SEO Japan

Foursquareを事業に役立てるには?

15 years 6ヶ月 ago
サーチエンジンランドから最近話題のFoursquareに関する記事を。 — SEO Japan ソーシャルメディア関連の企業やコンサルタントは、次々に登場する新しいツールやウェブサイトを把握し、実際に利用するために時間と労力をつぎ込む価値があるかどうかを判断する際の難しさを心得ているはずだ。今回のコラムでは、Foursquareに注目し、地域の企業に役に立つツールを幾つか紹介していく。 Foursquareを知らない人のために簡単に説明しておこう。Foursquareは、ロケーションベースのソーシャルメディアツールであり、“チェックイン”機能、そして、ロケーションを友人やその他のユーザーに配信する機能を持つ。このサービスを構築したのは、デニス・クローリー氏およびナヴィーン・セルヴァドゥライ氏だ。ちなみにクローリー氏がかつて開発したドッジボールと言う名のロケーションベースのサービスは、グーグルに買収され、無視され、挙句の果てに休止に追い込まれた。 Foursquareとは Foursquareは、ユーザーにGPSベースのスマートフォンを用いてロケーションを認証してもらい(チェックインと呼ばれる)、見返りを与えるシステムである。見返りには、バッジまたはメイヤーシップと言う2つの形式が用意されている。バッジを得るには、特定の回数チェックインする必要がある。10回チェックインすると、アドベンチュラーバッジをもらえる。また、「Brooklyn 4 life」のような特定のロケーションのバッジも用意されている。このバッジを手に入れるためにはニューヨークのブリックリンに25回チェックインする必要がある。2つ目の見返りが、ロケーションのメイヤー(市長)を名乗る権利だ。少なくとも2回チェックインし、60日間で誰よりも多くチェックインしなければメイヤーにはなれない。 Foursquareの仕組みはこれで理解してもらえただろう。それでは、なぜ(地域、近隣、もしくは全国規模の)企業がFoursquareに参加することが重要なのか、また、どうすればこのサービスを活用することが出来るのかについて説明していこう。Foursquareは、ユーザーに事業を営む場所に行ってもらうことでサービスが成り立つため、ジム、カフェ、レストラン、クラブ、書店、スパ、美容院等、実際に人々が定期的に訪れる場所にメリットがある。ビジネスを運営し、顧客の大半がスマートフォンを使っているなら、試してみる価値はあるだろう。 Foursquareで事業をアピールするには Foursquareは事業主に事業をアピールする機会を与えている。その一つがインセンティブだ。例えば、メイヤーであることを証明した人、もしくは特定の回数訪問してくれた人に割引や無料サービスを提供することも出来る。 共有 Foursquareは、ユーザーがチェックインした際に、チェックインをツイッターのストリームまたはフェイスブックのストリームで配信または共有することを前提にしている。良くも悪くも過剰な共有行為は、ソーシャルメディアの特徴であり、そのためFoursquareは24時間以内に10回以上チェックインした人にはオーバーシェアリングバッジを与える。 ユーザーがメイヤーになる度にツイッターのストリームを毎回利用していると、自動的に共有されるようになるため、この宣伝を利用しない手はない。「訪問X回」または「訪問X回ごと」の割引を有効にすることで、リピーター化を促し、情報を何度も繰り返し配信してもらえるだろう。Foursquareは、事業主がFoursquareを利用していることを知ってもらうためのサービスも提供している。Foursquare広告の詳細およびリンクをチェックしよう。 戦略的な事業提携 Foursquareは現在特別なバッジを提供するため、複数のパートナーと提携している。例えば、4つの異なるスターバックスの店舗にチェックインしたユーザーには、バリスタバッジが贈られる。ザガットが評価したレストランに5回チェックインすると、ザガットフーディーバッジを手に入れることが出来る。また、Foursquareは、ブラヴォ TVとも提携を結び、トップ・シェフ、リアル・ハウスワイブズ、そして、その他の番組に関連するロケーションにチェックインすることが出来るようにしている。さらにスピンマガジンやウォールストリートジャーナル等の媒体と提携を結ぶ取り組みも始めている。この類の提携バッジを得るには、パブリッシャーとフレンドになる必要がある。 しかし、残念ながら良いことばかりではない。ダニー・サリバン氏は、誰かがシステム内のバグを利用し、メイヤーの地位をはく奪されてしまったと述べている。また、今年の年始には、PleaseRobMe.comから、他の人々に“外出”していることを伝えるのは、家に誰もいないことを宣言しているようなものだと指摘され、ネガティブな論評を受けていた。 Foursquareに加わるべきか? その答えは営む事業の種類、そして、顧客の層によって左右される。運営する事業が、客足に頼り、地域の顧客をターゲットにしつつ、彼らがガジェットを使いこなすスマートフォンのユーザーならFoursquareを利用する価値はあるだろう。しかし、誰かに教えたくなるようなサービスを提供していることが大前提である。ドライクリーニングの専門店でユーザーをチェックインさせるのは大変だが、チェックインのインセンチブ(ドライクリーニングのクーポン)を用意すれば、役に立つ可能性がある。 この記事の中で述べられている意見はゲストライターの意見であり、必ずしもサーチ・エンジン・ランドを代表しているわけではない。 この記事は、Search Engine Landに掲載された「Tools For Businesses On Foursquare」を翻訳した内容です。 This article on Columns: Let’s Get Social first appeared on Search Engine Land. c Copyright Third Door Media, Inc. Republished with Permission. 日本でもロケーションベースのサービスは色々ありますし、Foursquare以上にビジネス利用されているものもあると思いますが、米国の最新事情ということで紹介してみました! — SEO Japan

大手メディアはいつまで格安コンテンツSEOで稼げるのか?

15 years 6ヶ月 ago
SEO Bookから英語圏でSEOの最高のビジネスモデルとして話題のコンテンツミルに関する記事を。少し前に米国Yahoo!がコンテンツミルの大企業アソーシエイティド・コンテントを買収した件を話題に、コンテンツミルの未来とGoogleについて語ります。コンテンツミルが不明な方はSEO Japanの過去記事にてご確認ください。 — SEO Japan 自社制作したコンテンツを他メディアに供給して収益を上げるバックフィル型のコンテンツビジネスモデルは過去5年以上もの間、非常に人気だった。しかし、Yahoo!がアソーシエイティド・コンテント(註:数十万人のコンテンツクリエイターをかかえる出版サイト)を買収したという発表により、大部分の人にとってこのモデルが終わりを告げる兆しに向かっていることを感じずにはいられない。 ディマンドメディアは積極的にeHow(註:ユーザー投稿型のハウツー動画サイト)を成長させ、今日のアメリカをはじめとする人々と提携し、最近では1000億円~1500億円規模のIPOをする予定だということが話題になっている。CEOのリチャード・ローゼンブラットの過去のセールスを見れば、彼が高値で売ることに長けていることが分かるだろう。 かつてはGoogleにいたティム・アームストロングが、ロングテールな裁定取引のチャンスにあるコンテンツをターゲットとし、Googleのプレミアム広告フィードを活用する内部の「シード」プラットフォームの構築によりAOLを再建した。 アソーシエイティド・コンテントは、トムソン・リューターやCoxニュースペーパー、ハシェット・フリパッキやUSA Todayなどの企業と取引を成立させ、ついにはYahoo!に9,000万ドル(約90億円)で売却することが決まったのだ。 Yahoo!は未だに10%を超える検索のマーケットシェアを持っており、一方でマーケットへの新機能の大量配信を利用すると同時に、リアルタイムで新しく流行りのコンテンツのアイディアを示すことができる。素早いデータと瞬時の配信が彼らのビジネスモデルの価値を倍増させているのだろう。平均的なコンテンツでさえも信頼のあるブランドにリンクさせ、瞬時に大量配信すれば勝ちは決まったようなものだ。Yahoo!がインテグレーションの大きな役割を果たしていると仮定すれば、これは恐らく彼らにとって最良の買収の1つなのだろう。 1年ほど前、ある友人がYahoo!の株をいくらか買うと言った時には、私はなんてバカなヤツだと言ったのだが、もし私がこのコンテンツの優れたインテグレーションの兆しを見たら、彼らは会社の寿命を10年、もしくはそれ以上増加させたと思う。さらにこのモデルの優れている部分は、彼らがこのコンテンツをプレミアムコンテンツの代わりとしてではなく、の作成の支払いをするに十分な程の需要がない、ターゲットにしたいキーワードのバックフィルとして見ていることだ。賢い個人のウェブマスターの一部は、オンラインで利益を得るには、お金は失うが認知度を高める呼び込みのためのプレミアコンテンツと、獲得した認知度を活用した2番目のコンテンツを持ち収益源とする手法を長い間理解し実践してきた。前者はまさに“リンクベイト”という用語を生みだした語源でもあるのでだが、今日ではまさに同じことを大企業もしているのだ。 ここにAOLプロパティーのリストを紹介する。彼らは強い利益成長を見せればすぐに、さらにサイトを買うために彼らの株を使うことは間違いないだろう。 Expedia、BankRate、 Yahoo!サブドメイン、Monster.com、などなど、似たようなネットワークマップをあげることはいくらでもできる。 もしGoogleが次の数年も同様のアルゴリズムを保持し続けるのであれば(例:ドメイン全体のオーソリティ=関連性の解決策)、多くのオンラインカテゴリで何が起こるかは全く明らかである。これらの出版者が利益を2番目、3番目または5つ目のサイトを利益を生むカテゴリ内に作成することに再投資するため、Googleは検索による検索の効力を弱めることになるだろう。 もし多くの人々が同じアプローチを使っているなら、他のアプローチの機会を生みだすことになるだろう。平均的なウェブマスターにとっての良いニュースは、全てのアプローチ(ドメインオーソリティを基準にして)にフィットする万能なブランドのフリーサイズが勢いを増し、Googleが調整することを強制しそうなことだ。さらに、それによって人々が、良いサイトだと認めたサイトに忠実になる。そのようにして汎用性の広いサイトは成長し、それが少し洗練されていないように見え、アマチュアが趣味で作ったように見えるサイトに価値を加えるのだと思う。あなたはどう思うだろうか? この記事は、SEO Bookに掲載された「And So The Margins Race Toward Zero」を翻訳した内容です。 特に米国のウェブメディアにおいて検索対象となるロングテールキーワードのコンテンツをいかに格安でより多く効率的に作成し、自社サイトに掲載することで検索エンジン経由のトラフィックを獲得し、広告収入を上げることは1つの大きなビジネスモデルになっています。今回のYahoo!の買収の件に関しては、この記事ではアソーシエイティド・コンテンツの機能を「ターゲットにしたいキーワードのバックフィルとして見ている」と言いきっていますし、実際その側面が大きいのでしょう。 とはいえ記事にもあるように、このモデルが成り立つのもGoogleの評価が高い大手メディアのドメイン下にこの種のコンテンツを置くだけで、検索上位に表示されやすくなる(=フリーのトラフィックを得られ広告収入を効率的に稼げる)現在のGoogleのアルゴリズムがあるからなのですが。この状況が良いとは到底思えないですし、いつか調整は入るのでしょうが。。。その意味ではGoogleのアルゴリズムの進化はもちろんですが、Facebookの「Like」ボタンやTwitterで直接フォロワーに質問するソーシャルな検索行為が、今後どれ位普及していくのか、、ということもまた気になります。 — SEO Japan

ソーシャルCRMの始まりとソーシャル・リレーションシップ・マネッジメントへの進化

15 years 6ヶ月 ago
ブライアン・ソリスによるソーシャルCRMと、それを進化させたSRM(ソーシャル・リレーションシップ・マネージメント)の議論を。本人もいうように赤面してしまうようなコンセンプトだそうですが、内容は流石本質をついて深い。 — SEO Japan 「エンゲージ!」の中で、私はソーシャル CRM(またはsCRM)を定義する、重要な媒体および方法論を精査した。この議論のなかで、私はさらにSRM(ソーシャル・リレーションシップ・マネージメント)に関するアイデアも紹介した。これは、一見すると赤面してしまうようなコンセンプトだが、頭字語として定着しつつあり、また、今後のsCRMに大きな影響を与える可能性を秘めている。しかし、SRMの唯一の目的は、それがソーシャルであれ、一方通行であれ、従来型のカスタマー・リレーションシップ・マネージメントの文字通りの形式を超えて、思考回路に刺激を与えることである。 既に全体のワード数が目標のワード数を大きく超えていたたため、この章の大半は削除した。しかし、とても重要なトピックなので、この件に関する役立つ議論とイノベーションを引き出すため、お蔵入りになった記事を2本構成のシリーズ記事として再びまとめあげた。 少なくとも、SRMは、ソーシャルサイトの顧客だけに焦点を当てるのではなく、カスタマーサービスに加え、組織全体におけるsCRMの期待感およびポテンシャルを上げることが出来るだろう。同様に、SRMは、意思決定のそれぞれの段階および結果に影響を与えるチャンネルと人々をクローズアップし、評価する役目もある。 発見 → 購買評価 → 推薦 → 購買後の満足感 → (発見に戻る) 文化の変動: CRMからsCRMへ CRMおよび消費者をサポートする現在の方法論およびテクノロジーに着目すると、ソーシャルCRMのコンセプトが、近代化、はたまた老朽化するサポートおよびサービスのソーシャル化を遥かに超えていることに気づくだろう。 私ならソーシャルメディアの主な特徴として、関連する活発なコミュニティを特定する力、影響力のあるチャンネルおよび意見を追跡する力、そして、すべてリアルタイムで意思決定の各段階見定め、分析する力を挙げる。範囲はとても広く、形を変えるポテンシャルを秘めているのだ。 現在、情報が商品化されつつある。会話、意見、質問、そして、意図が発表され、組織化、分類化、そして、分析することが出来る。そのため、新しく備わったヒアリング能力を発揮し、学習するために役立てるべきである。マーケットで関連性を得るには適応力がカギを握るのだ。この継続的な適応行為により知名度を上げることが出来るのだ。 当然ながら、これは口で言うほど簡単ではない。 現在、企業に浸透している文化は、ソーシャルCRMの柱に不利に働いている。そのため、まずは変化、そして、変化しなければいけない状況に身を置かれている点を認識することが第一歩である。ソーシャルメディアは個人的な冒険からプロとしての試みに発展し、この体系化されていない高まりが、ボトムアップの革命を引き起こした。そして、ソーシャルサイトの勝ち組は再び顧客第一主義を掲げるようになった。 しかし、最終的には変化を擁護する効果が挑戦を受け、疑いをかけられ、限界点に達する。反対する人が現れるのはごく自然の成り行きである。なぜなら、やる気に頼って努力を重ね、説得をするだけでは、限界およびトップダウンからの組織全体の圧力を打ち破ることは出来ないのだ。 自らのコミュニティ内で協力を得られる状態を目指す前に、まずは組織内で協力する方法を学ぶ必要があるだろう。 シャーリーン・リー氏が最新の書籍「オープン・リーダーシップ」の中で指摘しているように、組織的な変革はリーダーが変化と行動を快く受け入れ、答えが見えない状態ですべて実施して初めて達成されるのだ。しかし、リー氏も私も変化のための変化を支持するわけではなく、また、やみくもに行動を起こせと提言しているのでもない。そうではなく、私はデータの力を信頼し、インパクト、影響、意見、そして、機会を視覚化するリアルタイムのソーシャルな情報を頼りにしているのだ。 リサーチ、分析、そして、見識が、透明性、そして、方向性をもたらす。プロセス向上の推薦と非常に説得力のある予測を組み合わせれば、顧客を獲得し、維持し、製品を売り、そして、マーケットシェアを手に入れる能力を示すことが出来るようになるだろう。差し当たり、経営陣に納得してもらうには、こうするしかないだろう。 SRMのマントラを導入 ソーシャルウェブが顧客の層を超えて影響を与え、関係者、顧客候補、支持者、意思決定者、そして、仲間に信頼を割り当てていることがSRMの前提である。それぞれを管理するアクティビティが、顧客の獲得、維持、そして、支持の分類および区別を形成する。sCRMの方法論の中心には、顧客が新たな方式の一部でしかないと言う認識があり、これが長期的且つ有利な変化のお膳立てをするのだ。 毎日のように、顧客や顧客候補は意思を決定する場面を迎え、彼らが歩む道にはますます外部の情報が影響を与えるようになりつつある。人々はソーシャルウェブに選択肢、リサーチ、そして、推薦を求めるだけでない。彼らが得る見解は、他のユーザーの経験および観察から派生した情報なのだ。 まさに因果応報だ。 だからこそSRMのコンセプトはCRMによって定められた境界線、そして、sCRM化を促す支配的な方法論を粉砕するのだ。 繰り返すが、SRMのコンセプトは、誰かが推薦したかどうか、買ったかどうか、もしくは単純に製品やサービスを認知したかどうかが、異なるレベルの行動に影響を与える点を理解することにある。 SRMの領域では、影響は分配されていく。影響を、行動を促し、付随する行動を計測することが可能な能力と定義するなら、影響のソーシャル化は、顧客関係および顧客関係を管理する管理プロセスを組織化し、最適化する戦略やソフトウェアを超えていることになる。 決定に影響を与え、関連性を得るために、組織全体がソーシャル化および最適化する必要がある。 以前フォレスター・リサーチに所属していたナタリー・ペトウホフ博士は、カスタマーソーシャルメディアのインタラクションを指揮するのは誰の中で、権威の下に自立を求めていた: 「企業にとっての最高の戦略とは、社員にそれぞれの得意分野を任せることだ。だからこそ、異なるな機能を持つ部署が作られたのだ。」 参加および交流をカスタマーサービスに組み合わせることで、騒々しいマーケティングを行うことなく、強力なマーケティングの基礎を構築することが出来る。そして、オープンなリーダーシップによって事業のソーシャル化が行われ、交流がマーケティングミックスの5番目の「P」- 人々に焦点を絞ることが出来るようになる。 人々、そして、場所がどこであれ、そして、どのような経緯であれ、発生した影響を認識することが重要なのだ。同様に、関係および関係性も重要である。そのため、関連するコミュニティおよびとってもらいたい付随する行動を特定し、従事するため、そして、注目およびつながりの見返りを強化するため、規律、指針、手順、そして、体系が必要になる。 これは序章に過ぎない。SRMへの道は、見識で溢れ、組織全体、そして、決定にインパクトを与える力に影響を及ぼすのだ。 この記事は、Brian Solisに掲載された「Social CRM is Just the Beginning: Looking Beyond Customers」を翻訳した内容です。 ちょっと難しいのでまとめてみます。 SRM(ソーシャル・リレーションシップ・マネッジメント)の基本は、誰かが製品やサービスを推薦したか、買ったか、または単純に認知したかどうかが、異なるレベルの行動に影響を与える点を理解することにある。 ソーシャルウェブではその影響が及ぼす範囲が、単なる顧客と企業との間だけではなく、誰かの周りの人間やそれを超えたネットワークまで網羅する。そのため、従来のように顧客と企業間のコミュニケーションや管理プロセスを最適化するだけでは十分ではない。 それに対応していくには、組織全体がソーシャル化および最適化する必要がある。カスタマーサービスに参加および交流を組み合わせることで、より強力なマーケティングの基礎を構築することが出来る。それを実現するには、各影響やそれによる行動を測定し、それが企業にとって適切に機能するシステムを構築するための規律、指針、手順、そして、体系が必要になる。それがSRM。 。。。と、こんな所でしょうか。私もその分野のプロではありませんが、従来のCRMの概念をソーシャルウェブの現状に合わせて再構築した新概念という感じでしょうか。確かにそこまで考えていくことが今後企業にとってより重要になっていくであろうことは普及・進化し続けるソーシャルウェブを見ていると納得できる気がします。 — SEO Japan

