インテージがキャッシュレス決済データサービス「SCI Payment」を5月18日から提供開始

買い物ごとに決済手段を収集、各サービスの競合具合やユーザー像など利用実態が分かる

マーケティングリサーチ・データ解析事業のインテージは、食品や飲料、雑貨、化粧品などバーコードのある日用品の決済実態が分かるデータサービス「SCI Payment」を開発し、データ提供を5月18日から始める、と4月21日に発表した。キャッシュレス決済の競合具合やキャンペーン効果、ユーザー像の利用実態が分かる。

提供レポート例

SCI Paymentは、SCI(全国消費者パネル調査)のうち、一部モニターから購入場所▽購入商品▽価格などの日々の買い物内容と決済手段を聴取したもの。2019年10月の消費税率引き上げに伴うキャッシュレス・ポイント還元事業で活発になったクレジットカード▽電子マネー▽コード(スマホ)決済の利用状況を把握でき、マーケティングに生かせる。

SCI Payment調査概要

日常の買い物ごとに決済手段を収集するので、どの手段が誰に・いつ・どこで使われているかが分かり、決済事業者には加盟店開拓エリアや店舗戦略を練る材料になる。インテージが保有する他のデータを組み合わせ、決済サービスごとにユーザーの価値観やキャンペーンに反応した接触媒体を捉えて消費者インサイト(購買行動の動機)を探ることもできる。

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