格安SIMの満足度、mineo/UQ mobile/BIGLOBEモバイルが高評価。NPSではLINEモバイルが3位に【MMD研究所調べ】
MMD研究所は、「2018年9月 格安SIMサービスの利用動向調査」において利用率が高かった格安SIMの上位10サービスおよびY!mobileの利用者、計1,650人を対象に「2018年9月 格安SIMサービスの満足度調査」を実施した。
*参考:格安SIMの認知度は90.2%、メイン端末としての利用率は11.3%に【MMD研究所調べ】
総合満足度:1位はmineo(82.0%)。上位11サービスの平均は74.2%
格安SIMサービスの利用率上位10サービスとY!mobileを利用している15歳~69歳の男女1,650人を対象に、現在利用している格安SIMサービスの総合満足度について「とても満足」「やや満足」「どちらでもない」「やや不満」「とても不満」の5段階で聞いたところ、74.2%が満足していると回答した(「とても満足」と「やや満足」の合算)。
サービス別の満足度についてはmineoが82.0%で最も高く、次いでUQ mobileが80.0%、BIGLOBEモバイルが79.3%だった。
項目別満足度:mineoは料金、UQ mobileはデータ通信の品質が評価される
項目別の満足度について上位5サービスを抜き出したものが下表。mineoはコストパフォーマンスや料金プランの豊富さ、UQ mobileはデータ通信の速度や品質、問い合わせ対応などが評価されている。
NPS:UQ mobileとmineoが同スコア(17.9)で1位。3位はLINEモバイル
今回の調査では、利用している格安SIMサービスを家族や友人におすすめしたいかどうか10点満点で採点してもらい、NPS(ネット・プロモーター・スコア/顧客推奨度)を算出している。
上位11サービス全体では、9点から10点をつけた推奨者は26.3%、7点から8点をつけた中立者は48.1%、0点から6点をつけた批判者は25.6%。推奨者から批判者を引いたNPSは0.7となった。
サービス別にNPSを見ると、もっとも高いスコアはUQ mobileとmineoの17.9(同スコア)、次いでLINEモバイルの5.3となった。UQ mobileは11サービスの中で最も推奨者の比率が高く、mineoは最も批判者の比率が低い。最終的なNPSのスコアは同じでありながら、その構成は対照的だといえる。
また、LINEモバイルは総合満足度で8位にとどまったが、NPSでは3位に入っており、顧客ロイヤルティの高いユーザーに支えられているようすがうかがえる。同時に、指標としての顧客満足度とNPSの特性の違いがよく出た調査結果であるとも言える。
調査概要
- 【調査対象】以下の対象キャリアを利用している、15歳から69歳の男女
- 【対象キャリア】Y!mobile、楽天モバイル、mineo、UQ mobile、OCN モバイル ONE、IIJmio、BIGLOBEモバイル、イオンモバイル、LINEモバイル、DMM mobile、BIC SIM
- 【回答者数】各キャリア150名、計1,650名
- 【調査方法】インターネット調査(ネットリサーチ)
- 【調査時期】2018年8月31日~9月4日
ソーシャルもやってます!