ベンチャーキャピタルとのミーティングで成功するための8つの秘訣

15 years 6ヶ月 ago
スタートアップのベンチャー企業の課題の1つが資金集め。その中で重要になってくるのがVCなど投資家に対する事業のプレゼンです。今回はInstigator BlogからVCへのプレゼンで「勝つ」ためのティップスを紹介します。 — SEO Japan Montreal Startup’sによる彼らが投資した企業のためのワークショップ初日に参加したので、私が提供した情報をいくらか共有したいと思う。Montreal Startupの人達には、起業経験が豊富なフレドリック・ラロンデと、同様に経験豊富な起業家(元ベンチャーキャピタル)のマーク・ジングラスと共にパネルディスカッションに参加して欲しいと頼まれた。パネルディスカッションの司会は、自らの力でスタートアップ企業を立ち上げた人物でもありCFOでもあるマーク・マクラウドである。 自分が提供したフィードバックや記録したノートを見返してみると、ベンチャーキャピタルとの会議を成功させるために必要なことは、8つの教訓に要約される。私たちは、ベンチャーキャピタルを集める全体の プロセスについて話すことに多くの時間を費やしたが、私は多くの起業家が失敗する場所というのは最初の数回のミーティングにあると考える。 全てを理解した上で始める。これは、どちらかというとあらゆることに言えるアイディアではあるが、初めての起業家にとっては難しいことの1つでもある。私が最初に資金集めを始めた時、どんなプロセスを必要とするのか全く分からなかった。知らないという言いわけは通用しないし、そこにはあなたが自分のしていることは分かっているというVC(ベンチャーキャピタル)からの期待もある。読めるものは何でも読むこと。そして、理想を言えば、資金調達の経験のある助言者を見つけることだ。いくつか“理解するべき”ポイントを言うと、 時間がかかること。―典型的にはだいたい6カ月、今の景気低迷を考えるとそれより長いかもしれない。そして、マーケット・タイミングが決定的に重要な意味を持つ。 査定額は落ちていること。それが1回目の資金調達であれば、VCがあなたの会社をとても高く評価することを期待しないことだ。少なくても妥協することになるだろう、要するにそれが現実なのだ。 そもそも勝算はかなり低いこと。VCが投資するのは、彼らが見たもの全体の1%以下に過ぎない。さらに今はもっと勝算は低くなっている。多くのベンチャー企業が、キャッシュを手放さず、より既存の有価証券のために蓄えておこうとしているのだ。 厳しい質問を予期し、それに対する適切な回答も準備しておくこと。典型的な質問には、「これは本当に1億ドルのビジネスなのか?」とか「あなたはこの市場が十分な大きさだと本当に思っているのか?」などもある。 防御力と知的所有権(IP)も未だに重要であること。ほとんどのウェブのスタートアップ企業は実行ベースだ。競合相手よりも、より早く、より効果的に実行する。そして、多くの実行ベースのビジネスが資金を獲得する。しかし、ベンチャーキャピタルは未だに防御力と知的所有権について尋ねてくるのだ。ここでもまた、「2、3人で数カ月以内にこれを立ち上げて立ち向かうことはできないのか?」という厳しい質問が出てくる。 プロセスを知ること。あなたは、最初のミーティングから最後の最後までの資金調達のプロセスを理解しなければならない。経験がないなんて言い訳にはならない。LearnVCは素晴らしいリソースだ。Venture Hacksもそれに匹敵する。 売り込みが重要。私は何度も 売り込みを繰り返している。素晴らしい売り込みが自動的に取引を成立させるというわけではないが、あなたの最初の重要な印象付けなのだ。よく言われるのは、「資金集めはデートのようなもの」ということ。デートでの第一印象の重要さは誰もが認めることだ。 売り込みとは、ベンチャーキャピタルの人が、あなたを見抜くために使用するものだ。多くの場合、売り込みをするのはCEOであるが、人間性や自信、情熱、知識、知性などが問われる。彼は、あなたが喋っていることを細かいところまで全て本当に聞くことをせずに、あなたがその事業を成功に導くことができる人間かどうかを評価しているのだ。 売り込みだけで条件規定書を手にした人は知らないが、私が保証できるのは、もし売り込みが失敗に終われば、資金調達はほぼ不可能になるということだ。だから多くの 人は売り込みを繰り返し、上達させる必要があるのだ。 経験豊富な起業家でもありエンジェル投資家でもあるデビッド・ローズは、TEDで売り込みについての素晴らしいプレゼンテーションをしている。(デビッドはStandout Jobsの投資家でもある。)以下に彼のプレゼンテーションも載せておく。 ひとこと:モントリオールでのスタートアップのワークショップの日、各企業(Standout Jobs含め)が5分間の売り込みをするように言われていた。私の番が終わると、誰かが、「あなたはこの売り込みをたくさんやってきたようですね」とさりげなく言った。そうなのだ、私は多くのバリエーションを持っている。かなり磨きがかかっているのは、私がかなり頻繁にやっているからだ。しかしそれは、私が練習も動揺もしないという意味ではない。ワークショップの前の晩、私は売り込みの練習に2時間かけたのだ。友好的でざっくばらんな聴衆のために。 あちこち飛びまわることに備える。肉体的な意味ではなく、売り込みの中でという意味だ。私は、ベンチャーキャピタルとのミーティングで、彼らからの質問が一切ないままに全てのプレゼンテーションを終わらせたことはほとんどない。通常、彼らはあなたに質問を浴びせ始める。もしその質問に答えるためにスライドを見なければいけないようでは、あなたはおしまいだ。ステージに立っていることを想定して徹底的に売り込みの練習することが重要であるが、相次ぐ質問と中断をうまく対処することも確実にしなければいけない。 これは、ミーティングをうまく進めることができるということも意味する。私は、少しだけPR/メディアトレーニングの経験があるのだが、そこで学ぶプロセスが、ATM、Answer(アンサー)-Transfer(トランスファー)-Message(メッセージ)と呼ばれるものだ。この考え方は、素早く質問に回答し(アンサー)、その回答をあなたが伝えたいメッセージに移行する(トランスファー)というものだ。あるVCがあなたに「XやYはやらないのか?」と尋ねたとしたら、あなたは、「それも面白いアイディアですが、私たちの現時点での中核は、6カ月以内にZを終わらせることです。それが重要な節目の達成に役に立つのです・・・」というような回答をする。売り込みのシナリオ内をあちこち飛びまわることを強いられるが、伝えたいメッセージを入れ込んでミーティングが順調に進むようにするのだ。 コネがものをいう。ベンチャー投資家にいきなり接触することもできるし、それで返事ももらえるが、一般的には紹介を通した方がうまくいきやすい。それも単なる紹介ではなく、そのVCが信頼できる人からの紹介が欲しい。良い紹介があれば、VCからの返答がもらえる可能性も高くなる。ネットワークが大切なのだ。 かなり。穴の中に隠れていてはダメだ。それに、紹介だけに集中していてはダメだ。VCに会うことができたならば、あなたをサポートし、VCと裏で話してくれる熱烈な支持者が必要だ。Standout Jobsにはかなりの数の投資家がいるが、それら全ては紹介によって得たものであるし、全て熱烈な支持者達の強いサポートがあったのだ。 これから会うVCのことを知る。 誰だか分からないままに、さらにはどんな会社で働いているのかを知らないままに、ベンチャー投資家に会ってはいけない。その会社の過去の投資歴は知っておきたい。これから会う個人の履歴も知っておきたい。さらに、あなたがすることに関連したものに投資したことが(現在または過去に)あるのかも知っておきたい。もし何か関連したものがあれば、それをミーティング中に述べることで、事実の前後関係を追加でき、あなたが彼らと働くことに熱心であることを示せる。 知ったかぶりをしない。 知ったかぶりを好きな人などいない。自慢する人を好きな人もいない。部屋中で自分が一番賢いかのように振舞うのはいけない。もしかしたら本当にあなたが一番賢いかもしれないが、そんなことは関係ないのだ。オースティン・ヒルはこれを“賢い人の病”と呼んでいる。あなたが、ちゃんと準備が整っていることや、細かい部分まで徹底的に理解していることをVCに示したいのは分かる。自信を持ち、物事の計画をかなり詳細に練ってきたことを証明したい(たとえあなたのプランが間違っていることを誰もが知っているとしても)のも分かる。だが、知ったかぶりだけはしないことだ。 最小限で最大限を得る。 これは本来、ビジネス全体の経営の仕方についてのアドバイスであるが、ベンチャー投資家達とのミーティング中にあなたが重点を置きたいことにも言える。彼らは、ブートストラッピングやシードキャピタル(もし調達したものがあれば)の中で、あなたがどの程度までやってきたかを見たいのだ。先に進んでいればいるほど、好ましい。 誰があなたを買うことになるのかを知る。あなたの会社を買うことになるのは誰なのか?IPOマーケットは存在しないのだから、成功の一番のチャンスは買収にある。そして、それこそがVCのお金の稼ぎ方なのだ。だから、彼らは誰があなたを買うことになるのか知りたいのだ。そしてその値段も。あなたは、業界内の(さらに他の業界からも)比較できる例を用意しておくべきだ。あなたが相応しいと考える買収側のターゲットを決め、なぜそう思うのかという理由の説明もしっかりと持つこと。そして、将来的にいかに戦略的にその買収側の関心を得るのかについての話しに入るかもしれない。(例:これらの企業に買ってもらうためにあなたは何をしているのですか?) そして覚えておいて欲しいのは、これらのアドバイスは全て、エンジェル投資家にも同じように関連があるということだ。エンジェル投資家とベンチャーキャピタルではいくつか異なる方法もあるが、エンジェル投資家から資金を集める方が簡単だとは思わない方がいい。状況をしっかりと把握すること、ネットワーク、売り込み、全ての答えを用意しておくことが必要なことに変わりはないのだ。 この記事は、Instigator Blogに掲載された「8 Tips for Successful Venture Capital Meetings」を翻訳した内容です。 日本と米国では事情が違う点もあるでしょうが、基本的にはどこであっても通用するアドバイスだと思います。「知ったかぶりをしない」というのは、つい知ったかぶりをしようとして墓穴を掘ったら最悪ですし確かにそうだな、と思いましたね。後は「ATM、Answer(アンサー)-Transfer(トランスファー)-Message(メッセージ)」の概念は恥ずかしながら初めて知りました。「素早く質問に回答し(アンサー)、その回答をあなたが伝えたいメッセージに移行する(トランスファー)」、なるほど、PRの場では様々な質問を受けることもあるでしょうが、常に伝えたいメッセージを相手にいかに伝えるか、ということを念頭に置いて思考・行動することが大事なんですね。と、VCとの打ち合わせ以外にも普段のプレゼンにも十分活用できそうなティップスが詰まった記事でした。 — SEO Japan

2010年 Twitterの現状と未来図 パート1

15 years 6ヶ月 ago
2010年4月に行われたTwitterのデベロッパー向けカンフェレンスから、ブライアン・ソリスがTwitterの現状と未来を語る。貴重な情報も満載、圧巻の内容です。 — SEO Japan ツイッターの現状と未来図がチャープ・カンファレンス(註:2010年4月14日~15日にサンフランシスコで開催)で明らかにされた。世界中から、開発者、未来学者、記者、投資家、出資者、そして、企業がサンフランシスコのパレス・オブ・ファインアーツに集まり、歴史的瞬間に立ち会った。 一言でチャープでの体験を表現するならば、「深い」が当てはまるだろう。私は、現在、ここに座り、聞いたこと、そして、学んだこと、さらに一般社会への真の影響をすべて抽出しようと試みている。アイデアおよび見識が溢れ、たった1本の記事では記録することも、分析することも、共有することもままらない。そこで、「ツイッターの現状および未来図 パート 1」では、ツイッターが一度も尋ねたことがない 「何があなたを動かすのですか?」と言う質問に対する答えから説明していこうと思う。これから読んで頂く記事を読めば、最初の質問、「今、何をしているの?」、そして、現在の「何が起きているの?」と言う質問に対する答えを見出すことが出来るだろう。 オープニングを前に、ツイーティが公式のiPhoneアプリになることが発表され、ツイッターと開発者のコミュニティの間の緊張は高まっていた。開発者達は突然強引な競合者、ツイッター自身によって、見捨てられ、脅されたと感じていた。 カンファンレンスが開催される前夜、ツイッターは重要なイベントにおいて新たな問題に直面したのだ。未来図を描くだけでなく、開発者コミュニティからのサポートと貢献を再び勝ち取らなければならなくなった。 「ツイッターは常に開発者の方々を重要視してきました。」とツイッターの共同ファウンダーのエバン・ウィリアムズ氏は断言した。 同氏はさらに「ツイッターは他のどのウェブサービスよりもエコシステムが充実しています。皆さんは、ツイッターを改善するだけでなく、形作る上でも力を貸してくれました。私たち、そして、数百万人のユーザーのためにツイッターを具体化する一翼を担ってくれました。」と続けた。 実際には、ストーリーやイベントは消費者を含む全ての関係者にさらに明るい未来を示していた。しかし、創造性と熱意に欠けるアプリは、かつて手にした価値と注目を得ることが出来なくなる点は明らかになった。そして、ツイッターが急速に洗練されたソーシャルオペレーティング・システム(OS)として台頭しつつあり、その将来の展望はアプリとそのアプリを利用するユーザーに左右されることが明確になった。 Twitterでフォローしよう! 2006年以来、私はメディア、マーケティング、そして、ポップカルチャーにおけるツイッターの将来性とインパクトについて調査してきた。時には、ツイッターのマーケットでの実際の地位を同社が約束していた地位と比べ、複雑な状態を診断するため、ツイッターの決断や思い切りの悪さを公然と疑問視したことともあった。しかし、最終的に素晴らしい現実が私たちを待っていた。過去も、そして、現在も、消費者はかつてないレベルで、そして、計り知れないレベルでツイッターと触れ合っているのだ。 Twitterでフォローしよう…と言うメッセージが至ることろに突然現れるようになった。夜のニュース番組、好きな番組、その合間に流れるCMでも、この明確なリクエストが視聴者に届けられた。しかし、一般の消費者にとっては、ツイッターを利用する意義、そして、フェイスブックやその他のソーシャルネットワークが遥かに明確で一目瞭然の利点を提供している状況で、個人的に活用する上での方向性を把握する際に必要な手順が明確ではなかった。 エバン・ウィリアムズ氏が実際にグーグル検索でデモしていたように、ツイッターが耳を傾けている点は間違いない。しかし、一般の消費者はツイッターを理解していない。 「ユーザーに知ってもらうことから、実際に使ってもらう – この点はなかなかうまく実践することが出来ませんでした。ツイッターは人によって全く異なるツールであるため、これは難問でした。」 確かに。 しかし、最も重要なのは、日常的な利用、そして、学習、貢献、そして、全体的な交流に投資するメリットが大半のユーザーに分かってもらえなかった点だ。 ツイッターは、徐々にではあるが試行錯誤し、恐らく明確な理由を示すことなく利用を制限してきたのだろう。それもこれも全てユーザーに、より効果的にツイッターを使ってもらうためだ。 昨年、ツイッターは以下の取り組みを行った… 1. 登録することで得られる価値をより効果的に描くため、ホームページのデザインを2度変更した。 2. 企業にツイッターのエコシステムに内在する豊富なポテンシャルを理解してもらうために、ガイドシリーズを作成した。 3. つぶやきを超えてトレンドに人間味を与えるため、データを分析し、発表した。 4. 成功を収めた優秀なアカウントに継続的にスポットライトを当てた。 175名の従業員を抱えるツイッターは、ついにデータの中に見られる力を理解するようになった。 数字で見るつぶやき ツイッターがその使命を説得力を持って理解し、その結果、運命と言う名のハンドルを握り、歴史的ではあるものの、見たところ紆余曲折した関連性および普及を目指して進み始めるまで、4年近くかかった。 2010年4月14日、ツイッターは再び歴史を作った。 カンファレンスで発表されたニュース、アイデア、そして、会話は、圧倒的に前向き前途有望なものが多く、まるでツイッターのスタッフが夜中に突然起きて、運命、使命、そして、普及に向けた道のりを示す啓示を授かったようだった。 同社初の公式カンファレンスの初日に、ツイッターは意図的にチャープを懐疑論および批判への威嚇射撃と位置づけ、同時に忠実なユーザーおよび有名人の情熱に再び火をともすことに焦点を絞っていた。 かつてユーザーの獲得および保持する難題に悩まされたコミュニティに対して、ツイッターは2006年のデビュー以来初めて情報を公開した。 ツイッターは多くの人々が予想していたよりも大きなサービスに成長していたのだ。共同ファウンダーのビズ・ストーン氏によると、ツイッターは1億500万人のユーザーベースを抱えているようだ。ハッキリさせておこう。登録したユーザーの人数とアクティブなユーザーの人数は大きく異なる。しかし、50%を保持していると推測しても、5,000万人以上がアクティブにツイッターを利用していることになり、これは、評価、そして、注目に値するはずだ。 また、ストーン氏はツイッタードットコムに毎月1億8,000万を超えるユニークビジターが訪れ、ツイッターのトラフィックの75%が外部のアプリを経由している事実を発表した。現在、ツイッターには毎日30万人のユーザーが加わり、昨年と比べると、1,500%成長しているようだ。 ツイッターの検索もまたマーケット全体で台頭しつつある。グーグルはもちろんのこと、ユーチューブにさえも大きくリードを許しているが、毎日6億以上の検索クエリを処理し、アプリケーション・プログラム・インターフェース(API)は30億回以上コールされている。 スナップショット: - 1億500万人のユーザーが登録 - 1億8000万人のユニークビジターが毎月訪問 - トラフィックの75%は外部のアプリケーションを経由 - 毎日30万人のユーザーが加入 Twitter: 文化におけるきっかけ ここ数年、ツイッターは、テクノロジーとして、コミュニケーションのメディアとして、そして、最終的には社会の発展のきっかけとしての駆け出しのプラットフォームの役割を堂々と調査し、定義してきた。少なくとも、ツイッターは、私たちを動かす経験を通して、無意識のうちに同じ考えを持った人たちとつながりを持つ能力を明らかにする、集団的なコラボレーションを体現してきた。 ツイッターはリアルタイムウェブの鼓動を生み、またその象徴となった。その一方で、ツイッター自身が人類の地震計として台頭し、デジタル世界の文明を魅了する、話題のイベント、テーマ、そして、トレンドへの扉を開いてくれたのだ。 2007年3月、ツイッターはSXSWでスポットライトを浴びた際に一般ユーザーの注目をテストした。 2008年、エジプトでジャーナリストが逮捕された。この件をフォロワーに伝える同氏のつぶやきがきかっけとなり、助けを求める叫びが世界中に配信され、最終的に同氏が釈放される上で大きな役割を果たした。 1年前と少し前、俳優のアシュトン・カッチャー氏がCNNに挑戦状を叩きつけ、フォロワーを100万人集めた初のユーザーになった。 2009年6月、イランの選挙、そして、その後の政情不安がツイッターを通して世界に伝わった。 サービスの提供開始から現状に至るまで、ツイッターは無数の人々の体験談、そして、地震、飛行機事故、勝利、敗北、その他のあらゆるイベントと密接に絡み合ってきた。 ツイッターの世界は、ソーシャルネットワークを遥かに超えている。私たちのあこがれを具体化し、多くの人々に潜在的な評価を得る舞台を与えたのだ。ユーチューブは、ウェブカメラのレンズに立ち向かうことを厭わない多くの人々を鼓舞し、その結果オンラインや現実世界の友人や赤の他人からアクティビティが生じたが、ツイッターはマイク、舞台、そして、オーディエンスを、心、精神、そして、注目を140文字で魅了することが出来るユーザーに与えたのだ。 ツイッターがソーシャルネットワークを考案したわけではない。また、その他のソーシャルネットワークだけでなく実生活にも広がった@や#を作成したのもツイッターではない。しかし、ツイッターは遥かに深い影響を人間に与えている気がする。名詞、そして、動詞として、つぶやきは内面に押し込まれていた外向性、および、ソーシャルな会話の栓を開け、解放した。ツイッターは、プライバシーや結果に関する私たちの懸念を緩和し、フォロワー、反応、リツイート、お気に入り、そして、オンラインおよびオフラインの私たちの全ての行動の価値を証明する知り合いのネットワークを介しての参加および貢献によって、私たちに自信を植え付けてくれたのだ。 #ハッシュタグ 私はソーシャルメディアの「私」が個人的に影響を与える仕組みを調べるため多大なる時間を費やしてきた。多くの人々がブログ、ツイッター、フェイスブック、そして、その他のソーシャルネットワークを利己主義および自己中心主義を煽った戦犯として批判しているが、私はツイッターが、新しい世代に活力、自覚、そして、情熱を持って耳を傾け、学び、コミュニケーションを取る力を授けたと考えている。そして、私たちは状況をアップデートする度に、投資と意図の力と幅を反映する異なるレベルで地位を獲得する。このように私たちは、活気があり、充実した文化を形成する取り組みの一翼を担うため、意図的に自己の利益から「自己」を外するこで、勇気を与えられ、そして、見返りを得ているのだ。これがユーザーを単なる住民から真の後援者、そして、関係者への脱皮させるきっかけとなる。 ツイッターは私たちユーザーのおかげで今の地位を築いた。そして、今後の展開および真のインパクトもまた私たち、つまりツイッターの民主主義を形成するユーザーに左右されるだろう。良き友人であり、デジタル世界のコメンテーターでもあるストウ・ボイド氏は「感動させるのは私たちの踊りだ、楽器ではない。ツイッターを躍動させるのはコードではない、私たちだ。」と述べている。 ツイッターは、鼓動を打ち、呼吸をする組織となり、その特徴は私たちのつぶやき、そして、私たちがフォローする人々のつぶやきによって決められ、具体化されていった。しかし、その本質は私たちユーザー、そして、私たちの理想によって定められている。ツイッターは社会の一部となりつつあり、私たちが関係を構築する方法を変え、そして、私たちを結びつける新しいコミュニケーションのパターンを導き出している。 「つぶやくべきか、つぶやくべきではないか」と言う問題ではない。つぶやきは既に文化の一部になっており、社会の発展における1つのチャプターを形成している。 次回のパート2ではツイッターの最新の収益化戦略を分析し、パート3ではチャープで公表された新しい機能、テクノロジー、提携を見ていきたい。 この記事は、Brian Solisに掲載された「The State and Future of Twitter 2010: Part One」を翻訳した内容です。 カンフェレンスに参加した気になる程の充実した内容でした。特にコメントもいりませんかね。パート2、パート3も近日中に紹介します! — SEO Japan

