWalmartの技術や機能の一部を提供する。急成長したWalmart Marketplace上で自社商品を販売して「Walmart.com」で買い物をする新規顧客に商品を提供。Walmartのフルフィルメントサービスを利用して米国内で2日以内に商品を配送することができる。

この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

Python
「Python」(パイソン)は、プログラミング言語の1つ。プログラマのグイド・ヴ ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]