データを読み解き、理解させるのに
これだけ多種多様のグラフを必要とするのは、
人間が本質的にデータを好きではないという
何よりの証拠だ
人間はそもそも大量の数字(データ)を読み解くことが大変苦手。データを効率よく理解し、処理するためには、グラフとして視覚化することが非常に役立ちます。Web担当者にとっても、企画書やプレゼン資料でグラフは必須でしょうし、一方で、自分がアクセス解析をするシーンなどでは、大量のデータを効率良く読むための視覚化が非常に有効です。
データを読むのが他人であっても自分であっても、複雑なデータから何かを読み取って利用したいという意図でグラフは使われるのですが、そこに何らかの主張や判断といった“意図”が反映されるという点では、前連載のリサーチ/データのリテラシー入門の話とも密接に関連しています。
この連載では、データで表現したいことを、効果的にひと目でわからせるためのグラフの種類の選び方、作り方を紹介します。それぞれの回で、代表的な4つのグラフ(円グラフ、折れ線グラフ、比較棒グラフ、散布図)を順に取り上げ、グラフの使い分け、効果的な使い方、危険な使い方といったことを解説していきます。
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