ソーシャルメディアがあなたの行動に影響を与える仕組み

15 years 6ヶ月 ago
サーチエンジンランドからソーシャルメディアに関するちょっとアカデミックな記事を。ソーシャルメディアが私たちの実際の生活や行動にどのような影響を与えるのか?という内容でなかなか興味深いです。 — SEO Japan 私たちは誰もが周りの環境によって左右される点を心得ている。生活を送る上で遭遇する出来事、影響、そして、周りの状況が私たちの行動を変えていく。ソーシャルメディアは既に買い物、関係、そして、教育に大きな影響を与え始めている。しかし、ソーシャルメディアを通したネットワーク作りの役割が、一体どれだけ生活に影響を与えているのだろうか?私たちが想像する以上影響を与えている可能性がある。 例外はあるものの、リサーチによると、大半のソーシャルネットワークは、主に既存の社交的な関係を支えるようだ。フェイスブックは、新しい出会いではなく、 既存のオフラインの関係を維持するために使われるか、もしくはオフラインのコネクションを強固なものとするため利用されることが多い。これらの関係の絆は弱いかもしれないが、学校でクラスが同じだった等、オフラインの生活で何かしらの共通点を持っていることが多い。これはソーシャルメディアとニュースグループを含む初期の公衆コミュニケーションの形態の大きな違いである。そして、この点に関する調査が行われ、オンラインの交流がオフラインの交流と調和する仕組みが判明した。フェイスブックのユーザーは、見知らぬ人との出会いを求めて“漠然と彷徨う”のではなく、オフラインのつながりがある人々を“探している”のだ。 ソーシャルネットワークは様々な人々にアクセスしてもらうために設計されていることが多いが、サービス開始直後においては、多くのサイトが同じタイプの人々を集める。そのため、たとえ開発者が意図していなくとも国籍、年齢、教育、社会を分割するその他の要素で自分達を他の人達と区別するグループは珍しくない。 ソーシャルネットワークとソーシャルな伝染 私は先日ニコラス・クリスタキス氏とジェームズ・フォウラー氏が綴ったConnected: The Surprising Power of Our Social Networks and How They Shape Our Lives(コネクティド: ソーシャルネットワークの驚くべき力、そして、ソーシャルネットワークが生活を形作る仕組み)と言う書籍を発見した。この本は、個人、そして、それぞれの生活に直接的もしくは間接的に影響を与える人々のネットワークとの関係をテーマに挙げていた。広く行き渡り、風変わりと見られることが多いソーシャルネットワークの特質を説明するため、著者は肥満が伝染する理由、裕福な人がさらに裕福になる理由、さらに私たちが伴侶を探し、選ぶ方法と併せて説明している。 私たちは毎日の生活をコントロールしていると考えがちだが、何を食べるのかから、誰と一緒に寝るのか、そして、感情が生じる仕組みに至るまで、私たちの行動の大半は、周りの人々、その人々の周りの人々、そして、さらにその周りの人々から大きな影響を受けている。行為は、出会ったことのない人々の行動、信念、そして、基礎的な健康状態を変える力を持っている。部分的ではあるがソーシャルネットワークは伝染を広げる役割を持つ。肥満、喫煙、そして、薬物乱用の“伝染”を作りだしたり、流行や市場を広げたり、投票のパターンを変えたりしているのだ。 ソーシャルネットワークは、怒りや悲しみ、悲哀等、通常好ましくないモノの流れを寄せる可能性がある。しかし、幸せ、遭い、博愛心、そして、貴重な情報等、好ましいモノの流れも引き寄せる可能性も同時に秘めている。「私たちがネットワークの中で生活する全ての理由を説明するのが、好ましいモノの流れである。」とクリスタキス氏は述べている。「暴力的な人物がいたら、被害者は関係を絶つ。するとネットワークが崩壊するだろう。深く、そして、基本的なレベルで、ネットワークは良い事柄に結びついている。良い事柄を目立たせ、広げるためにはネットワークが必要になるのだ。」 フォウラー氏は、私たちの幸せは自分から3人目の人々の幸せにつながっており、つまり、幸せか不幸かは、部分的ではあるが、友達の友達の友達に左右されると示唆している。 肥満に関するクリスタキス氏の最初の論文は2007年のニューイングランド・ジャーナル・オブ・メデシンに掲載されている。フラミンガム研究の参加者が臨床的なレベルで肥満と断定されれば、その友人の57%もまた肥満になる可能性がある。その肥満の人の友達の友達は約20%の確率で肥満になる可能性があり、これは友人の体重が変わらない場合でも当てはまる。 一年後、今度は喫煙に関する論文が発表され、喫煙にも同様の関係性が見られることが分かった。誰かが初めて喫煙を始めると、その友人が喫煙を始める可能性は36%増加する。 誰かの行動や行為がさらに別の人物に移動すると言う考えは、気が遠くなるようなコンセプトである。これに加え、私たちの行動、行為、そして、習慣は想像以上にソーシャルメディアによる影響およびインパクトを受けるのだ。 結論 この書籍の提案および研究内容をすべて鵜呑みにするつもりはないが、考えている以上にソーシャルネットワークの影響を受けている点については信じるに値すると思う。友達の友達が肥満だからと言って、自分まで肥満になるとは思わないが、その可能性がゼロだとは言いきれない。また、様々な影響が混ざることで、大きな変化が生じることは疑いようがない。 オンラインのステータスをアップデートする際の内容が自分が思っている以上にオーディエンスに影響を与えるのだ。マーケティングの観点から見ると、既存の顧客、クライアント、もしくはブランドのファンに前向きな影響を与える方法を考えることが重要である。キャンペーンもしくはブランドに対してポジティブな感情を引き出すことが出来れば、その連鎖反応は思った以上に広がり、影響を及ぼすことが出来るだろう。 この記事の中で述べられている意見はゲストライターの意見であり、必ずしもサーチ・エンジン・ランドを代表しているわけではない。 この記事は、「Search Engine Landに掲載された「How Social Media is Influencing Your Behavior」を翻訳した内容です。 This article on Columns: Let’s Get Social first appeared on Search Engine Land. c Copyright Third Door Media, Inc. Republished with Permission. 「ソーシャルネットワークは、怒りや悲しみ、悲哀等、通常好ましくないモノの流れを寄せる可能性がある。しかし、幸せ、遭い、博愛心、そして、貴重な情報等、好ましいモノの流れも引き寄せる可能性も同時に秘めている。」なかなか良いこといいますね。もちろんビジネス的には結論にあるようにソーシャルメディアマーケティングを通して、ブランドに対してポジティブな感情を引き出し、消費者の行動に影響を与えることも十分に可能なのでしょうし、企業はその分野の今後ますます取り組んでいくことが求められていくのでしょう。 — SEO Japan

私を破産寸前に追い込んだ7つのビジネスの失敗

15 years 6ヶ月 ago
久しぶりにQuickSprout(ヒートマップでお馴染みCrazyEggの社長ブログ)から起業に関する話題を。内容はちょっと怖いけど思わず読みたくなる、シリアルアントレプレナーの彼が破産寸前まで追い込まれたビジネスに関する7つの失敗を。これを読んでそうならないよう努力したい?! — SEO Japan 過去6年間で私は9つの.comの会社を立ち上げた。そのほとんどは無残に失敗し、そのせいで100万ドルは失ったのだが、幸運にもその中のいくつかの会社はその損失を埋め合わせる位にはうまくいっている。私がベンチャーに失敗し続けた主な理由は、私がいくつかの大きな過ちを犯したからだ。あなたは幸運にも私の失敗から学び、同じことをしないようにすることができる。 手を広げ過ぎるな たくさんの良いチャンスがあなたのところにやって来れば、あなたは本能的にその全てをやろうとするだろうが、それをしてはいけないのだ。私はこの間違いをして、結局何が起こったかと言えば、ビジネス全てが苦しくなったのだ、うまくいっていたものさえも。私が色々なことに手を広げ過ぎてから3~6カ月以内に、全てのビジネスが苦しくなった。私には手助けしてくれる従業員もビジネスパートナーもいたのだが、それでも私自身がそれぞれに十分な時間をかけることができなかったのが理由だ。覚えておくべきことは、ビジネスの大小は関係なく、あなたの時間をそれに費やさなければいけないということだ。 正しい合併の選択をする 合併はあなたのビジネスにとって重要なことだが、正しい種類の合併をすることも重要だ。会社を始めた時には大切なことには見えないかもしれないが、利益が出るようになるとこれが重大な事になるのだ。例えば、私の会計士はこう教えてくれた。もしあなたの会社が年間で200,000ドル以下を稼ぐのなら、税制優遇の点から言ってC社が良いでしょう。もしそれよりも多くを稼ぐのならば、S社か有限責任会社を検討した方がいいでしょう。 私はこのことを痛い目にあってやっと分かったのだ。私の会社が年に7ケタの利益を出し始めた時、私は間違った合併をしてしまったのだ。結局、会社は利益に基づいた税金を払い、私個人も会社から得た配当金に基づいて税金を払うという二重に税金が課せられることになったのだ。 信頼している人にも要注意 私は数人のデベロッパーとエンジニアと3カ月間一緒に仕事をしていたことがあり、ある日彼らがビジネスの提案を私のところに持ってきたのである。最初の3カ月間、彼らとの仕事はとてもうまくいっていたため、私は彼らの声を聞き入れることにした。彼らが提示したビジネスチャンスはホスティング業界に革命を起こすはずだったのだが、問題は、彼らは無一文だったこと。それを聞いた私は、彼らに生活費を渡し、住む家を買い与え、その会社に毎週3、4桁のお金を投げ捨てていたのだ。 長い話を短くすると、彼らは私からお金を絞り取り、会社から物を盗み、私が買った家を汚したのだ。どんなにあなたがその人のことを良く知っているとしても、用心することだ。誰があなたを騙そうとしているのか分からないのだから。1つのバカな過ちによって何千ドルも失ってしまうのである。 徹底的な雇用プロセスをとる もし本当にあなたが会社を大きくしたいのならば、従業員が必要になってくる。従業員を探すために求人広告を出すかもしれないし、誰かいい人はいないか数人の友人に聞いてみるかもしれない。どんな方法で志願者を見つけるにせよ、それぞれの人物を入念に調べることだ。友達が推薦したからと言って、それが良い雇用だという意味にはならない。私は友達が勧めたデベロッパーやデザイナーや営業マンを雇い、何度となくこの過ちを繰り返した。前の仕事でよくやっていた人だからと言って、あなたの所でいい仕事をするとは限らないのだ。 従業員に責任を課す もしあなたが従業員に対して厳しくなかったら、しばらくすると彼らはサボり始めるだろう。さらに、もしあなたが私のように頻繁に出張をする場合、彼らはあなたがいない時にいい加減なことをし始めるだろう。新しい従業員が来た初日からあなたは彼らに厳しくする必要がある。なぜなら、従業員に悪い癖をやめさせるのは簡単なことではないからだ。 起業家になってからの最初の数年は、私はどの従業員にも責任を課していなかった。彼らが私に何か言う度に、私はその言葉を信じていた。その上、30分遅刻した人に対しても厳しくしなかったため、しばらくするとそれが日常の習慣になってしまったのだ。 これを解決するために、私はLiquid Plannerのようなプロジェクトマネージメントのソフトを使用し、各従業員に毎日の終わりに今日成し遂げたことをアップさせるようにした。この方法で、各従業員がしたことを記録につけることができたのだ。 さらに、私は全員に出社と退社の時間を記録させた。これによって、誰が時間通りに来て誰が来なかったのかということを把握できるようになった。最初は何人かの従業員が毎日30分遅れることを大したこととは思っていなかったのだが、1年という長い期間が過ぎれば3週間にもなるのである。 予定通りにお金を集める お金を稼ぐことは難しいことのように思えるかもしれないが、人からお金を集めることの方がもっと難しいものだ。2008年に私は8つの会社で働いたのだが、結局どこも私に支払いをすることはなかった。これは数ドルの話ではなく、いくつかの会社は未だに私に100,000ドルの借金があるのだ。残念ながら、彼らが最終的に私にそれを支払うとは思っていない。 ビジネスでは、あなたから何かを与える前にお金を集めることだ。どんなに大きな企業でも、倒産することもあるのだ。その会社がお金を持っていなければ、契約書や借金取りなどあまり役に立たない。 何らかの理由で誰かがあなたにお金を借りている場合、返してもらうまで泣きごとを言おう。もしあなたがお金など必要でないかのような態度を取れば、二度とお金は返ってこない。しかし、あなたが泣きごとを言い、財政難にあるかのように振舞えば、うまくいけば相手は申し訳なく思って返してくれるだろう。 時はあなたの味方ではない 特にあなたにとってこれが初めての会社の場合、全てを完璧にしたいと思うだろう。現実は、常に問題が存在し、完璧なものなどありえない。だから、全てを完璧にしようとするのではなく、誰かに先を越される前にとりあえず会社を立ち上げることだ。 私の初のソフトウェア会社に関して言えば、私は立ちあげる前にソフトウェアを完璧にしたかった。ソフトウェアを完璧にするためにとても長い時間がかかり、私がそれを終える前にGoogleに競合製品を出されてしまったのだ。そして、Googleの製品は無料で、私のものはそうではなかったため、そこに成功のチャンスはなかったのだ。 結論 いずれにせよ、人生に失敗はつきものだ。たとえ私が自分のした失敗を全てあなたに伝えたとしても、あなたはそれ以上の失敗をすることになるだろう。成功したいのならば、とにかくあきらめないことだ!!そうすれば遅かれ速かれうまくいくだろう。しかし価値のあることは、時間がかかるものなのだ。 この記事は、QuickSproutに掲載された「7 Business Mistakes That Nearly Broke Me… Literally」を翻訳した内容です。 起業や会社経営の経験がある方には少なからず経験した内容も多く含まれているのではないでしょうか。これから起業するという方には反面教師的アドバイスとして参考になる点もあると思います。とはいえ、まぁ、失敗しながら学んでいくものですし、もちろんどんどん失敗しろとはいいませんが、失敗は不可避と考えてあせらずやることも大事と思います。失敗もせず成功した場合は、逆に失敗していない経験が怖い気もしますし。成功するには失敗しない必要はなく、この記事でも最後に書いているように「あきらめないこと」が成功する秘訣だと思います。「そうすれば遅かれ速かれうまくいくだろう。しかし価値のあることは、時間がかかるものなのだ。」この言葉を胸に、がんばっていきたいものです! — SEO Japan

Facebookはソーシャルニュースを殺す?

15 years 6ヶ月 ago
Facebookの「Like」(いいね)ボタンの導入が米国で進んでいるようですが、それがソーシャルニュースやソーシャルブックマークサイトにどの位影響を与えるだろうか?という話をサーチエンジンランドから。Likeボタンを導入したサイトが、代わりにソーシャルニュースサイトへの投稿ボタンを削除した、という話もちらほら聞く今日この頃ですが、果たしてその影響はいかに? — SEO Japan 恐らく既にご存知だろうが、フェイスブックは最近3回目のF8カンファレンスで最新のフェイスブック・プラットフォームを立ち上げた。この新しいプラットフォームは、ウェブサイトをさらにソーシャル化しつつ、“人々をウェブの中心に据え”、パーソナライゼーションを推進していく。フェイスブックのブログでは、新たにパーソナライズドされたフェイスブックのツールを駆使してブログから最も人気のあるニュースを表示する方法の例が紹介されている: これは新しいプラットフォームで人気のあるコンテンツを表示させる仕組みの一部である … それでは、この最新のコネクティビティは、現在のソーシャルニュースの形式を変えていくのだろうか? 現在のソーシャルニュースシーン 現在、ソーシャルニュースの情報源の中で規模が大きいサイトを挙げると、ディグ、レディット、そして、ファークの名が挙げられる。それぞれのサイトが大きく異なるコンテンツを大きく異なるオーディエンスに提供している。上述のサイトは数百万人のユーザーを抱え、有名になった記事を巡って、毎日、数十万ものペーイビューを記録している。現在、これらのサイトは以下のモデルに漠然と取り組んでいる段階である: ユーザーが興味深い記事をタイトルと一緒に投稿する。 サイトのユーザー(もしくは管理者の場合もあり)が投票(もしくは承認)と言う形を用いて好きなコンテンツを選び、最も多くの票を獲得したコンテンツの人気が高くなる。 この新しいフェイスブックのプラットフォームは、既存のソーシャルニュースの1つ目の手順をとばし(投稿)、ユーザーに記事から直接“いいね”することが出来るシステムを採用している。この手法はソーシャルニュースのお手本となるのだろうか?恐らくその可能性は低いだろう。上述のサイトは情熱に溢れるコミュニティ、そして、フレッシュなコンテンツによって支えられているのだ。 オーディエンスに支えられ、ソーシャルサイト上でのコメントや交流は、実際のコンテンツよりも遥かに数が多い。しかし、この新しいフェイスブックのプラットフォームへの変更点は、今後、ソーシャルニュースサイトの運営の手法に影響を与える可能性がある。 現在のソーシャルニュースサイトが変わる仕組み 現在のソーシャルニュースを引っ張るディグはおよそ300万人のユーザーを抱えていると見られているが、4億人を超えるユーザーが登録しているフェイスブックと比べると、少なく思えてしまう。ディグはフェイスブック・コネクトを統合することで“フェイスブック”のパワーを活用する試みを既に始めており、また、プロフィールをシンクさせることが出来るフェイスブックのアプリも用意している。ディグはソーシャル化をさらに進めており、サイトを大きく改革している。 ディグは、ユーザーがフェイスブックに加え、ツイッター等のその他のソーシャルサイトを同サービスに統合しやすくしようとしている。次回のデザイン変更に関する初期の情報により、ディグが(再び)トップ・コントリビューター・リーダーボードを用意することでユーザーに力を与え、さらに、リアルタイムに近づこうとする試みが明らかになった。 このような変更は現在のユーザーベースを養う一方で外部サイトのユーザーをサイトにもたらし、ディグ等のソーシャルサイトの未来を不動のものとし、プラットフォームを新しくしたフェイスブックの追撃をかわす上で役に立つだろう。 フェイスブックの目的地 4億人のユーザーを従えている新しいフェイスブックのプラットフォームは、ニュース分野で非常に大きなポテンシャルを持っている。オーディエンスの規模がその他のソーシャルネットワークよりも大きいからだ。多くのユーザーを抱えているため、メンバーの“いいね”をニュースの中心のロケーションに集める方針は理に適っていると言えるだろう。 これに加えて、フェイスブックは「現在のプロフィール」にこの情報を加えることが出来るように方針を変え、その結果、たぐいまれな個人に特化したソーシャルニュースを提供するようになるだろう。この新しいプラットフォームがニュースの新しい形となると断定することは出来ないが、限りないポテンシャルを秘めている点は間違いないだろう。 今、この件に関して私に出来ることは? 答えは簡単だ。フェイスブックで存在を確立させればいい … 出来るだけ早く。オーディエンスが増えれば、コンテンツを見てもらえる可能性は広がり、ユーザーに“いいね”をクリックしてもらえる確率が上がるだろう。これが今後のニュースのイニシアチブの役割を果たす可能性がある。 フェイスブックはインサイツ・フォー・ユア・ドメイン、ソーシャルプラグインの開発者向けのセクション、そして、プラットフォーム導入事例等のツールを用意し、サイトに役立つアイテムを見つけられるように工夫しているので、実際に試して、何が役に立つのか確認しよう。 しかし、現在のソーシャルニュースサイトを軽視するべきではない。事実、コンテンツを多くの人々に見てもらいたいならソーシャルニュースサイトよりも適した場所は存在しない。そこで、フェイスブックでの存在感を高めつつ、現在のソーシャルサイトをターゲットにしてコンテンツを投稿していこう。 フェイスブックの新しい取り組みが、ソーシャルニュースシーンにどのような影響を与えるか判断するのは時期尚早だが、リソースをフェイスブックでの存在感を構築する試みにも割り当てておけば、今後訪れるフェイスブックの革命において、成功を収める礎を築くことが出来るだろう。 この記事の中で述べられている意見はゲストライターの意見であり、必ずしもサーチ・エンジン・ランドを代表しているわけではない。 この記事は、Search Engine Landに掲載された「Facebook’s Future In Social News」を翻訳した内容です。 This article on Columns: Let’s Get Social first appeared on Search Engine Land. c Copyright Third Door Media, Inc. Republished with Permission. Facebookのソーシャル戦略は単に「いいね!」ボタンだけで済むだけのものではないことは確かなようです。この記事ではユーザー数を比較した場合(圧倒的なソーシャルサイトのDiggではあるのですが、300万人 vs 4億人では・・)、Facebookがソーシャルニュースプラットフォームとしても大きく成長する可能性があることを示唆していますが、とはいえ、まだまだDiggはじめ既存のソーシャルブックマーク、ニュースサイトも無視できないといっています。現状のトラフィックへの影響力を考えるとそうなんでしょうが、数年後にはどうなっているんでしょうか。。。 — SEO Japan

