「JAA広告賞 消費者が選んだ広告コンクール」でWeb広告部門のグランプリは日本郵便

広告の受け手が生活者の視点から審査、新聞は味の素、雑誌は花王、テレビは赤城乳業

大手広告主企業などで組織する公益社団法人日本アドバタイザーズ協会(JAA)は、「第55回JAA広告賞 消費者が選んだ広告コンクール」の入賞作品を12月15日発表した。新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、Web、屋外・交通の各広告部門別に最高賞のグランプリを決めた。それぞれ味の素、花王、赤城乳業、ゆうちょ銀行、日本郵便、パナソニックが選ばれた。

この広告賞は、広告の受け手の消費者が生活者の視点で審査を行う。今年度は6部門合わせて1938点の応募があった。Web広告部門グランプリの日本郵便の広告は、ハガキとスマートフォンを組み合わせたサービス「WHITE Tree Letter」で、選考委員は「アナログとデジタルの組み合わせが上手。デジタル世代の孫と一緒に使ってみたい」と評した。

グランプリ各社の広告は次の通り。
新聞=味の素「これ、ぜんぶ失敗作・・・から生まれた料理です。」▽雑誌=花王「むちゅうって、よごれることだ。」▽テレビ=赤城乳業「値上げ」▽ラジオ=ゆうちょ銀行「ATMの人・サラリーマン篇」▽Web=日本郵便「WHITE Tree Letter」▽屋外・交通=パナソニック「見えない方がいい広告。」

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