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希望商品を値下げします! 西友 サゲリク キャンペーン

14 years 2ヶ月 ago
特定の商品をどーんと値下げする「特売」はスーパーに取ってなくてはならないものですが、どの商品を安くするかは、あくまで店側が決めるのが普通です。というか、当たり前ですよね。 その当たり前をひっくり返したのが、この「サグリク」です。 「お目当ての商品を値下げしてくれたら」そんな希望をかなえてくれるキャンペーンを、西友が展開! 「サゲリク」とは、公式アカウントをフォローしたうえで、消費者が値下げして欲しい食料品をリクエスト送信し受け付けてくれるというキャンペーン。 値下げリクエストが100票に達すると、値下げ検討会議にかけられ、値下げ決定した商品は、公式アカウントから随時発表されるそうです。 値下げ決定した商品100品目は、10月13日から販売されるとのこと。 (リクエストはすでに終了しています) キャンペーンサイトでは「値下げ検討まであと○票」という状況や値下げ検討中商品を具体的に確認することができます。 値下げ希望商品と理由を記載し、好みの吹き出しを選んで送信すると、リクエスト内容が画面に出てきたりして、「自分の希望が本当に伝わっている感」があります。 「コーヒーといえばこれだよね」「王道のヨーグルトはやはりこれか」など、リクエストの多い商品を確認することもでき、見てるだけでもなかなか楽しいです。 西友は「KY(価格安い)でいこう」「パスプラ(バスケットプライス)」など、最近のマーケティング戦略が話題になっています。 ソーシャルメディアを活用した今回の「サゲリク」も「価格決定に消費者参加」という視点が新しく、興味深いです。

フランス料理で日本を元気にするイベント ダイナースクラブ フランス レストランウィーク

14 years 3ヶ月 ago
日本は、都市圏を中心に数多くのレストランが集まり、世界中の料理が楽しめる国です。 特に東京ではさまざまな国の料理に関するイベントがあります。タイフェスティバルのように、大使館が主催するものから、民間団体が行うものまで、さまざまです。大使館や大きな公園のような会場に、レストランがブースを出店し、低価格でその国の味を楽しんでもらうというスタイルが多いようです。 今回ご紹介したいのは、東京と大阪で開催されるこちらの「食イベント」。 2010年6月にフランスで開催された「レストランウィーク」のコンセプトをベースに、ハレのイメージばかりがいまだに根強い日本のフレンチレストランを、より身近で楽しい食空間として多くの方に親しんでいただけるように開催するものです。アラン・デュカス、ジョエル・ロブションが代表を務めるコレージュ・キュリネール・ド・フランスにも全面的にご協力いただき、一週間を通じてフランス料理への注目を高め、お客様にとってフランス料理の再発見の場となることを目指しています。そして、フランス料理がもっとおいしく、楽しくなると、日本がもっと元気になる!という思いも込められています。 Q&A | ダイナースクラブ フランス レストランウィーク 特徴としては 会場は「それぞれの参加レストラン」参加するレストランはランチ2011円・ディナー5000円の統一価格でコースを提供主催するダイナーズクラブのカードを持っていると先行予約が可能で、アペリティフのサービスもあり一休.comからのネット予約が可能な店もある さらに注目したいのは、東日本大震災の被災地支援活動があることです。 『主な被災地支援活動 | ダイナースクラブ フランス レストランウィーク』 現地での炊き出し・チャリティパーティー・参加全レストランに募金箱設置 のほかに、 被災した東北のシェフ四人が腕を振るう これがいいです。 津波の被害にあいながら地元で炊き出しなど支援活動を展開したり、店が原発に近かったため営業継続をあきらめ、別の土地で店を開いたり、それぞれ、被災しながらそこから立ち上がろうとしているフレンチのシェフ四人が、東京のレストランで料理を作ります。 復興の支援は、さまざまなレベルにおいて行われるべきだと思いますが、この企画は「フランス料理を身近なものにする」という趣旨のもとに被災地を支援する、他にはなかなかないアクションを起こしています。ダイナーズのブランドイメージともよくマッチしていますね。 あえて欲を出すとすれば、ハッシュタグを活用したツイッターキャンペーンの要素を加えると、イベントの盛り上がりがより可視化されて、さらに面白くなるかもしれません。 というわけで、さて、どのお店を予約しましょうか。

私たちは「節電の夏」に勝利した

14 years 3ヶ月 ago
夏が終わろうとしています。 この夏は「節電の夏」でした。言うまでもなく東日本大震災・福島第一原発の事故に伴い、かなり早い段階から夏場の電力不足が指摘されていたためです。 A Week in Tokyo 67 / Danny Choo 現在、未曾有の災害により東京電力管内の発電容量不足が顕在化している。各方面からのできる限りの協力を得て4月中に4000万kW を確保予定であり、引き続く努力により夏には4600~4700万kW の発電容量を確保の見込みと報道されている。しかし、夏のピーク時には例年6000万kW を超える需要が、今年の夏には相当の節電協力を含めても5500万kWもの需要が見込まれている。このように1000万kWに迫る夏のピーク時の電力不足を埋める目途が立たず、継続的な計画停電が避けられないと予想されている。このことは、東電管内2000万世帯に対して300万世帯以上の電力が不足することを意味する。 『大震災による東日本の電力不足に関する緊急提言/公益社団法人 化学工学会/東京大学政策ビジョン研究センター』(2011/03/28) この頃、東京電力管内で実施された計画停電が産業界から一般市民まで甚大な影響を与えたこともあり、なんとか停電を避けるために、電力使用制限令により大口需要家には消費電力15%削減が義務付けられ、中小企業のような小口需要者と一般生活者にも努力目標として15%の節電が求められました。 これに伴い、さまざまな節電対策が提唱されました。 大量のパブリシティ・マス広告が展開され、多くの方々が節電に協力しました。企業もさまざまな形で、こうした動きに積極的に参加協力しました。 今年の夏、「15%節電」ってどうやったらできるの?「おうち節電シミュレーション」でチェックしてみよう! | 花王株式会社(花王MKニュース) | News2u.net 【日本HP】消費電力診断ツールを無償でご提供! | 日本ヒューレット・パッカード株式会社 | News2u.net 節電レシピ (AJINOMOTO×レシピブログ) その結果、多くの人々の意識と行動は、明らかに変化しました。 『節電関連サイトに169万人が訪問--半数が関東居住 - CNET Japan』 『【節電・暑さ対策に関する調査】今夏、節電を意識している人は7割強。対策のために家電製品を購入した人は3割 | マイボイスコム株式会社 | News2u.net』 『女性の方が積極的?今年の夏の暑さ対策[宅ふぁいる便リサーチ/エルネット調べ] | 株式会社エルネット | News2u.net』 『エアコン「使わない」2割弱、節電意識調査| nikkei BPnet』 結果、どうなったでしょうか。 『asahi.com(朝日新聞社):節電の夏、峠越えか 首都圏猛暑、それでも10%余力 - 社会』(2011/08/19) 『電力使用制限令:解除 JR東など、12日から通常ダイヤ 節電対策は継続 /東京 - 毎日jp(毎日新聞)』(2011/09/06) 何とか峠は越えたということです。 官民一体の節電対策により電力使用量は何とかコントロールされ、大規模な停電に見舞われることなく、私たちはこの夏を乗り切ったのです。 これは、勝利と呼ぶべき成果です。 私たちはこの「節電の夏」「苦難の夏」に勝利したのです。 もちろん今後の課題は山積しています。過剰な節電による健康被害の問題もありました。 ばら撒かれた放射性物質を除染する目処は立たず、原子力発電の今後、長期的なエネルギー施策についても、まだ何も見えていません。 しかしながらこうした課題には、みんなが一体となって目標をクリアし困難を乗り切ったという事実を、しっかり分かち合った上で立ち向かうべきなのではないかと思うのです。 また前述のように「勝利」の中でPRが果たした役割も、非常に大きかったと思われます。これもまた、次に繋がる成果として、評価すべきだと思います。(四家)

