経営トップの9割がIT部門はビジネスの拡大に寄与していないと考えている【ガートナー ジャパン調査】 | ネットショップ担当者フォーラム

ネットショップ担当者フォーラム - 2019年10月29日(火) 10:00
このページは、外部サイト ネットショップ担当者フォーラム の情報をRSSフィード経由で取得して表示しているため、記事の一部分しか表示されていなかったり、画像などが正しく表示されなかったり、オリジナル記事が意図したデザインと異なっていたりする場合があります。
完全な状態のオリジナル記事は 「経営トップの9割がIT部門はビジネスの拡大に寄与していないと考えている【ガートナー ジャパン調査】」 からご覧ください。

ガートナー ジャパンは10月23日、経営トップの9割がIT部門はビジネスの拡大に寄与していないという調査結果を発表した。

IT部門の多くは一般的に社内でコストセンターと見なされ、ビジネス価値を高める組織だとは認識されていない結果となった。

調査は2019年5月、日本のIT部門の部長職以上を対象に実施した。

「ITリーダー自身は、経営トップがIT部門をどのように位置付けていると考えているか」と尋ねたところ、経営トップの9割がIT部門をビジネスのバックアップ組織(サポート役)と見ており、ビジネスの拡大に不可欠な存在(リード役)とは見ていない実態が浮き彫りとなった。

一方、少数ではあるものの、経営トップがIT部門をビジネスの拡大に不可欠な組織と見ている企業も存在している。

「ビジネスのサポート役である」と回答した企業の内訳では、「なくてはならない重要な存在」と回答した割合は49%だった。

一方で「バックアップはするが、その貢献度は高いとは言えない」が19%、「コストセンターと見なされ、コスト削減要求が多い」が22%となっている。

ガートナー ジャパンは経営トップの9割がIT部門はビジネスの拡大に寄与していないという調査結果を発表
経営トップは自社のIT部門をどのように位置付けているかについて

調査は2019年5月、年商500億円以上の国内企業のIT部門課長職以上を対象に実施した。有効回答企業数は300社で、「経営トップは自社のIT部門をどのように位置付けているか」の結果は、CIOを含む部長職以上からの回答に絞ったものとなる。

なお、今回の調査結果について、ガートナーのアナリストでシニア ディレクターの片山博之氏は次のように述べている。

IT部門がなくてはならない存在と見なされている企業は半数近く存在するとはいえ、ビジネスの拡大に貢献しているとは回答されていないことから、あくまでも既存のビジネスの守り役として考えられていることが分かります。自社の経営トップに認識されるIT部門の価値を高めるには、IT部門が構築したITが経営目標の達成にどう結び付いているかを示せること、かつそのようなITをビジネス部門からの提案を待つだけでなく、IT部門自らが提案できるようになることが重要です。

※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:経営トップの9割がIT部門はビジネスの拡大に寄与していないと考えている【ガートナー ジャパン調査】
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.

石居 岳
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

第三者配信
複数のメディアをまたがった広告入稿・配信・効果測定を実現するための(アド)サーバ ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]