15 years 1ヶ月 ago
幼児のうちからその企業や商品に親しんでもらえば、将来的にファンになってもらえるだろうと、草の根広報活動をするB to C企業が増えています。
バナナで有名な株式会社ドール は食育活動に力を入れている会社ですが、1都3県の保育園や幼稚園を対象に食育プログラムのキャラバンを展開しています。
その名も「ボビーくんがやってくる」
「ボビーくんがやってくる」http://www.dole.co.jp/bobby-kun/index.html
これは、小さいうちから好き嫌いなく食べる習慣を身につけて欲しいと「5 A DAY(ファイブアデイ)運動」(1日5皿以上の野菜と果物摂取)の基本理念に基づいて行う食育プログラムです。バナナの格好をした「ボビーくん」やお兄さん、お姉さんが歌ったり、踊ったりと子供向け教育番組風の構成となっています。
2003年の開始以来、1800の保育園や幼稚園で開催され、29万人以上の園児がこのプログラムを体験していますので、お子さんをお持ちの方はご存知の方もいらっしゃるでは?
とくにボビーくんが音楽に合わせて踊ったりする姿は強烈に印象に残るらしく、後日、スーパーなどでDoleのバナナや販促品を見ると子供は「あっ!ボビーくんだ」と目を輝かせます。毎年やってくる園もあるので、楽しみにしている子供も多いようです。
イチジク製薬は、従来はテレビCMで「かん腸=イチジクかん腸」というイメージのみを作っていましたが、訴求活動がうまくいかないことに悩んでいました。そこで、まず便秘について一緒に考え、結果的に商品に興味をもってもらえる環境作りを始めました。2010年からはCMを停止し、ターゲット先のひとつに「幼児」を設定。子供は言葉で便秘を訴えることができなかったり、便秘薬を使用できないため、かん腸で排便を促すからです。
最初に排便やかん腸に対するマイナスイメージを払拭させるためにオリジナルで「うんちの歌」も制作しました。これは、言葉を話せない乳児がうんちのサインを示せるように、歌とちょっとした体操を組み合わせたものです。
今年の7月からはNPOと組んで全国700か所で「ベビーサイン教室」を開催し、冊子を配布したり体操を教えたり、うんちの歌を広めています。また9月には「赤ちゃん便秘.com」サイトも立ち上げました。
保育園や幼稚園に「イチジクマンとうんちくん」の冊子の配布も始めたので、イベントやキャラバンにも波及できそうです。
「赤ちゃん便秘.com」http://akachanbenpi.com/
小さいうちからファンにさせてしまうことほど最強のPRはありません。まだまだ訴求できる分野が十分にありそうなターゲット層ですよね。
15 years 1ヶ月 ago
ガングロに茶髪、厚底サンダルといった「ギャル」のファッションを身にまとったギャルママと呼ばれる若いお母さんを、近頃は情報番組やトーク番組でもよく目にしますよね。
このギャルママ市場に絞ったマーケティングが活発なようです。
2008年9月創刊の「I LOVE mama」はギャルママから絶大な人気を得て月間20万部を発行、イオンはギャルママ向け商品の開発に協力を仰ぎ、大手生保会社は、日本ギャルママ協会員を対象に学資保険や家族の将来を想定した金融セミナーを開催したりしています。
ギャルママは派手な見かけとは裏腹に、子育てや節約に積極的な傾向が出ています。
とくに、食費を抑えるために外食を控えるので自炊率も非常に高いそう。
そして料理というのは、作るようになって最初の3年間がカギなのだそうです。
この間に食卓に並ぶメニューや使う調味料はその家庭の味となりますが、それ以降は料理の幅がなかなか広がらなくなるそう。
この最初の3年間に絞った戦略を立てた企業が味の素で、ギャルママ料理応援携帯サイトを立ち上げました。OPEN1ヶ月で、訪問者数はのべ30万人を超え、1000種類以上のメニューが投稿されています。
運営する味の素のロゴなどは控えめにしているのもこのサイトの特徴です。
mamaごはん(味の素)
ここで投稿されるレシピはユニークで、「ほんだし」がおにぎりに使われたり、「コンソメ」はそうめんを使った料理の隠し味に使われたり……。
料理ジャンルも目を引きます。「節約」「かんたん」は他のレシピサイトでも見られますが、ギャルママの子を指す「ちびコ」(子供の好きなメニュー)、高級料理を真似た「なんちゃって」というネーミングは他には見られないですよね。
レシピを見てみると、ギャルママでなくとも十分取り入れたいものばかりです。
ギャルママの特徴は、携帯電話時代の申し子で、自分を見せることに慣れているため発信力が強く、自発的にクチコミの輪を広げる性質があるとのこと。
国内の人口減により将来的に市場が縮小することは目に見えているため、各企業は試行錯誤をしていますが、従来のマーケティング手法では到達できなかった消費者の潜在需要を掘り起こすことで、新たな需要が見込めるかもしれません。
◆日本ギャルママ協会◆http://galmama.jp/
15 years 2ヶ月 ago
どんなものでもランキングになっているとつい見てしまう人は多いですよね。
その店の売れ筋トップ10を予想して、すべて当てる(食べる)まで帰れないというテレビ番組もあるくらいですから、人々の関心は高いのでしょう。
ランキングといえば「人気ランキング」が常識だと思いますが、そんな常識を逆手にとったランキングコーナーを作り、販促に役立てているサイトがあるんです。
それは良品計画子会社のIDEEの通販サイト。
「売れ筋商品ランキング」をクリックすると、トップに「売れない商品ランキング」コーナーが出てくるんです。
◆売れない商品ランキング◆
http://www.idee-online.com/shopbrand/171/X/
「このままお買い上げいただけませんと、近い将来廃番やお取り扱い中止とさせていただく可能性もございます。どうか今一度これらのアイテムを見直し、その魅力を発見してくださる方がいらっしゃいますよう、スタッフ一同、心より願っております。」
という切実で同情を誘うような(?)文句とともに、商品が紹介されています。
「自信を持って仕入れたのに、オンラインショップでは1~2個しか売れなかった」のように、商品ひとつひとつに社員の一言も添えて紹介されています。
売れない商品ランキングに掲載されたもの10商品のうち9商品の購入数が伸び、6か月後には「売れない」から脱却したそうです。
多数の商品を取り扱うネット通販では、どうしても他の商品に埋もれて、売れない商品がでてきます。
この「売れない」という事実を逆手にとって、新しく「売れない商品」というカテゴリーを作ることで「売れない商品ってどんな商品だろう」とアクセスしてくる人が必ずいます。
こうして埋もれていた商品に注目を集め、結局売れてしまうわけです。
うまいやり方です。
また「売れない商品」の中に良いものがあるというのは、店全体の商品セレクトの良さ、レベルの高さを示すことでもあります。ブランドイメージ向上にもつながるんですね。
こうした「マイナスをプラスに転じる手法」には、広報担当者にも参考になることが多そうです。
15 years 2ヶ月 ago
2010年7月より始まった「News2uリリース 月間ベストリリース賞」、
すでにニュースリリースで発表させていただきましたとおり、8月の月間ベストリリース賞は日立公共システムエンジニアリング株式会社様です。
2010年8月の月間ベストリリース賞、受賞リリースはこちら!