広報視点から菅直人内閣を見ると

14 years 3ヶ月 ago
菅直人総理大臣が辞任し、新しい政権が誕生しました。 振り返ってみると、尖閣諸島問題、増税議論、震災・原発への対応などなど、いつも厳しい評価にさらされてきた菅政権、ここでその首相官邸のネットPR活動について、簡単にまとめてみます。 KAN-FULL TV 菅内閣・首相官邸のPR活動においてまず挙げられるのは、 ●KAN-FULL BLOGとKAN-FULL TVを展開した。 ことです。 まずブログについては「ネットを通じて、首相が直接自分の言葉で語る」ことについては、メールマガジンの試みは小泉内閣からあり、ブログについても前任の鳩山由紀夫元首相による『鳩Cafe』があり、その取り組み自体はそれほど画期的ではありません。 確かに、よく読むと「ずいぶん踏み込んだことを書いたな」と思わせる文章が見られますが、残念ながら、 「菅首相→ブログ」と連想できる国民が、どれだけいたのか、KAN-FULL BLOGから、どれだけ他のブログやツイッターなどに引用されたのか と考えると、その成果は限定的と言わざる得ません。 一方でKAN-FULL TVは、さすが元TBSニュースキャスターの下村健一氏を内閣審議官をスタッフに加えただけあって、一つ一つの映像はとてもいい出来です。 特に国民と直接対話するシーンが多い。テレビの報道ではなかなか伝わってこない姿です。 しかしこれも、やはり大きなインパクトを残したとは言えません。理由は上と同じです。 ●東日本大震災直後に特設ページをつくりツイッター・英語版 を開始した こちらは、とにかく情報が欲しかった震災直後の状況においては、非常に大きな役割を果たしていたと思われます。特に首相と枝野官房長官による記者会見の予告と要約は、大いに役に立ちました。ボランティア活動の支援にもなっていました。 こうして振り返ってみると、少なくともネットPR活動に対しては、それなりに健闘した内閣であると評価したい気もしてきます。 しかし、やはり感じてしまうのは「いろいろやっているのに、届いていない」という現実です。 ひとつは「特性に応じたツールの使い分けができていない」ということがあげられます。 KAN-FULL BLOGを見ればわかりますが、あまりにもテキストだらけで、ぱっと見読む気がしない記事が多いのです。内容も公式文書を噛み砕いたものや、KAN-FULL TVの音声まるごと書き起こしなどは、いまひとつ「わざわざブログでやる」意味が見えない。このあたりは『鳩Cafe』のほうがまだ明確でした。 首相が自ら執筆した「先を見すえて」と、スタッフによる「官邸雑記帳」だけに絞ってよかったのではないかと思われます。 記事ごとにつけられたボタンも、はてな・del.icio.us・Googleブックマークだけしかありません。むしろツイッターのツイートボタンや、Facebookの「いいね」ボタンを設置すべきだったと思われます。 KAN-FULL TVにしても、映像はいいのに、通常のYouTubeのようにブログなどに貼り付けて共有することができません。ちょっともったいない。 もうひとつは、他のPR活動との連動です。 記者会見やぶら下がり取材と、こうしたソーシャルメディアをもう少し連動させることはできなかったでしょうか。サーチエンジンによる検索を通じてサイトに訪問するユーザーが多いと考えると。検索行動の喚起を目標にマスと連動することで、ネットPRは確実にその効果を拡大させることができるはずです。メディアがどのくらい取り上げるかはわかりませんが、もう少しチャレンジして欲しかった。 記者会見の席でしつこいくらい、BLOGやTVを表示したiPadを見せるべきではなかったか、ということです。 新しい野田佳彦政権には、菅内閣をはじめとして、これまでの内閣が取り組んできたネットPR施策のうち、良かった部分を継承しながら、さらに発展させて欲しいですね。

