AIQが新たに約11億円の資金調達を実施、AI開発や新規事業のための人員採用など推進

引受先は博報堂グループのスパイスボックスや投資会社・ファンドなど、株式の上場へ

AI(人工知能)関連技術開発・インサイト(深層心理)マーケティング事業のAIQ(アイキュー)は、新たに約11億円の資金調達を実施した、と3月9日発表した。創業来の資金調達額は計約13億円になる。ディープラーニング(深層学習)を中心にした独自のAI開発や事業強化、新規事業のための人員採用を進め、株式の上場を目指す。

引受先は、博報堂グループでデジタルマーケティング事業のスパイスボックス、IoT関連事業のand factoryや、投資会社・ファンドのSMBCベンチャーキャピタル、みずほキャピタル、北海道ベンチャーキャピタル、Deep30、商工組合中央金庫、個人投資家など。スパイスボックスとは業務提携していて、共同開発契約を締結した。

スパイスボックスとの共同開発契約に基づく新規事業では、デジタルを活用して企業と個人の直接的なコミュニケーションを創出して新たな体験を提供するインサイトマーケティングツールの研究・開発を進める。引受先の1つ、Deep30は東京大学のAIに関する著名な研究室関係者が運営していて、AIについての助言を受ける。

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