NTTデータとダイエーが「ウォークスルー店舗」開店、アプリで弁当など見切り品を販売

非対面・非接触でレジに並ぶ手間や時間を省く、賞味期限が短い商品のフードロス削減

流通大手イオン傘下のダイエーとNTTデータは、キャッシュレス決済でレジが不要なウォークスルー店舗「CATCH&GO」を東京都江東区のNTTデータ社内に9月2日開店する、と8月30日に発表した。新型コロナウイルス感染拡大で求められた非対面・非接触で、レジに並ぶ手間や時間を省く新しい買い物体験を提供する。オペレーションの運用などを検証して、利用者のニーズも踏まえて本格運用につなげる。

店舗外観

売り場面積は約37平方メートルで、国内ウォークスルー店舗で最大規模。弁当や飲料、菓子、冷凍食品など約600品目を取り扱う。店舗上部に設置したカメラと商品棚の重量センサーで手に取られた商品を認識する。専用アプリをインストールしたスマートフォンを入店ゲートにかざし、欲しい商品を手に取って退店するだけで自動的にクレジットカード決済される。レジ精算やバーコードのセルフスキャンなどの作業が一切不要。

スマホアプリで見切り販売を通知

賞味期限の短い弁当などの見切り販売をスマホアプリで通知し、人手をかけずに購買機会を増やしてフードロスを削減する。NTTデータの「Catch&Goサービス」で決済手段を指定したQRコードで認証入店してそのまま商品を持ち帰り、スマホ決済プラットフォーム「CAFIS Pitt(キャフィスピット)」と連携してクレジットカードと紐付決済する。カメラと重量センサーのデータ解析は提携する中国CloudPick(クラウドピック)が担う。

本店舗の利用方法
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