震災後の生活者意識

14 years 3ヶ月 ago
あの忌まわしい大震災から、5ヶ月が過ぎました。 常磐線坂元駅(宮城県山元町) いまだその傷が言える見通しのない被災地はもちろんのこと、原発と余震に対する不安は、今でも日本中を覆っているようです。 そんな中で、生活者の意識はどう変化しているのか。ネットPR担当者としても気になるところです。 こちらは博報堂生活総研の調査です。 Life After 3.11 時系列調査に見る価値観変化と暮らしの進路(2011/08/22)(PDF) 2006年からの調査データから、今回の震災がいかに大きく人々の意識を変えたのか。非常によく理解できる資料です。 中でも注目なのは、ボランタリー意識の高まりを示す「社会のために役立ちたい」、生活防衛としてのデジタル導入「60代でデジタル・エントリー増加」、本音や価値観が見えたことによる人間関係の見直し「親しき仲でも、べったりしない」といったあたり。厳しい時代の中で自立して生きようとする生活者の姿が見えます。生活総研はこれを「さすが」のコピーワークでまとめているのですが、これはぜひリンク先でご確認ください。 人間関係といえば、一方でこちらの調査。 電通総研が震災による人間関係の変化について調査~震災をきっかけとした「絆の見直し」~(2011/07/15)(PDF) このニュースリリースの中では「人間関係の再構築」そのものがクローズアップされています。 家族・恋人との絆重視と、不倫やバーチャルな関係の見直しをする人が増えていることがクローズアップされています。 「バーチャルな関係の見直し」には、震災のさなかにツイッターなどで多くの助け合いが行われた一方で、デマやさまざまなコミュニケーション不全が起きたことが影響しているとも思われます。 両方の調査を読み解き、生活者の意識変化を踏まえながら、今後、ソーシャルメディアを含めたネットPRの方向性を模索していくことが重要となりそうです。

2011年7月の月間ベストリリース賞は日本イーライリリー株式会社様に決定!

14 years 3ヶ月 ago
すでにニュースリリースで発表させていただきましたとおり、7月の月間ベストリリース賞は日本イーライリリー株式会社様です。 2011年7月の月間ベストリリース賞、受賞リリースはこちら! ■News2uリリース 2011年7月の月間ベストリリース賞 ◎仕事と育児の両立支援策の一環として「一時保育補助プログラム」を開始(2011年07月07日 12時30分) ■選定理由(審査委員長・神原弥奈子のコメント) 今月のベストリリース賞は日本イーラーリリー株式会社さまの、社員の仕事と育児の両立支援プログラム導入に関するニュースリリースです。 仕事と育児の両立については、男性の育児参加が進む中、女性だけの課題から家族の問題として考え方が変わってきています。企業としても、長期的に安定して就労してもらうため、独自の支援プログラムを提供する流れが出てきています。 今回、ベストリリース賞に選ばれたニュースリリースは、日本イーライリリーのダイバーシティの取り組みの一つを紹介しているニュースリリースです。 このリリースには、プログラムの詳細だけでなく、ダイバーシティへの取り組みのきっかけとなった背景についても解説されており、企業として長期的に社員のキャリア支援に取り組んでいることが伝わります。 このようなニュースリリースを通して、企業のさまざまな活動がより多くの方に届くことは、その企業の考え方や活動を伝えるだけでなく、業界を越えて企業と従業員の関係を考えるきっかけにもなります。企業の取り組みが共有されることで、育児と仕事の両立をはじめ、企業や社会が抱えている課題解決が促進されることを期待しています。 選定のポイント プログラムの具体的内容が、きちんと整理して記載されている。ダイバーシティへの取り組みの経緯が説明されている。自社情報だけでなく、パートナー企業の情報ならびにURL も紹介されている。 【日本イーライリリー株式会社 人事本部 五十嵐ゆき子様からの受賞コメント】 リリーは数年前からダイバーシティに取り組んでまいりました。会社の優先課題の一つとして社員の多様な働き方を尊重し、様々な支援をしています。 今回の一時保育制度は、子育てをしながら仕事をする社員が増加傾向にある中で、育児と仕事の両立の不安を軽減する目的で導入しました。子供が急に熱を出したときや仕事の都合で保育所に送り迎えができないときなどに一時保育(ベビーシッター)を利用したいという社員の声に応えたものです。 育児と仕事の両立は日本の社会的な課題でもあり、男女ともに働ける環境づくりは企業にとって重要な課題です。弊社の取組をご紹介することによって、両立支援に取り組まれている企業様のご参考になればと思います。 日本イーライリリー株式会社様、ご受賞おめでとうございます!

ソーシャルテレビと「バーチャルお茶の間」の出現

14 years 4ヶ月 ago
アナログ放送の電波が停波となり、テレビいよいよ地上波デジタルの時代へと突入しました。 しかし、地デジの売りのひとつである「双方向機能」はいまひとつ使われていないようです。紅白歌合戦と、ごく一部のクイズ番組ぐらいでしょうか。おそらく、テレビをネットにつなぐ配線がわりと面倒なのと、そもそも双方向の企画自体がそんなに面白くないことが原因だと思われます。 むしろ進んでいるのは、ツイッターとの連動です。 番組にあわせたハッシュタグが自然発生することで、多くの人がツイッターで会話しながら同じ番組を楽しむことが増えてきました。 ことにサッカー・野球・五輪など人気のあるスポーツの国際試合が放送されているときは顕著で、先日のなでしこジャパンが世界一になったW杯決勝戦のときは、ツイッター史上過去最高の1秒間7196ツイートが記録されました。 1秒間7196ツイート なでしこ決勝戦で最高記録 -asahi.com(朝日新聞社) ツイッターは、利用者も多く、「なう」という言葉が使われることからも分かるように、リアルタイム性が強いため、放送との相性が良いのでしょう。こうした流行を取り込んで、生放送の番組の中でツイッターから寄せられた意見・感想・質問などを番組の中に取り込む試みが、ぽつぽつ出始めています。 さらに最近では、こんなサービスも登場しています。 株式会社NTTぷららは、自社が運営する映像配信サービス「ひかりTV」において、ソーシャルテレビサービスの取り組みの一環として、放送中の番組画面上でTwitterのツイートを表示するTwitter連動機能を、8月27日(土)・28日(日)に独自編成チャンネル「ひかりTV チャンネル」で放送予定のプロ野球「埼玉西武ライオンズ 対 北海道日本ハムファイターズ」の試合中継で提供します。同機能はエヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社の技術協力により実現しました。 <一般視聴モード> <応援合戦モード> 『IPTV初、「ひかりTV」でTwitter連動機能の提供を開始~みんなで一緒に観戦。感動のシーンをツイートしながら共有しよう!~お知らせ2011年 7月 20日|ひかりTV』 これは、ネット経由でテレビの電波を送るサービス(IPTV)「ひかりTV」で、番組に関連したツイッターの書き込みをテレビの画面に直接表示してしまうという実験企画です。まるで普通のテレビが「USTREAM」になったような雰囲気です。 もうひとつはこちら。 株式会社ジェネシックスは、iPhone用のTwitter連動型ソーシャルテレビアプリ「tuneTV」を提供開始した。App Storeから無料でダウンロードできる。 同アプリはTwitter上でチャンネルごとに話題率を集計し、1分単位で「リアルタイム話題率グラフ」に反映して表示するアプリで、現在盛り上がっている番組をひと目で確認できる。チャンネル番号をタップするだけでなく画面を左右にフリックすることでもチャンネル変更が可能だ。 Twitterにログインすることにより自分のアカウントからツイートすることも可能で、新規投稿画面上の「♯」をタップすると自動でハッシュタグが入力される。今後は番組時間のアラート機能やチェックイン機能などを追加していくほか、9月にはAndroid版のリリースも予定している。 ジェネシックス、Twitterで話題のチャンネルを確認できるiPhoneアプリ「tuneTV」 - MdN Design Interactive - Webデザインとグラフィックの総合情報サイト  こちらはなんと「いま放送されていて、ツイッター上で盛り上がっているテレビ番組」を簡単に見つけて、その番組についての会話に自分も参加かできるスマートフォンアプリです。 考えてみれば、ともともとテレビとは、お茶の間で家族全員がひとつの画面を囲んで、あれこれ突っ込みや感想を入れながら観るものでした。 それが今では、離れたところにいる知らない人たち同士がネットでつながりながら、ひとつの番組を楽しむ、「バーチャルお茶の間」で楽しむものになりつつあるようです。 こうしたソーシャルメディア要素を取り込んだテレビのことを「ソーシャルテレビ」と呼ぶのだそうです。どうやら地デジ化よりも、大きな変化になりそうですね。

