明日の会議に間に合うWeb 2.0虎の巻

COLUMN 外部クリエイティブメンバーとの共同作業

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COLUMN 外部クリエイティブメンバーとの共同作業

新商品の企画を円滑に進めるために外部クリエーターの共同作業を効率よく円滑に進めることが必須となってくる。ここでもWeb 2.0的なツールが登場している。

チャット会議ツール

外部メンバーとの打ち合わせではスケジュールの調整が必要になるが、チャットツールを使うことで場所の制約がなくなる。ある程度企画が進んできた段階ではチャット会議ツールを使った方がいい場合もある(図19、20)。

図19 Campfire。チャット内容は自動的に保存されたり、メンバーの追加をメールで行えたりする。
http://campfirenow.com/
図20 フレッシュミーティング。サーバーインストール型で議事録自動生成機能を持つ。
http://www.freshmeeting.com/

共同ライティングツール

簡単に言うとウェブブラウザー上でワープロを再現したようなツールである。有名なのはWritelyで、共有機能が充実している(図21)。同時編集ができて、その内容はリアルタイムに画面に反映される。またその共有権限編集権限、閲覧権限と区別することも可能。さらに更新履歴も自動的に保存されるため、過去の内容を参照することも容易である。

図21 Writelyは、ウェブアプリケーション型のワープロとして注目された。Googleに買収され現在は新規登録は中止している。
http://www.writely.com/

なお、編集後の文書はWordのファイルにそのままなり、HTMLに変換することも可能である。

文書の追加は発行された独自のメールアドレスにWordファイルを添付したメールを送付するだけ。共有権限はそこに追加していくことが可能である。

また、日本のサービスでははてなグループが共同ライティングツールとして利用できる(図22)。同じドキュメントを共有することが可能。機能ははてなダイヤリーとほぼ同様であるため、文書を書くだけではてなキーワードの自動リンクによってリンクが貼られる。そのため、企画を煮詰めていく段階などでは下調べの手間を簡略化することが可能。

また、共有キーワードの作成もできる。

図22 はてなグループ。はてなが提供するダイヤリーやブックマークといった機能も利用できる。
http://g.hatena.ne.jp/

※この記事は、『Web担当者 現場のノウハウ vol.1』掲載の記事です。

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