■News2uリリース 2010年8月の月間ベストリリース賞
日立GPは、江東区文化センター(東京都江東区)主催の盆踊り大会に協賛します! 【日立公共システムエンジニアリング株式会社】
(2010年8月5日 日立公共システムエンジニアリング株式会社)
■選定理由
・お祭りの協賛について、ニュースリリースとして発表する事で、地域に根付いた企業として、より多くの方に知っていただくことができます。
・2008年から継続して実施していた点を記載することで、継続した活動であることが伝わります。
・模擬店の収益金の寄付など、具体的な支援内容が記載されています。
・読み手のニーズにあわせてリンク先として、会場へのリンクが用意してあります。
・模擬店の写真が2点掲載されていることで、親しみやすさを感じます。
2010年8月の月間ベストリリース賞は日立公共システムエンジニアリング株式会社様に決定!--News2u.net--
受賞を記念し、日立公共システムエンジニアリング株式会社事業戦略企画部広報グループ 原澄恵様へ記念品を贈呈させていただきました。
【原様からの受賞コメント】
ニュースリリースを書き始めてまだ間もないこともあり、今回の受賞には大変びっくりしています。
他の会員様のニュースリリースを参考に「具体的に数字を出す」「アットホームな感じを出すために写真を使う」ことが今回の工夫です。写真はちょうどいいものがあってよかったです。これからも、こうした行事のときにはきちんと撮影しておこうと思います。
【写真左】日立公共システムエンジニアリング株式会社 原 澄恵様
【写真右】日立公共システムエンジニアリング株式会社 照屋 麻衣子様
日立公共システムエンジニアリング株式会社様、ご受賞おめでとうございます!
15 years 2ヶ月 ago
今年の7月、全国紙を中心に、ちょっと衝撃的全面広告が出ました。
広告主は日清食品。
「ラ王 終わる」
「ラ王生タイプは、2010年8月に生産終了いたします。18年間、御愛食ありがとうございました。」
さらにネット上では、“追悼”とTwitterの“ツィート”を引っかけたオンラインイベント「ラ王追湯式典」の特設サイトも開設され「終わる」ラ王への惜別メッセージも募集。応募者の中から抽選で在庫限りとなったラ王が当たるキャンペーンも開催され、20万件を超えるツィートがあったそうです。
生めんタイプのカップラーメンの先駆けとしてヒットし、日清食品の主力ブランドとなっていた「日清ラ王」が今月で生産を終える。よく知られた商品とあって、生産終了についての感想をツイッターで消費者に書き込んでもらい、抽選でラ王1ケースなどの景品があたるキャンペーンを20日までしている。その名も追悼ならぬ「追湯式典」だ。
「追湯式」で別れ惜しむ 日清ラ王、今月で生産終了(朝日新聞2010.08.16)
広告だけでなくこのような報道まで流れたこともあり、食べおさめしたいというファンが殺到した影響か、当初予定していた時期よりもかなり前倒しをされて、生産中止になりました。
発売中止のニュースで慌てて買いに走った人も多かった!?
しかし生産中止から1か月もたたないうちに、日清食品は次世代ノンフライ麺を使用した新たな「ラ王」を発売すると発表しました。
何のことはない、商品リニューアルだったわけです。
もちろん、最初から「ネタ」であることを見抜いていた人もいますし「なんだ、騙されたよ」と笑って済ませた人もいるでしょう。
しかし一方で「ひどすぎる」「閉店商法だ!」などという批判も相次ぎ、かなりの物議をかもしたようです。こういう人たちに対して「その時代の最新の技術を搭載した最もうまい麺につけるブランドがラ王」という日清側のコメントは、残念ながら、素直に納得できるものではないでしょう。
今回、日清食品が仕掛けた「いたずら」は、結果として多くのアテンションを集めたものの、残念ながら、長年に渡り「ラ王」を愛し続けていたファンにとっては、ちょっと笑って流せるレベルを超えてしまったようです。
そしてこうした「いたずらにひっかかったことへの怒り」もまた、ネットコミュニティ経由で共有され、拡散され、ブランドに影響を与えていくことに注意する必要があります。
現在Wikipedia「ラ王」の頁には、このような記述があります。
2010年8月から9月にかけて、初代から2代目への移行の際、生産終了などと消費者を煽った上に直近に行われる予定のフルモデルチェンジを明確に公表せず、一か月も経たない期間で同ブランド名新商品の発表・発売を行う手法には、消費者からの反発が相次いだ。インターネット上などにおいても「閉店商法だ」「追湯商法にしてやられた」との批判があがった。
日清ラ王 3.2.1 2代目発売に関する批判
15 years 2ヶ月 ago
各メディアに毎日大量に届くプレスリリース。
なんとか記者の目に留めたいと広報担当者は苦心しています。
今回はリリースが、その本筋とは違うところで記者の心に響いた(?)例を紹介します。
凶悪強盗自動検出システム「インテリジェント非常通報システム」を発売
http://www.secom.co.jp/corporate/release/2010/nr_20100831.html
リリースの内容は、ホームセキュリティ大手のセコムが、重要物のまわりにカメラやマイクを設置し、凶悪映像や音声を分析することで不審者を検知するという凶悪強盗自動検出システム『インテリジェント非常通報システム』を発売&販売開始したというもの。「インテリジェント非常通報システム」の概要や特長、運用イメージまで図入りで事細かく丁寧に説明しています。
タイトルから想像する通り、とても固い内容です。
しかし、このリリースはある点が注目されてこのような形で大きく取り上げられました。
そんな意義深い内容が記されていたのだが、筆者は本筋とは違うポイントで、うっかり笑ってしまった。それはリリースに掲載されていた写真である。" src="http://netpr.jp/images/makoto0909.jpg" width="450" height="238" />
セコムのプレスリリースがすごい(Business Media 誠) - livedoor ニュース
http://news.livedoor.com/article/detail/4998870/
そんな意義深い内容が記されていたのだが、筆者は本筋とは違うポイントで、うっかり笑ってしまった。それはリリースに掲載されていた写真である。
へっぴり腰の強盗が3人に増加している。黄シャツのタナカ君は再出演。明らかに人を刺す手の角度になっていない黒パーカー君は、結構イイ奴のような気がする。手作り感漂う画像を見ていると、「マスクやサングラスはドン・キホーテとかで調達したのだろうか」といった余計な詮索までしてしまう。もしかすると、強盗をあからさまな普段着にすることで、「内部犯を疑え」というメッセージを込めているのかもしれない。
セコムのプレスリリースがすごい(Business Media 誠) - livedoor ニュース
http://news.livedoor.com/article/detail/4998870/
リリース作成時に、この写真にどんな狙いがあったのかは不明です。
