化粧品通販大手の再春館製薬所は9月1日、コールセンターの受託業務を開始すると発表した。法人向けの受託事業を行うのは初めて。
通販で累計900万人以上の顧客を獲得してきた経験とノウハウを、他社の電話対応業務を請け負うといったコールセンターの受託事業に生かす。
受託事業のコンタクトセンターの人員体制は、コミュニケーター22人とスーパーバイザー4人。クライアントのビジネススタイルに応じて、サービスをカスタマイズして提供するという。
コールセンターの場所は福岡県・博多天神。人材確保などでメリットがあることから、福岡をサービス拠点に選んだ。2年後をめどにコミュニケーター100人体制をめざす。
コールセンターの受託事業は、グループ会社のヒューマンリレーションが担う。ヒューマンリレーションは2016年10月に設立され、これまで再春館製薬所のコールセンターで働くコミュニケーターの育成などを行ってきた。
![再春館製薬所のコールセンター受託事業は、グループ会社のヒューマンリレーションが担う](https://netshop.impress.co.jp/sites/default/files/images/news/2017/news-node4684.jpg)
ヒューマンリレーションのオフィスの様子
再春館製薬所は1982年にダイレクトテレマーケティングシステムを導入。コールセンターでは注文を受けるだけでなく、コミュニケーターが顧客の気持ちを汲んで親身にアドバイスを行うなど、電話対応における独自のノウハウを培ってきたという。
本社のコールセンターは500回線を有し、1日約7000件の顧客対応を行っている。
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オリジナル記事:ドモホルンリンクルの再春館製薬所、コールセンターの受託事業を本格スタート
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