購買データ以外のオンライン/オフラインデータもフル活用するCRM/MAツールを共同開発
イー・エージェンシーと情報工房が業務提携、理想のCRM「DirectEngine」を提供開始
2020/9/29 7:00 マーケティング/広告
デジタルマーケティング支援のイー・エージェンシーは、CRM(顧客関係管理)センター構築・運用事業の情報工房とCRM/MA(マーケティング自動化)サービスやプロダクトの共同開発で業務提携し、CRMを中核としたクラウド型ツール「DirectEngine(ダイレクトエンジン)」の提供を始めた、と9月28日に発表した。両社が持つノウハウや技術を融合した。
DirectEngineは、顧客データの統合から施策の実施までワンストップで提供する。このうち「CRM機能」は、従来の購買履歴だけを元にしたものとは異なり、メール▽フォーム問い合わせデータ▽コンタクトセンターに入電したコミュニケーションデータ▽サイト訪問のログデータなどレスポンス(行動履歴)を数値化したアクションデータを活用する。
また「MESSAGE機能」は顧客育成シナリオに基づくメール配信やLINE公式アカウントと連携したLINE配信ができ、LINE IDと自社顧客IDの紐付けに必要なLINE ID連携や友達登録もオプション提供する。さらに「CONTACT機能」はコールセンターシステムと連携して受電と顧客情報がシームレスに連動。顧客検索操作が不要で効率化を実現する。
顧客データはLINEやメール、キャンペーン応募、WebサイトのアクセスログなどをIDで統合して統合プラットフォームで一元管理。Googleのデータウェアハウス「BigQuery」に蓄積され、BIツールの「Tableau」や「PowerBI」と連携する。効果的なCRMシナリオやメール・LINE配信テンプレートがあらかじめ登録されており、すぐに利用できる。
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