FLINTERSが企業のゼロパーティデータの構築から活用まで一貫して支援するサービス開始

Syno Japanと連携して提供、GDPRの施行をはじめプライバシー規制の世界的な強化に対応

データソリューション分野の持株会社、セプテーニ・データ・ソリューションズは、子会社でウェブサービス企画・開発のFLINTERSが企業のゼロパーティデータ(消費者が企業に自発的に提供する興味や好みのデータ)の構築から活用まで一貫して支援するサービスを始めた、と5月10日発表した。消費者データ収集・データプラットフォーム開発のSyno Japanと連携して提供する。

EU一般データ保護規則(GDPR)の施行をはじめ、プライバシー規制が世界的に強化される中、ゼロパーティデータが注目されていることから展開する。ゼロパーティデータは、消費者のプライバシーを守りながら特性を知るデータ収集が可能な方法とされる。開始したサービスは、企業のゼロパーティデータ構築からデータを生かしたマーケティング戦略・施策の提案までを支える。

FLINTERSが企業のニーズに応じてゼロパーティデータ構築に向けた導入・設計を行う。Syno Japanのアンケートプラットフォーム「Syno Tool」を使って趣味趣向、商品・ブランドへの意識などのアンケートデータを集め、利用の同意を得た購買データやアクセスログなどファーストパーティデータ(企業の自社顧客のデータ)と統合。構築データを基に効果的な施策を提案する。

ゼロパーティデータ構築・活用支援サービスのイメージ
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