大ヒット映画「アバター」に学ぶコンテンツの再利用法

15 years 6ヶ月 ago
コピーブロガーから映画に学ぶウェブマーケティングのお話を。今回はあの3D大作映画「アバター」に学ぶ。釣り的な内容か?と思いきや意外と基本を抑えて納得の内容でした。 — SEO Japan エンターテイメント界とCGI業界は数カ月間にわたって映画「アバター」をべた褒めし、ジェームス・キャメロンの画期的な3D大作について話題にしないエンターテイメントニュース番組なんて見ることができないように思われる。 そして、先週キャメロンが期待していたオスカー像を手にせずに帰ってきた時も、史上最高の興行収入を上げた映画を監督したということが恐らくその痛手を和らげただろう。 しかし、この映画の見事なエフェクトと作り出している独特の世界観にもかかわらず、以前にどこかで聞いたことのあるような話に思える。実際、この映画を1時間も見ればエンディングの想像はついてしまうかもしれない。 それでは、何が「アバター」をこんなにも特別なものにしているのだろう?こんなに熱狂的なファンを生みだしたのはなぜなのか、そして私たちのブログやマーケティングコンテンツにファンを生みだすことについて何か学べることはないのだろうか? 古きものが再び新しいものへ アバターの大前提は、“敵”のしきたりを学んでいた主人公が最後には何が危機にさらされているのか深い理解を示し、彼らの仲間に付いてヒーローの元同族を破壊するというものだ。 アバターのストーリー展開は、エドガー・ライス・バローズのサイエンスフィクションをはじめ、1990年代の大ヒット作品「ダンス・ウィズ・ウルブズ」のなどの多くの人気映画と関わりがある。 アバターの構想が以前にあったものだというのは明らかなことだ。それでも観客はこの映画を興行成績のトップにしているのである。 私たちは皆、同じ構想が何度も繰り返されることにうんざりするのではなく、たとえ最後に何が起こるか予想できたとしても、良いストーリーには弱いのだ。 あなたが、絶対確実なメッセージに少し飽きているとしても、聞き手も同じように思っているとは限らない。まずは彼らのニーズを最優先することだ。 古いコンテンツを再稼働させる 自分の昔のコンテンツや、書いたけれどオンラインで公開しなかったようなものにも目を向けてみよう。 そこで立ち止まる必要はない。インターネットやテレビ、またはラジオさえもが存在するずっと前から、社会全体は賢いアドバイスと効果的な提案で溢れるほどいっぱいになっている。 または、私がここでアバターにしたように、人々に考えさせることを何かを取り上げ、それに関する新しい観点を仮定することだ。 自分自身に聞いてみよう―古いコンテンツから新しい観点を見出して、今の読者に関わりのあるものにする方法はあるのか?と。 ウォルト・ディズニーは、古い寓話やおとぎ話をアニメ化という手法で再利用することによって財産を築いた。彼は、新しい世代の子供たちにとってもっと印象的で面白い話にするためにひとひねり加えたが、100年も経ったような古い話でも中核となる構想は変更しなかった。 ここであなたのコンテンツを再利用するのにうってつけの方法をいくつか紹介しよう: 見出しを書きなおすこと。 あなたは長い時間をかけて文章を書いてきた(もちろんCopybloggerは読んでいるはず??)。昔の優れた記事が、過去には魔法の力があったが今ではつまらない見出しになっていないかどうか確かめる時が来たのだ。 箇条書きリストを作ること。 リストは、読者が簡単に読むことができ、そこから役に立つアイディアを得ることができるものだ。リストは、文章の段落よりも読者に話しかけることができるようだ。 シリーズ化すること。 話題にしようとしているある昔の記事が長すぎると思うのなら、それを1週間の連載として再利用してみてはどうだろう?それがあなたの最も価値のあるコンテンツの土台の1つになり得るのだ。 コネクションを作る アバターでは、惑星の先住民は他の惑星や動物と交信することができ、そのコネクションのスピードはとても速い。 あなたのすでに存在しているコンテンツを再利用することについて言えば、ソーシャルメディアネットワークに介入したり、ターゲット層の読者からアイディアやフィードバックを得たりして独自のコネクションを作ることをためらわないことだ。 あなた独自のソーシャルメディアのデジタルキャンプファイヤを生みだし、読者の中にある熱狂的な興味をかき立てる画期的な方法を探し始めるのだ。以前にその情報を聞いたことがあるような方法でも関係ない。クリックに繋がるような“ひらめきの瞬間”を思いつくかもしれないのだ。 この記事は、Copybloggerに掲載された「What Avatar Can Teach You About Repurposing Your Content」を翻訳した内容です。 確かにダンス・ウィズ・ウルブズとアバターって話の内容は全く一緒ですね 笑 アバターは内容がくだらないという人も一部にいるようですが、僕は映像美とストーリーテリングの上手さで十分楽しめました。逆にあそこまで革命的な3D映画であれば、ストーリー自体は基本に忠実に、少しアレンジした形で提供する方がより多くの人に受け入れられて良いのかもしれません。ブログの記事でも、ただのまとめ記事や過去記事の人気ランキングなどが意外とアクセス数上位に入ったりブックマークされたりすることも多いわけで。ブログよりははるかに長い歴史を持つ映画、色々と学べる部分はあるようです。 — SEO Japan

Facebookの「Like」ボタンをサイトに加える方法

15 years 6ヶ月 ago
Facebookの「Like」(いいね)ボタンはページランクなど従来のリンクベースのアルゴリズムに変わる新しい概念、そしてその実用性の点からリリース後、瞬く間に英語圏では多数のサイトに導入されました。日本でも導入しているサイトが幾つか出てきているようですが、今回は「Like」ボタンの導入方法をサーチエンジンランドが紹介します。 — SEO Japan 先月、フェイスブックはコンテンツをフェイスブックにもたらし、さらに細かいレベルでフェイスブックがウェブに進出する役目を持つ「オープングラフ」(新しいフェイスブックプラットフォーム)の告知を行った。告知が行われて以来、次の2つの疑問が頻繁に問われている: この機能をウェブサイトで利用するべきか? このプラットフォームをウェブサイトに掲載するにはどうすればいいのだろうか? 幸い、このエントリを読めば上述の2つの疑問の答えが分かる。質問1: 興味深く、ソーシャルなコンテンツを持っているなら、もしくはプライバシーに関する懸念を持っていないなら、この新しい機能をオリジナルのコンテンツに加えてもらいたい。 しかし、すべてのページに手当たり次第にこの機能を導入することは勧められない。興味を持ってもらえそうなコンテンツを選ぼう。問い合わせページにも導入するべきだろうか?その必要はない。週に一度投稿するユニークでクリエイティブなエントリに掲載するべきだろうか?掲載するべきだ。疑問2に対する答えはとても単純だ。次に、フェイスブックの“いいね!”コードを個別のページ/エントリに実装する各種の方法を紹介していく。 「単発」用の実装 「いいね!」ボタンを単一のエントリまたはページに掲載したい場合は、この方法を利用しよう。ページ/エントリのHTMLに簡単にコードスニペットを挿入することが可能であり、するとすぐに“いいね!”ボタンが表示される。この標準的なコードはフェイスブック・フォー・ウェブサイトページに掲載されている。 しかし ? これだけではない。標準的なボタンを設置するだけでなく、ドロップダウンボタンのフォント、プロフィールのイメージ、言い回し、幅と配色を調整することも可能だ。カスタマイズ用の選択肢の中で最も面白いのは、動詞だ。大半のユーザーは“いいね!”ボタンと呼んでいるが、このボタンはユーザーが何かを“好き”または“勧める”と言っているのだ。 記事にオリジナリティを少し与えたいなら、追加のメタデータを加えて、ユーザーの掲示板に表示される内容をカスタマイズしよう。以下の属性をカスタマイズし、適切なサイトの名前および付随するイメージを選びつつ、ユーザーが好むアイテムの名前を定めることが出来る。注記: この作業を実施するためには、サイトをフェイスブック・オープングラフ・プロトコルに加える必要がある。このページに実装することが可能なサンプルのコードを以下に掲載する: og:title – これは記事の名前がフェイスブックに表示される際のタイトルタグを上書きする。 og:site_name – これは“いいね!”された記事と併せて表示されるサイトの名前である。 og:image – これはユーザーが“いいね!”するページに対して適切なイメージを示す。 このエントリのページのメタデータは以下のようになる: <meta property=”og:title” content=”How To Add Facebook Like Button”/> <meta property=”og:site_name” content=”Search Engine Land”/> <meta property=”og:image” content=”http://searchengineland.com/images/20/logo.png”/> すると以下のように表示される(註:この記事では英語になっていますが日本語でも表示されます): Facebook user likes “How To Add Facebook Like Button” from Search Engine Land (ロゴつき) この機能は導入されてからまだ日が浅く、様々なバグや問題が発生しているが、困ったらフェイスブックのディベロッパーフォーラムを参考にしよう。きっと役に立つだろう。 サイトワイドなプラットフォームの実装 ブログプラットフォームのすべてのページにコードを挿入したいなら、時間と労力を節約することが可能な様々なプラグインが開発されているので利用しよう。利用しているブログソフトウェアに用意されているツールを選び、ユーザーが“いいね!”することが出来るように、手順に従うか、プラグインを加えよう。 ワードプレス 現在、最も評価が高いプラグインはfblikebuttonだ。このプラグインは、ページおよびホームページに加えるだけでなく、コンテンツの上/下等、表示する位置に対する便利な実装オプションを用意している。また、ワードプレスのプラグインマーケットでは、様々なlikeボタンが開発されている。 タイプパッド シックスアパートは簡単に“いいね!”ウィジェットをタイプパッドのテンプレートに加える方法を編み出している。エントリごとに表示する選択肢も用意されており、また上級者向けのテンプレート用のサポートも提供されている。 ブロガー フェイスブックの“いいね!”ボタンがグーグルのブロガープラットフォームでも開発されている。このエントリには、実装およびカスタマイゼーションを行う手順が詳しく掲載されている。 自分(そしてオーディエンス)に合う方法を探し出し、上述の情報をフェイスブックでの存在感を高めるために役立てよう。 この記事の中で述べられている意見はゲストライターの意見であり、必ずしもサーチ・エンジン・ランドを代表しているわけではない。 この記事は、Search Engine Landに掲載された「How To Put The Facebook “Like” Button On A Site」を翻訳した内容です。 This article on [...]

Googleがテレビ番組をただのコンテンツに変える日

15 years 6ヶ月 ago
GoogleがいよいよグーグルTVでテレビ業界に殴り込む?日も近くなってきましたが、SEO Bookのアーロン・ウォールがそれにまつわる様々な話題を。テレビの未来を示唆する刺激に満ちた記事です。 — SEO Japan 新たなフィールドに進出する際、グーグルは忍び足で侵入するが、何かを手に入れることに決めた途端、大きな足音を立ててアプローチする。彼らは1つのニッチおよび1つのモデルを選ぶだけでは満足しないのだ(例えばネットフリックスのような): グーグルは複数の領域で戦い続けている。氷河をカンナで削るように、グーグルはマーケットを徐々に破壊していく。 グーグルは、ユーチューブの視聴者を思考能力ゼロの怠け者に変えたがっている : 「もし脳のあまりにも多くの領域が選択プロセスで占領されてしまったら、視聴どころではなくなってしまうだろうと、NoMovの共同ファウンダーであるジェームズ・ブラック氏は話した。 … 「私たちは、くつろぐことが可能な、受け身の視聴モードにユーザーを駆り立てる方法を探しています」とデビッドソン氏は述べている。 TVの広告マーケットはウェブの広告マーケットよりも遥かに大きく、既に検索機能を持っているため、ユーチューブをテレビ化させたいのだ。グーグルは成長するための新しいマーケットを必死に探している。 グーグルはOn2を買収するために$1億600万ドルを投入し、V8 ビデオコーデックをオープンソース化した: これは麻薬の売人が利用する“一つ目は無料”アプローチであり、実際には“無料”ではなく、“新たな路線”を作りだすことが目的である。パトロンになるだけなら、この廃れたコーデックを手に入れるために支払った額の10分の1の資金で、ファイヤーフォックスのライセンス料を永遠に支払うことも出来た。それはグーグルの狙いではない。これは“どうだ見たか、アップル”と言う気持ちを態度で表し、独占を目指した取り組みである。 ユーチューブ、ダークファイバー、そして、ビデオコーデックを手に入れるだけでなく、グーグルはグーグルTVの取り組みに関する告知を行っている。セットトップボックスを管理する人物が市場のデータを持っているのだ。 マーク・キューバン氏は、ランキングの不正操作が発生するであろう競争を以下のように説明している。 グーグル TVの成功は、あるアイテムに影響を与えるだろう…ページランクだ。、動画コンテンツのプロバイダーがグーグル TVのTV検索リスティングで上位にランクインすることを目指す一方で、善玉のSEO業者と悪者のSEO業者が争う姿を想像することが出来るだろうか?グーグル自身が述べているように、40億台のTVが存在し、その数は増え続けている。そして、米国のTV広告マーケットは$700億の価値があるのだ。グーグル TVが成功すれば、大きな問題が発生するだろう。グーグルが製品のページランクを決める仕組みが、TVマーケットでの製品の成功に何よりも大きな影響を与えるのだ。 しかし、グーグルが消極的にネットワークを監視するなら、TVガイドよりも遥かに役に立つだろう。推薦する製品が関係ない場合、簡単に発見し、調整することが出来るようになりつつある。ネットワークが何度も同じことを繰り返す場合、ランクを下げればいいだけの話である。 成功すれば、グーグルの取り組みは、異なる種類のコンテンツの間にある壁を破壊するだろう: グーグルは理念を貫くだろう。その結果、グーグルは情報とユーザーとの間に潜り込む。すると問題を最小限に抑えることが出来るようになる。 グーグル TVのインパクトにより、グーグルはテレビの主導権に挑戦状を叩きつける可能性がある。TVとインターネットの境界線を曖昧にすることで、グーグル TVはコンテンツの内容の分類の存在価値をなくすポテンシャルを持っている。「TV番組」ではなく、“コンテンツ”になる。“ウェブ動画”ではなく、“コンテンツ”になる。そして、区別が完全に弱まった暁には、インターネットを経由した直接的な配信が可能になる。グーグル TVは、TVをアグリゲイター化させる可能性がある。そうなると、誰が最も太いパイプを提供することが出来るのかが重要になる。 グーグルが利用データを手に入れることが出来れば、好きなようにこのデータを利用するだろう。どのマーケットにも言えることである。スケールのメリットがさらなるスケールのメリットを生み出す。アップルとアマゾンは独自のeブックのフォーマットを手に入れたがっている。その一方で、グーグルはパブリッシャーがデフォルトのeブックの共通フォーマットを作成する取り組みに力を貸すだろう。 トラフィックに打撃を与える可能性がある定期的なアルゴリズムのアップデートの他にも重要な点はある。数年後、新しく加わるコンテンツのフォーマットは多くのウェブパブリッシャーにとって頭痛の種となるだろう。なぜなら、グーグルが同様のマーケットのいずれかで大規模なサンプルサイズ & マーケットの影響力を獲得した場合、その他のコンテンツのフォーマットの幾つかは検索結果に流れ込むようになるからだ。そして、その結果(マーケットの競争と共に)、多くのパブリッシングビジネスモデルにとって、瞬く間にネガティブな分野にマージンを運んでくる可能性がある。 この記事は、SEO Bookに掲載された「TV is the New Mobile」を翻訳した内容です。 Googleがするかどうかはともかく、確かに「テレビ」と「インターネット」の垣根は今後益々薄れていくのでしょうね。テレビ番組という概念がなくなり、全てがコンテンツとして並列に扱われる日もいつか来るのでしょう。そこまでに多くの抵抗と戦いがあるのでしょうし、5年かかるのか、10年かかるのか、もしかするともっとかかるのかもしれませんが、文字、音楽、動画、、、全てのコンテンツがネットワークを通じて全て並列に扱われる時、勝者は誰になるのでしょうか。間違いなくGoogleはそこを目指しているのでしょうし、マイクロソフトやAppleもそうなのでしょう。Sonyなど日本の家電メーカー(という括られる限りは勝者にはなれなそうですが)も是非とも頑張ってほしいところですね。しかしマーク・キューバンがいうようにテレビというか動画SEOは今後もっともっと盛んになっていく気はします。SEO会社としては、きちんとその辺も追っていきたいところです! — SEO Japan