トップ自らがお客様と向かい合う姿勢……ニンテンドー3DS値下と任天堂・岩田社長

14 years 4ヶ月 ago
パソコンやデジカメなど、デジタル系の商品では、発売直後から時間が経つにしたがって、どんどん価格が落ちていくことがあります。 『コンパクトデジカメ急落、発売時の半値以下も  :日本経済新聞』 によると、中には発売時の半値以下になった機種もあるとか。 買うほうも、こうした現状に対してはある程度慣れてしまっていて「高くても発売直後に買うか」「少し待って価格がこなれてから買うか」という選択をしているようです。 しかし、市場原理が反映される店頭の価格ではなく「メーカー希望小売価格」となると、話はちょっと変わります。 その数字には、メーカーの意思が明確に示されているからです。 任天堂が「ニンテンドー3DS」のメーカー希望小売価格を25,000円から15,000円に値下げすると発表しました。 ニンテンドー3DS アクアブルー任天堂¥ 23,563 ニンテンドー3DS値下げのご案内 (PDF) 当然、発売直後に購入していたユーザーからは反発が予想されます。 こうしたユーザーの中には、従来からの任天堂ファンもかなり含まれており、1万円もの値下げはファンに対する裏切り行為とみなす向きも多いでしょう。 これに対して任天堂は、このようなメッセージを出しています。 「ニンテンドー3DSを価格改定前に購入されたみなさまへ」 ポイントはいくつかあります。 ●トップ自らがユーザーに語りかけている →「みなさん、こんにちは。任天堂の岩田です。」 ●理由をきちんと説明している 今回、このような前例のないタイミングで値下げに踏み切ったのは、ニンテンドー3DSの発売前と、現時点で大きく状況が変わり、今思い切った手を打たなければ、多くのお客様にニンテンドー3DSを楽しんでいただく未来がつくりだせない可能性が高まったと判断したためです。(後略) ●ユーザーの気持ち理解していることを示す このことは、いちばん最初にニンテンドー3DSを応援してくださったみなさまからのご信頼を損ない、ご批判を受けかねないことだと痛感しております。 みなさまは、ニンテンドー3DSを最初に応援してくださった大切なお客様です。「早く買って損をした」というお気持ちを完全になくすことはできないかもしれませんが、(後略) ●「頑張ります」などのあいまいな言葉でなく、具体策を提案している 特別なお客様であるみなさまに対し感謝の意を表して、以下のようなご提案を用意させていただきました。 こう見ていくと、他の企業ではなかなか出すことのできないステートメントであり、任天堂という企業のブランド訴求につながっています。 以前から『社長が訊く』というタイトルで、開発スタッフへのインタビューを続けている岩田聡社長は、ユーザーに対するトップ自らの直接的な情報発信を重視し、実行しているところが素晴らしい。 「ご提案」の中身を含めて、まずは、ぜひお読みください。

カフェの雰囲気を生かした『Tully's行ったら「タリーズなう!」』

14 years 4ヶ月 ago
カフェというのは、不思議な空間です。 うるさい客が多すぎて余りにも騒がしいカフェには、長居したいとは思いませんが、自分ひとりしかお客さんがいない、というのも何かさびしくて、落ち着かないという方が多いようです。 適度な人のざわめきは、カフェにいる時間をよりリラックスさせてくれる効果があるのかもしれません。 そんなカフェにおけるざわめきを、ネットで再現したのがこちらのキャンペーン。 『Tully's行ったら「タリーズなう!」』 タリーズのアカウントをフォローした上でタリーズに行って「タリーズなう」とつぶやくと、「お疲れ様です」と@(メンション)による返事が来ます。返事の中にはタリーズに関するひとくち情報が含まれています。 キャンペーンサイトでは、こうしたツイッターのやり取りが、次々と表示されています。これがなにか「カフェのざわめき」を連想させるんですね。 さらに、より多くの人に参加してもらうために「タリーズなう」の累計件数をカウントして、これを「トールサイズ換算」で表示したり、グラフに表示したりしています。こうした数値化 は「参加者が増えると数字が変化する→じゃやってみようかな」という連想を呼び、企画への参加を促進します。 「他のユーザーと、いまこの時間を共有することかできる」というツイッターの特性と、カフェ空間の雰囲気をうまく生かした、面白いキャンペーンですね。

2011年6月の月間ベストリリース賞は花王株式会社様に決定!

