楽天は10月17日、独自に展開する自社配送サービス「Rakuten-EXPRESS」を大阪府大阪市24区と堺市で開始した。
従来から配送している都内や千葉県内の一部地域と合わせて、「Rakuten-EXPRESS」の配送地域の国内人口カバー率は約13%に拡大したという。
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自社配送エリアを関西に拡大した
「Rakuten-EXPRESS」は、グループ会社のRakutenDirectが販売している生活用品や日用品のほか、「楽天ブックス」の商品を配送している。
2018年9月からは「楽天市場」の出店者向けの物流サービス「楽天スーパーロジスティクス」で受託した一部の荷物も「Rakuten-EXPRESS」の対象になった。
「Rakuten-EXPRESS」の再配達の時間指定は24時まで可能。「楽天ブックス」や「RakutenDirect」の荷物は、顧客の住宅敷地内の指定された置き場所に配達する「置き配」にも対応している。
「Rakuten-EXPRESS」の配送地域拡大は、楽天が進める「ワンデリバリー」構想の一環。
国内物流業界で不在再配達の増加や人手不足などが社会問題化したことを受け、楽天は「楽天市場」における商品の注文から配送までを一気通貫で管理する包括的な物流サービス「ワンデリバリー」構想を掲げた。
「楽天EXPO2018」で公表された「ワンデリバリー」構想に関するイメージ動画
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オリジナル記事:楽天が大阪で自社配送サービス、人口カバー率13%に拡大した「Rakuten-EXPRESS」
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