IASが「Yahoo!広告」でアプリ内「ディスプレイ広告」をデジタル広告計測対象に追加

アドフラウドなどアドベリフィケーション指標をヤフーアプリ内の広告で計測可能に

デジタル広告の検証・不正対策事業の米国Integral Ad Science(インテグラルアドサイエンス)=IAS=の日本法人は、ヤフーが運用している「Yahoo!広告」でアプリ内に掲載される「ディスプレイ広告(YDN)」を、アドベリフィケーション(不適切な広告配信を防ぐための仕組み)指標の対象として4月8日から計測を始めた、と4月23日に発表した。

主な対象アプリ

IASは、2019年10月からYDNと、「Yahoo!プレミアム広告」のデスクトップとモバイルウェブを対象に計測してきたが、新たにモバイルアプリのYDNが加わった。対象アプリは「Yahoo! JAPAN」「Yahoo!天気・災害」「Yahoo!乗換案内」「Yahoo!知恵袋」などで、アプリ更新のタイミングで随時追加する。モバイルアプリでは動画広告も計測する。

アドベリフィケーション関連指標について

ヤフーが運営する「Yahoo! JAPAN」は、IASが開発したアプリ計測技術の「OMSDK」を全面導入した初のプラットフォームになった。IASが計測した「ビューアビリティ」「アドフラウド」「ブランドセーフティ」の主要3指標を含む関連指標を基に、広告主はヤフーアプリ内の広告効果も把握でき、キャンペーン全体の最適化を進めることができる。

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