全注文の90%以上の自動出荷を実現。受注から出荷までのプロセスの生産性を劇的に改善するEC自動出荷システムとは? | ネットショップ担当者フォーラム

ネットショップ担当者フォーラム - 2022年1月20日(木) 08:00
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EC自動出荷システム「LOGILESS」について、ロジレスの代表取締役 足立直之氏が解説
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EC事業者の物流面での課題には、①商品出荷から配達までの遅延 ②受注から出荷にかかる作業効率 ③物流コストの上昇─ といったことがあげられる。こうした課題に対してシステムを使った課題解決を提案しているのが「LOGILESS」だ。

ロジレスの代表取締役 足立直之氏がEC自動出荷システム「LOGILESS」について事例を交えて解説する。

EC物流オペレーション全体の効率を最大化

「LOGILESS」はECの受注管理、つまりOMSと倉庫管理のWMSを一体型にしたECの自動出荷システムだ。EC事業者がOMS機能を、倉庫事業者がWMS機能を利用することで、受注から出荷までのプロセスの効率を最大化する。(足立氏)

ロジレス 代表取締役 足立直之氏
ロジレス 代表取締役 足立直之氏

OMSとWMSは別々のシステムで運用するのが一般的だったが、非効率も多い。この2つのシステムの機能を有しつつ、双方をシームレスに連携しているところが「LOGILESS」の最大の特徴。当然、従来発生していたシステムをつなぎ込むための実装作業も不要だ。

「LOGILESS」の概要
「LOGILESS」の概要

2021年9月時点の導入企業は約500社。ECが軌道に乗り拡張段階に入ってきた企業から、毎月10万件以上を出荷している企業まで、あらゆる規模のEC事業者が利用している。

複雑なマーケティング施策も自動で

「LOGILESS」がカバーする領域は受注から配送会社に梱包済商品を引き渡すところまで。一気通貫で受注から出荷までの業務を効率化できる

自動出荷率は平均90%超で、EC事業者に100件の受注が入ると、そのうちの90件は自動で倉庫にデータが送られている。残りの10件は住所に不備があったり、備考欄にコメントが入っていたりする場合など確認が必要なケース。

10分に1回の間隔で注文情報データが倉庫側の画面に表示され、自動で出荷指示を出すことができる。EC事業者は商品が売れてから商品を出荷するまでほぼ手を動かすことなく、商品が出荷作業に進んでいく仕組みとなっている。

「LOGILESS」では独自のRPA(Robotic Process Automation)機能を搭載しており、ECの注文情報に合わせたマーケティング施策を自動化できることも特徴だ。

たとえば、1万円以上購入された消費者にはおまけを同梱したい、初回購入の方だけにカタログを同梱したい、特別な梱包素材を使いたいなど、きめ細やかな対応をシステムに一度設定するだけで、自動対応できる仕組みを持っている。(足立氏)

複数倉庫を柔軟に使い分けできる

「LOGILESS」ではOMSに対してWMSを複数並列で管理できるようになっている。倉庫を複数紐づけて柔軟に運用することが可能になるため、ビジネス自由度が上がる

例えば西日本と東日本で倉庫を分け、注文者の居住地に近い倉庫から商品を出荷できる。また冷凍、冷蔵、常温の3つの温度帯で別の倉庫を持っている場合、同時に別温度帯の商品注文が入ってきたら、1つの注文を複数に分割して各倉庫に出荷指示を出す必要があるが、このような対応も自動化が可能。

受注件数が増えてきたから現在の倉庫の近隣にもう1つ倉庫を増やすなど、OMSとWMSが分かれていたら実現が難しいようなオペレーションも簡単に実現できる。(足立氏)

複数倉庫への出荷指示も自動化
受注に応じた複数倉庫の使い分けも可能
EC事業者の「LOGILESS」活用事例
(LOGILESS blogより) ① ベースフード株式会社

D2Cブランドのベースフードは国内に複数の発送拠点を配置し、注文者の最寄りの倉庫から発送する近距離配送を実現している。具体的には「この県で買われたらここから出荷する」というように自動に振り分ける機能を使用している。

近い倉庫から出荷するのでお届けまでの時間が短縮できるだけでなく、年間1000万円以上の配送コストの削減を実現されている。(足立氏)

株式会社newn

D2Cブランドを複数運営しているnewnは、3つのブランドで「LOGILESS」を活用している。ブランドが複数あっても、裏側にある受注から出荷までの仕組みはすべて「LOGILESS」で統一し、売れてから出荷までのオペレーションを共通化しているため、新たなブランドが簡単に立ち上げられるようになったという。

かつては売れてから出荷指示を出すまでに多少のタイムラグがあったが、「LOGILESS」を導入することでそれが解消し、お客さまに1日早くお届けできるような物流オペレーションとなった。(足立氏)

株式会社クラシカルエルフ

楽天市場やZOZOTOWNなど多店舗でアパレル商品を販売しているクラシカルエルフは、日々の在庫オペレーションが複雑で在庫のズレが発生していたが、「LOGILESS」によってその課題をほぼ解消できた。

クラシカルエルフさんは10以上のサイトで受注処理をされていて、受注担当の方は1日に5時間を受注処理に費やしていた。それをほぼ自動化できたことにより、受注処理の担当者が非効率な業務から解放され、マーケティングの仕事に注力できている。(足立氏)

合同会社ライフジュエル

楽天市場やYahoo!ショッピングなどで生ハムなどを販売しているライフジュエルは、「これから出荷件数が伸びそうだな」というタイミングで「LOGILESS」の利用を始めた。実際、導入当初から出荷件数が10倍ぐらいに増加したが、特に問題なくスムーズに出荷できている。

出荷件数が増えても出荷作業が滞る不安がなくなり、販売チャネルを増やすことに積極的に取り組まれている事例だ。(足立氏)

料金は月額システム料金+従量課金

「LOGILESS」の利用料金は、月額2万円(税別)のシステム利用料と、月ごとの出荷件数に応じた従量課金となっている。従量課金は月間501件以上の出荷があったときに発生し、出荷件数が増えていくと1件あたりの出荷単価が下がる仕組みで、利用料金はEC事業者が支払う。

この他に、庫内業務で使われるデバイスや、出荷拠点の追加などの有料オプションの機能もあるが、こちらはその機能を使うことで生産性が向上する側(EC事業者、もしくは倉庫事象者)にお支払いいただいている。(足立氏)

「LOGILESS」の導入においては、まず導入に関する問い合わせが入ると、営業担当がヒアリングを行い、現状の倉庫を利用するか、あるいはロジレス側で倉庫を紹介するのかも含めて案内し、導入期間や導入までの課題についても個別に提案する。

基本的にはロジレスのECロジスティクスコンサルタントが、クライアントであるEC事業者と倉庫事業者のオペレーションを理解した上で、実際に「LOGILESS」の運用画面を見ながら導入を支援する。

導入までの流れ
「LOGILESS」導入までの流れ

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オリジナル記事:全注文の90%以上の自動出荷を実現。受注から出荷までのプロセスの生産性を劇的に改善するEC自動出荷システムとは?
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