AIQが第三者割当増資と融資で総額約16億円の資金調達を実施、マーケティング活動強化

引受先の1つの繊維商社・豊島とは業務提携締結、アパレル企業にAIを活用した商品提案

AI(人工知能)関連技術開発・インサイト(深層心理)マーケティング事業のAIQ(アイキュー)は、第三者割当増資と融資によって総額約16億円の資金調達を行った、と3月31日発表した。資金は、既存製品を成長させるためのマーケティング活動の強化や、新規事業を推進する組織の組成に活用する。累計の調達額は28億円になった。

案三者割当増資は、投資会社のJICベンチャー・グロース・インベストメンツのファンド、大手繊維専門商社の豊島が運営する投資事業組合、システムインテグレーターのTISに対して新たに実施。既存投資家のSMBCベンチャーキャピタルが運営する投資事業有限責任組合も引き受けた。加えて、りそな銀行から追加融資を受けた。

豊島とは業務提携契約も結んだ。AIQはソーシャルマーケティング運用支援SaaS「moribus」「MATCH ENCER」を展開。同社のソーシャルメディアに関するさまざまな分析データと、豊島が保有する製造・販売データに基づき、アパレル企業に向けてAIを活用した商品提案や、ソーシャルメディアの活用などPR戦略の提案を手掛ける。

 

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