ECサイト専用のマーケティングオートメーション・CRMツール「EC Intelligence」の開発・提供を行うシナブルは、EC担当者460人に対して自社ECサイトの課題を調査した結果を公開した。
EC担当者に「自社ECサイトにおける課題」を聞いたところ、トップは「売上拡大」で47.0%。次いで「新規顧客獲得」が43.5%、3位は「商品・サービスの企画/開発」で40.2%だった。「コスト削減」は37.4%。
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自社ECサイトにおける課題
SNSへ広告を出稿している担当者を対象に、広告効果が高いと感じるSNSを選んでもらった結果、「You Tube」が58.9%で最多。「LINE」「Twitter」「Instagram」が各52.8%で続いている。
「You Tube」が最多だったのは、動画視聴者の興味関心に対してリーチができるといった特長が、広告効果に貢献しているようだ。
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広告効果が高いと感じるSNSについて
自社ECの公式SNSアカウントを保有する担当者に、運用による効果が高いSNSを聞いた。トップは「Instagram」で47.4%、2位は「You Tube」で42.2%、3位は「LINE」「Twitter」でそれぞれ41.4%だった。
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運用による効果が高いSNSについて
新型コロナウイルス感染症拡大によって、より重要度が増した自社ECサイトの取り組みについて聞いたところ、「ECサイトの機能強化や改善」が37.5%でトップ。「新規客の増加」が35.0%、「業務の効率化、標準化」が32.8%、「リピートの増加」が32.2%と続いている。
新型コロナウイルスの感染防止に伴う外出制限などで、ECを利用する人は増加。こうした背景から、機会損失を防ぐためにサイトのUI/UXを見直す機運が高まっている。
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重要度が増した自社ECサイトの取り組みについて
調査概要
- 調査期間:2021年3月23日~27日
- 調査方法:インターネットリサーチ
- 調査対象:自社ECサイトを所有する企業のEC担当者(主にBtoC事業に携わる)
- 回答者数:460人
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム - 通販・ECの業界最新ニュースと実務に役立つ実践的な解説」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:ECの課題は「売上拡大」「新規獲得」。効果が高いと感じるSNSは「YouTube」
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