日本ネット経済新聞ダイジェスト
日本ネット経済新聞ダイジェスト

ケンコーコム中間期 増収も赤字幅拡大 受注単価が下落

出荷件数は伸びたものの、出荷時のコストがかさんだ。

ケンコーコムの11年4-9月期(中間期)の連結業績は、売上高が前年同期比33.5%増になったものの、赤字幅は拡大した。今年3月に送料無料ラインを引き下げたことで、受注単価が下落。出荷件数は伸びたものの、出荷時のコストがかさんだ。

売上高は84億8300万円だった。シェア拡大戦略のもと、商品を安価に販売して、売上アップにつなげた。震災の発生により、ミネラルネラルウォーターや災害グッズなどの販売量が増加していた。出荷件数は193万件で前年同期比74.6%増になっている。

営業損失は4億3200万円(前年同期は8600万円の損失)、経常損失は4億5600万円(同9600万円の損失)、純損失は4億8200万円(同1億1600万円の損失)となった。

出荷件数が増えたことで、出荷にかかるコストが悪化。ミネラルウォーターの需要拡大に応じる形で、調達を強化したが、その後店頭でも水が入手できるようになり、ミネラルウォーターの在庫が過剰になった。在庫処理のため安価に販売したため、ミネラルウォーターの処理だけで約2億円の損失が発生した。

・ケンコーコム IR情報
http://blog.kenko.com/company_ir/index.html

※記事内容は紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをWeb担当者Forum編集部が追加している場合もあります。
※見出しはWeb担当者Forum編集部が編集している場合もあります。
※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。

この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

UX
ユーザーの体験や経験を表す言葉。ある製品サービスを利用する前の期待値、実際に利用 ...→用語集へ

連載/特集コーナーから探す

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]