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完全な状態のオリジナル記事は 「
検索エンジンを観察するポイントの変化」 からご覧ください。
Twitterやアメーバナウだったら、
「検索エンジンをウォッチするポイントがずいぶんかわってきたなー」
と書く程度の内容です。
ご了承ください。
ここ最近思うことですが、
長年(と言っても私もSEOを生業としてまだ7年くらいですが)SEOに携わってきて、
ずっと
「titleの扱いはどうなっているか?」
とか
「どういうインバウンドリンクが効果的なのか?」
などの細かい部分を追いかけて来ました。
大きく検索エンジンのランクが動いた時は、「何が起こったのか?」と血眼になって変動要因を調査してきたものです。
それは今でも変わらないのですが、検索エンジンアルゴリズムに理想的ゴールがあると仮定すると、
各検索エンジンはそことの差を3年くらい前にくらべてかなり縮めてしまった感があります。
人工的に作られたインバウンドリンクを見破るようになったり、
(これは個人的にはどうなんだ?と思いますが)明らかに“SEOしてるな”的なポイントがあるとフィルターをかけるようにランクを落としてきたり、
本質以外(本質って何?という議論はここではしませんが・・・)に左右されないように、検索エンジンの精度をどんどん高めてきたと思います。
そんな現状の中で、最近は
「どうしたら上位に表示されるか?」
から
「どうしたらその領域に表示されるか?」
に徐々に検証対象が移行しています。
正確に言うと、
「どうしたらその領域に表示されるのか?」
という検証が新たに加わって来たと言えます。
また、それだけではなく、
「どうしたら、そういう風に表示されるのか?」
も検証対象として占める割合が大きくなってきています。
具体的に言うと、ユニバーサルサーチとスニペットの多様化です。
・動画検索はどういう法則で出るの?
・twitter検索に出すには?
とか、
・レビューの☆マークがスニペットに出るにはどうしら良い?
・ページ内リンクが表示されるにはどうしたら良い?
というものです。
今までの、
・titleってどう書くのが良い?
・IPってどれだけ分散させればいいの?
ということと、時に検証している内容が同じようなものだったとしても、
どこに影響するかというのが変わってきているのです。
Yahoo!が、Bingを採用して、日本でもBingがどんどん使われるようになったら、
「どうしたら表示できるのか?」
問題は、さらに加速するかもしれません。
ある意味、SERPsをどれだけ占有できるかに繋がる問題ではあるのですが、
それだけに留まらず、
そこに出す意味、どういう出し方をすれば効果的なのか、
という、よりマーケティング的に深い領域まで踏み込んでいく必要が出てくるものと思います。
つぶやき程度なので、かなり抽象的な話になってきてしまいましたが、
今検索エンジンという舞台でどんなドラマが行われているか、
俯瞰して見ていかないと、リンクとコーディングという狭い世界にとらわれすぎてしまって、
結果何も意味がなかったみたいなことになってしまいかねないなという、
自分への戒めでした。
【木村 賢】