Copywriting 3.0: 時代遅れのコピーライターにならないための5つの秘訣

15 years 6ヶ月 ago
コピーブロガーから、まさにコピーライティングに関する記事を。ウェブ全盛時代の今、ライターもSEOやソーシャルメディアを意識しないと生き残れない?! — SEO Japan 今日のコピーライターとは単に“言葉を巧みに操る人”ではない。 もしあなたが自分のことをそう思っているのなら、永遠に下級のコピーライター広告代理店の地獄から逃れられないだろう。 小3の頃の休み時間を思い出してみるのだ。シーソーの反対側に太ったお友達が座っていてどうにも動かなくなった自分を。イケてる友達はみんなキックボールをして遊んでいたことを。そんな時にあなたはお決まりの跳ね返りを待っていたことを。 5つの重要な分野について理解することに時間をかければ、飛躍的に効果的なコンテンツを生みだす能力を向上させることができるようになるだろう。そして、太ったお友達をシーソーから跳ね返してもっとカッコいいゲームで遊ぶことができるようになるのだ。 あなたが500ポンドのゴリラになる必要はないのだ。そんな風に考える必要があるだけだ。 1. リアルタイム検索 TwitterとFacebookがそのコンテンツを検索可能にさせるためにGoogleとBingと取引をしていることを考えると、オンラインで仕事をしているコピーライター達はリアルタイム検索の重要性を無視することはできない。現在、全てのソーシャルメディアポータルとソーシャルブックマーキングサイトは、コンテンツがオンラインで見られる場所になっている。 もしもあなたがリアルタイム検索を含んだ分かりやすいクライアントとの会話にじっくり取り組むことができないのであれば、その太ったお友達があなたを吹っ飛ばすことになるだろう。 Copywriting 3.0 の秘訣: リアルタイム検索を理解するための時間を取ること。インデックスされたサイト、各サイトからインデックスされたコンテンツの種類、人々がどこでリアルタイム検索の結果を見つけるのかについて良く知ること。 OneRiotのようなリアルタイム検索エンジンをチェックし、 Googleがどのようにリアルタイム検索を組み込んでいるのかを研究し、これが人々のオンライン上での会話の表現にどう影響しているのかを考えてみるのだ。 2. アーティクルマーケティングとコンテンツの再利用 アーティクルマーケティングはもはや単なる被リンクの構築をすることだけではない(註:アーティクルマーケティング = 他サイトに記事を投稿してそこから自社サイトに誘導するウェブマーケティング手法)。 それは、ブレッドクラム(パン屑)なのだ。ウェブ上にばらまいておけばおくほど、あなたが望んでいる方向に連れていくブレッドクラムに人々を従わせることができる可能性が高くなる。 もしあなたがアーティクルマーケティングの最新のものや最大限に認知度を高めるためのオンラインコンテンツの再利用の仕方に理解を示していなければ、顧客との間にあるべきキーとなる会話が欠落することになる。もはやブログだけの話ではなく、これらの投稿がブログの後にどこへ行くのかということなのだ。Facebook、Twitter、Posterous、eZinesなど、外の世界があなたのコンテンツを待っている。 Posterousの優れた機能や、新しいeZineのWordPresプラグインをチェックしてみよう。 Copywriting 3.0 の秘訣: SEOキーワード検索を研究し、あなたが書いたものへのどんなオンライン上のデスティネーションもSEO戦略がどのようにオンラインでの成功のゴールに影響を与えるのかを理解していることを確実にすることだ。 太った友達はブレッドクラムが好きではない。彼らはドーナッツが好きなのだ。ブレッドクラム戦略を紹介することによって顧客をスリムで機敏のままにしておくことに役に立つ。それが私たちを次のポイントへと導いてくれるのだ・・・ 3.SEOに精通したコピーライティング あなたがSEO会社と彼らの仕事をもっと簡単にする方法について最後に話したのはいつのことだろうか? 私は複数の会社と仕事をしていて、彼らの知識を定期的に借りている。もしあなたがSEO戦略もなしに行き当たりばったりでオンラインコンテンツを書いているのなら、あなたは一体全体どうして書いているのだろう? 確かに、目的に導かれたサイトもあれば、固定読者を持ったサイトもある。しかし、全体的に見て、あなたは、サイトで取り上げるための新しい未来のビジネスを欲しているクライアントを相手にしているのだ。 検索エンジンが言葉を読む仕組みやキーワードの頻度やコンテンツの長さに対するキーワード率(キーワードの詰め過ぎや、少な過ぎを防ぐ)やページ上の設置場所の最新情報を知らないのであれば、時間をかけて学んだライターによってあなたは時代遅れに見えるだろう。 B-O-U-N-C-E. Copywriting 3.0 の秘訣: CopybloggerのSEOコピーライティングのガイドをチェックしよう。地元のSEO会社とコンタクトを取ろう。SEOMozを開き、 SEOを学ぶための初心者用チェックリストを読もう。 そしてもちろん、Scribeを使うべきだ。(私も最近ここでレビューしている) 4. ブログ:SEOとソーシャルメディアが衝突する場所 検索エンジンは“動的コンテンツ”が好きだ。 分かりやすい言葉で言えば、常に変化のない静的ページの集まりではなく、着実に変化のある新鮮なコンテンツだ。そういうコンテンツは、そのウェブサイトが堅実に交信していること、そのためにより“関連性がある”ことを検索エンジンに示すのだ。 そのために最近では誰もがブログを持つようになった。そしてそれこそがSEOとソーシャルメディアが衝突する場所なのだ。 ブログはクライアントがキーワード戦略を実行し、トラフィックを増加させ、彼らが優位に立ちたいと思っている場所で専門家として見られるのに恰好の場所だ。しっかりとしたSEO戦略に適したブログの書き方をあなたがいかに理解しているかをクライアントに示し、それがソーシャルメディア戦略の一部であるだけでなく全体のマーケティングプランであることも示すのだ。 Copywriting 3.0 の秘訣: ブログマーケティング戦略を研究し、リンクベイト形式の見出しの重要性を軽視せず、良いブログとは何か、悪いブログはどこを失敗のか理解することだ。 オンラインコンテンツを作成することには、ブログ投稿をツイートしたり、Facebookのファンページにリンクを作成する以上のものがある。それは、あなたがビジネスゴールに影響する言葉をどこでどのように使うのか理解することなのだ。 5. モバイルの意味 4240万台のiPhoneが市場に出回っていることを考えると(2010年1月現在)、モバイルコンテンツなんて関係ないとは言ってはいられない。 シーソーに乗っている太ったお友達は、時代遅れのSEOコピーを大量生産することに満足している。しかし、彼はモバイルコンテンツについては少しも知らないのだ。 画面はより小さく、注意の持続時間はより短い。信号で止まっている間に読めるようなものを書けないのであれば、自分の能力についてもう一度考えなおす必要がある。 DVRやオンラインニュース配信では、私たちはコマーシャルも見ないし広告も読まない。ではどこにビジネスは置けばいいのだろうか?モバイルだ。 賢いビジネスは企業サイトのモバイル版を開発している。あなたはモバイル版の書き方同様、モバイルの土俵で機能する広告ネットワークについても知る必要がある。 Copywriting 3.0の秘訣: あなたは広告も書くかもしれないが、AdSense MobileとiAdsを研究せずして太ったお友達を跳ね返すことはない。 さらに、モバイル機器でのネットサーフィンを始める必要がある。モバイルに対応していないコンテンツについてどんなことが困るのか、いい仕事をしているのはどこなのかを見るのだ。Whole Foods Marketをスマートフォンで見てみよう。 最高の仕事を。どんどんと。 要は、コピーライティングはハイテク化しているということだ。状況の変化のスピードについていけないのであれば、あなたはイケてる友達とのキックボールゲームには参加できずに太ったお友達とシーソーに乗ったままになるだろう。 勉強をして、ソーシャルメディアとSEOがビジネスを伝える方法をいかに変えているか把握し続けるのだ。そして、何か新しいことを学ぶのに遅すぎることは決してないということを忘れないことだ。 この記事は、Copybloggerに掲載された「

SEOはゼロサムゲーム。

15 years 6ヶ月 ago
SEO Bookのアーロン・ウォールによる熱いGoogle論を。リンクの話題からブランディング、Googleのビジネスモデルからイノベーション論まで幅広い話題を語り尽くしています。 — SEO Japan バナーブラインドネスが作り出された経緯とほぼ同じ道筋をたどり、やがて、その他の広告の形式もブラインドネスが発生するだろう(註:バナーブラインドネス = バナーを人々が無視するようになったこと)。 以下のような広告に騙されると、人々は*あらゆる*個人のデータを誰かと共有する行為に対して信頼を失う。 (サイトにアクセスするには携帯番号を入力してください!) 上記の例は、まさに卑劣なアフィリエイトの習慣そのものである。法律の抜け穴を探し、違法になり、罰金が科せられるまでは悪用する。収益性が高い場合は、罰金を実際に取られるまでずっと続ける。 このような弱みに付け込む広告は、すべての人々が参加するゲームを台無しにしてしまう。そのため、長い間営業を続ける意図を持つ企業が支援する優良ネットワークは、通常このような不快な広告を掲載することはない。 収益を上げる方法は他にもあり、情報を深めることで効率を上げる取り組みもその一つである。これはグーグルとフェイスブックが出来るだけ多くの情報を必死で集め、潰しあっている理由の一つである。ユーザーのことを熟知し、誰よりも多くのデータを持っているなら、他のネットワークが同じ利益を上げるのは難しいだろう。これはウェブサイトにとっても言えることだが、広告ネットワークを作る上でも当てはまるのだ。 配信型広告ネットワークは大きな力を持つ。なぜなら、広告ユニットが時間の経過と共に個人および広告主の好みの変化に合わせて同じように変化するからだ。それぞれの広告を介してネットワークはデータを集めることが出来る。そして、このデータはネットワークの効率を上げ、広告費の値上げをするために使われる。 大半のオンラインビジネスは、コアの基盤的なレベルで営業することを意図していない。また、参入しやすいために競争は激化している。そして、情報は共有され、そっくりそのまま真似されていくのだ(あるいは少なくとも大きな影響を受け、同様のサービスが作られていく)。ビジネスモデルが真似されやすい場合、情報を共有するコストは高くなる。アドセンスのパブリッシャーは100万を超えている。グーグルがページおよびキーワードのレベルでデータを共有するとすぐにマーケットの効率は大幅に上がるだろう。 しかし、手法およびビジネスモデルは疲弊してしまう可能性がある。クリック報酬型広告でさえ、専門分野とユーザーのタイプに大きく依存しているのが現状だ。インターネット・エクスプローラのユーザーは、広告への意識が高い精通したウェブユーザーよりも遥かにCTRが高い。 あるマーケットで私たちは関連する複数のサイトにeメールを送ったが、5人に2人がクレームをつけてきた。なぜなら、同じようなドメイン名のウェブマスターが昨年100通近いメールを送りつけ、やめるように頼んでも送り続けていたからだ。数千ドルを関連するコンテンツに投資し、関連する人々に言及する手法は、この分野ではあまり使えなくなった。 信頼が置かれる場所には濫用がはびこり、こうしてブレット・タブキ氏が「グーグルによるリンクのないインターネット」と巧みに表現した状況に発展したのだ: もう誰も誠実にリンクを張らない。 すべてのリンクが疑わしい。 もう誰も自由にリンクを張らない。 自由にリンクを張る人物はナイーブだと思われてしまう。 ページランクには金銭の価値がある。 リンクは通貨である。 記事にはかつて良質なリンクが詰まっていたが – もはや話の内容を基にリンクを張る行為は行われていない。 グーグルは自分達が与えた損害について気にかけているかもしれないが、心を入れ替えるには、あまりにも収益が高かったのだろう。タブキ氏が結論づけているのよう、意図的ではないが、“グーグルでリンクをクリックし、あるページを訪問すると、そのページには面白そうなリンクが掲載されていない場合、Uターンし、グーグルに戻ることになる”。 ウェブを整理しようとすると、哲学的な見解、そして、関連性アルゴリズムに反映されるビジネスのゴールが重要視されることになる。グーグルの規模が小さく、機敏だった頃は、弱者を応援し、初期の広告主とも言えるアフィリエイトを受け入れ、他にはないウェブの民主的な見解も持っていると自負していた。グーグルは規模が大きくなるにつれ、ダイレクトマーケティングの限界に近付いていることに気付き、悪の巣窟を一掃するにはブランドが必要だと主張するようになったのだ。 ブランドを構築するなら、新しい検索の需要を作りだすことが出来るだろう。しかし、大半のパブリッシャーにとっては、検索はゼロサムゲームである。つまり、誰かが勝てば、他の誰かが負けるのだ。他の人と全く同じ既存の需要をターゲットにしていることになる。これは、アドセンスのパブリッシャーやアフィリエイト、そして、その他の大半のオンラインの配信ビジネスモデルに当てはまる。オフラインのパブリッシャーでさえ、戦略的な競合者と刺し違えることが出来るなら、資金を失うことも厭わないのだ。 ブランドを宣伝せよと言うグーグルの掛け声にブランドはどのように呼応しているのだろうか?ブランドは、グーグルにもらった抜け道を活用しているのだ: 安価なコンテンツを手に入れる方法を探すメジャーなメディア企業が増えつつある。トムソン・ロイター、コックス・ニュースペーパーズ、そして、アシェット・フィリパッキは、1本の記事につき最低$5程度で大勢のフリーランスのライターから記事を手に入れているディマンド・メディアやAOLのSEEDと同業者のアソシエイティド・コンテントが提供する記事を掲載している。 … キーン氏と同氏のメディアパートナーは詳しい情報の提供を拒んでいるが、このような取引を熟知している幹部が、メディアパートナーは関連する広告収入の一部と共に1本の記事につき$75から$120支払っていると示唆している。 ブランドが解決策と言う答えは面白みがないが、流れに逆らうことは出来ない。グーグルがブランドの宣伝を好んでいるにも関わらず、わざわざアドワーズで禁止されているビジネスモデルを推進しようとする人はいないだろう。既にグーグルにそのビジネスモデルを否定されている状況で、第二のチャンス、第三のチャンスが転がり込んでくるはずがない。グーグルが禁止した行為を行えば、活動停止に追い込まれる可能性だってある。 サービスのプロバイダーとして、グーグルのビジネスの目的を理解することが出来れば、見返りを手っ取り早く得るには何をすればいいのか見極める上で役に立つだろう。グーグルが好むことを把握しているなら、そこに少し力を入れて、乗り切ればいいのだ。グーグルが手を引こうとしている取り組みを推進しているなら、苦労することになるだろう。 すべてのSEOのクライアントのプロジェクトが、利益を得ているわけではない。事実、継続するプロジェクトの立ち上げ時は、両者ともに損をすることがほぼ確実である。それぞれのビジネスのタイプによってアプローチは異なり、グーグルが売り込みたいことを売り込む方がよっぽど簡単に利益を上げることが出来る。 通常、このSEOの手法は、小規模なビジネスに適用するよりも、強力なブランドに適用する方が多くの価値をもたらす。最近、「グーグルに隠れるブランド」のような概念に関するゴミのような誤報がSEOのスペースを汚染している。なぜだろうか?それは、そこに広告の予算が存在するからだ。 ブランドは事実上ゴールでつまづいても、勝利を収めることが出来る – 出来そこないのSEOのスタッフが作業をしても勝てるのだ。そのため、グーグルが、ブランドを売り込んでいても、SEO業者は列を作って、ブランドが公正な機会を得ていないと主張しているのだ。 しかし、実際にはブランドは実に気楽なものであり、SEOをその他の広告 + マーケティングの取り組みに応用する方法は星の数ほどある。 先日、多くのウェブサイトに影響を与えるアップデートをグーグルは行った。グーグルボットは暴れまわっているが、浮上するサイトもあれば、沈むサイトもある。グーグルにとっては何も変わらない。また、グーグルは結果を混合させたいのであろう(関連性を少し犠牲にしてでも)。なぜなら、ユーザーが必要以上に快適に利用するような事態は避けたいからだ。 競争に参加する人数が増えれば、グーグルの影響力も増す事実は、グーグルが新しい分野を検索ゲームに加えたがっている理由の一つとして挙げられるだろう: グーグル曰く、ユーザーは書籍検索サービスを通して見つけた本を買うことが出来るようになるそうだ。また、書籍の小売店 – 個人経営の店も含む – もまたグーグルエディションを自分のサイトで販売し、収益の大部分を手に入れることが出来るようになる。グーグルは、パブリッシャーが小売価格を決めるのか、それともグーグルが決めるのかを決めかねている。 グーグルは、新しい分野では、赤字を出しても、もしくは損益のない状態でも満足するだろう。なぜならグーグルは関連性を補うためのマーケットシェアを買っているからだ。「消費者は各種の小売店が充実していることに満足しているが、その他の業界は競争が少ない市場を好むだろう。なぜなら独占したいからだ。」 – ダン・クランシー。マーケットシェアを手に入れたら、価格を吊り上げることが出来るようになるのだ。 また、グーグルは新しい3カラムの検索結果のレイアウトを導入した。どうやら、簡単に過去のバージョンに戻すことが出来るようにするつもりはないようだ。今でも利用可能なレガシーなURLは存在するものの、いずれ使えなくなるだろう。新しい検索結果のレイアウトは、各種の分野をより深く掘り下げて検索することが出来る。そして、今回のレイアウトの変更が広告のクリック数を減らすのではないかと推測している人もいるが、一時的に減ったとしても、やがて回復するだろう。グーグルのバーティカルな検索サービスの大半は、関連性を制限し、通常の検索結果のインラインの統合は運任せであったのだ(フィリップ M. パーカー氏の自動生成型の書籍が競争激しいキーワードに対するオーガニックな検索結果で2位を獲得していた瞬間を私は一度目撃したことがある) しかし、グーグルが推奨しているバーティカルの種類について考えてみると、グーグルがマーケットのデータを購入し、収益化に再び乗り出し、検索のシェアを高めるための広告のチャンネル/カテゴリーと少なからず見なしてしまうだろう。 最も多くの動画をホスティングしているサイトはどこか?間違いなくユーチューブだ。 議論?大半の無料のウェブフォーラムやQ&Aサイトは、サイトを収益するために何を利用しているのだろうか?アドセンスだ。 本?グーグルエディションズが数カ月後に立ち上げられる。 アップデート?グーグルは最終的にツイッターを買収するだろう。 製品検索?結局、グーグルのアフィリエイトネットワークに組み込まれる可能性があるだろう。 地図 & 地域の情報?専用の広告が用意されている 地域もしくは最近の情報を求めていることをグーグルが分かれば、掲載する広告の特徴がさらに増えることになる。多くのユーザーがバーティカル X 検索後の結果を好むなら、グーグルはこのデータを使って、そのバーティカルを通常の検索結果に積極的に反映させることも出来るだろう。グーグルは検索の提案から広告のターゲッティングにいたるまで、ありとあらゆる事柄を最適化することが出来るのだ。 そして、有料コンテンツモデルが成熟するにつれ、バーティカルへ焦点を絞る戦略により、グーグルは取引のフローで中心的な立場を確立し、関連性を改善し、掲載している有料コンテンツを推奨するために必要なデータを手に入れることが出来るのだ。 マーケティング全般において、SEOが主に需要を満たしていると言う考えは、多くの人々がビジネスモデルを嫌っている理由の一つに挙げられると思う。多くの変わりゆく選択肢の一つになることは、大半の人にとってはあまり喜ばしいことではなく、関連性のアルゴリズムについて知識がない場合は尚更である : 産業情報時代が終わりを告げた現在、アルゴリズムベースで定義されるインデックスに一歩足を踏み入れると、インデックスのアルゴリズムは、1909年のフォードの技術者のデジタル版ともいえる最高の従業員を送りだす。フォードは工場の中で誰が最も生産性が高いかを気にしていなかった。グーグルは最も価値の高いブランドかどうかを気に留めていない。グーグルは同社の価値をユーザーに一任している。ユーザーはグーグルの法則に貢献しているに過ぎない。そして、この法則にはユーザーはアクセスすることは出来ないのだ。 既存の需要を単純に満たすだけでは大きな問題が発生する。まず、オーガニックなスタートアップを始める機会を失う問題が挙げられる。全体が成長するわけではないからだ。また、SEO志向の戦略を基にペイパルやスカイプやグーグル級のサービスを作ることも出来ないだろう。万が一うまくいっても、刺激の少ない、退屈なサービスに終わってしまうだろう。なぜなら、新しいフィールドを開拓するわけではないからだ: テクノロジービジネスはイノベーションが生命線である。語源的に考えると、テクノロジーは“行動のより良い方法”と言う意味である。そのため、イノベーションはテクノロジー企業には欠かせない要素である。テクノロジー企業は行動のより良い方法を作りだすために生まれる。最終的には他の誰かがさらに良い方法を考案することになる。そのため、イノベーションをやめたテクノロジー企業を待っているのは、死である。 イノベーションとは、製品サイクルを意味する。プロのCEOは、製品サイクルを効果的に最大化する。見つけるのは彼らの仕事ではない。反対に創設時のCEOは製品サイクルを最大化するのではなく、見つける能力に秀でている。私たちの実験、そして、その実験を裏付けるデータによると、創設時のCEOに製品サイクルを最大化する方法を教える方が、プロのCEOに新しい製品サイクルを見つける方法を教えるよりも容易だと言うことが判明した。 他にも大きな問題はある。既存のシステムに既存の解決策を提供しているだけなら、時代遅れの製品、低俗な製品、そして、バブルに関わる製品を宣伝している可能性がある。そうではないと思うなら、ウェブサイトの広告を見て、最高の解決策を提供しているかどうか、もしくは、最高の収益を生み出す解決策を推薦しているかどうか確かめよう。 歴史を通して、人間は自分が手にした物を守るため、そして、奪うために戦いを繰り返してきた。正当に手に入れる者もいれば、違法に手を入れる者もいる。しかし、司法制度であっても、最も収益の高いビジネスモデルを反映している。だからこそ、ウォーレン・バフェット氏(米の有名な投資家)は、金融商品は“自分が手にしている場合を除いて”、金融世界の大量破壊兵器だと考え、… そして、銀行家達が刑務所行きを宣告されず、失業率がいまだに高い状況にも関わらず、記録的な金額のボーナスをもらっているのだ。資金回収は悪夢であり、人々はクズを手に入れるために戦わなければならない。検索も多くの人々にとっては借金ベースの金融システムと同じような機会を与えている。つまり、手を伸ばせば成功に届きそうに見えるものの、実際には届かないのだ。 私も同罪だが、意味のあるウェブサイトを運営していると良い気分になる。このウェブサイトが他の類のサイト並みの利益を上げられたら言うことはないのだが 検索エンジンが賢くなれば、いつか見返りを得ることが出来るかもしれない。 しかし、現時点では、検索はゼロサムゲームである この記事は、SEO Bookに掲載された「SEO is a Zero Sum Game」を翻訳した内容です。 思ったままに様々な話題について語っており少しまとまりがない気もしますが流石アーロン・ウォール、部分部分で読み応えのある内容です。最近以前にもましてどこか哲学者染みてきた気がしなくもないですが・・・汗。しかしGoogleの新しい3カラムのレイアウトを、将来的によりGoogleの収益性を向上させるための手段であり、ひいては各バーティカル分野においてプラットフォーム的存在になるための布石であると話しているのは、言い過ぎと思いつつも確かに長期的なビジョンではそうだよね、と思わせてくれる分析でした。いや、実際、ネットの世界もGoogleのみならず、マイクロソフト、Apple、フェイスブック、ツイッター等、そういうことを考えて皆行動しているんだと思います。5年後の未来はどうなっているんでしょうね。 — SEO Japan

