ネオマーケティングは、「オンラインショッピングと実店舗の使い分け」をテーマとしたインターネット調査を実施した。
実店舗と通販サイトの利用状況
通販サイトで購入することのある商品は、「本・雑誌」がトップで81.7%。「衣料品」が66.0%、「美容・化粧品」が64.7%で続いた。
通販で利用することが少ない商品は、「生鮮食品」で9.8%、「食料品」が16.6%、「飲料・酒類」が27.4%。品質が気になる生鮮食品、食料品など消費期限・消費期限のあるジャンルは、他ジャンルと比較して通販利用の割合が少ない。
通販サイトで購入することのあるジャンル
通販サイトで商品を購入する理由について聞いたところ、「通販サイトで購入することのあるジャンル」として最も多かったTOP3は、「24時間買い物ができるから」が各商品とも最も多く、「実店舗より品ぞろえが豊富だから」「検索などでほしい商品が見つけやすいから」「ポイント還元率が高いから」。
通販サイトで商品を購入している理由(「本・雑誌」「衣料品」「美容・化粧品」)
通販サイトで商品を購入している理由(「飲料・酒類」「食料品」「生鮮食品」)
実店舗で多く利用している商品で最も多かったのは「生鮮食品」で90.2%、「食料品」が83.4%、「飲料・酒類」が72.6%。店舗を利用する理由は、「実物を確認しながら購入したいから」「すぐに欲しいから」「目的の商品以外も見たいから」がTOP3だった。
実店舗で商品を購入している理由(「本・雑誌」「衣料品」「美容・化粧品」)
実店舗で商品を購入している理由(「飲料・酒類」「食料品」「生鮮食品」)
「実店舗と通販サイトの利用状況」であげた項目の新商品について、認知経路・情報の信頼性・購入のきっかけを聞いた。それによると、「テレビCM」が70.2%で最多。「店舗でのチラシ・POP」が55.7%で続いた。
「テレビCM」は認知・信頼性・きっかけのすべてでTOP、次いで「店頭でのチラシ・POP」。通販サイトの普及により利便性が高まりつつある「ニュースサイト・ニュースアプリ」「インターネット上の広告」「SNS」などといったネット上の情報よりも、店頭の方が認知・信頼性・きっかけという側面で影響力が高い結果が出ている。
新商品を知るきっかけ・情報の信頼性・購入きっかけ
ネットスーパーの利用状況についても聞いた。利用状況は「現在利用している」が17.3%、「現在利用していないが、今後利用したいと思っている」は22.8%、「現在利用していないし、今後利用する予定はない」が59.9%だった。
ネットスーパーの利用状況
ネットスーパーの選定基準は、「現在利用している人」が「商品ラインナップの豊富さ」「価格の安さ」「送料の安さ」がTOP3。「現在利用していないが、今後利用したい人」も「価格の安さ」「送料の安さ」「商品ラインナップの豊富さ」だった。
ネットスーパーの選定基準
調査概要
- 調査方法:ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式
- 調査対象:アイリサーチ登録モニターのうち、全国の20歳以上69歳以下の男女でスーパーマーケット(実店舗)とオンラインショッピングを利用することがある人
- 有効回答数:2406人、5000人を性年代で人口動態に基づいて回収し、このうち、スーパーマーケットと通販サイトを利用することがある人が調査対象
- 調査実施日:2022年10月20~23日
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム - 通販・ECの業界最新ニュースと実務に役立つ実践的な解説」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:【通販サイトと実店舗の使い分け調査】ECとリアル店で買う理由は?購入している商品は?
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