14 years 4ヶ月 ago
すでにニュースリリースで発表させていただきましたとおり、6月の月間ベストリリース賞は花王株式会社様です。 2011年6月の月間ベストリリース賞、受賞リリースはこちら! ■News2uリリース 2011年6月の月間ベストリリース賞 ◎今年の夏、「15%節電」ってどうやったらできるの?「おうち節電シミュレーション」でチェックしてみよう!(2011年06月20日 18時00分) ■選定理由(審査委員長・神原弥奈子のコメント) 6月はファッションからオフィスのPCまで、節電や夏を涼しく過ごすために工夫された商品や、企業の取り組みなどのニュースリリースが目立ちました。 そんななか、毎日の暮らしのなかでの節電のアイデアやヒントを提供する特設サイト「いっしょにeco(エコ)~ちょっとの工夫で、もっと快適~」のコンテンツを紹介するこちらのリリースをベストリリースとして選定しました。 選定のポイント 想定される読み手=ママや主婦の目線で書かれた親しみやすい内容。「おうち節電シミュレーション」やサイトの活用方法について具体的に説明されており、実際にサイトへ行く前に内容がイメージできる。プレゼント訴求のみ走らず、しっかりとサイトの目的を伝えている。 【花王株式会社 商品広報センター 小田友香様からの受賞コメント】 「今回の受賞、本当に光栄です。 この夏は、多くの方が節電に協力したいと思いながら、その方法がよく分からず、なにか不安に感じられています。そこで具体的な解決策を分かりやすくご提供したのが「おうち節電シミュレーション」です。今回のリリースは「こんな便利なツールがあります」と、しっかり伝わるようにご紹介させていただきました。 快適なくらしのために、家事に関する日常の疑問や不安を解決できるような、商品の使い方や、家事に関するさまざまな情報を発信していくことが、花王というメーカーの務めだと考えています。そのために、ネットによるニュースリリースはとても有効だと思います。これからも頑張ります!」 花王株式会社様、ご受賞おめでとうございます!

低価格PRは成功するか!?日本の格安航空会社(LCC)参入!

14 years 5ヶ月 ago
先日、ついにJALも格安航空会社(LCC)に参入するという報道が出ました。 日本もやっとLCCの時代が来そうですね。 香港の投資ファンドなども参加して、全日空が設立したLCC「ピーチ・アビエーション」は、関西国際空港を拠点に、2012年3月よりアジアを中心に就航予定です。 peach 現在、ピーチは客室乗務員を募集しています。 先日、ポロシャツ姿の社長自らが、大阪の街頭で「客室乗務員募集しています!」と声をかけながらウチワを配布している姿がTVに映し出されていました。 日本で飛行機の客室乗務員といえば、TV局の女子アナ同様、女性が(男性も?)憧れる職業のひとつであります。 バブル以降、客室乗務員の契約社員制を導入したあたりから、人気も待遇も下降しましたが、それでも「キャビンアテンダント」や「スッチー」という言葉の響きには、まだまだそれなりのステイタスではあるはず。 「街頭でうちわ配って募集」というピーチのリクルーティング活動は、そのイメージを思い切りひっくり返すほどのインパクトがあります。 これはひょっとすると「低コスト運用のための採用」という表の目的だけでなく、LCCのビジネスモデルである「今までと違う破壊的な運賃」をアピールするPRの一環かもしれません。 しかし、肝心の運賃はまだ発表されいません。 みんなが期待しているほど安くないと、そのインパクト効果は薄れるかもしれません。 今後の「低価格イメージPR」に注目です。

ソーシャルメディアを束ねて活用!「News2uソーシャルメディアバインダー」

14 years 5ヶ月 ago
2011年7月6日、ニューズ・ツー・ユーは、新しいネットPR支援ASPサービスを発表しました。 その名もNews2uソーシャルメディアバインダー です。 このサービスの特徴を一言でまとめますと、 「自社で情報発信に活用しているソーシャルメディアとニュースリリースをひとまとめにして、自社サイトに表示するASPサービス」 ということになります。 こんな感じです。 News2uソーシャルメディアバインダーを使えば、ソーシャルメディアとニュースリリースにより発信した情報をひとつのサイトにまとめて、自社サイトに設置することができるのです。もちろん、更新は自動的に行われます。 ブログ・Twitter・YouTube・Facebookと、企業が情報発信に利用できるソーシャルメディアが増えてきて、二つ以上のツールを利用して情報発信をする企業もどんどん増えています。 しかし、せっかくソーシャルメディアを使っていても、自社サイト来訪者に伝わっていないことが結構あります。特にさまざまなツールを展開されている企業は、その内容全てをきちんとネットユーザーにお見せしていく必要がありますね。 News2uソーシャルメディアバインダーを使えば、ニュースリリースやソーシャルメディアで展開している情報発信活動を一覧で見ていただけます。 多角的な視点による情報提供と、ソーシャルメディアに取り組む企業姿勢を訴求できます。 さらに各ソーシャルメディアで展開する自社アカウントへと誘導して、お気に入りに入れてもらったり、フォローしてもらう、なんてことも狙えるわけです。 ネットユーザーとの長期的・継続的な会話型コミュニケーションを支援するNews2uソーシャルメディアバインダー、詳しくはこちらをご覧ください。 News2u ソーシャルメディアバインダー 7月6日の発表以来、すでに様々なメディアでご紹介いただいています。 ■「企業発信情報 サイトで一括表示」-日経産業新聞 5面(2011年7月8日)- ■asahi.com(朝日新聞社):[CNET Japan] 企業のソーシャルメディア発信情報を集約する「News2uソーシャルメディアバインダー」 - CNETジャパン ニュース(提供:朝日インタラクティブ) - デジタル http://www.asahi.com/digital/cnet/CNT201107060057.html ■SNS上の情報とリリースを集約するASPサービス「News2uソーシャルメディアバインダー」 -INTERNET Watch- http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20110706_458601.html ■TwitterやFacebookで発信した情報を自社サイトに自動集約する「News2uソーシャルメディアバインダー」 -Web担当者Forum- http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2011/07/06/10620 ■企業のソーシャルメディア発信情報を集約する「News2u ソーシャルメディアバインダー」 - CNET Japan- http://japan.cnet.com/news/service/35004899/ ■ニューズ・ツー・ユー、ソーシャルメディア上のコンテンツを自社サイトへ集約できるサービス「News2u ソーシャルメディアバインダー」を発表:MarkeZine(マーケジン) http://markezine.jp/article/detail/14041 ●ニュースリリース 『ソーシャルメディアを通じて配信した最新情報をWebサイトに集約し、ネットユーザーとの会話型コミュニケーションを支援するASPサービス「News2uソーシャルメディアバインダー」を発表| 株式会社ニューズ・ツー・ユー | News2u.net』http://www.news2u.net/releases/87194

