デファクトスタンダードは8月5日、wajaが運営するマーケット事業を取得することで契約を締結したと発表した。wajaが手がける、世界のバイヤーが現地で仕入れた商品を販売する「WORLDROBE」など3つのマーケットが集まるファッションマーケットモール「waja」を譲り受ける。
デファクトスタンダードが持つさまざまな販売チャネルとシナジーを図ることで、事業の拡大と利用者への付加価値が提供できると判断した。
マーケットモール「waja」は販路が自社サイトにとどまっていた。今回、デファクトスタンダードとの提携による連携で、デファクトスタンダードが保有している、さまざまな販売チャネルを同時に利用することで、販売強化が図れるという。
デファクトスタンダードにとっても、これまでにない新しい商材(新品商品を含む)を取り込むことにより、品ぞろえの強化が一層図れると期待している。
デファクトスタンダードが運営する中古品のECサイト「ブランディア」で、バッグや服を販売するユーザーは、持ち込む商品を百貨店や免税品店で新品として購入する人が多いという。そういったユーザーに対し、海外の珍しい新品商品を「waja」を通じて提供することができると見ている。
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デファクトスタンダードが考える「waja」とのシナジー
また、海外の珍しい新品商品を買うユーザーが集まって「waja」が盛り上がれば、より一層「waja」の新品商品が充実し、「waja」だけにとどまらず、オークションサイトの「ブランディアオークション」も盛り上がると見ている。
その後、デファクトスタンダードで購入された新品および中古商品が「ブランディア」の買い取りに回るというサイクルを作ることができる。
これはデファクトスタンダードが創業以来、リユース(中古)品に特化してきたサービスからの転換であり、ユーザーへの大きな付加価値になると見ている。
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オリジナル記事:「ブランディア」のデファクト社、wajaのファッションEC事業を買収
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