エイチームの自転車EC「サイマ」事業が再成長に向けて取り組む改善策とは | ネットショップ担当者フォーラム

ネットショップ担当者フォーラム - 2019年9月30日(月) 09:00
このページは、外部サイト ネットショップ担当者フォーラム の情報をRSSフィード経由で取得して表示しているため、記事の一部分しか表示されていなかったり、画像などが正しく表示されなかったり、オリジナル記事が意図したデザインと異なっていたりする場合があります。
完全な状態のオリジナル記事は 「エイチームの自転車EC「サイマ」事業が再成長に向けて取り組む改善策とは」 からご覧ください。

エイチームが自転車専門のECサイト「cyma-サイマ-」の事業を再び成長軌道に乗せるため、在庫管理の効率化やWebシステムの刷新、組織体制の見直しを進めている。

EC参入から5年で年商25億円を超えるなど急成長を続けてきたが、在庫回転率の低下やオペレーションの非効率といった課題が顕在化。2022年7月期のセグメント利益黒字化に向け、事業基盤の再構築を急ぐ。

「cyma-サイマ-」のサービスが始まったのは2013年12月。EC事業の売上高は初年度の2014年7月期が3200万円、2015年7月期が3億5600万円、2016年7月期が12億1400万円、2017年7月期が20億100万円、2018年7月期が25億5000万円と拡大した。ただ、セグメント損益は赤字が続いている。

年々売り上げを伸ばしてきた「cyma-サイマ-」だが、2019年7月期の売上高は前期比17.7%減の20億4800万円。事業開始以来初めて減収だった。セグメント損益は2億1000万円の赤字。

エイチームの自転車EC「サイマ」事業が再成長に向けて取り組む改善策とは
エイチームの中長期的な成長に向けた取り組み(画像はエイチームの決算説明会資料からキャプチャ)
物流倉庫のレイアウトの見直しや、組織体制を再整備

EC事業の再成長に向け、2019年7月期中に新たな施策を打ち出した。Webシステムの刷新や物流倉庫のレイアウトの見直し、事業責任者の交代など組織体制の再整備を掲げている。

2019年7月期に優先的に取り組んだ施策の1つが在庫適正化。在庫管理の体制変更により、各種指標は改善したという。2019年5月末と8月末を比較すると、総在庫数は44.9%減、3か月以上の滞留在庫数は41.5%減、在庫回転率は20.0%向上したとしている。

エイチームの自転車EC「サイマ」事業が再成長に向けて取り組む改善策とは 商品の仕入れ・保管・出荷効率を上げるために在庫課題から着手
商品の仕入れ・保管・出荷効率を上げるために在庫課題から着手(画像はエイチームの決算説明会資料からキャプチャ)
システム投資やサプライチェーンの改善へ

2022年度まで、従来から取り組んできた小売りのオペレーションの改善を継続する。

さらに、2021年度以降は業務効率化などを目的にシステム投資を行う。並行して仕入れや物流、販売のサプライチェーン全般の改善にも取り組む。

2020年7月期以降のEC事業の売上高計画は、20億円、31億円、38億円に設定した。2022年7月期に通期でセグメント利益の黒字化を計画している。

エイチームの自転車EC「サイマ」事業が再成長に向けて取り組む改善策とは 中長期的な成長イメージ
中長期的な成長イメージ(画像はエイチームの決算説明会資料からキャプチャ)

※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:エイチームの自転車EC「サイマ」事業が再成長に向けて取り組む改善策とは
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.

渡部 和章
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

今日の用語

グーパス
鉄道の改札機を通ったときに、地域情報などの情報を携帯電話にメールで送信するサービ ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]