ネットショップ担当者フォーラム

対ZOZOTOWNのファッションEC同盟でロコンドとマガシークが提携

8 years ago

ファッションEC業界1位の「ZOZOTOWN」に対抗できる「ファッションECの第2位グループ」の確立をめざし、靴とファッションの通販サイト「LOCONDO.jp」を運営するロコンドと、ファッションECサイト「MAGASEEK」や「d fashion」を運営するマガシークが提携する。

2社は相互出店に関する契約を4月19日に締結。これまで競合だったマガシークとロコンドが提携することで、合計取扱高が300億円を超えるバーチャルグループが発足する。

マガシークとロコンドが相互出店で提携

マガシークとロコンドが連携

相互出店により、マガシークは「MAGASEEK」や「d fashion」の商品を「LOCONDO.jp」で販売。顧客から注文が入った際にマガシークの倉庫から直送する。ロコンドも「LOCONDO.jp」の商品を「MAGASEEK」や「d fashion」で販売し、注文ごとにロコンドの倉庫から直送する。 

相互出店のフローを用いることで、ショップは在庫を分散することなく販売チャネルを増やすことができると説明。また、在庫を倉庫間で移動する必要がないため、注文から出荷までのリードタイムを一般的な受発注型よりも短縮できるという。

「MAGASEEK」と「d fashion」には1800ブランド・約17万品番が追加される。一方の「LOCONDO.jp」はマガシークが持つ230ブランド・約8万品番を販売する。マガシークによると、サービス開始は2018年夏頃の予定。

マガシークとロコンドの連携による販売イメージ

マガシークとロコンドの連携による一部販売イメージ

現在のファッションEC市場は、スタートトゥデイが運営する「ZOZOTOWN」の一強体制が際立っている。スタートトゥデイの2018年3月期における年間取扱高の計画が2700億円であるのに対し、2番手グループの年間取扱高は200億円前後とみられている。ロコンドの2018年2月期における年間取扱高は約95億円(返品後)。

ロコンドはファッションEC業界に「明確な第2位グループ」が存在しないことが、国内ファッションEC市場における課題だと指摘。田中裕輔社長は2018年2月期の決算説明会で、業界1位に対抗できる2位グループを作るために他社と連携していく方針を示していた。

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

ゴールデンウィークは「洗車」「車中泊」「バーベキュー」に商機あり! Yahoo!の検索キーワードに見る商品需要 | ヤフーの検索ニーズから学ぶ「トレンド研究所」

8 years ago

2018年のゴールデンウィークは最大で9連休だそうです。旅行やレジャーなど、大型連休にしかできないことを計画している方も多いのではないでしょうか? 検索キーワードにもゴールデンウィークならではの特徴があります。Yahoo!検索のキーワードから、ゴールデンウィーク期間中の商品需要を見ていきましょう。

ゴールデンウィークに気になるのは「渋滞」と「洗車」?

ゴールデンウィークに各所で発生する「渋滞」。「渋滞情報」というキーワードが1年で最も検索される時期は、実はゴールデンウィークなのです。この傾向は2017年、2016年でも同様でした。

「渋滞情報」検索数 2017年の年間推移
図1 「渋滞情報」検索数 2017年の年間推移(ヤフー調べ)

また、ゴールデンウィーク中は車によるお出かけが増えるためか、車関連のキーワードの検索数も上昇する傾向にあります。その中でも注目したいキーワードの1つに「洗車」があります。 「車をキレイにしてからお出かしたい」「普段できないメンテナンスをしたい」 そういったニーズが推測できますね。

さらに「洗車」と一緒に検索される上位キーワードには「仕方」「手洗い」などもあり、 普段洗車をしていないユーザーが一定数いることがうかがえます。

ゴールデンウィーク期間前に、洗車に慣れていないユーザーをターゲットにした初心者向けの洗車セットの販売などが伸びるかもしれませんね。

洗車」検索数 2017年の年間推移
図2 「洗車」検索数 2017年の年間推移(ヤフー調べ)

その他、車関連のキーワードとして「タイヤホイールセット」「FMトランスミッター」なども、ゴールデンウィーク期間中に検索ピークがありました。

2017年に検索数が急上昇したのが「ドライブレコーダー」ですが、2018年もその勢いは健在。前年の推移と比較しても約3倍も検索されています。

「ドライブレコーダー」検索数 年間推移の2017年と2018年の比較
図3 「ドライブレコーダー」検索数 年間推移の2017年と2018年の比較(ヤフー調べ)

車関連の全体的な傾向として、取り付けが必要な「カーナビ」や「ドライブレコーダー」などはゴールデンウィーク2~3週間前から検索数が上昇します。 対して洗車グッズなどの小物アイテムは直前に急上昇する傾向があります。

「車中泊」ニーズを逃さないためのひと工夫を

近年、渋滞回避や節約につながるとして注目されている「車中泊」。こちらもゴールデンウィーク前に急上昇する検索キーワードの1つです。流行に合わせて車中泊を快適に過ごすための商品がいろいろと販売されています。

「車中泊」検索数 2017年の年間推移
図4 「車中泊」検索数 2017年の年間推移(ヤフー調べ)

次に、「車中泊」と一緒に検索されるキーワードを見てみました。

車中泊 グッズ 道の駅 マット 車種 場所 ブログ の旅 ハイエース ジムニー ステップワゴン
図5 「車中泊」と一緒に検索されるキーワード(ヤフー調べ)

2016年、2017年と「グッズ」がもっとも多く検索されています。また、「マット」も検索上位です。空気を入れて使うものやコンパクトに収納できるものなど多数のマットがあります。

この中でも注目したいキーワードが「車種」。そう、やはり気になるのは「自分の車にフィットするか」なんです。筆者も車用カーテンを量販店で買ったところサイズが合わず、ネットで車種専用を探して買い直した苦い思い出があります。

車種別の商品を検索一発で表示できるのはECサイトの長所でもあります。商品が自分の車と適合するのか、購入前にわかることが必要ですよね。車中泊ニーズを逃さないために、タイトルや商品詳細に対応車種名(型番)の情報を記載しましょう。さらに、取り付け画像や動画による説明を載せると、お客さまからの信用度も高まりそうです

さて、「車中泊」を検索したユーザーは他にどんなことに関心があるのでしょうか? 「車中泊」を検索したユーザーが、その前後に検索したキーワードを見てみました。

車中泊 ハイエース 道の駅 フリード キャンピングカー ステップワゴン スノーピーク ジムニー デリカd5 コールマン キャンプ場

図6 「車中泊」の前後に検索されるキーワード(ヤフー調べ)

見えてきたのは、意外にもアウトドア系のキーワードでした。車中泊も今やアウトドアの側面を持ち合わせてきているのではないでしょうか。

手ぶらで「車中泊」ニーズを獲得するためのサービスも続々と登場
九州周遊観光活性化コンソーシアムは、「手ぶらで車泊」としてアウトドア用品や家電などのレンタルサービスを開始しています(編集部が画像とテキストを追加)

「バーベキュー」に必要なのは道具だけじゃない

もう1つゴールデンウィークで急上昇するキーワードをご紹介します。それは「バーベキュー」です。図7を見ると、ゴールデンウィーク期間中の検索が1年間を通しても圧倒的に多いことがわかります。

「バーベキュー」検索数 2017年の年間推移
図7 「バーベキュー」検索数 2017年の年間推移(ヤフー調べ)

バーベキューでのニーズを探るため、「バーベキュー」と一緒に検索されるキーワードを抽出してみました。

バーベキュー 食材 レシピ コンロ 持ち物 服装 ランド レンタル 準備 大阪 手ぶらで 東京
図8 「バーベキュー」と一緒に検索されるキーワード(ヤフー調べ)

ここで注目したいキーワードが「食材」「レシピ」です。「食材」「レシピ」の検索に対して、ネットショップができることとは何でしょうか。「バーベキュー 食材」と一緒に検索されるキーワードを見てみます。すると、「変り種」や「」を検索していることがわかりました。

バーベキュー 食材 オススメ 変り種 量 コストコ 下ごしらえ 通販 子供 オススメ変り種
図9 「バーベキュー 食材」と一緒に検索されるキーワード(ヤフー調べ)

定番の肉だけでなく、「こんなもの焼くの!?」といった少し変わった食材でもバーベキューならアリかもしれません。

また、大人数のバーベキューでは「量」や「手軽さ」 も必要です。店頭では並びにくいネットショップならではの「訳アリ」商品や、「カット済み」なども需要がありそうです。

手ぶらでBBQも人気
琵琶湖が一望できるカフェ&レストランを運営するバルニバービでは、琵琶湖、滋賀の自然を満喫できる“手ぶらBBQプラン”を実施しています(編集部が画像とテキストを追加)
◇◇◇

いかがでしたか? 「車関連」「車中泊」「バーベキュー」関連のキーワードは、ゴールデンウィーク中に最も検索数が増えることをご紹介しました。レジャーシーズンと呼ばれる季節は他にもありますが、5月が最も消費行動につながる時期といえるかもしれません。関連商品をお持ちの方は、ぜひこの時期に対策をしてください。

舩水 達哉

Yahoo! JAPAN

舩水 達哉

2008年にヤフー入社。
主にアクセス解析ツールの普及やサービスのABテスト環境構築支援に従事。

最近では検索データを社内外で活用できる仕組み作りのため日々邁進中。よく利用するサービスは「ヤフオク!」と「Yahoo!ブックストア」。

最近の趣味は子どもと遊ぶこととお昼代を浮かすこと。

舩水 達哉

ポイント付与で「物流コスト減」「遅延防止」を実現したLOHACOの新たな試みとは | 通販新聞ダイジェスト

8 years ago

アスクルが昨秋から実施している物流センターの出荷体制に余裕のある閑散日に配送日を指定した顧客にポイントを付与し、出荷量を平準化させる取り組みが成果を上げている

実施以前はセール日の翌日など出荷が集中した際は通常の出荷キャパシティを超えてしまい、対応のために庫内作業員を残業させたり、臨時の増員が必要となり、作業効率や生産性が低下していた。また、それでも遅配が発生し、顧客の離反の一因となっていたという。

実施後は出荷量をコントロールできるようになり、関連コストの発生や遅配もほぼなくなったことに加えて、顧客が配送日指定を行う率が増したため、商品配送時不在持ち帰り率(不在率)も低減するなどの効果も出ているようだ。

物量の波動に苦慮

アスクルでは年々、増加する売上規模に伴う商品出荷量の増加に対応するために逐次、物流拠点の新設や設備投資などの対策は行ってきたが、2年ほど前から販促キャンペーンの実施日などの急激な出荷増への対応に苦慮しはじめていたという。

例えば、運営する個人向けの日用品通販サイト「ロハコ」ではグループのヤフーが運営する仮想モール「ヤフーショッピング」で毎月5・15・25日に実施している購入者への付与ポイント増などを軸とした販促キャンペーン「5のつく日キャンペーン」に参加しているが、当該セール日の翌日などは出荷量が平常時の倍から3倍程度まで跳ね上がるという。

