マクロミルが横浜市立大とともにデータサイエンスの共同研究室を2019年4月に開設

学術的な視点から研究活動を推進、マーケティングビジネスの中長期的な拡大に貢献

マーケティングリサーチ事業のマクロミルは、横浜市立大学とともに「横浜市立大学・マクロミル データサイエンス共同研究室」を2019年4月に設立する、と9月26日発表した。共同研究室はマクロミル社内に設け、学術的な視点からデータサイエンスに関わる研究活動を進め、マーケティングビジネスの中長期的な拡大への貢献を目指す。

データサイエンスはデータ分析に関する学問領域を指す。マクロミルと横浜市立大は7月にデータサイエンス分野で「産学連携に関する基本協定書」を結んでいて、その取り組みの1つとして共同研究室を設立する。両者の人材による研究環境を整備し、マクロミルが持つ各種データを活用した学術理論の有効性を検証・研究して公表する。

当初4年間を期間にする。主な研究テーマは、物理的・コスト的に完全な網羅が困難なデータを統計技術で補って活用場面を拡大する「欠損データの統計分析」と、感覚的・主観的な解釈にとどまっていた複数国にまたがる調査結果を統計理論に基づいて調整して世界規模のマーケティングの可能性を広げる「データ等価方法の研究」となる。

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