しかし、結果としてこの手作りチープ感あふれる写真をきっかけに、『Business Media 誠』はずいぶん長い記事を掲載し、ライブドアニュースにまで配信されたわけですね。
プレスリリース全体がウケ狙いの軟いものではなく、固い内容を手堅くきっちりまとめたプレスリリースに、ちょっと脱力系の写真をつけているのがポイントかもしれませんね。
リリースをなんとか記者の目に触させたいときに、ちょっと参考になるかもしれません。
15 years 2ヶ月 ago
中小企業の動画PRに関するニュースです。
-動画でPR 地域連合-
中小企業がPR動画のインターネット配信で地域連合を組み始めた。1社単独では大量にある動画の中に埋もれてしまうため、地域を前面に出してネット利用者の目にとまりやすくする。映像コンテンツの制作でも連携し、ネットで流す動画を安く作れる仕組みを構築。大手の海外シフトなどで受注が伸び悩む中、技術や製品を効率的に広くアピールできるようにする。(日本経済新聞 9/1付朝刊)
YouTubeなど動画配信システムの普及により、中小企業がPRのために動画を配信することは以前よりずっと楽になりました。
しかし「楽になった」ことによりネット上には莫大な量の動画があふれることになり、記事にもあるとおり中小企業が独自に動画を公開してもアクセスを集めるのは難しい状況です。
また、テキストや写真に比べて動画は見るのに時間がかかるため、よほど面白そうなものでないとアクセスしてくれません。
結果として、中小企業が自前で素人動画コンテンツを作り、自社のサイトに公開するだけの動画では、PR効果がなかなか出てこないことがよくあります。
こうした課題を、地域で中小企業同士が連合することで「アクセス増加」「動画のクォリティ向上」「コストダウン」を狙うという企画です。
たとえばこの動画。
久米繊維工業㈱『日本のTシャツづくり』【破】Tokyo Downtown Cool
なかなかかっこいいですよね。
これはYouTubeの『Tokyo Downtown Cool - SUMIDA』 に掲載されています。このチャンネルでは他にも墨田区の中小企業による、非常に興味深いPR動画が次々とアップロードされています。
こちらは地元の観光協会が主導になって運営しているようです。
TokyoDowntownCool | 映像制作事業 | 一般社団法人 墨田区観光協会
ことは動画だけでなく、中小企業のPRには費用面・技術面でさまざまな限界があります。こうした限界に対して「企業連合」で立ち向かっていくケースは、今後増えていくかもしれません。
15 years 3ヶ月 ago
以前、ツイッターを活用したユニークなキャンペーン事例としてリクルート社の事例をご紹介しました。
◎『ツイッター活用事例。リクルートがツイッターでギネスに挑戦!』
今回は、「ツイッターを利用して、みんな(サポーター1000人)と一緒に1つのマンガをつくる」というユニークな事例をご紹介します!
C1000でおなじみのハウスウェルネスフーズ株式会社(本社:兵庫県伊丹市、代表取締役社長:菊池敏朗)は、C1000ブランド20周年企画として、Twitterでつながる1000人で一つのマンガを作りあげる今日マチ子×Twitter1000人 「きいろいきもち」をスタートいたします。
■□http://www.c1000days.jp
1000人と一緒に作りあげる、たった一つの物語はじまる! ~今日マチ子×Twitter1000人 「きいろいきもち」~が8月18日からスタートします!【ハウスウェルネスフーズ株式会社】--News2u.net--
7月の月間ベストリリース賞を受賞されたハウスウェルネスフーズさんが行うネットPRと言えば、「お客さんと一緒に楽むことを大切にした、心のこもったコミュニケーション」が特徴です。今回もさすがですね。
2010年8月18日から2011年2月22日という比較的“長い期間”を通してサポーターの方と“一緒に一つの物語をつくる”という今回のキャンペーンからも、同社のお客さんに向き合う姿勢が伺えます。
多くのTwitter連動キャンペーンは短期間の瞬間風速的な企画が多いですが、
既存マスメディアを活用した大々的なキャンペーンとは異なる“ソーシャルメディア”というTwitterの性質を考えると、ゆっくり時間をかけて、丁寧にお客さんと向き合う企画の方が合っているのではないかと思います。
三匹の子豚のお話ではないですが、カンタンに一瞬でつくったものは一瞬で壊れてしまいます。逆に、時間をかけて丁寧につくったものは、出来上がるまで時間がかかるので少しじれったいですが、その分カンタンには壊れません。
PR施策も、瞬間風速型と、じっくり育てる型と、両方を取り入れると良いかもしれませんね。
15 years 3ヶ月 ago
News2u.netを見ていたら、化粧品のイプサが日本の化粧品業界で初めて、チャットカウンセリングを開始したというニュースリリースがありました。
イプサ公式通販サイト (http://www.ipsa.co.jp)が8月17日にリニューアルオープン!毎日のスキンケアやメイクがもっと楽しくなる、ワクワクするサイトになりました。
イプサは「一人にひとつのきれい」を一緒に見つけるブランド。お客さまと向き合い、丁寧にカウンセリングを重ね、一人ひとりの美のレシピをつくります。こうした「カウンセリングのイプサ」をWebでも体験していただけるよう、イプサ公式通販サイトでは、日本の化粧品業界で初となるチャットカウンセリングをスタートしました。
イプサのカウンセリングをネットでも体験!店頭経験を積んだ元クルーが、商品選びをお手伝い
『日本発!リアルタイムでカウンセリングが受けられる化粧品通販サイト』--News2u.net--
化粧品のカウンセリングと言えば、デパート店員さんに対面でしていただくものというのが定番。
確かに対面カウンセリングならば、肌質を見てもらえたり、化粧品を実際に手に取って試すことができます。ただ、その一方で「相談だけして、買わないと悪い気がする・・」「売り込まれないか不安」「なんとなくキレイな格好していかないと相談しずらい」「デパートの営業時間に仕事が終わらない」などなど、ちょっとハードルが高いのも事実。
しかし、チャットカウンセリングなら、時間の空いた時に相談できるのでずっと気軽ですよね。
チャットカウンセリングがどれほど売り上げ増につながるかは未知数ですが、少なくとも「商品に興味をもった見込み客に対して、行動のハードルを下げる」「お客さんとの接触頻度を増やす」という点では良い方法だと思います。
また、このイプサの事例に関しては、「店頭経験を積んだ元クルーが、商品選びをお手伝い」ということですから、退職したスタッフの方々に在宅で担当していただくことも可能ですよね。
そしてそれは、女性の生活スタイルの可能性を広げていることにもなりますから、「イプサは女性が美しくイキイキ生きることをサポートする企業です」というようなコンセプトとともに今回の取り組みについて発表することで、企業ブランディングにもつなげる事ができのではないかな・・・なんて、思いました。
少し話が広がってしまいましたが、とにかく「チャットカウンセリング」という日本初の試み。今後どうなるか、要チェックですね!