物流センターの設備はそもそも出荷のピーク時に合わせた設備や人員としているわけでないため、繁忙期は作業時間や人員を増やしたりすることは一般的だが、ピーク時の出荷量が2年前と比較すると2.5倍となってしまい、センターの稼働時間を伸ばしたり、一時的な人員増にも限界が出てきたという。

そうした中での対応ではコストもかかり、慣れていない人員では生産性も下がってしまう。また、それでも出荷が追い付かずに結局、遅配してしまうことも多々あった。また、遅配が発生するとコールセンターへの問い合わせも増え、オペレーションコストも増す。さらに「どうしても指定日に商品を届けて欲しい」という顧客には別便を仕立てるため、その分のコストも発生していた。

「なにより、遅配はお客様への信用問題となり、離反の一因となっていた」(フューチャープラットフォームアーキテクチャプロダクション本部の上村謙介プロダクトマネジメント統括部長)とし、「キャンペーンで売り上げは上がるが、コスト面や労務管理の面でも様々な問題を抱えていた」(同)という。

出荷に余裕がある日の配送日指定でポイント付与

そこでアスクルは「ロハコ」で商品注文時の配送日時指定画面で、出荷体制に余裕がある日、つまりアスクル側が指定して欲しい配送日に、共通ポイントのTポイント(※使用期間を制限し、かつ、ヤフーグループなどでしか使用できない「期間固定Tポイント」)を“追加ポイント”として付与することを表示し、顧客がその日を選べば当該ポイントを付与するという試みを昨年10月から開始した。

アスクル側が指定して欲しい配送日に、共通ポイントのTポイントを“追加ポイント”として付与している
「お届け日指定ポイントキャンペーン」について(画像は編集部が「LOHACO」のサイトからキャプチャ)

例えば、出荷体制にかなり余裕がある日には100ポイントやや余裕がある日は50ポイントという具合にし、販促キャンペーンの実施日翌日などに集中する出荷・配送作業を、別日にずらす狙いからだ。

まずは「どのくらいのポイントを付与すれば配送日を変えてもらえるか」などの条件を探るため、手動で付与ポイント数を変えてテスト。10ポイントを下限に最高150ポイント程度まで試した結果、40~50ポイント程度、場合によっては10~20ポイントでも意外に“動く”ことや、例えばある日を10ポイント、別の日を5ポイントとするとポイント付与数は低くても相対的に付与数が高い日に誘導できることなど「配送日を変える“条件”などをある程度、把握した」(上村部長)として、12月11日からは「5につく日」など受注が集中する日に当日の受注量や物流センターの出荷体制などから、付与できるポイントの予算を入力するだけで機械的に追加ポイントを付与する配送日やポイント量の設定、また、ポイント付与による配送日誘導の結果を受けて、リアルタイムに各日の付与ポイントを変えたり、なくしたりする仕組みを自動化し、運用を本格化させた。

アスクルの「lohaco」が展開している「お届け日指定ポイントキャンペーン」について
“追加ポイント”付与の表示イメージ(画像は編集部が「LOHACO」のサイトからキャプチャ)

この結果、出荷作業を平準化できるようになり「現時点では無理な残業や臨時増員も少なく、キャンペーンがあっても生産性は下がらないし、ほとんど遅配も発生しない」(同)という。この試みには付与ポイントの原資負担など実施するために毎回、数十万円程度の費用がかかるとみられるが、仮に実施しなかった場合、庫内作業員の人件費や別便の手配のための費用、遅配に伴う入電増への対応コストなどに加え、離反客による機会損失で「恐らく数百万円程度の負担が発生していたはずで費用対効果としては十分に元が取れている」(同)という。

また、この試みにより、配送時の不在率の低減にもつながっているという。「ロハコ」では顧客が注文する際、特に配送日時を指定しない場合、当日や翌日など最短出荷を行っているが、その場合、顧客側は配送日の意識がないが、この試みでは配送日および日時を指定するために「お届け日を覚えているお客様が間違いなく増えた」(同)結果、不在率が減り、配送効率の面でも寄与している模様だ。

今後は自社配送や配送を委託する配送会社などと協力しながら“配送体制”も考慮して、同じように配送の繁忙期にポイントを付与して配送日をコントロールするなどの試みも視野に入れているようで、同試みを進化させていく考え。

「LOHACO」の配送費比率の改善策
「LOHACO」が取り組んでいる配送費比率の改善策(画像は編集部が決算資料をキャプチャし追加)
通販新聞

ABCマートがスマホアプリを刷新、店舗とECのポイントを統合

8 years ago

靴販売大手のエービーシー・マートはこのほど、公式スマートフォンアプリを刷新し、実店舗とオンラインストアで共通ポイントがたまる会員証機能などを実装した。

店頭で商品バーコードを読み取ると商品詳細を確認できる機能、店舗や商品を「お気に入り登録」できる機能なども追加している。

店舗連動のアプリへと刷新

アプリのリニューアルを支援したのは、ITコンサルティングなどを手がけるフューチャーアーキテクト。提供する小売事業者向け顧客ロイヤリティサービス「Future Pay」をベースに、エービーシー・マートの新たなポイント管理システムを開発したという。

エービーシー・マートは一部店舗で、通販サイトで予約した商品を店頭で試着できるサービスを実施。また、店舗に在庫がない商品は、ECの在庫を倉庫から直送するサービスも行っている。

IR情報によると、エービーシー・マートのネット通販売上高は毎年30%以上で成長し、EC化率は単体売上高の5%弱。2017年2月期の単体売上高は1789億円だったため、EC売上高は80億~90億円規模とみられる。

将来的には、EC売上高をグループ売上高の1割以上に増やすよう努めるとしている。

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

新コミュニケーションアプリ「+(プラス)メッセージ」、その可能性は?【今週のネッ担アクセスランキング】 | 週間人気記事ランキング

8 years ago

5月9日にNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社が配信を開始する新しいコミュニケーションアプリ「+(プラス)メッセージ」。各キャリアをまたいで利用者同士が長文のメッセージや写真、動画などをチャット形式でやりとりができるそうです。LINEを利用したマーケティングが一般的になってきていますが、「+メッセージ」もECビジネスにに活用できそうです。

  1. ドコモ+KDDI+ソフトバンクの新チャットアプリはECビジネスに活用できる可能性あり!

    企業が個人にリーチするための商用利用も実施していく考え、EC実施企業も顧客との接触ツールとして活用できる可能性がある

    2018/4/16
  2. どこで儲けるの?「Amazon化」と「採算度外視」に流れる日本のECビジネス【ネッ担まとめ】

    ネットショップ担当者が読んでおくべき2018年4月9日〜16日のニュース

    2018/4/17
  3. ECのプロが選ぶ優れた通販サイト5選――ネットショップグランプリ受賞店に学ぶサイト作り

    EC事業者の商工会「一般社団法人イーコマース事業協会」の会員などが選んだ優れたECサイトとは?

    2018/4/18
  4. ユニクロとジーユーが「Apple Pay」をECサイトに導入

    「Apple Pay」を利用すると、ユニクロやジーユーのECサイトで会員登録しなくてもオンラインストアで買い物することが可能

    2018/4/16
  5. 「楽天市場」に画像検索から商品を提案する機能! AI解析を使い類似商品をレコメンド

    対象ジャンルはファッションとインテリアで、ファッションは2017年秋前、インテリアは2018年に導入

    2018/4/19
  6. 【EC調査】利用率が高いのはAmazon、2位は楽天。アジア消費者が越境利用したい国で「日本」が上位

    トランスコスモスが「アジア10都市オンラインショッピング利用動向調査2018」で公表

    2018/4/18
  7. ユニクロとジーユー、店頭受取ならECの送料無料

    ECの購入金額5000円未満で送料450円だが、店頭受取なら購入金額にかかわらず送料無料となる

    2018/4/13
  8. 宅配ロボットの実証実験[動画レポート] & 世界のデリバリーロボット事情まとめ

    品川港南エリアにおける「CarriRo Delivery」実証実験レポートと、各国7つのデリバリーロボット

    2018/4/16
  9. 地方企業が語る「売れるために必要なこと」――ECで地方創生に取り組む楽天の戦略

    「R-Nations(アールネーションズ)」の地方版、「Area-Nations(エリアネーションズ)」レポート

    2018/4/18
  10. 良品計画のEC売上は3.9%増の181億円、EC化率は6.5%

    EC事業の増収率は2017年2月期の11.6%から鈍化したものの、EC売上高の拡大が続いている

    2018/4/16

    ※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

    uchiya-m

    Amazonフレッシュ、クックパッドらと提携。ミールキットで時短ニーズへの対応強化

    8 years ago

    アマゾンジャパンのプライム会員向けサービス「Amazonフレッシュ」が4月21日でサービス開始から1周年を迎える。クックパッドやDELISH KITCHENといったレシピサービスとの連携、ミールキットの販売など、新たな戦略を4月19日に発表した。

    「クックパッド」「デリキッチン」との提携スタート

    レシピサイト「クックパッド」と4月16日から連携。クックパッドのプレミアムサービス会員向けサービス「プレミアム献立」のページ上に「食材をAmazonフレッシュで購入する」ボタンが表示され、献立に必要な食材をAmazonフレッシュで簡単に注文できるようになった(PC・モバイルのブラウザ版のみ対応。アプリには非対応)。

    クックパッド「プレミアム献立」の利用イメージ
    クックパッド「プレミアム献立」の利用イメージ

    レシピ動画メディア「DELISH KITCHEN」アプリ内にも、レシピの「買い物リスト」内に「Amazonフレッシュで材料を購入する」ボタンを設置。必要な食材をAmazonフレッシュで簡単に購入できるようになった。

    「DELISH KITCHEN」利用イメージ
    「DELISH KITCHEN」利用イメージ

    「Amazon.co.jp」側でも「DELISH KITCHEN」の人気レシピを紹介する「今週のレシピ」コーナーを開始。動画ではなくテキストのみの掲載だが、主菜と副菜のレシピを週替わりで掲載する。

    アマゾンは食品に関しては新参者。レシピサイトや料理教室など、食品関連のプロフェッショナルのみなさまと積極的にコラボレーションしていきたい。

    ─Amazon フレッシュ/Prime Now事業本部長 白子雅也氏

    「ミールキット」市場に参戦

    ミールキットの販売も開始した。ミールキットは下ごしらえ済みの食材と調味料がセットになったもので、献立を考える時間、買い物の時間、調理の時間を短縮できることで人気。現在は16種類だが、順次ラインアップを拡充する。

    Amazonフレッシュのミールキット
    「7品目の八宝菜」「たっぷりパクチーのチャプチェ」「絹さやの入ったやわらかひれかつ煮」「国産豚肉とスナップエンドウの塩炒め」など、合計16種類のミールキットを販売中(4月19日時点)

    また、サラダ・総菜専門店「RF1(アールエフワン)」の商品も販売を始める。これにより、Amazonフレッシュの「惣菜・チルド食品」コーナーのラインナップは約200種類以上となった。

