博報堂DYホールディングス、マーケティング支援ツール「Vision-Graphics」を開発

データを集約して関係性を可視化、情報接触からコンバージョンまでの行動を構造化

山川 健(Web担 編集部)

2010年10月27日 19:43

広告大手の博報堂DYホールディングスは、得意先企業のマーケティング活動のPDCA(計画・実行・評価・改善)を支援するツール「Vision-Graphics(ヴィジョン・グラフィックス)」を開発し、11月からテスト導入を実施する、と10月25日発表した。さまざまなマーケティング関連データを集約し、データの関係性を可視化することで情報接触から購買・コンバージョンまでの行動を構造化する。

広告やウェブ上での評判・検索行動データ、サイトへのアクセス行動に関連するデータを集め、得意先企業のデータを加えてカスタマイズ。データを横断的に解析し、ウェブだけでなくマスコミ広告の効果や、購買・コンバージョンへの影響を統合的に把握する分析メニューを提供する。テストの後、2011年の早い段階に、傘下の博報堂、大広、読売広告社をはじめ広告事業会社で取り扱いを始める。

博報堂DYホールディングス
http://www.hakuhodody-holdings.co.jp/

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