15 years 3ヶ月 ago
近年、iPhoneをはじめ、スマートフォンの登場や、Twitterの普及などにより、ますますソーシャルメディアの影響力が大きくなっています。
そんな中、最近、ウェブマーケティング業界を中心に「トリプルメディア」というキーワードに関心が集まっています。
トリプルメディアとは、
1)広告費を払って情報を掲載する「ペイドメディア(Paid Media)」
2)自社サイトなど自社で所有する「オウンドメディア(Owned Media)」
3)ソーシャルメディアなど信用や評判を“得る”「アーンドメディア
(Earned Media)」
の3つを言います。これからのウェブマーケティングでは、このトリプルメディアの視点をもってマーケティング戦略を考えることが大切になります。
そこで9月2日(木)に開催するアカデミーヒルズビジネスオンラインセミナーでは、今年6月に著書『トリプルメディアマーケティング』を発表されたADKインタラクティブ代表取締役社長の横山氏をゲスト講師にお招きし、これからのマーケティングの核となるこの3つのメディアへの取り組み方ソーシャルメディア、自社メディア、そして広告の連携戦略におけるプランニングの実際について、日本だけでなく海外の事例を織り交ぜて、トリプルメディアマーケティングに関するお話をたっぷりとお伺いします。
講師は日本のネット広告の開拓者として有名な横山隆治氏。
ウェブマーケティング、ネットPRに関心がある方におすすめの本講座。
ぜひご参加くださいませ!
※【詳細/お申込み】はこちら。
15 years 3ヶ月 ago
先日お伝えした「News2uリリース 月間ベストリリース賞」。
ネットマーケティングとコミュニケーションの最前線を探る実践Webマガジン『Marke Zine(マーケジン)』にもご紹介いただきました。
◎「News2u、お手本となるプレスリリースを毎月表彰」(『Marke Zine』)
そして、記念すべき第1回目の月間ベストリリース賞、受賞リリースが決定しましたのでお知らせいたします。
2010年7月の月間ベストリリース賞、受賞リリースはこちら!
■News2uリリース 2010年7月の月間ベストリリース賞
ファンブロガーに聞きました!「宝くじアンケート」~今年のサマージャンボは夢を買います~【ハウスウェルネスフーズ株式会社】
(2010年07月16日 ハウスウェルネスフーズ株式会社)
■選定理由
・リリースの書き出しに企業名が、また最後に連絡先が明記してあり読み手に対して情報発信元が示されることで信頼性を確保しています。
・関心の高い方には、すぐに該当サイトにアクセスできるよう、URLを上位に配置する工夫がされています。
・アンケート結果の概要がニュースリリースに記載されていることで、ニュースリリースだけを読んでも、十分読み手の関心を満足させることができます。
・7月7日のサマージャンボ宝くじという季節の話題をうまく自社のユーザーのアンケート内容に反映させて、時事ネタとして読み手の関心を集めました。
・タイトルが読者へダイレクトに呼びかける内容になっており、顧客に直接届くニュースリリースのコンセプトを理解したモノとなっています。
2010年7月の月間ベストリリース賞はハウスウェルネスフーズ株式会社様に決定!--News2u.net--
受賞を記念し、ハウスウェルネスフーズ株式会社 営業企画部販売企画グループの丸山佳代さまへ記念品の贈呈と記念撮影をさせていただきました。
≪丸山さまからの受賞コメント≫
リリース作成は奥深く、まだまだ足りない点ばかりで、自分で凹むことも多いのですが、今回のご褒美で、またあきらめずに続けていこうという気持ちが強まりました。
本当にありがとうございます。
【写真左】ハウスウェルネスフーズ株式会社 営業企画部販売企画グループ の丸山佳代さま。
【写真右】審査委員である株式会社ニューズ・ツー・ユー代表取締役社長の神原弥奈子。
ハウスウェルネスフーズ株式会社さま、ご受賞おめでとうございます!
15 years 3ヶ月 ago
日本相撲協会が広報担当者を一般公募することが正式に決定しましたね。
■『相撲協会が広報公募を決定、年収は再協議』(nikkansports.com)
最近の不祥事対応を見ても、日本相撲協会の広報力が不足していることは明白ですから、外部から広報専門家を入れるというのは、とても良いことだと思います。
しかも、それを一般公募で募集するというのは、非常に賢明な判断だと思います。
というのは、
「開かれたオープンなイメージが伝わる」
「変わるために努力している姿勢が伝わる」
「実際に申し込んだ人、申し込もうと思った人にはもちろん、それ以外の人にとっても、少し自分にも関係があるような、身近さ、親近感を感じてもらえる。」
(参考:アイドルのオーディション番組)
など、一般公募をすること自体にPR効果があるからです。
もしかして、既に優秀なPR担当者がいたりして……!?
というのは冗談ですが、日本の伝統文化に基づくスポーツである大相撲の広報が強化されることは、大きな意味では日本の国自体のPRにもつながります。
正直、大変な仕事だとは思いますが、同時に非常にやりがいもあると思います。広報の仕事に自信のある方は、応募してみてはいかがでしょう?!
ぜひ、優秀な広報担当者に着任してもらい、大相撲を再び盛り上げていって欲しいと思います。
現在の日本相撲協会のサイト。
新しい広報担当者の方が決まったら、ネットPRにももっと力を入れるのでしょうか!?どう変化するか、楽しみですね!
≪関連ニュース≫
■『相撲協会の広報公募プラン正式に決まる』(Daily Sports Online)
■『広報部長補佐、公募 独立委「発信不足、誤解の一因」 日本相撲協会』(gooニュース)
■『公募の広報部長補佐に早速10件ほどの問い合わせ』(Yahoo!ニュース)
15 years 3ヶ月 ago
検索エンジンで「ニュースリリース」「賞」とキーワードを入れていただければ分かりますが、普通は賞を取った事実などを発表する情報発信ツールが「ニュースリリース」。
しかし今回、「ニュースリリース」自体を表彰してしまう「ベストリリース賞」が誕生しました。
ネットPRのニューズ・ツー・ユーが、月間ベストリリース賞制度を開始!--News2u.net--
......と、他人行儀に書いてみましたが、実は本賞はネットPR.JPの運営会社でもある株式会社ニューズ・ツー・ユーが主催しているのです!
メディア向けに情報を発信するプレスリリースと異なり、ニュースリリースはネットの発展に伴い重要度が増してきたもの。
そのため、未だに広報担当者の間でも
「ニュースリリースとプレスリリースの書き方の違いが分からない」
「どんなニュースリリースが良いリリースなんでしょう?」
「正しいニュースリリースの書き方が分からない」
と、迷いが沢山あるのも事実。
今回誕生した「月間ベストリリース賞」では、国内最大級のニュースリリースポータルサイト「News2u.net」に掲載されたニュースリリースの中から、最も印象的で他の模範となるリリースを毎月1本選出し、表彰します。
受賞リリースを発表する時には、毎回必ず選定理由も明記されるので、「どんなニュースリリースが良いリリースなのか分からない」と悩んでいる広報担当者の方にもきっと、参考になると思います。
記念すべき第1回目の「月間ベストリリース賞」は一体どのリリースが受賞するのでしょう!?受賞リリースはネットPR.JPでも発表させていただきますので、ぜひ楽しみに待っていてください!
