ホットリンクが中国コミュニケーションアプリ「WeChat」活用の訪日中国人向け事業開始
決済サービス「WeChat Pay」の導入拡大とWeChatの認証公式アカウントの開設・運用推進
2016/6/7 16:54 その他
ソーシャル・ビッグデータ分析ソリューションのホットリンクは、中国最大級のネット企業、テンセントが運営するSNS決済サービス「WeChat Pay(微信支付)」の日本の決済パートナーになっているマーチャント・サポートとともに、同国最大のコミュニケーションアプリ「WeChat(微信)」を活用した訪日中国人向け事業を始める、と6月7日発表した。店舗などでのWeChat Payの導入拡大と、WeChatの認証公式アカウントの開設・運用を推進する。日本企業は迅速にWeChat Payが導入でき、日本本社の名義でWeChatの認証を持つ公式アカウントの開設が可能になる。
WeChatはメッセージと通話のコミュニケーションアプリで、テキスト、音声・動画呼び出し、写真共有、ゲームが1つになっている。20の言語に翻訳され、他言語へのメッセージ翻訳も可能。中国内外で7億6000万人が使用しているという。WeChat Payは銀行口座と連動した決済機能で、中国で急速に利用が拡大し、O2O(オンラインツーオフライン)決済や個人間送金のプラットフォームになっている。ホットリンクは、日本でWeChat Payの導入が遅れ、中国人の利便性に欠けていることから事業展開する。WeChatの認証を取得すると中国人ユーザーの信用度が高まる。
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