    この他にも、カット済みで洗わずにそのまま使えるカットサラダやカット野菜、焼くだけで調理できる味付き肉などで時短ニーズに応える。

    Amazonフレッシュこの1年

    配送エリア

    サービス開始当時は東京都港区、千代田区、中央区、江東区、墨田区、江戸川区の6区域(一部エリアを除く)のみだったが、現在は神奈川県、千葉県の一部までに拡大されている。

    東京都 :世田谷区・目黒区・千代田区・中央区・台東区・墨田区・江東区全域、および渋谷区・品川区・大田区・港区・杉並区・新宿区・文京区・荒川区・足立区・葛飾区・江戸川区・調布市・狛江市の一部(18区2市)

    神奈川県 : 川崎市高津区・中原区全域、多摩区・宮前区・川崎区・幸区の一部、横浜市西区・神奈川区・港北区・中区全域、都筑区・緑区・鶴見区・南区・磯子区・保土ケ谷区・旭区の一部

    千葉県 : 浦安市全域と市川市の一部

    Amazonフレッシュの配送対象地域(2018年4月現在。対象地域かどうかは、Amazonフレッシュのトップページで表示されるポップアップに郵便番号を入力すると確認できる)

    人気商品

    高級商品の印象が強いAmazonフレッシュだが、年間人気商品ランキングには庶民的な価格の商品が並んだ。

    1位 [冷蔵] タカナシ牛乳3.6 1000ml(税込191円)
    2位 キリン アルカリイオンの水 2L(税込140円)
    3位 国内産 玉ねぎ 1パック 500g(税込105円)
    4位 国内産 きゅうり 3本(税込119円)
    5位 [冷蔵] 国産 豚 小間切れ 250g(税込262円)

    Amazonフレッシュの年間人気商品ランキング(2017年4月21日~2018年2月28日の売上数量。価格は2018年4月18日時点)

    Amazonフレッシュではスピーディーにお届けできない商品が売上が良くない。専門店のみなさまとも相談して、全体的にどうやってスピーディーにお届けできるかを検討している。

    ─Amazon フレッシュ/Prime Now事業本部長 白子雅也氏

    ヘビーユーザー・勝間和代氏が語るAmazonフレッシュの魅力とは?

    Amazonフレッシュの1周年記念として、経済評論家の勝間和代氏と食育インストラクターの和田明日香氏をゲストに迎え、Amazonフレッシュの食材を使った時短レシピを作りながらのトークショーが4月19日に行われた。

    Amazon フレッシュ/Prime Now事業本部長 白子雅也氏、和田明日香氏、勝間和代氏
    左から、Amazon フレッシュ/Prime Now事業本部長 白子雅也氏、和田明日香氏、勝間和代氏

    Amazonフレッシュのサービス開始以来、「Amazonフレッシュ以外から生鮮品を買っていない」と公言するほどのヘビーユーザーの勝間氏。現在も週1回から2回のペースで利用している。

    以前は別のネットスーパーを利用していたが、従来のネットスーパーの多くが配達枠が取れないのが不満だった。よく利用するのは朝の8時~10時と夜の8時~10時の枠。Amazonフレッシュなら「5日後のこの枠」とバシッと取れる。

    カートに商品を入れっぱなしにしておいても商品が消えないことも気に入っている。キッチンにパソコンを1台置いてあり、気付いたときにカートに入れている。

    ─勝間和代氏

    Amazon フレッシュ/Prime Now事業本部長 白子雅也氏、和田明日香氏、勝間和代氏
    uchiya-m

    1位「Amazon」、2位「楽天市場」、3位「Yahoo!」――ブランド力が高いECサイト

    8 years ago

    日経BPコンサルティングが実施したブランド価値評価調査「ブランド・ジャパン2018」で、一般消費者による評価(BtoC編)の「EC・通信販売」における1位はAmazon、2位は楽天市場、3位はYahoo!だった。Amazonは前回に続き首位。

    4位から20位は、上位からセブン&アイホールディングス、ジャパネットたかた、ニッセン、アスクル、ZOZOTOWN、ベルメゾン、パルシステム、ロハコ、フェリシモ、ショップジャパン、千趣会、セシール、リンベル、カウネット。

    日経BPコンサルティングが実施したブランド価値評価調査「ブランド・ジャパン2018」の通販・EC編

    「ブランド・ジャパン2018」は企業、商品、サービスなど延べ1500ブランドを、5万人以上の消費者とビジネスパーソンが評価するブランド価値評価調査。2018年で18回目。

    一般消費者から回答を求める「BtoC編」では、ブランドに対するイメージから「フレンドリー」「コンビニエント」「アウトスタンディング」「イノベーティブ」の4つの因子をスコア化し、ブランドの総合力を算出している。

    日経BPコンサルティングが4月13日、「ブランド・ジャパン2018」のBtoC編における10業種(自動車、運輸・物流、ファストフード、コンビニエンスストア、スポーツ、EC・通信販売、家具・寝具、情報、クレジットカード・ポイントカード、放送)について、ブランド総合力の上位企業を公表した。

    調査概要(BtoC編)

    • 調査期間:2017年11月8日~12月7日
    • 調査対象:18歳以上の男女
    • 調査方法:Web調査。日経BPコンサルティングの調査協力者に対するメールでの告知と、他社モニターへの告知を併用
    • 回収数:4万1506サンプル

    渡部 和章

    ライトプロ株式会社 代表取締役

    渡部 和章(わたなべ・かずあき)

    新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

    趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

    渡部 和章

    ドコモが「dショッピング」リニューアル、出店者を2018年度中に40社追加で商材拡充

    8 years ago

    NTTドコモは5月23日、公式通販サイト「dショッピング」のデザインを刷新するとともに、出店企業を増やして取扱ジャンルを拡充する。

    「dショッピング」は日用品や食料品、家電、 書籍、CD・DVD、百貨店ギフトなどを扱うECサイト。グループ傘下のマガシーク、オークローンマーケティングなどが出店している。

    リニューアルによりサイト内検索機能を強化する。「カテゴリ」を表示するサジェスト機能を新たに設けるほか、フリーワード検索の精度も向上するとしている。

    過去に購入した商品の再購入を促す「もう一度買う」ボタンも新設する。

    ドコモが「dショッピング」リニューアル、出店者を2018年度中に40社追加で商材拡充
    TOPページの刷新内容

    ECに不慣れな消費者が買い物をしやすいように、顧客の興味が高いコンテンツに限定したショッピングページ「かんたんdショッピング」を新たに開設。コンテンツの表示内容をお薦め商品などに絞り込み、大きな文字で表示する。Android端末に限り、音声入力で商品検索を行える。

    「かんたんdショッピング」はサイトトップページ右上のメニュー内で画面を切り替えることが可能。

    ドコモが「dショッピング」リニューアル、出店者を2018年度中に40社追加で商材拡充
    「かんたんdショッピング」の仕様

    2018年度中に約40社が新規出店する予定。これまで「dショッピング」で販売していなかった商品や、商品数が少ないジャンルを中心に取扱商材を拡充する。

    5月23日に出店するのは「澤井珈琲」「爽快ドラッグ」「成城石井」など7店舗。6月以降は現時点で「ogaland」「高島屋」「チャーム」「dinos」など9店舗の出店が決まっている。

    渡部 和章

    ライトプロ株式会社 代表取締役

    渡部 和章(わたなべ・かずあき)

    新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

    趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

    渡部 和章

    「ネット通販特有のマーケティング施策ではないもの」を1つ選んでください。 | 例題で学ぶ EC・ダイレクトマーケティングの基礎知識

    8 years ago

    「通販エキスパート検定」の問題から、毎回1問ずつ出題します。今回のテーマは「マーケティング施策」。あなたは正解できるでしょうか?

    [問 題] 
    次の中から「ネット通販特有のマーケティング施策ではないもの」を1つ選んでください。

    次の中から「ネット通販特有のマーケティング施策ではないもの」を1つ選んでください。

    メルマガの送付

    検索上位表示施策

    定期購入による割引

    双方向コミュニケーション

    正解はこちら!

     

    正解は③。「定期購入による割引」は、ネット通販特有のマーケティング施策ではない。

     

    化粧品など、定期的に消費する商品の定期購入による割引は、カタログ通販やテレビ通販でも一般的であり、ネット通販特有のものではない。

    ネット通販特有のマーケティングとは、他の通販と同様、お客さまを増やし、購入頻度や購入金額を増やすためのネットを活用した施策である。

    ネット通販特有のマーケティング
    • 商品力の強調(検索による商品比較を前提に、「低価格」「独自性」を訴求する傾向に)
    • SEO(検索上位表示で「店の立地」を優位に。専門業者が増えて成果報酬型が進む)
    • メルマガ・SNS(セール情報の発信や消費者参加型のコンテンツが定着)

    ネット通販においては簡単に販売価格を比較できるため、他の通販と比べ、より商品に向いた戦略が重視されており、商品開発は「価格訴求」と「オリジナリティー」に重点が置かれている。

    検索・比較後に購入が検討されるケースが多いことから、「いかに商品が映えるか」がネット通販におけるマーケティングの基本と言える。

    一般社団法人 通販エキスパート協会

    一般社団法人 通販エキスパート協会

    2009年設立。「ダイレクトマーケティングの可能性を追求するための優秀な人材を育成・輩出する」をテーマに、「通販エキスパート検定」を実施。通販に携わる人材の育成に貢献している。

    一般社団法人 通販エキスパート協会

    iPhoneに買い物や接客ができるチャット機能が搭載! アップル「Busuness Chat」がもたらす顧客体験とは | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ

    8 years ago

    アップル社がリリースした新機能「Busuness Chat(ビジネスチャット)※1」を使うと、消費者はカスタマーサービスのスタッフへ簡単にテキストメッセージを送ることができるようになります。小売事業者らは、いち早くこのサービスをビジネスに活用しようとしています。

    Lowe's社(編注:米国の住宅リフォーム・生活家電チェーン大手)と1-800 Flowers.com社(米国の花の通販サイト大手)は、いち早くアップル社のビジネスチャットを試験的に取り入れています。

    ビジネスチャットは、アップル社が3月末にリリースしたiOS11.3へバージョンアップしていれば、誰もが使える機能です。現在はHome Depot(ホーム・デポ、インターネットリテーラー社発行「全米EC事業 トップ500社」第8位、編注:米国の住宅リフォーム・建設資材・サービスの小売チェーン大手)、Newegg(ニューエッグ、同21位、編注:米国の家電ECサイト大手)、アップル(同2位)など、11のブランドがビジネスチャットを利用しています。

    ※1 編注:ビジネスチャットは、iOS11.3(2018年3月末リリース)で追加された新機能。iOS標準搭載のメッセージサービス「iMessage」を通じて、ユーザーは企業の担当者と直接やり取りをしたり、ビジネスチャット上から商品を購入したりできる。

