マイクロアドがアドフラウド対策を研究する機関「アドベリラボ」を設立、専門的に調査

知られている手法への効率的な検知・対策手段の開発と同時に未知の手法を調査・研究

マーケティングプラットフォーム事業のマイクロアドは、人ではなく機械による不正な閲覧・クリックを意味するアドフラウドへの対策を研究する機関「アドベリラボ」を設立する、と11月7日発表した。複雑化・高度化するアドフラウドの手法に迅速に対応することを目的に、調査・対策を専門的に実施する。

アドベリラボは、既に知られているアドフラウド手法への効率的な検知・対策手段を開発すると同時に、未知の手法の調査・研究を進める。マイクロアドが広告プラットフォームの運営で保有する大量のデータに対してアドフラウドに特化したモデルを構築し、異常な行動パターンを検知する仕組みを研究する。

マイクロアドはこれまでも自社の広告サービスの健全性や安全性の向上に向け、アドフラウドやブランドセーフティ(不適切なサイトへの広告表示のリスク)の対策を実施してきた。今回アドベリラボを設立してさらに強化する。研究成果は随時公開し、デジタル広告市場全体の健全性・安全性の向上に貢献する。

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