電通と電通デジタル、ウェブ広告価値毀損測定世界最大手のIASからパートナー認定

データやソリューションを使った広告取引・運用によってキャンペーンの健全化実現

山川 健(Web担 編集部)

2017年3月16日 17:12

電通と、100%子会社でデジタルマーケティング領域のコンサルティング、開発・実装、運用を手掛ける電通デジタルは、ウェブ広告価値毀損(きそん)測定の世界最大手、米国インテグラル・アド・サイエンス(IAS)から日本で初の「サーティファイド・ビューアビリティ・パートナー」に認定された、と3月14日発表した。同パートナーは、IASが提供するデータやソリューションを使った広告取引・運用によってデジタルキャンペーンの透明性と健全化を実現する。

ウェブ広告は、広告システムの自動化に伴って取引の確認が難しい部分が多くなり、広告がしっかり見られているか、広告が人ではなく機械によって閲覧やクリックされていないか、不適切なサイトに表示されていないか、といった広告の価値毀損に関する問題が現れている。電通と電通デジタルはこれまでも広告毀損のリスクの計測と、最小化するためのさまざまな対策を進めてきた。今回、こうした取り組みがIASの認定につながった。両社は今後も活動を強化する。

この記事をシェアしてほしいパン!

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る