日本ネット経済新聞ダイジェスト
日本ネット経済新聞ダイジェスト

フューチャーショップ、サイジニアのレコメント「デクワス」と連携 嗜好に合った広告配信などが可能に

利用者の嗜好に合わせた商品情報の提供や行動履歴データを基にしたターゲティング広告を配信可能に

ショッピングカートASP提供のフューチャーショップ(本社大阪府、星野裕子社長)は2月27日、ネット広告システム開発のサイジニア(本社東京都)と連携し、フューチャーショップのショッピングカートASP「FutureShop2」でサイジニアのレコメンデーションエンジンを利用できるようにした。利用者個人の嗜好(しこう)に合わせて商品情報を提供したり、複数サイトでの行動履歴データを基にターゲティング広告を配信することが可能になる。ASPカート導入企業の集客や商品購入率の向上に役立てる。

連携したのは、利用者個人の嗜好に合わせて商品情報などを提供するレコメンデーションエンジン「デクワス」。同エンジンはドクターシーラボなど通販・EC会社も導入しているシステムで、独自の解析手法でユーザーの嗜好などを分析し、商品情報などを配信する。

「FutureShop2」を利用している約1500店舗のEC企業は、「デクワス」契約時に付与されたIDを管理画面で使うことで、情報収集のためのタグ設置作業を容易にし、商品データを簡単に連携させることが可能だ。

※2013-03-19修正 上記段落を記事初出時より変更しました(日本ネット経済新聞編集部からの修正依頼により)

導入店舗は、利用者個人の嗜好に合わせて商品情報を提供する「サイト内レコメンデーションサービス」、ECサイト内での購買履歴データを複合的に分析し、同じ嗜好を持ったグループに対して広告を配信する「オーディエンスターゲティング広告」が利用できるようになる。

EC業界では、ECサイト内での購買行動から利用者の興味がある商品情報を最適化し、同じ嗜好を持ったネットユーザーに広告を配信する手法に注目が集まっている。

ただ、商品数が多いECサイトでは、情報収集のためのタグ設置、商品データの登録や更新などの作業が煩雑で、運用コストや作業量の増大が課題になっていた。

・ショッピングカートFutureShop2
http://www.future-shop.jp/

・サイジニア
http://www.scigineer.co.jp/

・フューチャーショップのプレスリリース
http://www.future-shop.jp/news/2013/02/27.html

※記事内容は紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをWeb担当者Forum編集部が追加している場合もあります。
※見出しはWeb担当者Forum編集部が編集している場合もあります。
※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。

この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

CSS
「Cascading Style Sheets(カスケーディングスタイルシート) ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]