ピンタレスト、プログラマティック広告取引に対応
ピンタレストが、プログラマティック取引向けに広告在庫を開放。アマゾンとの連携は3年前から開始していたが、他のパートナーにも拡大する。
Pinterest unlocks premium inventory for programmatic buyers, scaling high-intent discovery
https://newsroom.pinterest.com/news/pinterest-programmatic-deals/
ピンタレストが、プログラマティック取引向けに広告在庫を開放。アマゾンとの連携は3年前から開始していたが、他のパートナーにも拡大する。
Pinterest unlocks premium inventory for programmatic buyers, scaling high-intent discovery
https://newsroom.pinterest.com/news/pinterest-programmatic-deals/
ソニーネットワークコミュニケーションズ、楽天グループ、イルグルムなどが発起人となり、インハウスマーケティング推進団体「JIMA(Japan In-House Marketing Alliance)」を設立。インハウスマーケティングは、広告運用の内製化などを指す。
オープンAIが、「ChatGPT」の広告の提供地域を拡大している。広告主はすでに10万社を超えているという。
ChatGPT 広告、新たに 26 か国へ拡大 — 利用広告主は 100,000 社超
https://openai.com/ja-JP/index/chatgpt-ads-expands-26-new-countries/
会話の文脈や意図に対応する広告配信システムについて、詳しく解説している。
ユーザーの信頼と関連性を重視した ChatGPT の新しい広告基盤の構築
https://openai.com/ja-JP/index/building-chatgpt-ad-stack/
メタは「Meta Brand Building Summit 2026」を開催し、新しい予約型広告として「Ads Super Burst」と「First Impression Ads」を発表した。「Ads Super Burst」(リーチスーパーバースト広告)は、3時間から24時間を指定して大規模なリーチを獲得するもので、2日間から5日間を指定する既存の「Ads Burst」(リーチバースト広告)の1日版。フリークエンシーキャップが1回で、カテゴリーを独占して競合を排除することもできる。今月から段階的に一般提供される。一方の「First Impression Ads」は、フィードの最初の広告として配信されるもの。Xやティックトックには類似の広告商品があるが、メタも要望に応え、アメリカで試験提供を始めた。
Meta Brand Building Summit: New Ways to Help Marketers Build Unforgettable Brands on Meta
https://www.facebook.com/business/news/meta-brand-building-summit-2026
About ads super burst in Meta Reach Planner
https://www.facebook.com/business/help/1120899653805105/
今回のイベントでは、新しい指標「Aggregated View Time」を開発中であることも明らかにした。オーディエンスごとの複数回の断片化されたビデオ広告視聴体験を、累積視聴時間として測定して最適化できるようになりそうだ。「Compound Branding」の考え方に沿っている。
センサータワーが「2026年日本のデジタル広告インサイト」レポートを発行。同社の「Pathmatics」は、2026年7月から日本のデジタル広告市場の分析対象に「ChatGPT」を加えたようだ。「ChatGPT」での広告表示回数を他チャネルと比較すると、不動産、旅行、通信などの広告が多いという。
https://sensortower.com/ja/blog/state-of-digital-advertising-in-japan-2026-report-JP
電通デジタルは、設立10周年を記念して、これまでの歩みと強みを紹介するコンテンツを公開している。
https://www.dentsudigital.co.jp/news/updates/notice/2026-0701-000701
オープンAI「ChatGPT」が、新しいビジュアル広告フォーマットを開発。利用者の画像生成中に、生成中の画像とは別の画像による視覚的な広告を表示する。画像生成の待ち時間を広告配信機会とするのは、生成AIプラットフォームならでは。
https://openai.com/ja-JP/index/new-chatgpt-ads-format-and-measurement/
日本直販がBytedanceとグローバルパートナー契約を締結。他社や広告代理店にも展開できる広告DX事業へ発展させることを目指す。
IABが、消費者の視聴体験と技術的な側面からビデオ広告を分類する基準を整理。デジタル広告エコシステムの一貫性、相互運用性、透明性を向上させるための共通基盤とする。
A New Standard for Classifying Video Advertising
https://www.iab.com/guidelines/a-new-standard-for-classifying-video-advertising/
このところ不正アクセスによる情報漏えいが多発しており、連日報道されている。AIの進化と普及が背景にあるとみられる。広告アカウントへの不正アクセスも発生しているようで注意されたい。
経済産業省が設置しているデジタルプラットフォーム取引相談窓口が、「AI時代のデジタル広告サプライチェーンにおける透明性と媒体収益の確保」についてのセミナーを開催。広告主・パブリッシャー透明性推進協議会(APTI)の杉原剛氏と宮一良彦氏によると、デジタル広告サプライチェーンにおける透明性は「人への説明責任」だったが、AI時代には「機械の判断材料」に変わる。誰が売っているのか、この在庫は誰のものか、どの経路で買えるのかといった情報を機械が検証できなければ、買付対象として選定されにくくなる。ads.txtで「OWNERDOMAIN」(この在庫は誰のものか)は必ず宣言すべきだが、記載してある割合は1割に届かないという。収益を増やすために販売パートナーを広げた結果、複数リセラーの重複経路がある(適正な経路が分からない)在庫として買付対象から外されている例も少なくないようだ。
試しに日本の大手新聞社サイトのads.txtを確認してみると、読売新聞も朝日新聞も1,000行以上、毎日新聞は3,000行以上ある。アメリカの大手新聞社サイトのads.txtは300行未満であることからすると、適切に管理されているのかは疑わしい。
朝日新聞社は、生成AI検索に対応する広告商品として「AIO/GEOタイアップ」を提供。朝日新聞社の信頼性、「asahi.com」ドメインの力を活かして、広告主のブランドがAIの回答内で適切に表示されるようにする。古典的な手法であるタイアップは、有料リンクの属性を明示するため旧来型のSEO効果はなくなっているが、AI時代に価値が見直されるかもしれない。
トラスト&セーフティ協会が、日本オンライン詐欺対策アライアンス(JASA)を設立。グーグルなどのプラットフォームも参画。業界の垣根を越えて連携し、オンライン詐欺のサプライチェーンの無効化を目指す。
https://www.trustsafety.or.jp/blog/2026/08/jasa_establishment_ja.html
イーマーケッターが30周年。このブログでも200件以上の記事で引用している。
EMARKETER is turning 30! 🎂
— EMARKETER (@eMarketer) September 17, 2026
Since 1996, we’ve helped business leaders understand where consumers, advertising, and commerce are headed.