News2u.net 10周年記念セミナー 「ネットPR Day 2011」 - change facts into value -

14 years 5ヶ月 ago
去る2011年7月6日、東京・半蔵門にて 「ネットPR Day 2011」 - change facts into value -(主催:株式会社ニューズ・ツー・ユー)が開催されました。 これはニュースリリースポータルNews2u.net10周年を記念して開催されたもので、会場には約400人もの方にご来場いただきました。有難うございました。 第一部 特別講演「マーケティング&PR担当者のための“ストーリーとしての競争戦略”」 一橋大学大学院 国際企業戦略研究科(ICS: International Corporate Strategy)教授 楠木 建 氏 「経営戦略」に対して漠然ともたれていたイメージが、全く間違っていたことに、いやというほど思い知らされる明快なプレゼンテーション。 迫力ある語り口とともに、ご来場の皆様に強い印象を残す講演でした。 第二部 鼎談「企業戦略としてのソーシャルメディア活用について~経営トップがソーシャルメディアを使う理由」 後藤 玄利 氏(ケンコーコム株式会社 代表取締役社長) 徳力 基彦 氏(アジャイルメディア・ネットワーク株式会社 代表取締役) 神原 弥奈子(株式会社ニューズ・ツー・ユー 代表取締役) 「経営者は面白い話ができないといけない」との楠先生のプレゼンテーションに刺激されたか、ベンチャー経営者三人のぶっちゃけトークが炸裂、刺激の多いセッションでした。 第三部 パネルディスカッション「ネットPR活用のポイント1~ソーシャルメディア活用の重要性をいかに社内に伝えるか」 石井 龍夫 氏(花王株式会社 ウェブ制作部長) 玉川 岳郎 氏(日本オラクル株式会社 広報室長) モデレータ 平田 大治(株式会社ニューズ・ツー・ユー取締役) 今度は一転、落ち着いたトーンで、しっかりとした資料に基づくディスカッション。いまもっとも重要な課題といえる「社内におけるソーシャルメディアへの理解獲得」について意見が交わされました。 第四部 パネルディスカッション「ネットPR活用のポイント2~ネットPRとソーシャルメディアの親和性」 朝火 英樹 氏(日本電気株式会社 CRM本部 宣伝部マネージャー) 大藪 範子 氏(株式会社ワコール 総合企画室広報宣伝部 Web・CRM企画課課長) モデレータ:高広 伯彦 氏(スケダチ代表) こちらも詳細な事例資料に基づくプレゼンテーションから「そもそもソーシャルとは何か、企業にとって必要なものなのか」といった根源的なテーマまで、幅広い話題が繰り広げられました。 長時間にわたるイベントにもかかわらず、満員のお客様のほとんどが最後まで聴講されてい他ことからも分かるとおり、非常に充実したイベントとなりました。 登壇者の皆様、ご来場の皆様、ありがとうございました! ●Togetterまとめ kei sato (skankin696) 様、ありがとうございました。 tgtr.ExtendWidget({id:'158787',url:'http://togetter.com/'});

「ブロガーが旅するカナダ」をリアルに体験

14 years 5ヶ月 ago
ブログに旅行、特に海外旅行記を書いている方は結構いらっしゃいます。 海外に出かけるときに情報が欲しくて検索してみると、こうしたブログ記事が良く引っかかってきますし、結構役に立つものが多かったりします。 写真や動画がうまく使えて、ボリュームのある情報でも乗せることができるブログは、旅行体験を語るのにとても向いています。 ブロガーと体験する、特別なカナダ旅行 リアルタイム リアルカナダ  この企画では、4人の著名ブロガーが、それぞれのルートでカナダを旅行し、ブログでレポートしています。ツイッターとGoogleマップによるリアルタイム感覚と、コンテンツとしての読み応え重視のブログが組み合わせされ、いい効果を生んでいます。 複数のソーシャルメディアをうまく組み合わせるところに、こうした企画の面白さがありそうです。

2011年5月の月間ベストリリース賞は青山商事株式会社様に決定!

14 years 5ヶ月 ago
すでにニュースリリースで発表させていただきましたとおり、5月の月間ベストリリース賞は青山商事株式会社様です。 2011年5月の月間ベストリリース賞、受賞リリースはこちら! ■News2uリリース 2011年5月の月間ベストリリース賞 ◎剰余金の配当に関するお知らせ (2011年05月13日) ◎ストックオプション(新株予約権)の付与に関するお知らせ (2011年05月13日) ■選定理由(審査委員長・神原弥奈子のコメント) 今月のベストリリースは、業績報告のリリースです。 いまのところIR関連の情報をニュースリリースとして発信する企業はまだまだ少なく、法的に定められた開示情報のPDFファイルを、WebサイトのIRコーナーに掲載するだけで終わっていることが多いようです。 青山商事さまでは、既存の株主や機関投資家だけでなく、より多くの方々に企業活動を知ってもらうために、ニュースリリースを活用して情報発信をしています。PDF版はニュースリリースの添付資料として別途ご提供されています。 今後のIRにおけるニュースリリース利用のお手本となる事例と判断し、選定いたしました。 選定のポイント 開示情報を、自社サイト以外でも積極的に伝える努力をしている。ニュースリリースの閲覧だけで業績報告の概要がわかるように要約が記載されている。・企業サイトとニュースリリースポータルの同時での情報公開でタイムリーディスクロージャーに対応。あらゆるステークホルダーに公平に情報が届くよう努力している。印刷などの利用を想定してPDF版を添付している。 【青山商事株式会社 経営企画部 門脇順一様からの受賞コメント】 「このような賞をいただきありがとうございます。IRという比較的横並び的なリリースにおいて幅広い方々へタイムリーにディスククローズする姿勢が評価され大変うれしく思っております。今後もこの姿勢を忘れず、リリースしていきたいと存じます。」 青山商事株式会社様、ご受賞おめでとうございます!

