ファッション通販「ZOZOTOWN」のスタートトゥデイの研究所が九州工業大と共同研究開始

技術成果を検索や推薦・広告・コーディネート提案・物流最適化などグループ事業に活用

衣料品のオンライン通信販売サイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイは、グループのプロジェクトチーム、スタートトゥデイ研究所が、九州工業大学と共同研究を始めることで合意した、と9月26日発表した。「ファッションの数値化」を目指して複雑で大規模なデータを解析する技術の開発を進め、グループの各事業に取り入れる。

スタートトゥデイ研究所は「ファッションを数値化する」ミッションを掲げ「服作り」「似合う」「サイズ」の研究に取り組んでいる。東京の拠点に加え、7月にスタートトゥデイ研究所福岡を福岡市中央区に開設した。グループが持つファッションに関する膨大なデータを分析・活用し、背後にある法則や理論・モデルを明らかにしていく。

九州工業大学は北九州市戸畑区に本部がある。中でも生命体工学研究科の研究室は脳型情報処理機械の観点から、複雑な構造を持つデータ集合群を効率的に扱う研究・技術開発の推進と、研究開発者の育成を得意にしている。スタートトゥデイは共同研究の技術成果を検索や推薦、広告、コーディネートの提案、物流の最適化などに生かす。

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