    この新機能を使うと、iPhone利用者はメッセージアプリを使ってブランドにテキストを送ることができます。

    使い方はこのような感じです。消費者がiPhone上で「1-800-Flowers」と検索(編注:Spotlight検索)します。すると、Webサイトや場所を示す地図アプリ、ブランドのアプリといった関連情報と一緒に、「ブランドにメッセージを送る」という選択肢が表示されます。メッセージのアイコンをタップするとメッセージアプリが立ち上がり、「1-800-Flowers」とチャットを始めることができるのです。

    ビジネスチャットを使えば、ユーザーは企業の担当者と直接会話できる

    ブランドにテキストメッセージ送ると、カスタマーサービススタッフが返信してくれます。

    注文状況の確認、配達日の設定、Apple Payでの支払いも、メッセージアプリ内で行うことが可能です。

    1-800-Flowersの広報は、次のように話しています。

    「1-800-Flowers.com」はよりよいショッピング体験を提供するため、常に革新的な方法を探しています。お客さまがどこにいても、そしてどんな時でも我々とつながることができる、大変パワフルなツールであるビジネスチャットに期待しています。(1-800-Flowers広報)

    アップル社のビジネスチャットを使うには、LivePerson社、Genesys社、Salesforce社、Nuance Communications社、Zendesk社、InTheChat社のいずれかのカスタマーサービスプラットフォームを利用することが条件になります。

    アップル社によると、利用者の連絡先情報はブランドに共有されません

    Lowe's社は、消費者が好きな時にコミュニケーションが取れるようにするため、ビジネスチャットを導入しました。消費者が電話やメールよりもインスタントメッセージを選ぶことが多いという点に注目したと、デジタル開発部門の副社長ジハード・ジャウハー氏は言います。

    メッセージプラットフォームは、より速く、より効率的で、よりパーソナルなブランドとの関わりを可能にします。消費者は、電話よりもカスタマーサービスに簡単にメッセージが送れる利便性を好むのです。ビジネスチャットのおかげで、メッセージ送信が非常に簡単になり、弊社のカスタマーサービススタッフにとっても大変役立つツールになっています。(ジハード・ジャウハー氏)

    Lowe'sが取り組むビジネスチャットを利用したカスタマーサポート

    Lowe's社がビジネスチャットの導入に取り組んでから1年弱。その間にまずパイロット版をスタートし、カスタマーサービススタッフのトレーニングを行いました。現在、同社は全米の限られた都市でビジネスチャットを展開し、利用者数やニーズを分析しています。ジャウハー氏によると今後、数週間以内に全国展開をしていく予定です。

    ビジネスチャットを通じてLowe's社にメッセージを送ると、カスタマーサービスのスタッフかチャットボットにつながります。チャットボットはよくある質問に対応し、スタッフはより複雑な質問に答えます。

    1-800-Flowers.comは「全米EC事業トップ500社」第59位、Lowe's社は第25位です。

    Internet RETAILER

    世界最大級のネット通販業界の専門誌「Internet Retailer」は、雑誌のほか、Web媒体、メールマガジンなどを運営。Vertical Web Media社が運営を手がけている。

    Eコマースの戦略に関し、デイリーニュース、解説記事、研究記事、電子商取引におけるグローバルリーダーをランク付けする分析レポートなどを発行している。

    Internet RETAILER

    「楽天市場」に画像検索から商品を提案する機能! AI解析を使い類似商品をレコメンド

    8 years ago

    楽天は「楽天市場」の商品検索機能に、画像から商品を検索できる「イメージサーチ」を導入した。対象ジャンルはファッションとインテリア。ファッションは2017年秋前、インテリアは2018年に導入している。

    「イメージサーチ」にはAI(人工知能)を搭載。消費者が撮影した画像や雑誌記事などの画像を人工知能(AI)が解析し、ユーザーが探している商品情報を提示する。

    「楽天市場」の商品検索機能に導入した、画像から商品を検索できる「イメージサーチ」機能

    「イメージサーチ」について

    「イメージサーチ」はWeb版のスマホ向け「楽天市場」へテスト導入した。「テスト結果を見てから、他ジャンルへの搭載を考えている」(楽天)と言う。

    写真や画像に近しい商品を検索結果として表示する「イメージサーチ」は、「利便性は高いと思っている」(楽天)。続けて、「画像検索によって、イメージとピッタリの商品と出会えるようにする」(同)と話す。

    ユーザーはスマホ内の画像、もしくは撮影したイメージを、検索窓の横についた専用ボタンをクリックし、検索したいものを選択。AIが近しい商品を提案する。

    楽天市場に導入した「イメージサーチ」機能

    青枠のカメラボタンをクリックすると画像を選んで検索できる

    楽天市場に導入した「イメージサーチ」

    画像を活用した検索結果

    類似商品を検索する「類似検索機能」、カラーの絞り込みができる「カラー絞り込み」、商材の価格で絞り込む「価格絞り込み」といった機能を搭載している。

    まずはファッションで進む画像検索機能

    ファッションECを手がけるクルーズは3月、「SHOPLIST.com by CROOZ」に人工知能(AI)技術を活用した画像解析レコメンド機能を導入したと発表。ユーザーが閲覧している商品画像をAIが分析し、イメージが近い商品をレコメンドしている。

    マガシークは2017年12月、「MAGASEEK」のセール通知アプリ「MAGASEEK SALE SEARCH」をリニューアルし、画像に基づいて類似商品をレコメンドする新機能を実装した。SNS上のファッション写真やスマホカメラで撮影したコーディネート写真などをアプリに読み込ませると、類似商品がレコメンドされる。商品名やブランド名がわからなくても商品を探せるようにしている。

    瀧川 正実

    ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

    通販・ECに関する業界新聞の編集記者、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、現在に至る。EC業界に関わること約13年。日々勉強中。

    瀧川 正実

    地方企業が語る「売れるために必要なこと」――ECで地方創生に取り組む楽天の戦略 | 地方で輝く元気なショップ

    8 years ago

    約4.5万店舗が出店する「楽天市場」で、月商1億円を超える有力店舗は一握り。楽天では、1つのハードルとされる月商1000万円超えの実現をめざす中小規模の店舗に対するサポート「R-Nations(アールネーションズ)」によって、「楽天市場」全体の底上げを図っている。

    「楽天市場」内で“稼ぐ”有名店舗がそのノウハウを他店に教えるもので、地方出店者向けに展開する地域版「Area-Nations(エリアネーションズ)」も2017年に始まった。

    楽天は2018年、「Connect(つなげる)」を方針に掲げ、“稼ぐ”地方店舗とさらなる成長を目指す店舗を結び付け、ECを地域に根ざしたビジネスに、そして、ECを通じた地方創生の実現をサポートするという。ECで“稼ぐ”地域企業になるための取り組みとは──。

    「R-Nations」は「楽天市場」内で売り上げを伸ばすことができていない店舗に対して、自店舗を成功に導いてきた店舗がコンサルティングを行い、1年以内に月商1000万円突破を目標としたサービス。「Area-Nations」は楽天の地方支社を拠点に、2017年は全国33都道府県で開催し、「短期的にも参加店舗の多くが、売り上げ成長を達成した」(楽天)。

    「Area-Nations」はリーダー店舗が1グループにつき最大30店舗にノウハウなどを教えるうもの。期間は6か月で、売上目標は月商で前年同月比2倍。

    Area-Nations リーダー店舗 チャレンジ店舗 目標:昨年同月月商の2倍 参加店舗数:1グループにつき30店舗 期間:6か月
R-Nations 目標:月商1千万円 参加店舗数:1パートナー店舗に着き5店舗 期間:1年間

    今回、大阪エリアネーションズに参加した店舗(チャレンジ店舗)である山家漆器店の山家優一氏、講師(リーダー店舗)を務めた川口水産の川口泰史社長に話しを聞くことができた。

    山家漆器店の山家優一氏(以下、山家):「Area-Nations」に参加して、月商は前年同月比で2倍に増えた。参加する以前は月商100~500万円といったところで推移。悩みだらけだったが、相談できる人がいなかった。「Area-Nations」で横のつながりができて、売り方のテクニックは参加店舗が参加するFacebookのグループなどを通じて共有している。参加店舗のジャンルはかぶっていないので仲間意識ができた。それと、「いくらキレイなサイトを作っても売れない。売るためのマインドが重要だ」という商いで必要なことを学んだ。

    チャレンジ店舗の山家漆器店・山家優一氏
    チャレンジ店舗の山家漆器店・山家優一氏

    川口泰史社長(以下、川口):仲間ができるのは良いこと。実際のところ、半年間で実力的に月商2倍を売る力を身に付けるのは難しい。半年間で“売れる”きっかけをつかむことに重点を置いた。2倍に到達する店舗も、しない店舗もあった。結局、売り上げが2倍になるというのは、日頃の商売でやっている小さなことの積み重ね、積み上げの結果。講座では、参加者自身の実力を2倍に、3倍にしようというマインドを伝えることを心がけた。

    リーダー店舗の川口水産の川口泰史社
    リーダー店舗の川口水産の川口泰史社

    川口水産は和歌山県に拠点を置き、うなぎ蒲焼きの加工業、通販業、卸しを手がける。2004年のECをスタート。「うなぎ屋かわすい・川口水産」は多くの消費者が利用する有力店舗だ。

    今ではネット通販でも有名な川口水産だが、ECを始める以前は量販店への卸販売がメイン。「産業構造として量販店に依存していた。自分たちで末端のお客さまに売れるチャネルがなかった」(川口社長)。

    国内産のうなぎを仕入れて自社で加工し、「香ばしさ」にこだわっているというタレも専用の自社工場で製造。自社で加工し、販売するうなぎの蒲焼きは、微妙に焦げたタレの匂いが食欲をそそる。川口水産の「きざみうなぎの蒲焼き」はモンドセレクション金賞を受賞した一品だ。

    インターネットというインフラが普及。「きざみうなぎの蒲焼き」は全国の消費者の手元に届くようになった。

    川口社長がネット通販に足を踏み入れてからはチャレンジの連続である。いまではうなぎ製品は多くの企業がネット通販を手がけるが、川口水産がECを始めた当時はニッチジャンル。うなぎの蒲焼きはリアルの世界で購入するもの――そんな先入観が消費者にはあった。

    川口水産が楽天市場に出店した際、「マズかったら返金します!」という宣伝文句をサイトトップに掲示した。「食べてもらえればおいしさを理解してもらえる」。こう判断した上でのチャレンジだった。その結果、返金は皆無に近かったという。

    2010年以降、ウナギの稚魚が不漁で、生産体制やコスト的にもダメージを受けたこともある。自然にはあらがえない。だが、川口社長は難題を乗り越えながら、会社を成長させてきた。

    川口氏:チャレンジ店舗には、欲望を持ち続けてほしい。それは、「(今よりも)10倍の規模になる」「かっこいいと思われたい」――なんでもいい。欲望を持ち続けること。その欲望を心底やりたい目標にしよう。思ったことは実現できる。

