Supershipの「Ad Generation」のヘッダービディング広告配信がネイティブ広告に対応

オープンソースプログラム「Prebid.js」使用、透明性の高い広告取引で収益向上期待

KDDIグループでデジタル広告事業のSupershipは、同社の媒体社向け広告配信プラットフォーム「Ad Generation(アドジェネ)」のヘッダービディングによる広告配信で、新たにネイティブ広告への配信に対応した、と3月25日発表した。ヘッダービディング広告配信に対応可能なフォーマットは、ディスプレイ広告だけだった。

ヘッダービディングは複数事業者で公平な入札競争を行い、高単価の広告を優先的に媒体社のメディアに配信する仕組み。ネイティブ広告はコンテンツに溶け込ませるような広告。今回媒体社の要望を受け、ヘッダービディングのオープンソースプログラム(JavaScript)「Prebid.js」を使ったネイティブ広告配信を可能にした。

 

これによって媒体社は、ヘッダービディングのデマンドパートナーにアドジェネを加えることでネイティブ広告の配信が可能になり、透明性の高い広告取引での一層の収益向上が期待できるという。同時に、アドジェネと接続するDSP(広告主向け広告配信プラットフォーム)にも公平で透明性の高いオークション環境を提供する。

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