15 years 3ヶ月 ago
先日「マーケティング戦略シート日本版・無料ダウンロード」の記事を公開したところ、予想を超える多数の方にアクセスしていただきました。
過去の経験からすると、普段の4倍以上のアクセス数がある時は大抵、ヤフーなど影響力あるポータルサイトで記事が紹介され、その影響でPVが増加するというケースがほとんど。そのため、今回もどこかのサイトで紹介されたのだと思っていたのですが、アクセス解析を調べてビックリ。なんと今回はどこの大手ポータルサイトにも紹介されておらず、アクセス流入元ランキングをみると、ソーシャルメディアである「はてなブックマーク」と「ツイッター」がトップ1・2位を占めているではないですか!
ソーシャルメディアのパワーは分かっているつもりでしたが、1日のPV数が20億3000万もある大手ポータルサイトで掲載された時に匹敵、あるいはそれ以上のアクセス数増に影響するとは予想していなかったので驚きました。
しかも、ソーシャルメディアで話題になるような仕掛けをしたわけではないので、その点も驚きでした。
今回実行したことと言えば、基本的な以下の4つだけです。
1)ネットPR.JPのタイトルバー横にRTボタンを設置したこと。
2)無料テンプレート公開時にネットPR.JPの公式ツイッターアカウントおよびアカウントをもつ社員が各自で告知(つぶやき)をしたこと。
3)さらにそれらに対してアカウントをもつ社員が各自でRT(リツイート)したこと。
4)RT数がある程度の数に達した時に報告のつぶやきをしたこと。
■ネットPR.JPのタイトル左横に「RT」ボタンを設置しました。
■公開日にツイッターのネットPR.JPアカウントで告知(つぶやき)ました。
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■さらに、それをニューズ・ツー・ユーのスタッフが各自のアカウントでRT。
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.bbpBox19297973342 {background:url(http://a1.twimg.com/profile_background_images/45375058/bluish_wm.jpg) #000000;padding:20px;} p.bbpTweet{background:#fff;padding:10px 12px 10px 12px;margin:0;min-height:48px;color:#000;font-size:18px !important;line-height:22px;-moz-border-radius:5px;-webkit-border-radius:5px} p.bbpTweet span.metadata{display:block;width:100%;clear:both;margin-top:8px;padding-top:12px;height:40px;border-top:1px solid #fff;border-top:1px solid #e6e6e6} p.bbpTweet span.metadata span.author{line-height:19px} p.bbpTweet span.metadata span.author img{float:left;margin:0 7px 0 0px;width:38px;height:38px} p.bbpTweet a:hover{text-decoration:underline}p.bbpTweet span.timestamp{font-size:12px;display:block} RT @minako: 必見です♪ RT @netpr: 「マーケティング戦略立案シート」日本版、無料ダウンロード!http://netpr.jp/netpr/003416.phpless than a minute ago via TweetDeckざわこnishizawako
■さらに、RTがある程度の数に達した時に、その報告つぶやき。
.bbpBox19329572512 {background:url(http://a1.twimg.com/profile_background_images/23961850/RIMG0138-02.jpg) #9ae4e8;padding:20px;} p.bbpTweet{background:#fff;padding:10px 12px 10px 12px;margin:0;min-height:48px;color:#000;font-size:18px !important;line-height:22px;-moz-border-radius:5px;-webkit-border-radius:5px} p.bbpTweet span.metadata{display:block;width:100%;clear:both;margin-top:8px;padding-top:12px;height:40px;border-top:1px solid #fff;border-top:1px solid #e6e6e6} p.bbpTweet span.metadata span.author{line-height:19px} p.bbpTweet span.metadata span.author img{float:left;margin:0 7px 0 0px;width:38px;height:38px} p.bbpTweet a:hover{text-decoration:underline}p.bbpTweet span.timestamp{font-size:12px;display:block} tweetmemeより。どんどんRTされてます。只今141!「マーケティング戦略立案シート」日本版、無料ダウンロード! : ネットPR.JP
http://ow.ly/2fwj7less than a minute ago via HootSuiteMasanori Shike/四家正紀shike
.bbpBox19558437687 {background:url(http://a1.twimg.com/profile_background_images/23961850/RIMG0138-02.jpg) #9ae4e8;padding:20px;} p.bbpTweet{background:#fff;padding:10px 12px 10px 12px;margin:0;min-height:48px;color:#000;font-size:18px !important;line-height:22px;-moz-border-radius:5px;-webkit-border-radius:5px} p.bbpTweet span.metadata{display:block;width:100%;clear:both;margin-top:8px;padding-top:12px;height:40px;border-top:1px solid #fff;border-top:1px solid #e6e6e6} p.bbpTweet span.metadata span.author{line-height:19px} p.bbpTweet span.metadata span.author img{float:left;margin:0 7px 0 0px;width:38px;height:38px} p.bbpTweet a:hover{text-decoration:underline}p.bbpTweet span.timestamp{font-size:12px;display:block} 234ツイートまで行きました。
「マーケティング戦略立案シート」日本版、無料ダウンロード! : ネットPR.JP - netpr.jp -
http://ow.ly/2gszlless than a minute ago via HootSuiteMasanori Shike/四家正紀shike
では上記のようにツイッターを活用すれば常に多くの方にアクセスしていただけるかというと、残念ながらそうではないと思います。
RTくださった方のコメントやRT経路を拝見するうち、ツイッターで話題になるためのポイントとして以下の3つのことが見えてきました。
1.そもそも有益な情報であること。
⇒言うまでもないことですが。後で読み返したい、誰かに紹介したい、そう思っていただける役立つ、便利な情報であることはRTしていただく上で必須ですね。
2.企業側のメリットより、読者へのメリットの方が大きいこと。
(広告宣伝色が強すぎないこと)
⇒RTくださった方の中に、「メールアドレスの登録なしでシートをダウンロードできる!」と書いている方がいて気付きましたが、大切な自分のTL上でつぶやくということは、友人に紹介するようなもの。企業の宣伝の片棒を担ぐようなことは、あまりしたくないのが心情ですよね。もしこれがメールアドレス登録制だったら、もっとRT数は減っていたと思います。
3.常日頃から有意義な情報を配信し、信頼されていること。フォロー数がある程度の数いる事。
⇒今回ツイッター上で告知したアカウントのフォロー数は、ネットPR.JP公式アカウントが143、社長の神原のアカウントが約3600、平田のアカウントが約2800、四家のアカウントが約2000です。
最もRTが多かったのがフォロー数約3600の神原経由。そして最も少ないのが当然と言えば当然、フォロー数143のネットPR.JPの公式アカウント経由。やはりRT数はフォロー数に比例するようです。
といっても、やみくもにフォロー数を集めるのではなく、常日頃から有意義な情報を発信し、自然とフォロー数が増える事が大事。そのようにしてフォローしてくださる方が1000以上になるアカウントは、メディアとして影響力が出てくるようです。
どれも当たり前のことと言ってしまえばその通りですが、逆に当たり前のことを大切にやれば、ソーシャルメディア上で注目を集める事が出来るとも言えます。
みなさんがPRにツイッターを活用する際にはぜひ、参考にしてみてください!