Thank you to everyone who has turned to us over the years. We’re here to help you navigate whatever comes next.#EM30 pic.twitter.com/VsnTouo4VD
EMARKETER
https://www.emarketer.com/
マクドナルドが、投資家向けイベント「2026 Investor Day」でコマースメディア「McDonald's Media Network」を発表。先月からアメリカの450店舗で広告の表示を開始した。このイベントでは、モバイルアプリの世界共通化「GMA ONE」の計画も明らかにしていて、そのアプリ、キオスク端末、メニューボードなどの顧客接点で広告による収益化が図られることになりそうだ。
Why McDonald’s is following Walmart and Amazon into the advertising business
https://www.cnbc.com/2026/09/23/why-mcdonalds-is-building-an-advertising-business.html
エージェント型広告は、広告の買い手が大規模かつ高度な判断力に基づいた意思決定を行うことを初めて可能にするという。これまでは膨大な選択肢があっても、既存の経験則や関係性により限定的な範囲しか検討されないのが実情だ。広告の売り手からしても、人間が介在する限り同じような制約から免れない。エージェントの意思決定の品質は、利用できる情報と、買い手が目的や条件をいかに明確に定義できるかに依存する。
Does the industry need Agentic Advertising?
https://iabtechlab.com/does-the-industry-need-agentic-advertising/
アマゾンはオープンAIと連携し、アマゾン広告の配信先を「ChatGPT」に拡張する試験をアメリカの一部の広告主で開始。
Amazon Ads announces new integration to support advertising in ChatGPT
https://advertising.amazon.com/library/news/amazon-ads-chat-gpt-advertising-integration
電通グループの4社(電通、電通デジタル、電通総研、電通マクロミルインサイト)が、AI時代における新しい購買行動モデル「AIJES」を提唱。「AIJES」は、Archive(蓄積)、Interaction(問答)、Judgment(判断)、Engagement(参加)、Score(評価)で構成される。
国内電通グループ、AI時代の新購買行動モデル「AIJES」を提唱
https://www.dentsu.co.jp/news/release/2026/0910-011097.html
電通が2004年に提唱した既存モデル「AISAS」を進化させたものとしては、直近では日経BP「日経クロストレンド」が「AICAS」を発表している。「AICAS」は、Ask(相談・質問)、Interest(興味)、Confirm, Check(確認)、Action(購買)、Share(共有)で構成される。
日経クロストレンド、AI時代の新たな消費者購買行動モデル「AICAS」を提唱 500人への独自調査から見えた、生成AI起点の購買行動の変化を体系化
https://www.nikkeibp.co.jp/atcl/newsrelease/corp/20260415/
生成AIにより、購買行動プロセスにおけるSearch(探す)はAsk(尋ねる・頼む)に変化して、より手前の行動になっていると考える。適切なキーワードを想起するだけの情報がない段階でも、生成AIとの対話を通じて答えに近づくことができる。グーグルは「Ask Maps」や「Ask YouTube」のように、各種サービスに生成AIを組み込みつつあるが、それらの機能名で使用している単語もAskだ。この「SearchからAskへ」という変化を素直に反映している日経BPの「AICAS」は、電通グループの「AIJES」よりも共感でき、納得できる。
高広伯彦氏の提案する購買行動モデル「CHARTER」でも、Askが採用されており、参考にされたい。
生成AI時代の購買行動モデルを考える〜CHARTER model
https://note.com/mediologic/n/n28e7272e9d10
アデランスは、子会社のライツフォルが過去にステルスマーケティングを行っていたとして謝罪した。
グループ会社における過去の不適切なPR⾏為に関するお詫びとお知らせ
https://www.aderans.co.jp/corporate/newsroom/uploads/2b88e7fc412c4191995949f9b983bc89c8c2217f.pdf
報道によると、ライツフォルは外部に委託し、「Yahoo!知恵袋」で宣伝であることが分からないように自社商品を勧めていた。
問題が指摘された「Yahoo!知恵袋」での質問と回答
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14216211714
景品表示法によるステルスマーケティング規制が施行される前の投稿だが、不当表示が継続していれば行政処分の対象となる可能性がある。
AIクローラーだけに広告を表示する動きがある。次の記事で紹介されている通り、ユーザーエージェントを切り替えて「TIME」の当該ページにアクセスすると、広告の存在を確認できる。
TIME Is Serving AI Bots a Different Website, With Ads Built In
https://www.vincentschmalbach.com/time-serves-ai-bots-a-different-website/
モビアンの「Agent Ads」というサービス。
Mobian
https://themobian.ai/
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/2131443.html