ビジネス社会で働いていれば、プレゼンの機会があり、そしてそこに挫折はつきもの。このコーナーでは『読むだけでプレゼンがうまくなる本』から抜粋した、“失敗しがちだったプレゼンにちょっとしたことで強くなれるヒント”を紹介していく。
単なるスペックの羅列ではなく「物語」のように表現する
企画書でよく見るのが、商品やサービスのスペックを羅列しているものです。例えば、「弊社の製品のスペックはこんなにすばらしい」とか、「他社に比べてスピードが0.5パーセントアップした」などです。しかし、クライアントの経営陣やエンドユーザーに近い販売代理店などに説明するときに、それで「つかめる」でしょうか。
企画書も「物語のように表現(ストーリーテリング)」すると、「つかめる」確率が高くなります。商品のスペックを提案するのではなく、その商品やサービスを使っているシーンやライフスタイルを提案するのです。
1.スペック中心に表現した例
■パソコンで録画した番組を変換の手間なく転送
使用中のパソコンで録画したドラマやニュース、スポーツ中継のクライマックスなどの映像を、付属ソフトBOZ-PODMAKERを使って、そのままBOZ-PODに転送可能。BOZ-PODを使って、通勤電車の車内など出先でTV録画番組の視聴ができます。
■パソコンの中の音楽ファイルを手間なく転送
付属ソフトBOZ-PODMAKERを使えば、カンタンに音楽ファイルが対応ファイル形式に変換可能。リストにお気に入りの曲を並べて、カンタンな操作でBOZ-POD本体に転送可能。前面パネルで音量・音質の操作、ランダム再生などほとんどの操作が可能。また、弊社BOZ-PODサイトからユーザー向けに無料ダウンロードサービスを実施中。
■多彩なフォト表示機能
使用中のパソコンに保存されたデジカメ写真をBOZ-PODに入れて持ち出したり、撮った写真をどんどんBOZ-PODに保存したりして、友人や家族に見せることができます。サムネイルやズーム表示、音楽同時再生など多彩な機能をもち、大きな画面と多彩な表示で楽しめます。
■音声認識対応ソフト標準付属
音声認識で応える旅行英会話を支援するソフトウェア「Tran-BOZ」を標準装備。付属マイクで相手の声を同時翻訳可能。
2.物語風に表現した例
イギリス出張の最後の日、大のビートルズファンのわたしはBOZ-PODにビートルズの楽曲をいっぱい詰めて、彼らの生誕の地リバプールに向かいました。
リバプールのパブで、BOZ-PODで「ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー」を聴きながら黒ビールを飲んでいると、となりの女性に話しかけられたんです。何を言っているかわたしの英語力ではわからない……。
このとき、BOZ-PODの翻訳機能が大活躍! 彼女も若いのにビートルズファンらしい。日本のビートルズファンを歓迎してくれた彼女とメアドを交換して、再会を約束し合ったのです。
この記事は、書籍『読むだけでプレゼンがうまくなる本』の内容を、Web担向けに特別にオンラインで公開しているものです。
プレゼンにおいて大事なこと、それは相手をいかにつかむか。本書はマンガを織り交ぜながら、相手の心をわしづかみにする方法を学べるプレゼン本です。筆者が経験した失敗談から、プレゼンにおける「つかみ方」を徹底レクチャー。さらに、相手のタイプに合わせた実践的な攻略法や、企画書などプレゼンツールの使いこなし術を指南。最後にプレゼンをきれいに締めくくり、相手にYesと言わせるクロージング術を紹介する。なぜか、プレゼンに負ける人、必読の一冊。
- 『読むだけでプレゼンがうまくなる本』
- ISBN: 978-4844326038
- 1,449円(税込)
- 藤木俊明・今津美樹(著)
- 株式会社インプレス
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