    山家氏:地方のEC実施企業の多くは横のつながりがないので、悩みや課題を共有することができずに“内にこもってしまう”ことがある。「Area-Nations」で横のつながりができたこと、そして、目標を持って取り組んでいくことの重要性を学んだ。テクニックよりもやっぱり、熱意が重要なんだ、と。

    戦略共有会のネームプレート
    インタビューを実施したのは東京で開かれた戦略共有会。川口水産のネームプレートは、直近1年の最高月商が1億円以上であることを示すピンク色(戦略共有会のネームプレートは最高月商で色分けされている)。山家氏は「ピンクになれるように頑張る」と話してい

    楽天が「Area-Nations」に力を入れる理由

    2017年2月から2018年1月までに「Area-Nations」は全国33都道府県で実施。多くの参加店舗が、売上拡大を実現したという。楽天のECカンパニーCOO&ディレクター・野原彰人執行役員はこう話す。

    楽天市場ではヒトとヒトをつなげることで、多くの店舗が成功してきた。この成功体験を次の世代に伝えていかなければならない。店舗規模の大小はあるものの、経営者や店長はある意味、孤独。環境の違いによってネットに関する知識の差も出てきている。だから、「楽天市場」が設定した2018年のテーマは「Connect(コネクト)」。店舗さんとユーザー、店舗さんと楽天、店舗さん同士などの“つながり”を強くする。そんなコミュニティ化を推進していく。(野原氏)

    コミュニティー化の促進店舗さん ユーザー
    「Connect(コネクト)」というテーマに沿って、コミュニティ化を促進するという

    また、野原氏は「個人間のつながりが消費をけん引する時代になってきた」と指摘。ライドシェア、シェアリングエコノミー……新しい消費形態の台頭も、楽天、店舗の双方にとって刺激となっているという。

    「楽天市場」が始まってから20年が経過し、成功店舗の中には「これまで経験したことを次の世代に伝えたい」という人が増えている。人と人をつなぎ、地域に根ざしたECコミュニティを育成していきたい。「一生懸命やっても売り上げが伸びない」「楽天に出ても売れない」という声があるのは事実。だが、「Area-Nations」を通じた成功店舗との出会いで解決できることを示すことができているし、もっと頑張ろうという店舗さんも増えている。(野原氏)

    楽天のECカンパニーCOO&ディレクター・野原彰人執行役員
    楽天のECカンパニーCOO&ディレクター・野原彰人執行役員

    楽天は2018年春以降、関東地域、北関東地域、東海地域で「Area-Nations」を初めて開催することを決めた。これまで一地域最大30店舗での開催が基本スタイルだったが、規模を大幅に拡大するという。

    たとえば東京エリア(東京都・長野県・山梨県・茨城県・神奈川県・千葉県)。講師数9店舗に対して参加店舗数は約270店舗に拡大。北関東エリア(埼玉県・栃木県・群馬県・福島県)では、講師数3店舗に対して、約90店舗が参加する。同様の規模で、東海エリア(三重県・愛知県・岐阜県・静岡県)においても初開催が決まっている。

    楽天が開示した流通ランクによると、2017年6月時点で月商1000万円以上の店舗数は3130店(月商1000万円以上、3000万円以上、1億円以上の合算)。月商300店舗は6033店舗。

    流通ランク上位の店舗さんが増加
    このデータは楽天が2017年7月に開催した「楽天EXPO 2017」で公開

    「Area-Nations」を通じて、“売れる店舗”の拡大を進めていくのが、楽天が2018年に取り組む1つの施策でもある。

    左から山家漆器店・山家優一氏、楽天ECコンサルタント・瀧瀬美咲氏、山家漆器店・山家優一氏
    左から山家漆器店・山家優一氏、楽天ECコンサルタント・瀧瀬美咲氏、山家漆器店・山家優一氏

    瀧川 正実

    ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

    通販・ECに関する業界新聞の編集記者、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、現在に至る。EC業界に関わること約13年。日々勉強中。

    瀧川 正実

    イオンが「デジタルシフト」を加速――米ベンチャーへ出資、デジタル事業担当を新設

    8 years ago

    イオンは4月11日、米国でECビジネスを手がけるBoxedへの出資、構造改革の一環として「デジタル事業担当」を新設すると発表した。中期経営方針で掲げたデジタルシフトの加速を進める。

    Boxedが持つ物流自動化システムや人工知能(AI)のノウハウを獲得するのが狙い。

    Boxedは2013年に設立した米国のスタートアップ企業。イオンによると、Boxedは自動化された物流システムのノウハウを持つほか、AIを活用したアルゴリズムによる顧客提案を行えるとしている。

    イオンは出資のメリットとして次の2点をあげている。

    1. 物流におけるパートナーシップ:Boxedの物流幹部を招聘し、イオン独自の専任チームを組成することで、物流ノウハウを習得
    2. データプラットフォームにおけるパートナーシップ:オンラインビジネスにおけるデータ管理・活用、AI技術のノウハウを習得
    イオンによる米国ベンチャー企業(BOXED)への出資
    米国ベンチャー企業(BOXED)への出資(画像はイオンの決算説明会資料からキャプチャ)

    デジタルシフトの一環として「デジタル事業担当」を4月11日付で新設。その執行役にイオンドットコム社長の齊藤岳彦氏が就いた。

    齊藤氏はイオンのEコマース事業最高経営責任者補佐、イオンダイレクト(当時、現在はイオンドットコム)社長、イオンリテールのオムニチャネル推進本部長、取締役執行役員 営業推進本部長などを歴任。現在はイオンドットコム社長も務める。

    イオンは2017年12月、2020年に向けた中期経営方針を発表し、グループ戦略の1つにデジタルシフトの加速を掲げた。これまでの店舗を中心とした投資から、ITやデジタル、物流への「投資のシフト」を打ち出している。

    グループのデジタル事業を強化するため、ECのマーケットプレイス運営に参入する計画もある。中小事業者や生産者、テナント、グループ会社の出品・出店を見込んでいるという。

    イオンは中期経営方針でマーケットプレイスへの進出を公表
    中小事業者などの出店を見込む(画像はイオンの公表資料からキャプチャ)

    グループ売上高に占めるデジタル売上高は2016年時点で0.7%。この比率を2020年に12%まで引き上げる計画だ。2017年2月期の連結売上高は約8兆2100億円だったため、単純計算でデジタル売上高は約570億円。

    イオンは中期経営方針でデジタル戦略を推進しEC売上を伸ばしていくと公表
    デジタル戦略を推進しEC売上を伸ばしていく(画像はイオンの公表資料からキャプチャ)

    渡部 和章

    ライトプロ株式会社 代表取締役

    渡部 和章(わたなべ・かずあき)

    新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

    趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

    渡部 和章

    ECのプロが選ぶ優れた通販サイト5選――ネットショップグランプリ受賞店に学ぶサイト作り

    8 years ago

    EC事業者など“その道のプロ”が選ぶ優れたECサイトは、どんな点が評価されているのか? EC事業者などが審査して評価した「第10回 全国ネットショップグランプリ」(一般社団法人イーコマース事業協会主催)の表彰店舗5サイトには、他のECサイトも参考にできる成長のヒントが存在しているはず。EC事業者らが認めたECサイトから、サイト作り、商品開発、戦略作りなどのヒントを表彰ポイントを基にまとめてみた。

    第10回を迎えた「全国ネットショップグランプリ」は自薦・他薦含めて240店舗の応募があり、関係者がその中から優秀店舗5サイトを表彰した。

    イーコマース事業協会の会員による投票、専門家・学識経験者・有識者を交えた審査委員会にて審査し、表彰店舗を決めた。主な審査基準は次の通り。

    • アイデアのユニークさ、目新しさ
    • 一般の顧客ユーザー(利用者)への情報提供の適切さ
    • 各デバイスでのデザイン性の高さ・操作性、動作確認
    第10回「全国ネットショップグランプリ」表彰式の様子
    第10回「全国ネットショップグランプリ」表彰式の様子

    グランプリ

    輸入壁紙専門通販サイト WALPA | https://walpa.jp/

    リアル店舗の運営やワークショップの開催などで、“DIYをやってみよう”という消費ニーズを創出する仕掛けが素晴らしい。

    輸入壁紙専門通販サイト WALPA ワークショップ
    ワークショップを頻繁に開催している

    子ども部屋向けの壁紙を集めたサブサイトが用意されており、子どもにもわかりやすい言葉やひらがな表記をしている。子どもにも自由に商品を選ばせて親が確認できるような工夫が感じられる。

    輸入壁紙専門通販サイト WALPA わるぱきっず
    子ども向けの壁紙を集めたサブサイト「わるぱきっず」

    「みんなの施工事例」を展開することで、ユーザーを巻き込みながら、事例コンテンツの拡充を同時に果たしている。

    輸入壁紙専門通販サイト WALPA 施工事例
    ユーザーが投稿できる「みんなの施工事例」

    「カートに入れる」ボタンの近くのシミュレータが、必要なロール数をその場で弾き出してくれる。別ページへの移動、自分で計算しなくても良い設計になっている。

    輸入壁紙専門通販サイト WALPA シミュレーター画面

    商品点数がかなり多いが、情報設計がしっかりしていて、デザインもシンプル。

    雑多な情報がないので動線を見失うことがなく、ストレスなく買い物できる。

    自分の部屋の壁紙も張り替えてみようか……ワクワクしてくる。

    DIY商品は、購入後に実際に自分で施工する際、うまくできるかどうか? が一番の心配点。このページを見ながら施工すれば大丈夫といった安心材料となっている。

    準グランプリ

    ティーライフshop 健康茶 自然食品 |
    https://www.rakuten.ne.jp/gold/tea-life/

    商品説明に用いられているグラフィックが秀逸。スマホサイトでのシングルカラムレイアウトを強く意識した作り込みになっている。

    「楽天市場」では、当該ショップのように商品説明がシングルカラムでレイアウトされるショップが増加傾向にある。こうしたスマホサイトでのシングルカラムレイアウトを意識したグラフィックの作り込みは他ショップも参考にしてほしい。

    グローバルナビゲーションにおける商品分類がお客さま目線で設計されている。

    訪問客の目的に応じた、お客さま目線でのわかりやすい商品分類なので、ストレスなく買い物ができる。

    ティーライフshop
    評価が高いティーライフのシングルカラムレイアウトのECサイト(楽天店)

    「満足できなければ、30日間返品・返金保障」は、自信があるから、売れているからこそできる。購入の意思決定に大きく寄与しているだろうと感じた。

    ティーライフshop 30日間返品・返金保証

    西洋占星術から商品を推奨するページなど工夫したコンテンツも興味深い。

    ティーライフshop 星のお茶会
    読み物コンテンツからの商品誘導も行う

    女性をターゲットにした柔らかいデザインは好感が持てる。

    どんな事業者からからどのような商品が届くのか、基本情報がしっかりと示されているので、初めてでも安心して購入を検討できる。

    SELECTION | http://www.selection-store.com/

    グローバルナビでジャンルを選択させるアイデアが良い。消費者が求めている最新情報を案内することで、新しい情報がすぐに手に入るようにしている。

    PCではグローバルナビの下、スマホではロゴ下に検索窓を設置し、多くのカテゴリ・商品アイテムから求めている商品を簡単に探せる工夫が施されている。

    SELECTIONのグローバルナビ
    グローバルナビはスポーツのジャンルを、その下には商品検索窓を置いている

    初回訪問時、「興味のあるスポーツを選択するとそのスポーツの最新情報が表示されます」と案内。消費者が求めている最新情報を提示することで、初回訪問時に興味・関心のある情報がすぐに手に入るようにしている。