我つぶやく、故に我あり。

15 years 6ヶ月 ago
SMX以来、10日ぶりの投稿になってしまいましたが、今日からまた記事更新を再開したいと思います。最初の記事は、SEOではなくSMXでも話題に常に上がっていたツイッターの話題から。粋なタイトルのこの記事は、ツイッターの現状を様々な統計データから紹介しツイッターの現状把握ができる内容です。 — SEO Japan ツイッターの魅力はユーザーの人数ではなく、短文形式のコンテンツの作成に情熱を注ぐ人々、そして、消費者のオンラインコミュニティを観察し、調査することが出来る点である。これは当然ながらオンラインコミュニティなら何でも良いと言うわけではない。ツイッターは瞬く間に私たちを個人として、そして、グローバルな社会として動かす事柄全てを映し出すレンズになりつつあるのだ。 シンプルな点もツイッターの良さの一つである。行動を解釈し、分析し、同様に予測することが出来る能力は、他のソーシャルネットワークには見られない。ツイッターは人間の地震計となり、ウェブの鼓動だけでなく、世界および地域のイベントを計測しているのだ。最新の情報を伝えるのは報道番組ではなく、つぶやきである。人間地震計につながると、そのムーブメントの一翼を担い、反響が世界に表れる前にトレンドを定義し、情報を配信することになる。新しい情報システムの一部になるのだ。 ツイッターの開放性が、人類学、社会学、そして、民族誌学の新しいジャンルを数多の方法で切り開いてきた。ツイッターのユーザーは、注目を集め、行動を促すあらゆる事柄の状態をすべてリアルタイムで明らかにしている。新たに登場したソーシャル科学者として、私たちは必死でこのツールを学んでいる。ツイッター、そして、フェイスブックが人気の高い文化、および、その文化を定義する行動を変化させている仕組みを指摘することが可能な点は最も注目に値すると言っても過言ではない。 私たちはツイッターを構成する要素の一部なのだ。個人として、ツイッターに息吹を与える本質と実体をもたらしている。ツイッターの住民であり、大使である。そして、ツイッター共和国の番人なのだ。 他のどのソーシャルネットワークにも見られないツイッターだけの力がある。恐らく、だからこそユニークなエゴシステムが生まれたのだろう。しかし、同様に、私たちが投稿する全てのつぶやき、リアクションやRT、そして、獲得するフォロワーによってもたらされる個人レベルの成長も存在するのだ。 我つぶやく、故に我あり。 ツイッターの将来性に関して、いまいちピンとこない人もいることだろう。首をかしげているのは皆さんだけではない。ツイッターは企業として受け入れてもらえるように、もしくは理解してもらえるように努力しているわけではない。その通り、ツイッターは、ツイッターに加わる新しいユーザーに対するインセンティブ、そして、初期の経験またはその欠如こそが、テクノロジー導入の釣鐘曲線のどこに位置しているかを明らかにすることを認識している。メジャーな存在になり、一般のユーザーに導入されるにようになる一方、彼らのような新しいユーザーがライフスタイルにツイッターを適用する要因は、変化の評価におけるこの段階特有のものであり、ツイッターをステータスフィアに導いた初期に導入したユーザーとは完全に異なる。 ツイッターの関連性から遍在への移行を分析する詳細な調査が行われ、私たちは人間への影響を理解する上で必要な見識を得ることになる。 先日、米国内のツイッターの状況が行われた。エジゾン・リサーチとアービトロン・インターネットが、12歳以上の1753名の米国人を対象に、熱気と過剰な宣伝の層をはぎ取り、ツイッターを実際に利用しているユーザーを解明し、この新しい時代のコミュニケーションを定義するため、調査を行ったのだ。 認知度 エジソンによると、ツイッターの認知度は2008年は5%、2009年は26%、そして、2010年には87%にまだ上がり、ほぼユビキタス状態である。もちろん、メジャーなメディア、企業、はたまた地域の店やサービスによる、「ツイッターでフォローしよう!」と言う絶え間ないツイッターの広告に私たちが狂気的と言っても過言ではないほど取りつかれていることが要因である。 ツイッターのウナギ登りの知名度アップを解明するため、この調査はツイッターの地位を有数のソーシャルネットワークと比較していた。 ツイッターはお馴染みのブランドになりつつあるため、これからは、お馴染みのサービスとして位置を獲得するためにまい進しなくてはならない。この位置を欲しいままにしているのがフェイスブックである。認知度はほとんど一緒だが、実際の利用においては34%の差でフェイスブックに大きくリードを許している。 ツイッターの利用 ツイッターは先日チープを開催した。チープとは同社初のカンファレンスであり、このカンファレンスでツイッターは登録したユーザーが1億500万名を超えていると発表した。アービトロンおよびエジソンによると、現在、およそ1,700万人のアメリカ人がツイッターを利用しているようだ。 積極的に秘密を明かすツイッター ツイッターは先日ユーザーがつぶやきを50,00万回以上/日、平均で600本のつぶやきが毎秒投稿されていることを明かした。 以前の調査では、全体のユーザーベースの一部が大部分のつぶやきを投稿していることが判明した。今回のアービトロンとエジソンのレポートは、ユーザーを5つのカテゴリーに分類していた: - ブロードキャスター(1日に数回) - コメンテーター(少なくとも1日に1回以上) - コントリビューター(少なくとも1週間に1回) - ニュートラル(少なくとも1ヶ月に1回) - イナクティブズ(1ヶ月に1回以下) ツイッターのユーザー層 以下のユーザーの層を見れば、ツイッターを利用している人々の区分を把握することが出来るが、マーケッターなら、企業のスタッフなら、そして、ブランドのマネージャーなら、ソーシャルネットワーク内で絡み合う「インタレスト・グラフ」に着目しておきたい。これは広告の構造および焦点をユーザー層ではなく心理を基に構成しているツイッターの方針が、ソーシャルメディア全般の動きと一致していることを示している。 「ソーシャルネットワークの年齢」の中で、ツイッターユーザーの平均年齢が39歳だと言う点が発覚した。現在、38%のユーザーが35歳以上であり、25歳から34歳のユーザーが大半を占めていることが分かった。そして、既にご存知のように、ツイッター、ソーシャルメディア、そして、モバイルソーシャルネットワークでは、女性が主導権を握っている。 ツイッターユーザーの民族の構成には多様性が見られるが、主なグループは白人、アフリカ系アメリカ人、そして、ヒスパニックに分かれる。 ツイッターのユーザーは高学歴・高収入 教育および収入のレベルは、企業が特定のマーケットと接触するアプローチの焦点および区分を決める際の参考情報となる。例えば、高等な教育を受けた人物に接触したいなら、可処分所得は最高の判断材料になるだろう。ツイッターは高学歴且つ家計所得の高い人々を相手にしているネットワークとも言える。 ツイッター = モバイルエクスペリエンス 4人に1人のユーザーがフェイスブックにモバイルデバイスから頻繁にアクセスしている。4分の1とは1億人を意味する。現時点では、ツイッターのユーザー数よりも遥かに上回っている。恐らく、技術面でのシンプルな面が影響しているのだろう。フェイスブックユーザーの25%がモバイルデバイスを利用しているが、ツイッターは3分の2近くのユーザーが携帯電話経由で同サービスにアクセスしている。人気の高い開発者により優れた第三者アプリが多数リリースされていることが主な要因として挙げられる。 ツイッターは製品とサービスの取引所 ソーシャルメディアで顧客の候補、顧客、そして、インフルエンサーと交流することを望む企業にとって、ツイッターは宝の山である。42%が製品とサービスについて学びたいと答え、41%が既に製品とサービスに関する意見を提供したことがあると述べているのだ。製品/サービスに関連するツイッター内の数多くのアップデートは、体験談を訪ねる質問である。回答者の31%はユーザーの意見を尋ねると答えている。他にも着目してもらいたい点はある。調査に参加した人々の全体の28%が割引と特売を求めている。21%は製品を購入するためにフォローすると答え、19%は支援を得るためにツイッターに行き着いたと述べた。 つぶやけば、フォローする… 会話に参加することを望む企業に、ツイッターは点と点を結ぶ手段になりつつあることを証明しはじめている。効果的に声に耳を傾け、反応し、そして、クリックを誘発することが出来るブランドなら、顧客の獲得および維持に対する掛け替えのない豊かな接点のネットワークを作り上げていくだろう。この調査によると、ツイッターのユーザーは、他のソーシャルネットワークよりも深いレベルでブランドをフォローする可能性が高い。ツイッターでは、51%がYESと答えたが、その他のソーシャルネットワークでは84%がNOを選んだ。 勢い衰えず… ソーシャルネットワークは飛ぶ鳥を落とす勢いで成長している点を最後に伝えたい。ソーシャルネットワークの導入は、あらゆる層で2009年と2010年の間だけでも最低10%から、層によっては20%増加している。この右肩上がりの傾向が、急激にトーンダウンすることはないだろう。 イメージ: Shutterstock この記事は、Brian Solisに掲載された「I Tweet Therefore I Am」を翻訳した内容です。 改めてみると2009年には26%しかなかった知名度が2010年には87%(フェイスブックと変わらない)という驚異的な成長を遂げていることに驚きです。利用者数ではまだまだフェイスブックが圧倒しているようですが。男性以上に女性がより多く利用しているのは他のソーシャルネットワークと同じです(日本はどうなんでしょう?)。データを見ても企業にとってもマーケティング・コミュニケーションチャンネルとして様々な活用法がありそうですね。1年後、2年後、どうなっているのかしばらくは目が離せなそうです。 — SEO Japan

SMX Advanced Seattle 2010 : SEO会社に質問しまくろう!

15 years 6ヶ月 ago
SMX Advanced、最後のセッションは「SEO Vets Take All Comers」。SEO会社の人が壇上に勢揃いして会場からの質問に答えます。モデレーターはダニー・サリバン、スピーカーはウォールストリートジャーナルのインハウスSEO担当、アレックス・ベネット、3ドッグメディアのグレッグ・ボーザー、ブルース・クレイ、サーチエンジンランドのバネッサ・フォックス、ポジション・テクノロジーのトッド・フリーセン、シュガーレイのレイ・ホフマン、そしてコバリオのステファン・スペンサー。 人が多いのと大半がSEO会社なので名前は特定する意味がありそうな場合だけ書きます。 Q: nofollowを使う必要はあるのか? A: ログインページや登録ページへのリンクには使っても良いのでは。 A: nofollowを使うとリンクジュースが完全に消えるという前提だったが実験する限りそれはないと思う。 A: nofollowをSEOのために使うことはスタッフに推奨していない(サーチエンジンランド)。 Q: GoogleのSSL通信についてはどう思うか? A: 余り気にしていない。デフォルトにはならないだろう。 Q: メイデイアップデートで何か特別な対策を行ったか? A: ロングテールコンテンツをターゲットにした対策だと思うが、特定のキーワードを意識したロングテールコンテンツより、内容が特化されていない直帰率の高そうなページの上位表示効果が薄れている気がする(ブルースクレイ)。 A: 内部リンクが少ないページは落ちている。 A: 外部リンクが少ないページ、これまでホームページからのリンクだけで上位表示されていたページは落ちている。 Q: ロングテールの細かいサイトのリンク分析をするのに良いツールは? A: Majestic SEOやウェブマスターツールズ。 Q: マット・カッツは直帰率は上位表示のアルゴリズムに使っていないといっているが、、本当か? A: マット・カッツの目の動きでほんとかウソか分かる。 A: 私はマットを信じてるけど。 A: 直接の直帰率じゃなくとも、検索結果ページのクリックと滞在時間の関係などで同様の解析を行っている可能性はある。 Q: 大型のニュースサイトへのSEOでは何が課題か? A: ユーザー行動をトラッキングして正しく解析するのはチャレンジ。ジャーナリストにウェブライティングを教えることもチャレンジ。特にSEOを意識した見出しの書き方。教え方も上手に教えないとジャーナリストの反感を買ってしまうので気をつけてやっている(ウォールストリートジャーナル)。 A: CNNは毎月100万の新着記事がある。後からSEOをかけることは現実的に難しいのでコンテンツを作る時点でSEOがある程度できるようなアドバイスを年に何回かしている。具体的にいえばキーワードの使い方など(ブルースクレイ)。 A: ニューヨークタイムスはリソースページを作ってそこから記事にリンクを張ったり、新着記事からリソースページにリンクを張ったりしている。検索結果に上位表示もされているし、効果的なトラフィックを集め方だと思う。 Q: クローラーキャップについて話せる? A: 大型サイトの場合、クローラーに適切なリソースを全てクローリングしてもらうことは重要。カノニカルタグなどもあるが、より多くのページをクロールさせるにはサーバースピードがかなり重要だと思う。304を使うことも重要。 A: Googleのサイトスピードをアルゴリズムに考慮するようになったことを気にする人が増えているが、ユーザー体験を意識すべき。サーバーをアップグレードした方が良いかという人もいるがウェブマスターツールのPage SpeedやYahoo!のY!Slowで改善できることも多い。 Q: Googleの site: 検索は毎日表示数が大幅に変わることがあるが、何故こんなことが起きるのか? A: その表示数は重要ではない。例えば site: 検索とブランド名やサイト名検索を同時にすればより正確な数字が出てくる。ウェブマスターツールで確認するのが一番良いが。 Q: リンク獲得キャンペーンを地道におこなうことには意味があるのか?特に大型サイトで。 A: 例えば旅行業界はそもそもページ数が多いサイトが多いし、情報を集約したアグリゲーションコンテンツを作ってページ数は増えしているケースもあるがそのままでは上位表示されない。内部ページにリンクを集めることで上位表示の確立を高めることはできる。 A: 大型サイトの場合は個別のSEO対策をするよりは、普段のコンテンツアップのワークフロー自体にSEOを取りこむ必要がある(ウォールストリートジャーナル)。 A: リンクを得ることはSEOのためだけではない。ブログのゲスト投稿やコンテンツフィードはそれ字体が新しいトラフィックにつながるし、Googleにもコンテンツを評価すべきというシグナルを送る。 Q: 有料リンクを買ってペナルティを受けた場合、どうすれば良い? A: リンクを全部削除して、Googleに謝って再登録を依頼するしかない。クライアントに有料リンクを買っているか?と聞いても中々教えてくれないことも多い。Googleに再申請する前に必ず有料リンクが全部外れているか確認すべき。 A: 有料リンクだけでなくグレーな怪しいリンクは全部削除するべき。 A: 複数のサイトで過度の相互リンクを行っている場合などは全体にリスクがある可能性がある。 A: 1つの行為だけでペナルティをくらうというよりは、色々なことをやった結果としてくらう場合が多い。 A: ペナルティを解除された後で有料リンクを買いたくとも最低半年は買わないべき。 A: 有料リンクが成り立てば、検索結果の1ページ目は全て資金がある会社のサイトで埋め尽くされてしまう。Googleが色々対策をしようとしているのは当然だろう。Google Japanも有料リンクを買ってペナライズされた事実もある。Googleの有料リンク認識ソフトは相当進化してようだし(ブルース・クレイ)。 Q: ソーシャルグラフでSEOは変わるのか?FacebookはGoogleを殺すか? A: 常に検索するニーズはある。Facebookでどれだけ時間を過ごそうが、検索は別にするだろう。 Q: Facebookからのリンクは効果があるのか?nofollowだけど。 A: リンクしているというデータは取っているのではないか。個人的な意見だが。 A: nofollowでリンクジュースの効果はなくなるかもしれないが、1つのリンクを通してある程度のアクションがある以上は何らかのシグナルになる可能性は常にある。 A: ツイッターも同様だ。 A: [...]

SMX Advanced Seattle 2010 : SEOに適したサイト構造とは?