15 years 3ヶ月 ago
前回に引き続き、今回も第7回ネットPR事例セミナー「ソーシャルメディア時代のネットPR最新事例」開催レポート(後編)をお届けします!
日興コーディアル証券 平山氏による基調講演のあと、10分間の休憩をはさみ第二部のパネルディスカッション『ネットPRの現場から~企業担当者にきく、ネットPR活用の実際』が始まりました。
セミナー第2部:パネルディスカッション
『ネットPRの現場から~企業担当者にきく、ネットPR活用の実際』
パネリストは左から
◆日興コーディアル証券株式会社 ダイレクトチャネル事業部 平山かなえ氏
※大手総合証券会社の中で最初にツイッターをマーケティングに導入。その他動画コンテンツの配信を行うなど、積極的にネットを活用したPRに取り組んでいる。
◆株式会社ノンストレス 広報担当 高光りえこ氏
※55店舗ネイルサロンを展開(2010年7月29日時点)。ネイルサロンのほか、クイックシェイプというフィットネスジムも経営。ネイルサロンでは店舗レベルでブログを導入。ニュースリリースに関してはネイルサロン業界では非常に早い、6年前より利用開始。最近、ツイッターも始めた。
◆ハウスウェルネスフーズ株式会社 営業企画部 販売企画グループ 丸山佳代氏
※1990年にC1000ブランドが誕生。今年で20周年を迎えた。ブログを活用したファンサイト他、サイト上でいろいろな盛り上げを行っている。ファンブログ登録数は4981名にものぼる(2010年7月28日時点)。
モデレーター(進行役)は株式会社ニューズ・ツー・ユー 代表取締役社長 神原 弥奈子が務めました。
まず、モデレーターである弊社取締役社長神原から、ネットPRとソーシャルメディアに関する最新動向の説明がありました。
その後、各社さまのソーシャルメディアについての考え方や取り組み、運用上の苦労、そして成功事例はもちろん、貴重な失敗事例など詳しくお伺いしました。
各社のお話を一部ご紹介すると・・・
■ノンストレス様
<ブログについて>
・お客さまと直接コミュニケーションを取ることができる手段として、ブログを店舗レベルで導入。キャンペーンなどタイムリーな情報発信ができることにメリットを感じている。
<ツイッターについて>
・数ヶ月前に導入。ツイッターに期待していることは、お客さまとの接点になったり、ネイルクイックを知らない方にも知っていただくきっかけになること。ツイッター限定キャンペーンを行った時反応があったので、効果は感じている。
・フォローされたらフォロー返しをするようにしている。@で話しかけられた時には、話し返すようにしている。
・ツイッターは担当者がはりつくのではなく、他の業務の合間にやっている。
・とりあえずはじめてみることが大事だと考え、ツイッターをはじめたが、つぶやけない日もある。フォローも中途半端になっている。
<一押しニュースリリース>
・2009年10月16日のリリース。内容は、爪を健康に育てるというマニキュア販売開始ニュース。2009年10月のリリースだが、これがきっかけで2010年のアースデイでブースを出展する企業から声かけて頂くことができた。
<ニュースリリース作成上の工夫>
・ネイルは写真がアイキャッチになるので、リリースを作成する時には写真を上手に使う事を意識している。
<効果測定>
・解析ツールはGoogle Analytics(グーグルアナリティクス)を利用。定期的なレポートという形では出していない。誘導数が多い、News2u.netのランキングに入った、閲覧数が多い、など目立ったものがあった時に随時報告している。
<情報収集>
・お客さんの声を聞くのが一番早いので、各店舗から集めた情報をメールを使って他の店舗に流すようにしている。
■ハウスウェルネスフーズ様
<ブログについて>
・モニプラとは、新商品をメーカーからもらって、試すというのが主なサービス。しかしハウスウェルネスフーズでは新商品を試すことを主な目的とはしていない。「ブロガーの人と友達関係になりたい」と思ってはじめた。
・ファンブロガーでは「商品をほめてはいけない」「本音で」「お題を楽しんでください」というルールを定めている。その理由は、丸山個人の体験がきっかけ。
以前個人的に大好きなブロガーがいたが、ある日突然、アフィリエイトをはじめた。それ以来、ブログで商品の宣伝をしはじめ、それまで好きだった場所が、いやな感じになってしまった。その時、メーカーとしてブログを宣伝の場所にしてはいけないと思った。
・一番してはいけないことは、「新商品が出ました。お送りするので、こういうポイントで褒めてくださいね」というスタイル。これはお客さんの“ブログ”というメディアを汚すことになる。
<関心空間について>
・昨年、関心空間をはじめた。非常に軽く、フラットに商品を説明できるので使っている。モニプラとの違いは、中にいる人の層。ライフスタイルにこだわりを持っている人、自分の好きなものを自分の言葉で伝えたいと言う人が多い。
<ソーシャルメディア運用について>
・色々なメディアを手掛けているので、もちろん運用は大変。しかし、その分お客さまと会話をする機会が増える、会話を楽しめるということ。お客様と触れ合える機会があることは楽しいことだと思っている。
・どの時期にどんなテーマのお題を出すか、その時に何についてのアンケートをとるかというのは、半年~1年スパンで計画を立てている。その上でお客さまの反応を見て、調整している。
<ツイッターについて>
・ツイッターは導入していない。新しく始めるものは自分で試して感覚をつかんでからでないと出来ない。今はまだ勉強中。ツイッターを取り入れる時には、お客さまと一緒にリアルなおしゃべりをしたいと考えている。その場合にはツイッターにはりつく必要があるが、今はまだそこまでのフォローができきれないので、導入はしていない。今後、運用体制をしっかり準備できた時にやってみたいと思っている。
・今後期間限定のプロモーションには、ツイッター活用を予定している。
<失敗談>
・ファンサイトの中にはお客さんに直接メールを送れる機能がある。メールを送ることについては気をつけていたが、最初のころは更新情報やイベント開始情報などをメルマガで送っていた。しばらくして、あるお客さんに「メールはうざい」と言われた。
ファンサイトに登録してくれた人だから、自社のイベント情報などを送ってもいいかな?との甘えがあった。その後は、「コミュニケーションルール」という掲示板をつくり、そこに気になることを書きこんでもらうようにしている。