    SELECTIONアンケート画面

    一般的なECサイトは、キーワードを使った検索機能はサイト全体が検索対象となり、プルダウンやチェックボックスで検索条件をさまざま指定した上で検索するのが普通。だが、当該サイトの検索機能はそうではなく、直感的でユーザビリティーにとても優れている。たとえば、PCサイトでの検索窓の検索機能が秀逸。「さらに絞り込んで検索」で検索すると、今いるページの商品一覧の中から絞り込んでくれる。検索結果で表示された商品を、「すぐお届け」「予約/取寄」といったステータスごとに、タブを用いて探せるようにしている。

    該当する商品が存在しない商品カテゴリやチーム名などのリンクはグレーアウト・非アクティブにして、商品が存在する商品カテゴリやチーム名などだけが目立つように設計されている。

    ページ移動しても検索ステータスが保持されているのには驚いた。ユーザビリティーが素晴らしい。

    商品一覧ページでは「すぐお届け」のタブが用意されている。また、実店舗の在庫状況が(ほぼ)リアルタイムで確認できるようになっており評価できる。

    SELECTION

    特別賞(大阪府知事賞)

    シーピース | http://sheepeace.com/

    梱包について、「外装に『ふんどし』など商品名が入ることはありません」と、一言説明が加えられている。お客さま目線の配慮が良い。

    シーピース 当店の梱包について

    下着を選ぶ際、デザインは最も重視される要素である。「Sheepeace」は訪問した女性が求めているであろう快適性や機能性、特に快適性を訴求している。それが明確である。

    快適性を決める要素として重要なのがレース部分や縫製部分と肌との当たり心地だと思われるが、その改良・改善に注力していることがわかりやすく説明されている。

    シーピース商品背sツメ委画面
    「Sheepeace」のECサイトでは、機能面などをきちんと説明

    細かい部分にお客さま目線が感じられる。

    サイトの配色や写真のトーンなどの柔らかさにお客さま目線が現れていると感じる。

    「ふんどし」は男性のイメージが強く、女性用となるとピンと感じない人が多いと思う。そんな中、「ふんどし」と言われなければ普通の女性用下着と何ら変わらないような高いデザイン性を有していたり、入門的な位置付けの商品である「ふんどし風ショーツ」を用意(提案)。女性が身構えず、気軽に試すことができるなどお客さま目線で商品開発している。

    締め付けない下着 ふんどし風ショーツ
    ふんどし専門店が本気で締め付けないショーツを企画したという「締め付けない下着 ふんどし風ショーツ」

    特別賞(中小機構 理事長賞)

    woje | http://www.woje.jp/

    アクセサリーの販売サイトとしてはオーソドックスな作り。だが、主たるターゲット層と思われる30~40代の女性に支持されるようなトーンと配色でまとめらている。

    着用イメージ写真のトーンが良い。リーズナブルな価格だが、高級感・落ち着いた女性のアイテムという雰囲気を醸し出している。

    「WOJE」のトップページ
    「WOJE」のトップページ

    ピアスホールをあけられない子ども向け商品の開発、今さらピアスホールをあけられないという高齢層、ピアスがあまり合わない和装派向けの商品、ピアスホールをあける訳にはいかない女装家向けの商品など、新たな切り口で提案し、新しい需要を開拓しようとしている。

    耳に穴をあけない「ノンホールピアス」の4つの特徴をきちんと説明している

    操作性は申し分ない。高級感や落ち着いた印象を生み出す要素の1つになっている。

    商品ニーズやショップコンセプトが明快でわかりやすい。

    瀧川 正実

    ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

    通販・ECに関する業界新聞の編集記者、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、現在に至る。EC業界に関わること約13年。日々勉強中。

    瀧川 正実

    【EC調査】利用率が高いのはAmazon、2位は楽天。アジア消費者が越境利用したい国で「日本」が上位

    8 years ago

    トランスコスモスが発表した、アジア主要都市におけるEC利用実態を調べた「アジア10都市オンラインショッピング利用動向調査2018」によると、東京(日本)で利用率がもっとも高いECサイトは「Amazon」だったほか、アジアの消費者が越境ECで商品を購入したい国として日本は比較的上位にあがっている。

    オンラインショッピングで、よく利用するサイトやアプリを聞いたところ、東京(日本)では1位が「Amazon.co.jp」(79%)、2位は「楽天市場」(57%)、3位は「Yahoo!ショッピング」(23%)。

    アジア各都市では、上海は「taobao.com」、マニラやバンコクでは「lazada.co,.ph」など、地場の有力オンラインショッピングモールの利用度が高い。また、東南アジア各国で「Facebook」が上位にあがっている。

    オンラインショッピングで、よく利用するサイトやアプリ【トランスコスモスの調査】
    オンラインショッピングする際に利用しているサイトおよびアプリ

    国外のオンラインショッピングサイトを利用する際に「購入したい国」を聞いたところ、10都市すべてで「アメリカ」が上位3位以内に入った。

    「日本」は7都市で上位3位以内。ハノイは1位、上海と台北、バンコクでは2位、マニラとシンガポール、ジャカルタでは3位。

    国外のオンラインショッピングサイトを利用した際の購入国[トランスコスモス調査]
    国外のオンラインショッピングサイトを利用した際の購入国

    商品を購入したい国として「日本」をあげた人の割合(複数回答)が50%を超えたのは台北(76%)、ハノイ(66%)、上海(59%)、マニラ(57%)、シンガポール(54%)。

    日本の商品に対するイメージは、「安心・安全だから」や「品質・性能が高い」の回答割合が比較的高い。

    国外のオンラインショッピングサイトを利用した際の購入国[トランスコスモス調査]
    商品を購入したい国として「日本」をあげた人の割合など

    調査概要

    • 調査方法:インターネットによるパネル調査
    • 調査対象都市:日本(東京)、中国(上海)、台湾(台北)、インドネシア(ジャカルタ)、シンガポール(シンガポール)、タイ(バンコク)、マレーシア(クアラルンプール)、ベトナム(ハノイ)、フィリピン(マニラ)、インド(ムンバイ)の10都市
    • 調査対象者:10-40代の男女で、直近1年以内のオンラインショッピング利用(購入)経験者
    • 設問数:24問
    • 回収サンプル数:320x10都市=計3200サンプル
    • 調査実施期間:2017年12月13日~2018年1月5日

    渡部 和章

    ライトプロ株式会社 代表取締役

    渡部 和章(わたなべ・かずあき)

    新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

    趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

    渡部 和章

    A8netがShirofuneと提携。リスティング広告運用の管理・自動化サービスの提供開始

    8 years ago

    ファンコミュニケーションズが運営するアフィリエイトサービス「A8.net(エーハチネット)は、2018年4月よりShirofuneが提供するクラウド広告運用ツール「Shirofune」と連携し、リスティング広告の自動運用化サービス「Shirofune supported by A8.net」の提供を開始した。

    リスティング広告の出稿では、無数の候補の中から入札したいキーワードを選定し、それぞれのキーワードに対して採算の合う入札額を試算したり、キーワードに合わせた広告文を作成したりといった、専門知識と細かな運用が必要だが、「Shirofune supported by A8.net」では、このリスティング運用をすべてアルゴリズムで自動化できる。

    リスティング広告の運用をもっと簡単にしませんか

    また、リスティング運用で得られたデータをA8.netで分析し、アフィリエイト施策に活用することで、Webプロモーション全体での獲得コストの最適化と業務効率化をサポートする。

    手数料は8%〜。最低出稿金額の制限を設けず、利用した分だけA8.netの請求分と合わせた後払いが可能。中小企業のプロモーション活性化を支援する。

    uchiya-m

    6月のTwitter・Facebook・Instagramの投稿事例&アイデア、父の日・祝日ゼロ・梅雨に盛り上がるネタとは? | Web担当者Forum 特選記事

    8 years ago

    イベントや祝日が多く天気にも恵まれた5月が終わると、6月の到来です。早ければ上旬には梅雨入りして、長雨が続きます。ジメジメした日々が続くうえに祝日ゼロの月ですから、憂鬱に感じる人もいることでしょう。

    しかし、視点を変えると「天気が悪い」→「家で過ごす時間が多くなる」→「SNSを見てくれるユーザーが増える」シーズンでもあります。SNS運用担当者にとってはチャンスの月だといえるでしょう。

    今回のテーマはそんな6月。「父の日」「祝日ゼロ」「梅雨」のシーズンに参考にしたいSNS投稿事例とアイデアを紹介します。

    「5月の投稿案から作らなきゃ……」「4月分もまだ作ってない!」という方は、ぜひ前回までの記事を参考にしてください。

    6月のSNS投稿に役立つネタ
    • 父の日
    • 祝日ゼロ
    • 梅雨
    • 6月の投稿ネタ(一例)
      金井宣茂さんが地球に帰還
      民泊解禁
      はやぶさ2がリュウグウ到達

    祝日ゼロで記念日も少ない6月

    6月は1年で唯一、祝日がゼロの月です。さらに、メジャーな記念日も多くありません。誰もが知っている記念日を挙げるとすれば、第3日曜日の「父の日」くらいでしょうか(2018年は6月17日)。5月の「母の日」にはかないませんが、SNSで毎年トレンド入りしますので押さえておきたい記念日です。

    記念日が少ないからといって、悲観する必要はありません。たとえば、「自社ならではの記念日」を投稿ネタにしたり、発想を変えて「祝日ゼロ」を投稿ネタにしたりと、アイデアはいろいろあります。

    雨が続き湿度の高い日々が続いても、「この季節だからこそ見られる●●」を楽しめるような投稿は、ユーザーから共感を得られるはずです。各社が知恵を絞った昨年6月の投稿例から見ていきましょう。

    Facebook
    「父の日」への思い入れの強さ! 作りこまれた動画で感動を誘う

    市場規模で見ると「母の日」の半分以下ともいわれる「父の日」ですが、父親をターゲットにしている企業(例:紳士服、紳士用品、自動車、オートバイ、腕時計、アルコール飲料など)なら、SNS投稿にも力を入れたいものですね。次の投稿は、2017年の父の日にトヨタ自動車が投稿した内容です。

    3分ほどの動画を使った投稿です。「娘の目線、父の目線それぞれの視点で描いた、愛情溢れる人生の軌跡」をうまく描いており、父・娘それぞれの立場にあるファンから「感動した」「泣いてしまった」などのコメントが多数寄せられています。

    最新の衝突回避支援パッケージをさりげなく紹介する点に加えて、往年のトヨタファンに懐かしい人気車種を登場させるところに、ファンを喜ばせたいと願う企業の姿勢を感じます。

    チェックポイント!

