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事業資産+サイトの変更履歴=大きな価値(中編)

今回はサイトの変更履歴の重要性について伝えしよう。アクセス解析ももちろん重要だが、そうではなく、もっとマクロな視点でのアクションログだ。
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この記事は、3回に分けてお届けしている。オフラインの事業資産をSEOに活かす方法を述べた前回に続き、今回はサイトの変更履歴の重要性について伝えしよう。

サイトの変更履歴を評価する

seomozイメージ画像:Webサイトの変更履歴

ネットマーケティングおよびSEOキャンペーンにおいて同じように重要なのが、サイトの変更履歴を記録しておくことだ。僕がここで言及しているのは、従来からあるウェブビジターや検索の解析ではなく、むしろ、オンラインに進出してからの全期間に及ぶマクロ的なウェブ開発とウェブ更新に関する追跡調査だ。

Webサイトの変更履歴が重要なわけ

今は火曜日の遅い時間で、あなたは会社の幹部たちとマーケティング会議の最中だとしよう。あなたの会社のサイトでは、4か月ほど前から、ヤフーからのトラフィックが月を追って継続的に増加し始めるという、興味深い傾向が現われていた。当初は一時的な急上昇に思えたが、現在はこれが本物だと確信している。当社の取り組みで何が有効だったのか、と上司が尋ねる。そこで君が

えーと、おそらく何かでしょう

としか答えられないとしたら?

Webサイトの変更履歴(これはオンラインのスプレッドシートのような簡単なものでも、またはプロ向けのプロジェクト管理用ビジュアルフローチャートのような複雑なものでも構わない)を記録しておかないと、困ったことになる。確かに、作成したコンテンツや獲得したリンク、開発の変更に対するどの瞬間的反応が影響したかはわかるものの、Webサイトに施したどの技術的変更が検索トラフィックの流れを、良い方向にせよ悪い方向にせよ変えたのか、特定するのは難しい。SEOに効果をもたらすために意図的に行われた変更と、SEOのことは考慮してなかった変更の両方について、変更を記録に留めておかないと、やみくもに最適化を行うことになり、戦略の推進に影響しかねない強力なシグナルを見逃してしまうだろう。

SEOに影響を及ぼし得るサイト変更の種類

それでは、定期的に追跡すべきサイトの変更とは何だろうか? 最低限、以下のような変更は記録しておきたい。

  • サイトに追加された、コンテンツのセクション/機能/オプション(これは、ブログの新規投稿からカテゴリ分けの変更まで、すべてが該当し得る)
  • URL構造の改変
  • 外部向けリンクまたは外部リンクが増える新しい提携関係(つまり、新しい外部リンクを獲得するか、新規の相手に外部向けリンクを張るということだ)
  • ナビゲーションやメニューシステムに対する変更(ページ上でリンクを移動した場合や、新しいリンクシステムを作成した場合など)
  • サイトへのリダイレクトや、サイトからのリダイレクト
  • サイト利用状況やトラフィックの上昇と原因(たとえば、報道機関に取り上げられたことでトラフィックが急上昇した場合など)

こうした項目を追跡することで、SEOに関連する因果関係を発見するのに役立つ正確な筋書きを描き出せる。

たとえば、フッターに置いていたメニューリンクをヘッダーに移動した4~5日後にヤフーからのトラフィックが急上昇したとしたら、その現象を説明できる的確な仮説を立てられるだろう。こうした記録がないと、解析作業でトラフィックの急上昇に気づくまで数か月もかかる可能性があり、原因となる変更まで遡って調べることもできない。後になってデザインチームがリンクの場所をフッターに戻すかもしれない。そのせいでトラフィックが下落するようなことが起こっても、一時的にトラフィックが増加した原因を特定するのに役立つ記録は存在しないのだ。

この記事は、3回に分けてお届けしている。これまで2回にわたって、事業資産とサイトの変更履歴について別々に述べてきたが、最終回となる次回は、いよいよこの2つがどう結びつくのか見てみよう。→後編を読む

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