・ネットPRのいいところは、失敗の事例の反応がすぐ返ってくるので試行錯誤をやりやすいところ。
<ニュースリリース作成上の工夫>
・リリースのタイトルをつける時には、Yahoo!やgooといった提携サイトの中で他の企業のニュースと羅列された時、スルーされないように、「面白そう」と感じてクリックしてもらえるように意識している。
<情報収集>
・グーグルアラートで自社名、商品名、他社のサイト名、ブランド名をチェック。ブログは、動きがでたときにメールが来るようにしている。
その他自分の中での情報収集は、ツイッターとメルマガ。メルマガに関しては、自分の好きなものや、とりあえず気になったものをたくさん登録し、使えそうなものだけ残している。現在読んでいるのは10本くらい。
■日興コーディアル証券様
<ツイッターについて>
・昨年の9月に開始。もうすぐ10ヶ月になる。社内からのツイッター禁止なので、1台のパソコンからしかツイート出来ないことになっている。フォロワーの管理をしたいので、そのような機能をもつクライアントソフトの導入を検討している。
<新しい取り組みをするとき、社内への提案はどのようにしたか?>
・ツイッターを取り入れる時、「無料でできる広告です」と説明したら話を通しやすかった。実際には全然違うものであるし、担当者としては広告的に使うつもりはないが、自社サイトにはRSSが実装されていないため、ツイッターを導入することでお客さまに更新情報をお伝えできるということ、そしてバナー広告やリスティング広告の他に自社サイトへの誘導経路をもつことができるという意味でそのように伝えた。
<情報収集方法について>
・RSSではてなブックマークのエントリーを読んでいる。柔らかいものから硬いものまで流れてくるので愛用している。しかし、RSS登録件数が多すぎて読みきれていない。
・グーグルアラートも使っている。自社名関連の検索結果をアラートで鳴らすようにしている。
・最近ではツイッターで流れてくる情報が大きな情報源になっている。
<失敗談>
・ツイッターも、ニュースリリースも、複数の部署で確認してもらい、公開するという流れになっている。多い時には1本のリリースに3~4部署のチェックが必要になる。本数が立て込んでいると原稿作成をして安心してしまい、公開登録作業を忘れる、という事があった。
<効果測定>
・ニュースリリースに関しては、閲覧数、クリック数、誘導数を、週次、月次、年次で確認している。その他には、毎週ネットセミナー関連のリリースを出しているので、ネットセミナー関連の結果だけまた別にまとめている。
・その他は、SEO関連。キーワード、リリースの見られ方などを毎週集めて報告している。解析ツールはSiteCatalyst(サイトカタリスト)。トラフィックがどこから来ているか?に特に着目している。
パネルディスカッションの後は質疑応答があり、受講者の方からのご質問をお受けしました。
ご多忙の中、ご来場ぐださった参加者のみなさま、貴重なお話をご披露いただきました講師及びパネリストのみなさまへ、心よりお礼申し上げます。どうもありがとうございました。
今後も、みなさまのお役に立つ最新情報や事例をお届けしていく予定ですのでどうぞよろしくお願いいたします。
※現在受付中のネットPR大学講座はこちら⇒http://info.news2u.net/seminar/
15 years 4ヶ月 ago
2010年7月29日(木)、ベルサール八重洲にて第7回ネットPR事例セミナー「ソーシャルメディア時代のネットPR最新事例」を開催しました。早速、セミナー開催レポートをお届けします!
当日はあいにくの雨で足元が悪い中、約120名の広報・マーケティング担当の方がお越しくださいました。
前半の基調講演では『広報視点からのWebマーケティング』をテーマに、日興コーディアル証券株式会社 ダイレクトチャネル事業部の平山かなえ氏にご登壇いただきました。
大手総合証券会社の中でいち早くTwitterマーケティングを手掛けたり、動画コンテンツの配信を行うなど、積極的にネットを活用したPRに取り組まれている日興コーディアル証券 平山氏。
ニュースリリースやTwitter(ツイッター)で見込める効果、運営体制といった具体的な内容から、「インターネットが企業の広報担当者にもたらしたもの」「インターネットが広報担当者に求めるもの」といったマインド的、概念的な内容まで、講師が実際に試行錯誤を繰り返す中で蓄積してきた貴重な情報をたっぷりお話くださいました。
特に、同社でTwitterを導入する際、英国政府のTwitter戦略テンプレートを参考にしたという話や、Twitterの効果測定方法、運用体制など、Twitter活用に関する実践的なノウハウは多くの受講者にとって非常に参考になったようです。
また、広報担当からWebマーケティング担当へと業務範囲を広げてきた講師ならではの、
「企業の広報担当は、『もっと効果的な広報がないのか?』と常に悩んでいる。広告費削減でPRで盛り上げろといわれても、困る。PRは広告の代わりになるものではない。」
「これからの広報担当者に求められることは、意識改革。これまでとはまったく違うコミュニケーションの時代がはじまる。」
「記者向けのプレスリリースには、ファクト(事実)が重要だったが、個人が読むニュースリリースでは、ファクトはもちろん、その背景や想いなどのコンテクストが大事である。」
といったメッセージには多くの共感が寄せられました。
講演の最後は次のようなメッセージで締めくくり、PRの基本はあくまでコミュニケーションであることを再確認させて頂きました。
「PRって、人間の『コミュニケーション』という大きな川の流れに、小さな『情報』という笹舟を浮かべるイメージなんです。
人間のコミュニケーションは絶えず大きなうねりをもって流れていて、
情報を発信する人は、途中で引っかかったり沈んだりしないように
上手に船を創って川の流れを見極めて、
ちゃんと大海にたどりつけるようにウマく船を浮かべる。
それがPRの仕事だと思っています。
あくまでも自然に寄り添うこと。」
この後、10分間の休憩をはさみ第二部のパネルディスカッション『ネットPRの現場から~企業担当者にきく、ネットPR活用の実際』へと続きます。
パネルディスカッションの様子は、レポート後編でお届けします。お楽しみに!
