三越伊勢丹ホールディングスは4月8日から、三越伊勢丹の百貨店6店舗と小型店全店、三越と伊勢丹のECサイトを、一部を除き緊急事態宣言が解除されるまで営業中止とすると発表した。
政府が発令した「緊急事態宣言」を踏まえた措置で、「お客さま並びに従業員の健康と安全確保、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点」(プレスリリースより)から営業中止を決めたという。
休業対象の店舗やECサイトは次の通り。
■百貨店6店舗(食品フロアを含む全店)
- 三越日本橋本店
- 伊勢丹新宿本店
- 三越銀座店
- 伊勢丹立川店
- 三越恵比寿店
- 伊勢丹浦和店
■小型店全店
■ECサイト
食料品定期宅配ECサイトの「ISETAN DOOR」と化粧品ECサイトの「meeco」は継続していくが、「ISETAN DOOR」は注文が殺到していることから入会受付を一時的に休止。既存顧客からの注文のみ受け付けるもようだ。
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「ISETAN DOOR」のお知らせ(画像は編集部が「ISETAN DOOR」からキャプチャ)
上記2サイトの継続理由に関して、三越伊勢丹ホールディングスの広報担当は次のように説明している。
食料品定期宅配サイト「ISETAN DOOR」
「ISETAN DOORで扱っている食料品や、日用品は生活に欠かせない必需品。スーパーが営業を続けるのと同様の理由。
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営業を継続していく「ISETAN DOOR」(画像は編集部がキャプチャ)
化粧品EC「meeco」
専用の倉庫があり自動ピッキングシステムが機能していることから、店頭から商品をピックする必要がなく、多くの人手を介さなくても対応が可能。
いずれしても対応にあたるスタッフの人数を制限するなどして、最大限スタッフおよび顧客の安全を配慮した上での営業継続となる予定。緊急事態宣言の解除時期が延期された場合の対応については、「現状では分からない」(広報)という。
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オリジナル記事:「緊急事態宣言」で三越伊勢丹HDがECサイトの一部を臨時休業
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