    Facebookで増えている動画投稿。CMのようなクオリティを追求する場合は予算も時間も必要ですが、動画の内容によっては、手作り感・ホームビデオっぽさを残すことでファンに「親しみ」を感じてもらえるケースもあります。

    Instagram
    「父の日」=「父に(なれたことに)感謝する日」

    次は、前述の事例と同じく、2017年の「父の日」に土屋鞄製造所が投稿した内容です。

    ほとんどの企業が「父の日」の投稿について、「お父さんありがとう」をテーマにしているなか、土屋鞄製造所のInstagram投稿は視点を変えたユニークなものでした。

    父の日は感謝を送る日ですが、父になった今年は子どもにもありがとう、を送りたい気分です

    あかちゃんの手が父親の指をぎゅっと握る愛らしい写真と、上記の一文が多くのユーザーの心に感動を与えたようです。

    チェックポイント!

    「父の日」のSNS投稿といえば、「お父さんに感謝の気持ちを送りましょう」という「キャッチコピー」+「父の日ギフトにオススメの自社商品画像の組み合わせ」が圧倒的です。

    もちろん悪くないのですが、父の日ギフトを訴求しにくい企業(例:BtoB企業)や、他社と違う投稿を狙いたい企業なら、「父の日を再定義してみる」「子ども以外の目線から、父の日について語ってみる」などの工夫をしてみましょう。

    Facebook
    ないのなら 作って祝おう 自社の記念日

    続いては、祝日がないなら「自社ならではの記念日を祝ってしまおう」というSUBARUの投稿例です。

    6月17日に、SUBARUは「新世紀レガシィ」19歳の誕生日のお祝いを投稿しました。人気のロングセラー車種だけあって、多くのファンからお祝いのコメントとシェアを獲得しています。

    さらに、ファンからのコメント1件1件に対して丁寧に返信する企業姿勢が、ファンとの関係をより深めることに成功していると考えられます。

    チェックポイント!

    6月に「誕生日」「記念日(リニューアル、バージョンアップなど)」を迎える自社商品やサービスはありませんか? 会社の創立記念日はもちろん、自社の看板商品や人気商品、ロングセラー商品の誕生日も、「記念日」として投稿ネタに使ってみましょう

    Twitter
    自社商品イメージキャラクターのファンとの関係を深めるチャンス

    2017年の6月17日6時17分に、スーパーNANOX公式アカウントが投稿したツイートです。何の記念日を祝う投稿かわかりますか?

    正解は、CMキャラクターである嵐の二宮和也さんの誕生日です。多数のファンから「おめでとう」「NANOXさん、ありがとう」など好意的な返信が寄せられ、リツイート数も通常とは桁違いの多さとなりました。

    チェックポイント!

    SNSマーケティングのゴールを「自社商品のファンを増やしたい・育てたい」と設定している企業も多いと思います。自社商品の良さを直接アピールするやり方だけでなく、(可能な場合は)この投稿例のような間接的な訴求方法も選択肢に加えてみましょう。

    Twitter
    「ゼロ」には「ゼロ」をかけてみる

    「6月には祝日がない」=「6月は祝日ゼロ」――この事実をそのまま投稿ネタに使った企業もありました。次の例は、2017年6月1日に日本コカ・コーラがツイートしたものです。

    祝日「ゼロ」に、自社で販売しているカロリー「ゼロ」商品をかけ、さらに二択のアンケート形式のツイートにすることで多くの反応を獲得しています。

    チェックポイント!

    二択式のアンケートやクイズは、フリーコメント式のものに比べてユーザーが気軽に・直感的に答えやすい傾向があります。「簡単に答えられる」「他の人の回答も知りたい(気になる)」設問・選択肢を工夫してみましょう。

    Facebook
    梅雨の晴れ間の貴重な現象は、タイミングを逃さず投稿

    続いて、梅雨の時期だからこそ「梅雨の晴れ間」に楽しめる現象を投稿ネタに使った事例をご紹介します。2017年6月22日に東京ディズニーリゾートが投稿したものです。

    太陽の周囲に虹色の光の輪が現れる大気光学現象「ハロ現象」(日暈)が発生した日に、東京ディズニーリゾートが投稿したものです。珍しい現象を見事にとらえた写真をタイムリーに紹介するとともに、「みなさんの近くでもみられましたか?」と尋ねて、ファンに親しみを感じさせています

    チェックポイント!

    事前に予定していなかった場合でも、スピーディーにタイミングよく情報発信ができることはSNSの利点です。もちろん、このような即時投稿を可能にするには、社内の「SNS投稿承認フロー」が迅速に回る体制づくりが欠かせません。

    ちなみに4月~6月は、ハロ現象以外にも「環水平アーク」や「タンジェントアーク」などの大気光学現象の発生頻度が比較的高めです。どれもSNSで話題になる現象ですので、梅雨の晴れ間にはぜひ空をチェックしてみてはいかがでしょう。

    6月の投稿ネタ(一例)
    「金井宣茂さんが地球に帰還」「民泊解禁」「はやぶさ2がリュウグウ到達」

    ここまで、6月の記念日などに絡めた投稿事例を紹介してきました。ここからは、今年2018年の6月に予定されている、その他のイベントやニュースネタをいくつか紹介します。

    毎回お伝えしますが、「ファンを楽しませる投稿」=「ネタ」×「自社情報」です。ぜひ頭をフル回転させて、最適な組み合わせを考えてくださいね。

    宇宙飛行士 金井宣茂さんが地球に帰還(2018年6月3日予定)

    6月3日には、国際宇宙ステーション(ISS)で長期滞在に臨んでいる金井宣茂さんが、ソユーズ宇宙船でカザフスタンの草原地帯に帰還する予定です。

    金井さんは公式ブログとTwitterアカウント(@Astro_Kanai)を使っています。特にTwitterをよく使っているようです。ハッシュタグ「#金井に質問」を使って質問に答えるなど、フォロワーとの交流にも積極的で、フォロワー数は5万4,000人を超えています。

    可能であれば、Twitterで金井さんへの質問をハッシュタグ付きでツイートしたり、金井さんをメンションしてエールを送ったりしてみたいものです。

    「住宅宿泊事業法」施行で民泊解禁(2018年6月15日)

    6月15日には、「住宅宿泊事業法」通称「民泊新法」が施行されます。民泊関連サービスを展開している企業・団体であれば、観光庁が発表した「ガイドライン」などをわかりやすく紹介するような投稿が喜ばれるのではないでしょうか。

    また、メーカー・小売・ネットショップでは、これから民泊運用をはじめようと考えているユーザーに対して、おすすめできる自社商品がないか考えてみましょう。「民泊運用に最低限必要なもの」「必須ではないが、あるとゲストの満足度が向上するもの」は、家具・家電・雑貨・リネン・アメニティ・備品・便利グッズなど、幅広く存在するはずです。

    商品単体で紹介するだけでなく、「民泊におすすめの家具コーディネート」など、部屋の一部や全体をイメージさせる画像を使ってInstagramに投稿するのもいいですね。

    「はやぶさ2」がリュウグウに到達予定(2018年6月下旬以降)

    6月の宇宙ネタをもう1つ紹介します。日本の小惑星探査機「はやぶさ2」が、目的地の小惑星リュウグウ(Ryugu)に到達する予定です。その後、約1年半かけて岩石の採取などに取り組み、2020年ごろに地球へ帰還する予定です。

    かつての「はやぶさ」ブームを鑑みると、「はやぶさ2」もSNSで話題になる可能性が高いでしょう。このニュースにからめて投稿するなら、たとえば、宇宙・小惑星に関するネタ、「はやぶさ2」にエールを送る内容が考えられます。

    また、トリビアを投稿ネタに使うこともできそうです。たとえば「リュウグウという名は実は公募で決まった」「小惑星の名前がリュウグウに決まった理由」などをはじめ、JAXAのページには興味深い情報がたくさん載っていますのでぜひ覗いてみましょう(小惑星探査機「はやぶさ2」の目指す小惑星1999 JU3の名称決定について)。

    ◇◇◇

    ここまで読み進んでも「やっぱり投稿ネタが浮かばない!」と嘆いているSNS運用担当者のみなさんのために、ネタ探しのヒントをさらに紹介します。

    「社内の常識、世間の非常識(いい意味で)」を探す

    あるユーザーの投稿、そしてテレビ番組がきっかけとなり、SNSで一気に話題となった「井村屋のあずきバーをレンジで溶かせばぜんざいになる」という簡単レシピをご存じでしょうか。あまりの反響の大きさに、井村屋のTwitter公式アカウントも反応し、YouTubeでレシピを公開するまでにいたりました。

    この一件に関して、Twitterでいろいろな発言がありましたが、SNS運用担当者のみなさんに特に注目していただきたいのは、次のツイートです。

    井村屋の社員にとって「あずきバーを溶かすとおしるこ(ぜんざい)になる」のは「ごく当然のこと」だったのでしょう。それが、まさかここまで話題になるとは、驚きだったに違いありません。

    社歴が長くなると、いろいろなことに「慣れてしまう」ものです。新入社員や社歴の短い社員の意見を聞くなどして、ファンを「おっ!」と驚かせるようなネタを探してみましょう

    ファンから質問を募集する

    ファンを喜ばせる・楽しませる投稿ネタがどうしても見つからない、思いつかない、という時には、匿名質問箱を使ってみるのも手です。

    具体的には、匿名メッセージアプリ「Sarahah」や匿名質問箱「Peing」などが有名です。「知りたいこと」「要望」など、投稿ネタになりそうなアイデアをファン・フォロワーから募集してみましょう。特にPeingは、質問画像に回答をつけてTwitterやInstagramに投稿できる点が好評で、大手企業での活用例も増えてきています。

    6月は投稿ネタがない……。そんな心配は不要です! 祝日・記念日がなければ、探し出したり、新たに作ったりしてもいいのです。

    また、「衣替え」「ジューンブライド」「夏のボーナス」「2018 FIFAワールドカップ」など、今回は紹介しませんでしたが、実は意外とネタはあるものです。

    日ごろから情報感度を高くして、投稿ネタを見つけたり思いついたりした時には、こまめにメモをとる癖をつけましょう。

    オリジナル記事はこちら:6月のTwitter・Facebook・Instagramの投稿事例&アイデア、父の日・祝日ゼロ・梅雨に盛り上がるネタとは?(2018/04/05)

    後藤真理恵

    株式会社コムニコ/一般社団法人SNSエキスパート協会

    株式会社コムニコ
    カスタマーサクセス局 コミュニティマネジメントチーム マネージャー

    一般社団法人SNSエキスパート協会 代表理事

    東京大学 文学部卒・中学高校教諭第一免許状(国語)取得。日本オラクル(株)にて、技術者向け研修の開発~実施、講師育成、技術者向け資格試験の問題開発などを担当。その後はマーケティング、パートナービジネス部門などを歴任。