※現在受付中のネットPR大学講座はこちら⇒http://info.news2u.net/seminar/
15 years 4ヶ月 ago
昨年から今年にかけて、PRツールとしてTwitterが注目されていますが、最新のネットPR実態調査によると多くの企業が動画コンテンツのPR効果に期待しているという結果も出ています。
実際、既に多くのPR動画がネット上に存在していますが、TV-CMやデモンストレーション動画のような内容が多いと感じます。
そんな中、異彩を放つプロモーション動画を見つけたのでご紹介しますね。
ぶつからないクルマ?EyeSight(ver.2) Special Site 【スバル】
動画自体は普通の商品説明動画なんですが、ひとつの動画に対して3タイプの面白い解説が用意されています。(画像右端)
例えば「関西競馬実況中継の神さま」と謳われる杉本清氏による競馬風の解説であったり、アニメ「鷹の爪団」の2人がスバルの動画自体を“ネタ”にしてしまっているギャグ(!?)解説であったり......。
特に「鷹の爪団」の解説は非常に面白く、あまりの面白さに結局すべての動画を見てしまいました。ただの商品説明動画に面白い解説をつけることで、こんなにエンターテインメント性の高いコンテンツになるのだと、非常に勉強になりました。
「弁当に箸が入っていなかったのが、よっぽど頭に来たんですね?」って・・・。時に(ほとんど?!)スバルの自動車と全く関係ない解説が飛び出す「鷹の爪団」の解説(笑)。
企業のPRを担当していると、つい会社がアピールしたいことを一方的に訴えたくなります。しかしそこをぐっと我慢して、「楽しませる」「見たいと感じてもらう」ための工夫をする。そのワンクッションを入れることで、逆に多くの人に見てもらえる動画(企画)になると思います。
あなたの会社で動画コンテンツを活用する時にも、ぜひ参考にしてみてください。
15 years 4ヶ月 ago
「マーケティングとPRの実践ネット戦略 (原題: The New Rules of Marketing and PR)」の著者、David Meerman Scott が自身のブログ「Web Ink Now」でマーケティング戦略のプランニングテンプレートを公開しました。
もちろん、Davidのことなので、マーケティング戦略といえば、もちろんウェブセントリック、顧客への直接のリーチです。なかなかうまくできていると思いましたので紹介します。また、日本の事情にあわせて、勝手に日本版を作ってみましたのであわせてご紹介しますね。
シート1:マーケティング戦略立案シート
このプランニングテンプレートは 5W1H で考えられるようになっています。
例えば「Twitterをやってみたい!」という話になったとき、以下のようにシートの質問を埋めていくことでスムーズにプランニングを始めることができます。
Twitter を使って誰にリーチしたいのか?Twitter を使うのがベストか?顧客のどんな課題を解決したいのか? どんな価値を提供するのか?どんな検索フレーズであなたを見付けることができるのか?あなたはどんな人で、会社の特徴を一言でいうと?顧客になにを期待しているのか?
このシート、もちろんTwitter に限らず、さまざまなウェブマーケティング、特にソーシャルメディアを活用しようということになったとき、考える手助けになってくれるのではないかと思います。
また、シート2の日本版は翻訳しただけでなく、市場環境にあわせて、若干手をいれています。オリジナルと日本版の違いは、翻訳以外に次のようなところです。
シート2:マーケティング戦略
検索は Yahoo! と Google を併記しましたソーシャルメディアのところ、digg と deliciuos と linkedin を外して、mixi、OpenPNE、Ustream を追加しました上のループに ニュースリリースポータルを追加しました
日本版には、こっそり(!)と「News2u.net」も入れました。ニュースリリース自体はソーシャルメディアではなく企業発のコンテンツですが、ときにはソーシャルメディア上を駆け巡ります。
ソーシャルメディアがより力を持つ時代になり、顧客にダイレクトに届けられるコンテンツの一つとして面白い位置を占めるようになってきたのではないかと思います。
ということで、このテンプレート、気にいったらぜひ使ってみてください!
テンプレートはこちらから無料でダウンロードしていただけます。
marketing_strategy_template.pdf
15 years 4ヶ月 ago
今年の4月12日、NHN Japanによるライブドアの子会社化が発表されたことは記憶に新しいと思います。
8月2日(月)に開催するアカデミーヒルズ・オンラインビジネスセミナーには、そんなNHN Japanの代表取締役社長森川亮氏をゲストにお迎えします。
NHN Japanは、検索、ゲーム、広告などインターネットビジネスをトータルで展開している韓国のインターネットサービスのナンバーワン企業NHNの日本法人として、2000年に設立されました。
同社が運営するオンラインゲームポータルサイト「ハンゲーム」は10年を経て登録ID数3,000万を超える国内最大級のゲームサイトへと成長。2009年7月には韓国でNo.1のシェアを持つ検索サイト「NAVER」の日本向けサービスを提供開始し順調に成長を続けています。
そして、今年5月のライブドア子会社化で、一気に国内でもインターネットビジネス全般に分野を広げ、その動向が注目されています。
【アカデミーヒルズオンラインビジネスセミナー】ネットのトータルサービスへと躍進するNHN Japan の戦略とは?~ハンゲーム、NAVER、そしてlivedoor。急成長を遂げる韓国NO.1ネット企業、日本法人の戦略を聞く~
今回のセミナーでは、すでにオンラインゲーム市場で絶大な支持を得ている「ハンゲーム」のこれまでの成長の軌跡やこれからの戦略。また、ヤフーとグーグルで独占されている日本の検索市場における「NAVER」の戦略についてお話をご披露いただきます。
さらに、国内有数のポータルサイトを運営するライブドアを子会社化することによって、今後どのような展開が可能なのかについてもお話をお聞きします。
【講義項目(予定)】
・NHN Japanのご紹介
・オンラインゲームポータルサイト「ハンゲーム」の現状と戦略
・検索サービス「NAVER」の現状と戦略
・ライブドアの子会社化と今後の展望
・質疑応答
(プレゼン60分、対談40分、質疑応答20分)
ゲームや検索、コミュニティサービスに関心のある方はもちろん、オンラインビジネスの戦略立案などに関わる方にもおすすめの講座です!奮ってご参加くださいませ!
※セミナー詳細・お申し込みはこちらをご覧ください。
15 years 4ヶ月 ago
7月29日(木)、第7回ネットPR事例セミナー「ソーシャルメディア時代のネットPR最新事例」を開催します。
各企業の担当者を講師に迎え、ネットPRやWebマーケティングの最新成功事例をお届けする“ネットPR事例セミナー”。今回の基調講演には、日興コーディアル証券平山かなえ氏を講師にお迎えします。
※セミナー詳細、お申込みはこちら
日興コーディアル証券と言えば、大手総合証券会社の中で最初にTwitterマーケティングを手掛け、ネットPR成功事例にも登場経験のある証券会社。今回は、そんな日興コーディアル証券の平山氏より、金融業界における厳しい広告規制や法規制の中で、同社が行っているWebマーケティングの取組みをご紹介いただきます。
特に、広報担当からWebマーケティング担当となった経験をお持ちの平山氏だからこそ話せる、「直接ユーザーと繋がるコミュニケーションをどのように考え、Webマーケティングにどのように広報的視点を活かしていくか」について、ニュースリリースやTwitter等のツール活用事例を通して解説していただきます。
第2部では日興コーディアル証券様のほか、全国に56店舗(2010年6月30日時点)のネイルサロン「ネイルクイック」を経営するノンストレス様、独自のブログマーケティングを行っているハウスウェルネスフーズ様にもご登壇いただき、「企業担当者にきく、ネットPR活用の実際」というテーマでパネルディスカッションを行います。
Twitterやブログなどソーシャルメディアを活用した最新事例満載の本セミナー。
広報・PRはもちろん、Webプロモーション・販促・営業企画などマーケティング関連部署ご担当者様に役立つ内容となっております。奮ってご参加ください!
セミナー詳細、お申込み⇒http://info.news2u.net/seminar/2010/07/29_592.html
昨年開催したネットPR事例セミナーでは平日の14時~16時半というお忙しい時間にも関わらず、約140名の広報・マーケティング担当の方にお越しいただきました。
2009年7月7日開催 第4回ネットPR事例セミナーレポートはこちらからご覧いただけます。
広報・マーケティング担当者のためのネット上の情報発信・情報流通を支援するネットPR.JP
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