Evernoteユーザー増加中

14 years 5ヶ月 ago
最近良くニュースで見かけるIT用語といえば、なんといっても「クラウド」 このクラウド技術を個人で使えるようにした「パーソナルクラウド」と呼ばれるサービスが流行しています。 サーバー上にデータとアプリケーションを置き、複数のPCやスマートフォン・携帯電話などから利用できる「パーソナルクラウド」は、場所やデバイスを選ばずデータを取り扱えるため、一度使い出すと手放せない便利さがあります。 中でも人気があるのはこの二つ。 ネットレイティングスによると、人気クラウドサービスの「Dropbox」と「Evernote」の国内の月間利用者数がいずれも50万人を突破したことが明らかになった。  「Dropbox(ドロップボックス)」は米Dropbox社が運営するオンラインストレージサービス。一方の「Evernote(エバーノート)」は米Evernote社が運営するオンラインドキュメント管理サービス。いずれもインターネット(クラウド)の向こう側でデータを処理し、ユーザーがそれをネットワーク経由で利用するクラウドサービスだ。  現在、両社とも堅調に利用者数を伸ばしており、5月時点の国内月間利用者数は、Dropboxが64万人、Evernoteが56万人。いずれも男性の占める割合が非常に高く、男女比はDropboxが85:15、Evernoteが86:14となっている。 DropboxとEvernote、国内の月間利用者数が50万人突破:MarkeZine(マーケジン) (2011/06/28 11:10) 実際、書店のパソコンコーナーに行くと、この二つのパーソナルクラウドサービスに関する書籍がたくさん出ています。アマゾンで検索すると、どっちも100冊以上の関連書籍が出てきます。情報感度が比較的高い層の利用者が多いと思われます。 ネットPR視点でひとつ注目しておきたいのはEvernoteのWebクリッピング機能です。ブラウザの機能拡張をクリックすれば、Webサイトの情報を自分のEvernoteにクリップして活用することができます。 ブラウザ上で見たEvernoteのWebクリッピング 仕事に関係する情報はとりあえずクリップしておいて、あとでiPhoneで移動中に読む、と言ったことが可能になるわけです。 ただ、Webサイトの構造によってはうまくクリップできないこともあるので、サイト側で「Evernoteクリップボタン」を設置しておくと、これをクリックするだけでユーザーは自分のEvernoteにWebページを取り組むことができるようになります。 ニュースリリースポータルサイトNews2u.netでも今年2月にこの「Evernoteクリップボタン」を設置しました。ニュースリリースがワンクリックでEvernoteに取り込めて、大変便利です。 最近ではニュースサイトでも、このEvernoteボタンがついていることがあります。今までの報道機関は自社のコンテンツを「コピー」されることを極端に嫌がる傾向がありましたが、パーソナルクラウドを使いこなす情報高感度層に対して、より自社の記事を活用してもらうために踏み切ったようです。 企業Webサイトにおいても「情報をコピーしてどんどん持っていってもらう」と発想を転換すると、Evernoteでのクリッピングを支援する仕組みを入れるのは理にかなったことになります。クリップしてもらえれば、あとで通勤電車の中でスマートフォンで読んでもらえるかもしれないし。また自分のEvernoteを検索して繰り返し読んでくれる可能性も出てくるわけです。 ブログにはよく設置されている「Evernoteボタン」、今後は企業サイトの主要なページに設置することも検討してよいかもしれません。 ……すみません、このnetpr.jpにもまだ設置していませんでした。早く検討しないと! EvernoteもDropboxも無料で使えるサービスもありますので、まずは一度試してみることをお勧めします。

1000人以上が参加する婚活(婚カツ)パーティーで町おこし!前コン

14 years 5ヶ月 ago
婚活という言葉自体が定着し、あちこちでさまざまな婚活パーティが開催されているようですね。 先日、男女1200人以上が参加する大型婚活パーティが、群馬県の前橋市で開催されました。 その名も「前コン」 前コン|前橋市内1,000人の大規模合コン 公式サイト 参加申込をした男女それぞれが、会場で会費を払い、リストバンドをはめます。 1軒目は指定された加盟店で過ごし、一定時間を過ぎたら、前コンの加盟店であれば好きな店に、2軒まで移動できるというシステム。 某ニュース番組でその様子を放映していましたが、県外からの参加者も多く、すごくり盛り上がっていました。 開催地区にあれだけの集客があったこと自体が驚きだったようです。 前コンの実行委員会は、前橋市の繁華街にある飲食店やバーなどの店主ら数十人。 自分たちの暮らす街自体の衰退を危惧し、町おこしも兼ねて企画したそうです。 前コンをきっかけに、自分たちの飲食店を知ってもらえたり、カップルになったらまた来てもらいたいというのが本音だったようです。 第2回前コンは9月開催が決定しており、ただいま参加者募集中! 高崎で開催予定の「高コン」も企画しているようです。 地方都市の駅前商店街などは衰退著しく、シャッター通りなどという不名誉な名称で呼ばれたりします。 自分達の暮らす街を活気づけたい!と思っている店主らは多いはずですが、はやりの婚活をキーワードにした、飲食店集客イベントを開催したアイデアは、なかなか面白いですよね。