    2013年にコムニコに入社。自らも数多くの企業のSNSマーケティングを支援するとともに、9名のコンテンツクリエイターからなるチームをマネージャーとして率いる。同チームが作り出すSNS投稿案は、毎月約1,000本。

    2016年11月、一般社団法人SNSエキスパート協会代表理事に就任。「SNSエキスパート検定(初級・上級)」講座/認定試験の実施を通して、SNSマーケティングの正しい知識を持つ人材育成にも努めている。

    著書に『ファンを獲得! Facebook投稿ノウハウ』(翔泳社・共著)。

    後藤真理恵

    どこで儲けるの?「Amazon化」と「採算度外視」に流れる日本のECビジネス【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ

    8 years ago

    Amazon化はまだしも、採算度外視の販売はどうにかしてほしい……と思いつつ、相手にはそれだけの力があるということ。資金力がないのなら商品を売るのではなく、市場や顧客を創造していくべきと語る、「ナチュラム」創業者の中島成浩さんのお話は納得です。

    インフラ化したモールに価格では勝てない

    ECの雄「ナチュラム」創業者の中島さん、これからの「EC」と「自身の活動」を語る | ネットショップ担当者フォーラム
    https://netshop.impress.co.jp/node/5326

    まとめると、

    • 消費者は「買うのはAmazonでいいでしょ」となっているので、仕入れ販売しているEC企業は構造的に厳しい
    • ECビジネス全体の構造が「Amazon化」「採算度外視の販売」に移っている
    • 生き残るには「価値を創造する」ことに特化するビジネスと、「インフラ化」の2つ

    生き残るのは2通りでしょう。1つは「価値を創造する」ところに特化するビジネス。顧客や市場を創造していかなければ、生き残って成長していくのは難しくなる。極端な言い方だと、「顧客創造」「価値創造」に特化することに存在意義があるのではないでしょうか。残りの1つはインフラ化。Amazonや楽天のようなインフラになるのには資本が必要。かつ、価格競争に勝たなければいけない。でも、それは幸せになれないような気がしますよね。

    ECビジネス全体が採算度外視の販売に移っているという状況で、安く手軽に買うなら、インフラ化したモールにかないっこない。となると、資本を持たざる者は「顧客創造」「価値創造」でしか生き残れないということですね。売れているショップのがどのように創造しているか研究していきましょう。

    関連記事

    デジタルだけど施策を考えるのは人間ということ

    「デジタルマーケティングって本当のところ、どうですか?」ダイキン工業 広告宣伝グループ長 片山義丈氏 | BACKYARD
    https://backyard.imjp.co.jp/articles/imjlip_01

    まとめると、

    • 接触する情報量が莫大に増えた結果、一番うさんくさそうな情報、つまり「広告」が言うことは、そのまま信じてもらえない
    • 企業サイドの一方的なモノについての情報は伝わりにくい。自分ゴト化できない情報はバリアを越えて届いていかない
    • 短期間に日本全国に認知を広げようと思ったらTVほど効率的なものはない

    できる人から「あいつできるで!」と言われる人はたいてい本当にできる。でも相性もあるし、その人の得意分野もある。そこは、自分たちと合う人を探すしかない。基本的にはできる人のまわりにはできる人が集まるので、そこにすり寄っていって紹介してもらいます(笑)。

    マーケティングの話とずれますが、やることが増えすぎているネットショップ業界でも同じことが言えます。とにかく、できる人と知り合いになって、できる人に教えてもらうかやってもらうしかない。自分たちで……というのは無理な時代になっています。探す努力を。

    業界自体の規範意識が低いのが最大の問題

    EC事業者は知っておくべき「不正競争防止法」とは? 北の達人の訴訟事案から学ぶ商売のルール | ネットショップ担当者フォーラム
    https://netshop.impress.co.jp/node/5287

    まとめると、

    • 「●●社の商品と違って、当社の製品は国産品ですよ」などの表記が虚偽であり、競合企業の売上を侵害する場合は「不正競争防止法」に抵触する
    • eコマースは新しいビジネスということもあり、経営者の規範意識が薄いことが多く、今回のような知財法に関するトラブルがは後を絶たない
    • 知財法で訴訟を起こす際は、知財法に詳しい弁護士に相談すること

    不正競争防止法に触れてしまうと、訴えられるだけではなく、働いているスタッフや取引先、お客さまの思いを踏みにじってしまうことにも直結していくことは、経営者は肝に銘じていなくてはいけないところである。

    業界自体がトラブルが多いというところが最大の問題ですね。偽サイトも多いですし、とにかく「後からパクったもん勝ち」みたいになっています。そんなときのために法律を勉強しておいたり、知財関連に詳しい弁護士さんと知り合いになっておかないといけません。もちろん、自社が法律に触れないようにしておくことが最優先です。

    EC全般

    アイレップの渡辺氏が語る「AI時代のGoogle検索・音声検索に、SEO担当者が考えておくべきコト」 | Web担当者Forum
    https://webtan.impress.co.jp/e/2018/04/10/28067

    自社サイトを店舗と考えると、店舗での体験が検索結果に影響するということですね。

    価格.com、法人向け購買支援サイト「価格.com Biz」をリリース | eコマースコンバージョンラボ
    https://ecclab.empowershop.co.jp/archives/51105

    サラッとしたリリースですが事務用品担当の人にはありがたいサービス。

    Zoho MA導入で売上2倍に インターネット通販の事業拡大に欠かせないMA活用秘話 | Zoho BLOG
    https://blogs.zoho.jp/link/interview_kyoyuprinting/

    「スモールスタートをして徐々に導入していく方向にシフト」。など、実際にありがちな事例なので参考になります。

    オルビスも送料を値上げへ。自社負担の限界で創業以来の「1品から送料無料」を廃止 | ネットショップ担当者フォーラム
    https://netshop.impress.co.jp/node/5328

    ユニクロとジーユー、店頭受取ならECの送料無料 | ネットショップ担当者フォーラム
    https://netshop.impress.co.jp/node/5331

    配送関連を2つ。送料値上げが続いていて、店舗受け取りが広がっています。

    「キャッシュレス・ビジョン」「クレジットカードデータ利用に係るAPIガイドライン」を策定しました | METI/経済産業省
    http://www.meti.go.jp/press/2018/04/20180411001/20180411001.html

    「キャッシュレス決済比率80%」を目指していくとのこと

    ECの決済代行サービス市場は2022年度に約5000億円に拡大、2016年度比で約2.5倍に | ネットショップ担当者フォーラム
    https://netshop.impress.co.jp/node/5330

    上の記事に関連して。決済代行は使うとしてその手数料が……と思う人も多いのでは。

    今週の名言

    モチベーションが維持できなくなったら、何も生み出せなくなってしまいます。山にも行く気力がなくなって、モノも書けなくなる。そうしたら私は本当に食べていくすべがなくなります。私は常々廃道に行き続けて、燃料を補給し続けないといけないわけですよ。自分にも読者にも対価を与え続けないといけない

    40歳「廃道」に鉱脈を見出した男の快活な人生 | 東洋経済オンライ
    https://toyokeizai.net/articles/-/213949

    みなさんのモチベーションは何でしょうか? その源泉はどこにあるでしょうか?

    森野 誠之

    運営堂

    運営堂代表。Web制作の営業など数社を経て2006年に独立後、名古屋を中心に地方のWeb運用を支援する業務に取り組む。現在はGoogleアナリティクスなどのアクセス解析を活用したサイト・広告改善支援を中心にWeb制作会社と提携し、分析から制作まで一貫してのサービスも開始。豊富な社会・業務経験と、独立系コンサルタントのポジションを活かしてWeb制作や広告にこだわらず、柔軟で客観的な改善提案を行っている。理系思考&辛口の姿勢とは裏腹に皿洗いを趣味にする二児のパパ。

    森野 誠之

    「ZOZOTOWN」などファッションECモールと在庫連携、一元管理の「CROSS MALL」

    8 years ago

    アイルが提供する複数ECサイト一元管理システム「CROSS MALL」はこのほど、ファッションECモール「ZOZOTOWN」における「取り寄せ商品」(購入者から注文が入った商品のみ、指定の倉庫に納品する販売形態)との在庫連携を開始した。

    ファッションECサイトを運営するEC事業者の業務効率化を支援する。

    「取り寄せ商品」とは、消費者から注文が入った後、ブランドの倉庫や店舗から「ZOZOTOWN」の指定倉庫に在庫を納品する販売形態のこと。

    「CROSS MALL」で管理している自社在庫の数を「ZOZOTOWN」の「取り寄せ商品」と一元管理できるようになった。

    「CROSS MALL」を利用しているANAPの運用を参考に、在庫連携機能を開発した。今後、「ZOZOTOWN」側に在庫を預ける委託商品の在庫管理機能も開発する予定。

    アイルは近日中に「MAGASEEK(マガシーク)」などへの対応も計画している。

    アイルは「MAGASEEK(マガシーク)」など他のファッションECモールへの対応も計画

    他のファッションECモールにも対応する

    「CROSS MALL」は複数のECサイトの商品や在庫、受発注、仕入れなどを一元管理するASPサービス。

    渡部 和章

    ライトプロ株式会社 代表取締役

    渡部 和章(わたなべ・かずあき)

    新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

    趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

    渡部 和章

    家電EC大手のMOAグループが投資ファンドの完全子会社に。東京スター銀行も資金供給

    8 years ago

    家電EC大手のMOAは3月16日、投資ファンドのサンライズ・キャピタルの完全子会社になった。MOAはサンライズ・キャピタルとの資本提携により、取扱商品の拡大やサービスの多様化を加速化させるとしている。

    サンライズ・キャピタルは3月16日付でMOAグループの全株式を取得。MOAの代表取締役社長には、サンライズ・キャピタルの山口龍平氏が同日付で就任し、創業オーナーの金南亭氏は会長に就いた。

    MOA買収において、東京スター銀行が資金供給や契約締結までの支援を行なったことを明らかにしている。東京スター銀行によると、MOAグループの業容拡大を担ってきた創業オーナーの金氏が、事業の一層の成長を遂げるために経営基盤の強化を図るため、サンライズ・キャピタルと資本提携を行ったとしている。

    MOAグループはMOA、MOA STORE、MOA酒販の3社で構成されている。2004年の設立以来、家庭用電化製品などを扱うECサイト「PREMOA」の運営を中心に事業を展開。2013年にはプライベートブランド「maxzen」の販売を開始した。

    MOAが運営するECサイト「PREMOA」

    MOAの業績は拡大を続けている(画像は編集部がキャプチャ)

    公式サイトによると、第13期(2017年6月期)の売上高は前期比約12%増の323億円。

    サンライズ・キャピタルは2006年設立。日本国内の中堅企業への投資に特化したプライベートエクイティファンド。

    渡部 和章

    ライトプロ株式会社 代表取締役

    渡部 和章(わたなべ・かずあき)

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    趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

    渡部 和章
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