エディオンは1月27日に開いた取締役会で、受注管理システムやデジタルマーケティングなどのIT企業を傘下に持つPTNの全株式を取得し、子会社化することを決議した。
2月3日に株式譲渡契約を締結し、2月8日付で株式を取得する予定。
PTN傘下のHampsteadは、受注管理システムやJリーグ・プロ野球球団のオフィシャルサイト制作などのシステム開発の実績があり、デジタルマーケティング事業でも多くの実績を持っているという。
また、PTN傘下には企画・印刷事業を行うプライムステーション、プログラミング教室運営を行うEdBank、英会話サッカースクールの運営を行うBRIDGEsがあり、システム開発以外の分野においても強みがある。
株式取得で店舗販売から物流、マーケティング、ECなどでシステムを進化。事業効率の向上とより良いサービスを提供できる基盤構築、マーケティング体制の強化などにつなげる。また、展開しているエディオンの教育事業発展にもつながると判断し、PTNの株式を取得することにした。
エディオンの2020年3月期EC売上高は約144億円。2021年3月期は前期比25%増の180億円を見込んでいる。
2020年4-9月期(上半期)のEC売上高は前年同期比54.6%増の98億1900万円と、緊急事態宣言による外出自粛や実店舗の休業などにで好調に推移している。
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EC売上高の2020年4-9月期の月次実績(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)
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オリジナル記事:エディオンが受注管理システムやデジタルマーケなどIT企業を傘下に持つPTNを買収
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