「ランチ磨き」を定着させる「ポケットDoltzでワンドリンク プレゼント」キャンペーン

14 years 6ヶ月 ago
「 Lipstick?(口紅ですか?)」のCMでおなじみ、パナソニックの電動歯ブラシ「ポケットDoltz」。 「PanasonicBeauty」のラインナップ商品として、可愛らしくスマートなデザインで従来の「歯ブラシ」のイメージを刷新し、衛生器具から美容器具へのイメージ転換に成功しています。 商品デザインとともに大切なのは「シーンの訴求」。モノが可愛くなっても、「携帯する電動歯ブラシ」を使用するシーンがイメージされなければ、利用は広がりません。 ここで出てくるキーワードが「ランチ磨き」です。 外出先のランチのあとでも、メイクをちょっと直すように歯を磨きましょうということで、CMの舞台はレストラン・「口紅ですか」はギャルソンの台詞として登場しているわけです。 このCMのイメージと連動して「ランチ磨き」の定着を図っているのが、期間限定のオンラインキャンペーン「ポケットDoltzでワンドリンク プレゼント」です。 ごらんのとおり、レストランやカフェなどの店舗連動企画で、ポケットDoltzを見せればお店からドリンクがプレゼントされるというシンプルなものです。飲食店の店舗集客と自社商品販促というWin-Winの企画ですね。 シンプルなだけに、狙いはかなり明確です。 商品そのものをプレゼントのクーポン代わりにしたことで、一緒にランチに来たOLの間におけるクチコミ効果が期待できます。 こうして、テレビCMで提示したシーン「ランチ磨き」を、よりリアルな「習慣」へと定着させることが狙えるわけです。ニーズを喚起する「新しい習慣」を作り出すために、テレビ・Web・店舗の有機的な連動を実現しているところに注目です。 それにしてもCMの仲間由紀恵、美しいですねえ。「Panasonic Beauty」のブランドイメージを体現する素晴らしいタレントだと思います。

2011年4月の月間ベストリリース賞は 株式会社ヴァル研究所様に決定!

14 years 6ヶ月 ago
すでにニュースリリースで発表させていただきましたとおり、4月の月間ベストリリース賞は株式会社ヴァル研究所様です。 2011年4月の月間ベストリリース賞、受賞リリースはこちら! ■News2uリリース 2011年4月の月間ベストリリース賞 ◎Android無料アプリ「駅すぱあと 路線図」や駅すぱあとホームページにて、東北地方太平洋沖地震による「東北・関東地方 鉄道運休路線図」を公開しています。 (2011年04月04日) ◎「駅すぱあと」各サービスにて、鉄道各線の「節電ダイヤ」への対応を開始しました。 (2011年04月07日) ■選定理由(審査委員長・神原弥奈子のコメント) 今月のベストリリース賞は、3月に続いて震災関連のニュースリリースです 4月に入ってからも、多くの企業から被災地への支援および継続支援の報告のニュースリリースが多かったです。 そんな中、株式会社ヴァル研究所では、同社の強力なコンテンツである「駅すぱあと」を通じたタイムリーな情報を提供し、被災地支援や復興あるいは、生活者の利便性向上に貢献しました。 ニュースリリースとしても、要点だけのシンプルな構成で、伝えなければいけない情報を分かりやすく提供しています。 「News2u.net」 2011年4月4日~2011年4月10日 週間アクセスランキング(http://www.news2u.net/ranking/weekly/2011-04-11)で『「駅すぱあと」各サービスにて、鉄道各線の「節電ダイヤ」への対応を開始しました』が1位に、『Android無料アプリ「駅すぱあと 路線図」や駅すぱあとホームページにて、東北地方太平洋沖地震による「東北・関東地方 鉄道運休路線図」を公開しています。』が3位にそれぞれランクインしています。 また、ニュースリリースのアクセスの傾向を見てみると、発表当初の4月だけでなく、GW明けまで閲覧が続いており、ニーズの高い情報だったことが伺えます。 ニュースリリースが、必要な人に、リアルタイムに情報を届けることができるという事例だと思います。 受賞を記念し、株式会社ヴァル研究所様へ記念品を贈呈させていただきました。 【株式会社ヴァル研究所 経営企画室 的場達矢様からの受賞コメント】 どうもありがとうございました。嬉しい反面、正直、被災者の皆様のことを考えると手放しには喜べないところもあります。 選定理由にも挙げていただいたとおり、今回のニュースリリースに関しては、多くの方から期待されていて、弊社として取り組むべき社会貢献について、シンプルに打ち出すように心がけました。 うまく伝わっていれば幸いです。 株式会社ヴァル研究所様、ご受賞おめでとうございます!

サンリオとメルシス、訴訟費用を東日本大震災の義捐金に

14 years 6ヶ月 ago
企業間の訴訟に関する話題というと、どうにも憂鬱な話題が多いのが常ですが゛、 こちらは爽やかな「和解」のリリースです。 キャラクター類似問題で係争中だったサンリオとメルシスが和解し、すべての訴訟を取り下げ、訴訟諸費用にあたる15万ユーロ(約1,750万円)を共同で東日本大震災への義援金として寄付するとのこと。 サンリオとメルシスの両社は日本の人々の思いと共にあります。サンリオ、メルシス、ディック・ブルーナは3月11日の東日本大震災の犠牲者の皆様に深く哀悼の意を表するとともに、被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。このような情況を鑑みメルシスとサンリオは訴訟を行うことにより費やす両社の諸費用をむしろ日本の復旧・復興のために寄付すべきであるという結論に至りました。そのような考えからメルシスとサンリオは、和解することといたしました。 サンリオ | メルシス社(オランダ)と株式会社サンリオの係争和解合意について キャラクタービジネスを展開する上でこうした訴訟は避けられない面も確かにあります。しかし訴訟の対象となったキャラクターはすでに使用されておらず、少なくとも両社のブランド・ファンにとってはもはや過去の話で「やめることもできる訴訟」ではあったようです。 とはいえビジネスの世界において、競合関係にある企業間の訴訟がこのようなかたちで和解に至るのは極めて珍しいことです。おそらく、同じ「子どもに夢を与えるキャラクタービジネス」を展開する二つの会社同士が、東日本大震災の現実を目前にして、お互いの志を元に共鳴したのではないかと思われます。 こうした共鳴は、必ず広がっていきます。こちらをご覧ください。 Twitter Trackbacks for サンリオ | メルシス社(オランダ)と株式会社サンリオの係争和解合意について [sanrio.co.jp] on Topsy.com すでに9000を超えるツイートがネットを駆け巡っています。 ビジネスにおいて著作権や商標権などの諸権利は利益の源泉であり、時には訴訟もやむ得ない。 しかし、これからのビジネスにおいては、権利関係よりもブランドに強く影響を及ぼす社会的責任について考えていかなければならない。 こうした非常に重要な事実を、この両社の決断から学ぶことができそうです。 ちいさなうさこちゃん (1才からのうさこちゃんの絵本セット1) (子どもがはじめてであう絵本) [単行本]ディック ブルーナ¥ 735 SANRIO MEMORIES [単行本]サンリオ¥ 1,263 写真素材 足成:会議風景
確認済み
5 years 4ヶ月 ago
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