ヴァル研究所、「駅すぱあと広告」で現実の行動データを分析・セグメントしたエリアターゲティング広告開始
乗り換え案内アプリ「駅すぱあと」で保有するデータと移動予測データで趣味趣向を推定
2017/3/29 17:30 マーケティング/広告
乗り換え案内サービスのヴァル研究所は、「iPhone」「Android」端末向け乗り換え案内アプリ「駅すぱあと」で自社が保有する現実社会の行動データを分析・セグメント化した新たなエリアターゲティング広告を4月3日に正式に始める、と3月29日発表した。移動予測データに加えて実際の行動データを活用することで、より高い精度で趣味趣向などを推定してターゲティングできるようになる。リアルタイムの位置情報や従来の移動予測データとの連動も可能なため、移動前と移動後の店舗付近とで広告を出し分ける配信にも対応する。
ユーザーのウェブページの閲覧履歴から年代や趣味趣向などを推定する手法が一般的なターゲティング広告と違い、駅すぱあとのユーザーの移動予測データを活用してユーザーの生活圏や趣味趣向を独自にセグメント化したユニークなエリアターゲティング広告となる。自動車メーカーが新型SUV(スポーツ用多目的車)を訴求する際、週末に公園によく行く(ファミリー)、連休はスキー場へ(アウトドア好き)といった行動をするユーザーをアウトドア好きのファミリー層と推定し、新型SUVに乗って家族でスキーを楽しむ広告が配信できる。
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