15 years 6ヶ月 ago
2日目午後の最初のセッションは原題「Build IT Better : Site Architecture for the Advanced SEO」。SEOに適したサイト構造についての話。上級者向けということですが、その内容はいかに。モデレーターはサーチエンジンランドのバネッサ・フォックス、スピーカーはAudetteMediaのアダム・オーデット、Googleのマイリー・オーエ、R2integratedのロリー・ウヨア、サーチディスカバリーのSEO技術責任者のブライアン・ウセリー。 まずはプレゼンタイム。 SEOとサイト構造 初めはGoogleのマイリー・オーエから。最近イベントで良く話すウェブマスターツールズの担当の人ですね。 SEOの基本: ・URL構造 ・レスポンスコード ・スタンダード・エンコーディング 高度な要素: ・スピード ・ロングテールコンテンツ ・重複コンテンツ ・マイクロフォーマット ・ビデオサイトマップ 【SEOの基本】 ■URL構造 www.googlestore.com 158の製品しかないのに、GoogleBotは38万URLを認識している。価格や色の設定でURLのバリエーションが無限にあるせい。 検索エンジンはURLの大文字と小文字は別の文字として認識する。 例えばamazon.comはamazon.com/itunesとタイピングしたユーザーをamazon.com/iTunesに転送している。この場合はrobots.txtでitunesのクローリングを排除すべき。 ■レスポンスコード 300、400など。500はインデックスされないがURLは残る。サイト更新の際などに利用。 ド ■スタンダード・エンコーディング 複雑なURLの場合、ウェブマスターツールズのパラメーター管理ツールでクロールされるべきパラメーターを登録して管理すべき。 ■インデックシングの優先度 ・更新された情報があるページ ・重要な情報があると思われる新しいページ ■Googlebotの訪問を増やすには? ・インデックシングのシグナルを増やす ・・更新頻度 ・・サイトへのリンク数 ・レスポンスコードを正しく 【高度な要素】 ■スピード ショップジラ(商品メタ検索エンジン)はスピードを上げただけでコンバージョンが7-12%上がった。 ■ロングテールコンテンツ ・ユニークなコンテンツ、価値があるユーザー生成コンテンツを作るべき。 ・更新を常にするべき。 ・内部リンクを与えるべき。 ・外部リンクを受けるべき。 ■重複コンテンツ ・ウェブマスターツールのHTMLサジェスションで確認する。 ・”site:”検索で確認する。 ・canonicalタグを活用する。 ■マイクロフォーマット ・リッチスニペット対応をする。 ・レビューやレシピ、人やイベントの情報を入れられる。 ■ビデオサイトマップ ・今後Google TVのリリースと共に強化したい。 ・ビデオ検索、ユニバーサル検索を改善したい。 ・多数のファイルタイプをカバーする。 多数の話題を駆け足で話してくれたので全部メモできませんでしたが、基本的な内容を幅広く話してくれた、という印象ですかね。上級者向けとはいえませんが、基本の再確認はできました。 SEOはユーザー体験の改善 次はAudetteMediaのアダム・オーデット。 SEOはユーザー体験を改善すること 1. とにかくベストなユーザー体験を提供する。 2. それを最大限SEOに活用する。 順番を間違えない。 サイトの情報構造はSEOを保管する ■サイト構造の課題 カテゴリゼーション Amazonはページ毎に様々な種類のカテゴリゼーションを施した他のページへのリンクを張っている。例えばトップページは主要カテゴリへのリンクだが、商品ページでは人気や価格、作者別等のカテゴリページを張っている。ナビゲーションは全ページが固定されている必要はない。 内部リンク 効果的に利用すべき。 コンテンツ かつてない程重要になっている。オリジナルコンテンツが重要。キーワードを意識して作成するべき。 ナビゲーション Zapposのナビゲーションはスゴイ。ユーザーが直感的に様々な検索ができる仕組みになっている。 ただしやりすぎると検索ロボットがクローリングを正確にできない可能性もある。 シンプルなURLを用意して、ナビゲーションもシンプルにする。検索ロボットにはそのページをクロールさせる。 カノニカルタグも活用できる。価格別や色別ページはカノニカルタグでクロールさせないようにする。 ページネーションがある商品一覧ページの場合は、全商品を表示したページのみクローリング対象にして残りのページはカノニカルで排除する。 robots.txtを使った不必要なパラメータがついたURLはクローリングさせない処理をすることもできる。 情報構造とSEOを組み合わせると効果的。 確かにユーザーに使いやすいナビゲーション構造と検索エンジンを意識したSEOはもっと今後考えられていって良い分野ですね。色々実験してみたいと感じました。 画像検索のSEO 次はサーチディスカバリーのSEO技術責任者のブライアン・ウセリー。画像検索について。 例えば「how to tie a tie」(ネクタイの結び方)で検索する。ネクタイの結び方の画像が出てくる。画像自体が検索の答えになりうる。 ユニバーサル検索の進化でウェブ検索に画像や映像が多くの場合、連動して表示されるようになった。 ユーザーのアイトラッキングテストをすると、ウェブ検索の結果の途中にある画像がかなりクリックされる。逆に言うと1ページ目でも画像の下の表示されているなら極端にクリック率が下がる可能性がある。 Googleの画像検索からユーザーが来訪した場合のランディングページも注意したい。 画像検索エンジンのアルゴリズム要素は下記: ・色、顔認識、テキスチャー、レイアウト ・ファイルネーム、ALT属性 ・ページのヘッダー、テキスト、キャプション ・画像のピクセル、解像度、サイズ など。 どんな画像でもFLASHに入れてしまうとクロールされない可能性が高い。 画像ファイルにできるだけ多くのメタ情報を入れる。EXIFやGeo、PICSなど。 画像に関する情報を色々教えてくれました。確かに結構掘り下げてやれることが色々ありそうですね。 サイトが上位表示されない時 最後はR2integratedのロリー・ウヨア。 サイトが上位表示されない。何故? Googleの話以上に初心者向けの話だったので割愛します。 Q&A Q: 301はサイトから外部サイトへ飛ばす場合と内部サイトへ飛ばす場合で検索エンジンは違う認識をするのか? A: 同じだ(Google)。 Q: 検索結果ページとカテゴリページでGoogleのクローリングに差をつけるか? A: Googleの検索結果に他サイトの検索結果を表示させたくない。なのでURLにsearchのようなキーワードはできるだけ入れないことをお勧めする(Google)。 Q: 1,000ページに同じページへのカノニカルタグを張っても問題はないか? A: ない(Google)。 Q: Googleがいうサイトスピードとは何か?サーバーサイドかクライアントサイドか? A: 基本的にクライアントサイドのレンダリングスピードを考慮する(Google)。 Q: 画像のALTはどれ位の量が適切か? A: キャプションと考えてほしい。つまり余り長すぎるのは良くない(Google)。 Q: CSSでテキストをページ外の位置に置いてページに表示させないテクニックはリスキーか? A: すぐにペナライズするわけではないが辞めた方が良い(Google)。 色々なティップスが満載のセッションでした。途中、集中力が切れたこともあり、Q&Aが全部フォロー仕切れていませんが、Googleの人がいるせいか、Q&Aがかなり多かったですね。ポイントポイントで参考になる情報があったと思います。

SMX Advanced Seattle 2010 : SEOの科学的アプローチ

15 years 6ヶ月 ago
2日目の午前セッションは「So You Want To Test SEO?」、SEOのテストはどうやればよい?という内容。これまであまりSESやSMXで聞いたことの内容なのでちょっと注目。モデレーターはサーチエンジンランドのバネッサ・フォックス。スピーカーはシアトルのSEOコンサル、ジョン・アンドリュース、アドビ(オムニチャー)のシニアコンサルタント、ジョーダン・レバロン、ホワイトウェブのR&D SEOスペシャリスト、ブランコ・リットマン、そしてAvvoのマーケッター、コンラッド・サム。 まずはプレゼンから。 テストの際の重要なこと 初めはAvvoのマーケッター、コンラッド・サム。弁護士の検索サイトを運営しているようですね。3年前に初めてSEOに取り組んだそうで、まさかここで話すとは思わなかったと。 ユーザーを平均化するのはよくない。今日の会場を平均化すると、胸が1つで睾丸が1つのに人間になってしまう 笑 ■サンプルについて 変異性が低い時は一部にデータの平均値が集中している。変異性が高い時はデータの平均値が分散している。 ■サンプルサイズ 2つのデータを比較して、統計の信頼区間を説明(難しいので省きます)。 ■実際のテストケース 例えばH1タグの色を太字にしてピンクにして順位変動の効果を10ページで試してみる。対象データと比較して全体的にランキングが少し下がった。しかしここで単純に判断してはいけない。信頼区間を使って分析すべき。変異性を意識して無駄なデータを排除する。データが足りない時はサンプルサイズを増やす。 いきなり文系の私にはハードな内容でした。すみません、同じく統計学の話で知識が足りず正確な訳が厳しかったです。うちのDLPOの担当者がいれば大丈夫なのですが 汗。基本的には、データの分析をする際は、信頼区間を意識して正確にテストをしようという話でした。信頼区間について興味がある方は検索して御調べください m(_ _)m SEOに科学はあるか? 次はシアトルのSEOコンサル、ジョン・アンドリュース。元科学者でもあるそうです。 SEOのテストは科学的に行うことが重要。 ・ページランクスカルプティングは効くか? ・GoogleとBingのアルゴリズムは違うか? ・タイトルタグは何文字が適切か? ・-30 -60- 90ペナルティはあるか? などなどのテストが良く行われたりする。 マーケティングと科学は違う。マーケッターは意見をいうが、科学者はテストをする。 SEOの世界には科学がない。例えば: ・大きな意見が認められてしまう。 ・調査はスポンサー付きで行われたりする。 ・誰でも好きなことがいえる。 ・成功したら実証もなくそれが正しいことになってしまう。 ここで何故かタカハシ・シンさんという人が書いたマンガ形式の統計本を紹介。 マーケッターは科学者になれるのか? SEOの世界ではたまたまSEOをやっていた人のたった1つの体験談や、有名人がいったことや、ソーシャルメディアの噂が真実のように語られてしまう。 科学者は失敗をしながら学ぶ。SEOは失敗を認めない人が多い。SEOは全て実験だ。 SEOで自分がやったこと。 SEOで自分で見たこと。 それをもっと公開して、他人ともデータを共有して意見を聞こう。皆がそうすることで、より科学的なSEOのテストがソーシャル上で可能になる。 公開するデータは純粋なデータであり、それはデータとして正しい。それについて意見を述べた時、その内容については色々議論があるだろう。避難する人も多いだろう。しかしその意見交換を通してより科学的なSEOのテストができる。 SEOにはもっと科学的なアプローチが必要という話でした。そうなんですけどね。 何故テストが必用? 次はアドビ(オムニチャー)のシニアコンサルタント、ジョーダン・レバロン。 ヴァンパイアを殺すにはどうしたらいい?伝統的にはこの2つの手法が有名だ。 1. 心臓をくいで突き刺す 2. 太陽の光を当てる 最近ヴァンパイア関連の映画やテレビが人気だが、色々新しい手法が登場している。何が正しいのか良く分からなくなっている。 マット・カッツのいうことを何でも信じるのは間違いだ。自分でテストすべき。 ■テストの必要性 テストは常識やビューロクラシーをくつがえすために必要だ。 ■テストの方法 テストする要素を決める。1つだけにする。 ↓ 実践する ↓ モニタリングする ↓ 共有(最低でも社内で)して意見交換する テストの方法を変えないことが重要。 ■コンバージョンへのインパクト オムニチャーのテスト&ターゲットでSEOに関連する要素がコンバージョンに与えるテストができる。ナビゲーション、ヘッダー、コンテンツの文章、内部リンクなど。SEOの手法でコンバージョンを下げる要素がないか調べる。 ベースラインの指標: ・訪問、検索 ・検索結果の順位 ・KPI(ECサイトであれば検索単位の売上など) レポート ・トレンドを分析 ・段階毎に分析 例えばGoogleからのアクセス→特定のキーワードからのアクセス→アクセスがあったランディングページなど段階ごとに分析。全体を一目で確認できるようなダッシュボードを用意して簡単に全体を把握して分析できるようにしよう。 急に初心者向けの話になりました。 SEOの科学的テスト方法 最後はホワイトウェブのR&D SEOスペシャリスト、ブランコ・リットマン。分子生物学の博士だそうです。イスラエルからこのための来たそうで。SEO Scientistというブログを書いているそうです。音楽はベックが好きだそうで。 SEOやネットマーケティングでは「データを分析して、公開する」という伝統的な科学的手法が少ない。 1. 質問を定義する 特定の現象を観察してから定義される。例えばリンクを通じてページランクがどれだけ伝わるか、など。 2. 情報を収集する 既に誰かがテストしているかもしれない。仮説があるかもしれない。同じ現象でも違う呼び方があるので注意。例えばover optimization penaltyは-950 penaltyと呼ばれたりする。 3. テストを行い、データを収集する キーワード関連のテストをする時は、検索結果が少なすぎたり(数十など)、多すぎる(何百万など)キーワードではなく、適度な量(数万~数十万など)のキーワードが理想。 サイトの内容を一時的に変更し、元に戻す。それを何度か繰り返して、順位に変動があるか確認する。 4. データを分析して結論を導き出す 結論に関して ・結論が当初の予想と同じだったか、違っていたか? ・結論に関して別の理由が考えられないか? ・結論は既存の仮説やデータと同じだったか?違っていれば何が違うか? ・重要なのは結論を他者と共有して意見を聞くこと データ分析については統計分析は難しい。できれば専門家に頼むべき。 自分自身のバイアスに左右されないことが重要だ。 例えば馬の走っている絵を描く時、大抵の画家は前足を前に出した時、後ろ脚を後ろに出している状態の絵を描く。実際には馬はそういう走り方はしない。 ソーシャルウェブにデータと結論を公開すべきだ。今まででは考えられなかったような意見を聞くことができる。 SMXでのプレゼンは初めてということですが一番上手で面白かったですね。拍手も一番多かったです。 Q&A Q: テストをする際に自分のサイトだけでテストするのか?それか競合など外部サイトの状況もトラッキングするのか? A: 良い質問だ。我々はテストをする際は外部サイトのトラッキングは基本的にしない。サイトの状況を完全に把握するのは難しい(Avvo)。 A: リンクに関していえば、外部サイトと協力してテストすることもある(ブランコ)。 Q: テスト結果を公開するのに自分のブログ以外に良い場所はあるか? A: ツイッターをやっているが僕のフォロワーはSEOに興味がある人しかいない。仕事でSEOについてつぶやいているだけだし 笑。そこで公開することで多くの人に見てもらえる。科学の世界では特定のトピックに関するワーキンググループが多数存在し、そこで情報や意見を交換することができる。その意味では掲示板もいいと思う(ジョン)。 A: ブログでデータを公開してRSSフィードで情報を流せば誰でもその情報を利用できる(ブランコ)。 Q: SEOテストのティップスが何かあるか? A: SEOをテストする場合の問題は、実際のサイトと同じ環境をテストサイトで確立することが難しいことだ。後、キーワードをテストする場合も実際のキーワードとは違うキーワードでテストする場合も多い。どこまで実際の環境に近い状態でテストできるかが難しい。 以上でした。もう少し具体的なSEOのテストと実験結果の事例があるかな、と思ったのですが、前半のプレゼンは統計学101的な内容だったり、オムニチャーはネットマーケッターには初心者すぎる内容だったり少し残念でした。イスラエルのブランコ氏は良かったです。こちらが彼のブログのようなので後で読んでみることにします!滅多に更新はしないようですが、1つ1つの記事は濃さそうです。

SMX Advanced Seattle 2010 : Bingの責任者にダニー・サリバンが色々聞いてみた。

15 years 6ヶ月 ago
さて二日目の最初のキーノートはマイクロソフトのオンラインオーディエンスビジネスのバイスプレジデント、ユースフ・メディ(Yusuf Mehdi)の話から。初めて聞く方ですが、マイクロソフトの初期の検索エンジンやマイクロソフトの広告の開発を統括していた人で、現在は、MSNとBingのビジネス、特に市場拡大の責任者だそうです。つまりGoogleから検索シェアを奪うことが至上命題の人ですね。さて、どんな話が聞けるやら。ダニー・サリバンとの対話形式で。 まずは簡単なBingの紹介映像を。検索エンジンは1つだけで良いのか?という問いかけの後、ユニバーサル検索や様々なBingの特殊検索をPC、携帯などユーザーが使っているシーンを紹介。さらにBingの開発スタッフを紹介し、「先は長いかもしれないが頑張る」的なメッセージも。 サリバン: Bingの1年目の努力は予想以上にうまく進んでいると思うがどうなんだ? ユースフ / Bing: そう思う。ユーザーベースも少しずつ増えている。1年で2,000万人の新規ユーザーを獲得した。シェアでいうと4%。順調だと考えている。 サリバン: テレビ番組(ゴシップガール)と連携してプロダクトプレースメントを行ったり、クレージーなチャレンジを色々やっているよね。 ユースフ / Bing: No.2でいる限りは常にチャレンジし続けなければならない。我々はユーザーテストを通して我々の製品がユーザーに受け入れられるものだという自信は持っている。後はどうやって使ってもらうかだ。なので少しチャレンジングな試みも行っている。 最近、僕の娘が友達にどの検索エンジンを使っているか聞いてくれたんだが、Bingは4人だけで大半が他の2つのエンジンだった。娘に「お父さんの仕事はやることだらけね」と言われた 笑 今はとにかく様々なチャレンジをしている。No.2じゃないとできない過激なこともどんどんやっていくつもりだ。 サリバン: Appleとのパートナーシップはどう? ユースフ / Bing: Appleとの提携はうまくいっている。Bingの目標は「ユーザーに最適な答えを与える」だ。「世界中の情報をインデックスする」とは違う。Appleの考え方とBingの考え方はより近い。 iPhoneのインターフェースはビジュアル的に優れているし、ビジュアルは消費者にとっても最も影響力が強い要素の1つだ。Bingの様々な機能を十分に生かせると思っている。 HTML5に関しても協力して対応していくつもりだ。 サリバン: 採用されるためにAppleにお金を払っているの? ユースフ / Bing: その情報は機密だからいえないな。。。 サリバン: 現在、相当な投資をBingに行っていると思うが。 ユースフ / Bing: 多額の費用を技術開発はもちろん、配信チャンネルの開拓やマーケティング・広告にも使っている。 サリバン: これからもクリエイティブなマーケティング手法を行っていくのか? ユースフ / Bing: そのつもりだ。実際にシェアも上がっているわけだし。 サリバン: Bingが力を入れている分野は? ユースフ / Bing: まずBingはビジュアルを非常に重要視している。ビジュアル的に使いやすい・見やすいサービスを意識している。 次に誰にでも、特に子供でも使いやすいサービスにすることを意識している。小学校でデモをすると子供たちが喜んで使ってくれる。 最後に問題解決ができるサービスであることを意識している。チケットの価格予測や旅行検索のバーティカルなど問題解決のための様々なサービスを提供している。 サリバン: 力を入れていきたいバーティカルサービスは? ユースフ / Bing: 地図検索は様々な優れた機能を持っていると思うが、十分にマーケティングできていない。例えば地図と連携してローカルのニュース情報を出したりフォースクウェアの情報を出すようなこともやっている。今後もっと力を入れていきたい。 サリバン: ライブデータフィードを地図情報に統合するサービスはいつ始めるんだ? ユースフ / Bing: もうすぐ始める。後、3D検索に関しても実際の3Dモデルを使ってよりリアルな3D検索を実現している。 ユースフ / Bing: 1年に2回、大きなリリースをすることを目標にしている。この夏、1つ大きなリリースがある。 (ここで実際のサービスをプレゼン) 今、意識していることの1つがソーシャル検索だ。今からデモを見せるが失敗しても笑わないでくれ 笑 (ここでデモ版のソーシャル検索エンジンを紹介。例えば昨日デビューしたばかりの野球選手の名前で検索すると、ツイッターやフェイスブックのつぶやきやニュースの情報をまとめて紹介。またフェイスブックやツイッターからより多くのリンクが張られているウェブページを優先的に表示。画像や映像も連動して表示。確かに最新の時事ネタに関する情報を検索するには通常のウェブ検索以上にかなり便利そうなインターフェースでした。) サリバン: ソーシャルは皆が注目している分野と思うが、この新サービスが皆が使ってくれるサービスとして差別化できると思うか? ユースフ / Bing: ソーシャル検索に関してはまだ誰も完璧といえるサービスを提供していないと思う。我々はそれを目指す。 サリバン: 消費者を常に意識してサービス開発をしていると思うが、何か興味深いデータはあるか? ユースフ / Bing: これはBingのログデータを分析した事例だが、例えば、家族が集まる時にどうやって実家に帰るか決めようとしている人がいるとする。4時間かけてレンタカーから航空会社、地図まで27のサイトを見ていた。この状況をいかに改善できるか?がBingの課題であり機会だ。 別の事例を見てみる。携帯電話でユーザーが7週間の間でどういう検索をしているか分析する。レシピ名からガーデニング、店の名前まで様々な検索をしている。Bingを通していかにより使いやすいサービスを提供できるか様々なアイデアが出てくる。 このような実際のユーザーの検索データの分析を通して、今後いかにBingをより使いやすいサービスにすべきか道筋が見えてくる。 これらのデータを今後もっと深く分析していく必要がある。 サリバン: いつBingがYahoo!の検索エンジンに変わるのか?年内という話を聞いているが。 ユースフ / Bing: 米国に関してのみだが、その予定だ。現状は順調に進んでいる。 サリバン: Yahoo!との提携のメリットは? ユースフ / Bing: Yahoo!と提携することで、広告市場を一気に拡大でき、競合に対抗できる。ユーザーにとっても個別の検索エンジンにそれぞれ投資するより便利だろう。 サリバン: 君のチームはどんどん人が増えていると思うが、雰囲気はどうだ? ユースフ / Bing: 以前より、チームスピリットが高まって皆やる気が出ている。マイクロソフトの他のチームとも協力して上手くいっている。雰囲気は非常に良い。 ユースフ / Bing: 1つ言い忘れていたが、ウェブマスターツールズをアップデートする。競合より遅れている分野なことは認識しているし、今後さらに良くしていく予定だ。 (ここからQ&A) オーディエンス: Yahoo!との統合ロードマップについてもう少し教えてくれないか? ユースフ / Bing: 年内に検索エンジンと広告システムを米国に関しては完了させるつもりだ。できればクリスマスシーズン前を目指している。検索結果と広告の表示内容は同じになるが、Yahoo!はさらに検索結果ページに独自の情報を追加することもできる。 オーディエンス: 検索エンジン会社は伝統的にデータを公表しない。一般的に公表されているデータはコムスコアやニールセンなどの調査会社だ。Bingは積極的にデータを公表していく予定はないのか?例えばユーザーの属性や、もっと細かいクリック率や滞在時間など。マーケティングに必要なデータをもっと公表してほしい。 ユースフ / Bing: Bingだけが公表することもできるが、他社も公表してくれないと比較はしにくいかもしれないね。ただ検索ユーザーのデータが企業のマーケティング活動に重要なことは認識しているし、情報を公表していくことに関しては否定的ではない。皆の意見を聞いて考えていきたい。 オーディエンス: Yahoo!のサイトエクスプローラーなどYahoo!が現在提供しているサービスはどうなるのか? ユースフ / Bing: 良い質問だ。現在、この件についてはYahoo!とリアルタイムで議論している最中だ。Yahoo!のエンジニアもBingチームに次々に参加していて意見交換をしている。決まった時点で随時発表していきたい。 サリバン: Bing サイトエクスプローラーは出ないのか? ユースフ / Bing: あるかもしれない。 サリバン: 今日はBingの1歳の誕生日だからバースデーケーキをもってきたよ! (ここでサリバンがケーキをユースフにプレゼント。会場全員でハッピーバースデーの歌を合唱 笑) ユースフ / Bing: ありがとう。まだまだやることはあるが、全てのチャレンジが楽しい。これからも頑張っていきたい。今日はありがとう。 マイクロソフトの従来のイメージをくつがえすというと失礼ですが、ユースフ氏はソフトな語り口で話の内容も楽しく、会場全体の雰囲気も良く、Bingに対して皆の好感度は間違いなくアップしたと思います。サリバンもかなり好意的でしたね。米国では様々なユニークなマーケティングキャンペーンを行っているようでそれも好意的にとらえられているようです。ユースフ氏はかなり優秀な人の印象を受けましたし、今日聞いた限りだとまだまだシェアは少しずつですが伸びていく気もします。 年内に米国Yahoo!はBingに切り替わるようですが、さて日本はいつになるんでしょうね。検索エンジンの開発をいつまでも継続しているわけにもいかないでしょうし、流石に来年中には切り替わると思いますが、それがいつなのか気になります! Bingの真剣度と米国でこの1年の努力がかなり認められていることが分かりましたし、色々未来に向けてポジティブな話が聞けて有益なキーノートでした。

SMX Advanced Seattle 2010 : マット・カッツがあなたの質問に何でも答えます。

15 years 6ヶ月 ago
初日の最後のセッションはマット・カッツによるキーノート。その名も「You&A With Matt Cutts」。Q&AじゃなくてYou&Aなのがお洒落。キーノートというか、マット・カッツがひたすら質問に答えまくるという内容です。ダニー・サリバンとのトークセッション形式で異常にテンションが高い状態で展開。 マット・カッツ: まずカフェインが公式にリリースされたことをお知らせしたい。Altavistaの時代にはインデックスの更新は4カ毎だった。Googleも最初は数カ月に一回だった。GoogleDanceを覚えている人も多いだろう。2000~2001年の時点で既にGoogleはよりフレッシュな検索結果をリアルタイムに提供する努力を続けていた。 カフェインは何か?本質的には、クローリングした情報をほぼリアルタイムで検索結果に反映させる仕組みだ。 同時にカフェインによってインデックスのキャパシティは相当上がった。カフェインによって100ペタバイトのデータを取り扱えるようになった。ちなみに1ペタバイトは1024テラバイト。 またドキュメントをアノテーションすることがより簡単になった。リンクやアンカーテキストだけではない。より関連性のあるコンテンツを関連付けて表示することができるようになった。 サリバン: アノテーションについてもう少し詳しく教えてくれないか?ソーシャルメディアの情報はどう取り扱う? マット・カッツ: クロールできる情報は全て取り扱える。ソーシャルグラフなどの情報も同じだ。 サリバン: 例えばリンクが張られていなくとも文章で引用されていたりするデータはどう取り扱う? マット・カッツ: 情報にひもづくメタデータは大量にある。ツイッターAPIなども活用している。情報をどのように取り扱うかはまだまだ今後進化していく。 サリバン: メイデイアップデートについて教えてくれる?ロングテール系のランキングが変わったといわれるが。 マット・カッツ: どの更新でも喜ぶ人もいれば悲しむ人もいる。ちなみに僕のチームは今回の更新に全く関係していない。一昔前は上位表示にはリンクが絶対に必要だった。ロングテールの取り扱いでいえばコンテンツファーム対策を行った点はある。サリバンが2009年にこの問題をツイッターで取り上げていたと思うが、その問題に取り組んできた。品質結果は上がっていると思う。 サリバン: どのコンテンツファームを削除しようとしたの?Mahalo?ディマンドメディア? マット・カッツ: 特定のサイトではなく、あくまでアルゴリズムの改善だ! サリバン: Mahaloに関していえばサイトのコンテンツの品質が低かったのが問題なのか? マット・カッツ: 検索ユーザーがその結果にアクセスして満足できるかどうかが重要だ。例えば、FOVファイルの編集の仕方を説明する際、本来1ページで説明できることを4ページが説明しているようなページは、ユーザーにとって本当に便利といえるのだろうか。 サリバン: eHowのことだよね(会場、笑)。 サリバン: 他に何かある? マット・カッツ; キャッシュページは、現状あまり効率的に活用されているとは言い難い。今後工夫していきたいと思っている。 サリバン: HTML5はカフェインでどう取り扱われるのか? マット・カッツ: 良い質問だ!まだまだ途中だが、HTML5のパーシングがより正確にできるよう努力している。 サリバン: ユニバーサル検索の普及でウェブ検索のランキングだけでは単純に評価できなくなっている。ウェブマスターツールズで順位を表示してくれるのはありがたいが、ユニバーサル検索で表示される他の情報も考慮した内容にしてくれないか。 マット・カッツ: 確かにそうだね。今日はウェブマスターツールズの担当者が来ているから具体的なアドバイスはどんどんしてほしい。 サリバン: 有料リンクを売っているサイトのページランクを意図的に下げるケースがあると思うが、それらのサイトの検索順位は変わらないままだし、ページランクに関わらず有料リンクは売られ続けている。今後、有料リンクを売っているサイトの順位を下げる可能性はあるのか? マット・カッツ: Googleは有料リンクに対しては今後より厳しい姿勢を取っていく。今後実際に順位を下げる可能性は十分にある。ウェブマスターツールズに有料リンクに関連した機能を入れる可能性もある。 サリバン: カフェインはJavascriptの処理はより優れているのか? マット・カッツ: 早くなっているし、Javascript内のリンクをより正確に認識できるようになっている。同時にJavascriptを使ったスパムを認識できるようにもなっている。 ちなみに皆に質問があるんだけどブラウザーはクロームは使っている? (会場少し挙手) サリバン: サファリの広告削除機能を使っている人は?(Googleへのあてつけ) (会場少し挙手) サリバン: Google Buzzはどうなのか?人気がないようだが。。。 マット・カッツ: 時間はかかるだろうが、ツイッターも人気が出るまで時間がかかった。Google Buzzもまだまだチャンスはあると思っている。 サリバン: 最近はなんでもかんでもGoogleのサービスばかり。やりすぎじゃないか? マット・カッツ: フェアにやっているつもりだ。ビデオ検索でYouTubeが出過ぎるという話があるが、YouTubeのスタッフいわくはYouTubeに登録されているビデオの数を考えれば、比率としては競合より出ていない位だ、ということだ。少なくともYouTubeだけを特別に検索結果で優先して出すようなことはしていない。 例えば商品検索にしても、商品リンクをクリックすると外部サイトに飛ぶ。全てをGoogle内で完結させようとしているわけではない。 サリバン: リッチスニペッツについてはどうか? マット・カッツ: 今後さらに進化していくと思う。ウェブマスターツールズで必要なメタデータを登録できる仕組みもあるが、できるだけ自動化したい。リッチスニペッツはユーザーの検索体験を向上させるし、皆にとって良い機能だろう。 サリバン: Flash向けの別のサイトマップを用意する必要はある? マット・カッツ: その必要はない。そもそもサイト全体をフラッシュで作ることがユーザー体験上も良くないことだと多くのサイト制作者が気づき出していると思う。 サリバン: バウンスレイト(直帰率)はウェブ検索のアルゴリズムに影響しているか? マット・カッツ; 現状はない。僕の担当ではないけれど、通常のウェブ検索で直帰率は使っていないはずだ。アナリティクスでそのデータも簡単に取れるが、ウェブ検索のチームは基本的にアナリティクスのデータをアルゴリズムの参考にしようとしていないと思う。 サリバン: 有料リンクが駄目というなら何故Yahoo!のディレクトリ登録が認められているのか? マット・カッツ; 人が確認した上で登録しているから。 サリバン: だったらウィキペディアは?信頼性が必ずしもあるとはいえないが。上位すぎるのでは?そろそろ削除しても良いのでは?サイトリンクもありすぎな気がするが。 マット・カッツ: ウィキペディアは役に立つ人も多いと思うけどね。。。サイトリンクについては研究中だ。最終的にどうするかは決めていない。 サリバン: そろそろ終わりにするけど、これからマット・カッツを質問攻めにしないでくれ! マット・カッツ: おしっこしたいしね(註:本当にそういったんです)。 最初から最後までかなりテンションの高いトークセッションでした。話の範囲も幅広くて面白かったですね。SEO Japanでも取り上げたコンテンツミル(ここやここ)を前半かなり取り上げていたのには、というか今回のメイデイアップデートがロングテールの順位にある程度影響があったことは認識していましたが、コンテンツミル対策的な側面が多くあったことは恥ずかしながら初めて知りました。しかしコンテンツミルの代表的企業ディマンド・メディアは近日中にIPOを考えているはずですが、今回のアップデートでトラフィックが下がったなどの悪影響はあったのでしょうかね。 後はカフェインの話で「クローリングした情報をほぼリアルタイムで検索結果に反映させる仕組み」というマット・カッツの言葉はシンプルながら一言でカフェインを理解できる説明だな、と思いましたね。 Q&Aは色々ありましたが、ちなみに有料リンクの質問(最初の)をしたのは私です m(_ _)m 有料リンクを掲載したサイトのランキングを下げることも考えているそうですが、本当かなぁ。。。Yahoo!のディレクトリに関しては相変わらずの答えでしたね。サリバンにもっと突っ込んでほしかったけど、そこは遠慮したのかな。 そんなところで、初日も無事に終わりました。5本の濃いセッションは流石にきつかったですね。Advancedは2日だけですし、明日1日頑張ります!

SMX Advanced Seattle 2010 : 広告効果測定の秘密 – オンライン・アトリビューションの謎を解く!

15 years 6ヶ月 ago
初日最後のセッションは(この後マット・カッツのキーノートあり)原題「Demystifying Online Attribution」。コンバージョンにつながった広告効果を測定する場合、ネットでは通常最後にユーザーが経由した媒体を評価することが多いと思いますが、それでよいのか?という話。アトリビューションは「要因」とでも訳せばよいのでしょうが、しっくりこなかったのでそのままで。SEOのセッションがソーシャルメディアの基本ツールの話だったのと、最近興味がある分野につき本セッションに参加することにしました。 モデレーターはサーチエンジンランドのバネッサ・フォックス。スピーカーはアウトドアブランドREIのマーケティングマネージャー、ジョナサン・コールマン、アドビのプロダクトマネージャー、キャメロン・コーワン、eBayのSEOマネージャー、デニス・ゴーデグビュールー(Goedegebuure)、そしてエイトフォールド・ロジック(旧エンクイジット)のCEO、リチャード・ズウィッキー。 アトリビューションの基本 まずはエイトフォールド・ロジックのリチャード・ズウィッキーから。 ファインダビリティとは、顧客とあなた(サイト)との間にあるパスを分析することで何かが見つかること。サイトにアクセスしてくる訪問元の情報は、紹介に過ぎない。エンゲージメントではない。多くの検索経由のリファーラルがあれば、多くの紹介がある。幾つかの紹介が、対話に進化し、エンゲージメントになる。 インターネットは全てのデータを計測することができる。計測しない限り、アトリビューションは分からないまま。 基本はログデータ。どこから来たか?クッキーを使えば、過去の行動履歴までトラッキングできる。誰がどこからいつ来たか、何回来たかまで測定できる。クッキーを利用してユーザーの行動履歴を過去にさかのぼって時間軸で測定することが重要。 アカマイを使うとかなり正確なユーザーのセッションデータを取ることができる。複数のセッションや複数のサイト経由でもネットワークレベルでクッキーを使って情報共有することでユーザーの特定がより正確にできる。 複数ドメインやサブドメインでもネットワークレベルのクッキーを使うことでトラッキングできる。ここまでは以前はできなかった。 例えば一回目にGoogleから来訪。二回目はFacebookから。三回目はソーシャルサイトから。そこでニュースレターに登録。その後、直接訪問も含めて数回サイトに訪れた後、商品購入。という細かいレベルまでユーザーの行動履歴を測定できる。 ここまで測定して初めてアトリビューション分析が可能になる。 検索マーケッターにとって、顧客獲得の費用対効果を最大限高めるためには必要な指標。 アトリビューションの謎を解く アドビのプロダクトマネージャー、キャメロン・コーワン。なんでアドビかと思ったらオムニチュアを代表してなんですね。 ■マルチチャンネル広告とセールス オンライン広告チャンネル(オンライン広告) オンライン対話チャンネル(サイト、ソーシャルメディアなど) オフライン広告チャンネル(テレビCMなど) オフライン対話チャンネル(お店、通販など) オンライン vs オフライン 広告 vs 対話 ■アロケーション 1. アロケーションモデル a. ラストクリックアロケーション “ラストクリック”アロケーション。コンバージョンの前に利用された媒体だけトラッキングする。会場でラストクリックアロケーションを使ってない人は何人いるか?(200人程度の会場で7人程度)。数年前からラストクリックアロケーションは終わったといわれているが現状はまだまだ主流なのが実態。 b. Uモデルアロケーション 最初のクリックと最後のクリックの媒体だけ重要視する手法。 2. 対象時間 どこまで過去にさかのぼって測定するか? 3. 時間軸 最初のクリック 2日前:30日前 ↓ 途中のクリック 10日前:25日前 ↓ 最後のクリック 今日:21日前 ↓ コンバージョン 各アクションの時間をどこまで測定するか? 3. マーケティングミックス PPC、SEO、ソーシャルメディア、メール、バナー、、、 どこまで対象に測定するか? 4. エンゲージメントの深度 ページ内でコンバージョンに至るまでの遷移を追い、エンゲージメントのレベルを測定する。 ”アトリビューションモデルは複雑でチャレンジング。しかしシンプルに初めて少しずつ進化させていくことはできる” ■その他色々 最初の訪問時に発生する注文数と、複数の訪問後に発生する注文数はどちらが多いか? 例えば下記のようなケースでどの媒体をどこまで評価するべきか? 1回目 ソーシャルメディアサイト経由で訪問して帰る 2回目 バナー広告経由で訪問してメルマガ登録 3回目 PPC経由で訪問してブックマーク 4回目 ブックマーク経由で訪問して商品ページを閲覧 5回目 メール経由で訪問して商品購入 ラストクリックだけで効果測定してはいけない。ユーザーの履歴を過去までトラッキングしてアトリビューション分析することが重要、という話でした。オムニチャーならできるのかな? トータルサーチマーケティングの最適化 次はアウトドアブランドREIのマーケティングマネージャー、ジョナサン・コールマン。REIの本社はシアトルなんですね。 ■サーチマーケティングの進化を妨げる障害 1. 個別に運用されるマーケティングプログラム 2. ラストクリック評価 3. 広告コスト ■トータルサーチオプティマイゼーションとは? サーチマーケティングプログラムを集約化することで、 ・トラフィックとセールを増やす ・顧客の行動をより理解する ・広告コストを削減する ■有料検索とオルガニック検索の関係 有料検索広告の費用をを時間軸で調整してみた。いわゆるビッグワードを中心にコントロールしてみた。 ビッグワードの出稿を増やす程、オルガニック検索経由のトラフィックも増えた。広告の露出によりブランド認知度が高まってオルガニックのクリック率も高まったのではないか?と考えている。 ■検索結果のドミナント戦略 特定の商品キーワードで、PPCとSEO、商品検索で1ページ目の上位半分程度の検索結果を自社サイトで独占した(PPC1位、SEOで1&2位、商品写真5つ中2つ)。 見た目のインパクトは凄かったが、トラフィクとセールスは期待した程ではなく、費用対効果は悪かった。 ■オルガニック検索へのPPC出稿の効果 PPCで1位になり最上位に表示されるとトラフィックとセールスはある。ただし費用対効果は評価できない。 しかし、PPCで上位にいることで、オルガニック検索のクリック率も上がった。そこまで加味して考えると、PPCにトップ出稿する価値はより高くなった。検索結果1ページ目に自社サイトが表示されていることが前提だが。 ■トータルサーチテスティング ・PPCとSEOは連動して運用すべき。 ・全てのケースをテストすべき。 ・一回のテストで全てを判断せず、様々なパターンをテストすべき。 ・改善したら、上司を説得してキャンプに行こう! 流石に本格的なテストをしていますね。商品数が多くPPCの予算も相当なものと思いますし、SEOもかなり本格的に取り組んでいるようですが、だからこそサーチマーケティングとして共に連動させることで、全体の予算を改善させる努力をしているのでしょうね。 オークションモデルのアトリビューション最適化 最後はeBayのSEOマネージャー、デニス・ゴーデグビュールー(Goedegebuure)。 eBayは22カ国で展開されるグローバルプラットフォーム。 セラーのロケーションでレベニューは決まる。バイヤーは様々なロケーションから来る。 例えばiPadがアメリカからeBayを通じて世界中に輸出されている(クールなインフォグラフィックで紹介)。 例えばアメリカのセラーがiPadを販売。アメリカのバイヤーがビッドして購入。バイヤーが最後にバナー広告を見ていたらバナー広告にアトリビューションを与える。最後に広告リンクをクリックしたら広告リンクにアトリビューションを与える。 そこに他のバイヤーが別の媒体経由で来訪し、入札競争が発生した場合、どう評価すべきか? 最初の広告で$900で販売されていたモノが、オークションを通じて$1,035で売られたとする。さらに2人のバイヤーのソースが違う。この$135をどう評価すべきか?媒体毎に一定の評価を与える必要がある。 このようにオークションの場合はアトリビューションの評価が非常に難しい。複雑すぎるので現状はラストクリックアトリビューションのみを対象にしているが、それでも特に複数のバイヤーが参加した結果、価格が上がった場合などどのようにアトリビューション評価すべきかは細かな分析が必要となる。 なかなか複雑な話でしたね。。ただ確かにオークションなどのモデルの場合は、効果測定により複雑な要素がからむのは理解できました。フラッシュマーケティングなどもそういう要素が入ってくるかもですね。 Q&A Q: ブラウザーが多様化していくことはアトリビューション分析の障害になるか? A: ブラウザーというよりクッキーが取れるかの方が重要だ(eBay)。 A: クッキーの問題はある。サイトにユーザーが一度ログインしてくれればクッキーがなくともデータは取れるのだが(エイトフォールド)。 Q: ブランド検索とPPCの関係はあるか? A: PPCで広告を見た人が後でブランド検索をしてオルガニック検索経由でサイトにアクセスすることはあると思う。我々のテストではPPC広告を出稿するとしないではブランド検索経由のトラフィックに影響があると考えている。 Q: ペイ・パー・コールはどう測定しているのか? A: 1つの媒体として当然測定している。コール以外にもダウンロードできるクーポンなど色々ある(eBay)。 以前のSMXで聞いたアトリビューションの話題とかなり似ていましたが、eBayの話など要素としては色々あるな、というのは改めて感じました。ただそこまでいかなくとも通常のECサイトであればラストクリックのみを効果測定の指標とするモデルはいずれは進化していくのでしょうね。ただ現状では米国でもこのセッションに参加している人でさえ5%いるかどうかのレベルですから、当面はラストクリックが効果測定指標の中心になるのかなとは思います。ある程度まではそれで十分とも言えますし。取り組みやすさからいってもそれより先にREIの事例であったようなSEOとPPCを連動した検索マーケティングの方が普及しそうです。
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