いよいよ『フェイスブックインパクト』が発売されます! | ikedanoriyuki.jp | Tribal Media House, Inc.

ikedanoriyuki.jp | Tribal Media House, Inc. - 2011年4月3日(日) 00:48
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4月15日に、宣伝会議からフェイスブック本が緊急刊行されます。その名も、『フェイスブックインパクト

● 『フェイスブックインパクト』-つながりが変える企業戦略(高広伯彦、池田紀行、熊村剛輔、原裕、松本泰輔著)宣伝会議

手前味噌ですが、上記表紙のオビにもある通り、いま書店に並んでいるフェイスブック本とは一線を画した「ノウハウ本に書かれていないフェイスブック」がまとめられた、この時期ならではの良著に仕上がっていると思います。

<目次の概要>

第一章 フェイスブックが人類の歴史を変える (池田紀行
第二章 フェイスブックが変える消費行動とマーケティング (池田紀行
第三章 フェイスブックで実現するマーケティングコミュニケーション (熊村剛輔
第四章 ”フェイスブック先進国” アメリカ (松本泰輔
第五章 挑戦する国内企業 (原 裕
第六章 結局、フェイスブックが話題になり、注目しておく理由はなんだろう?~ソーシャルって何?フェイスブックはなぜインパクトなの? (高広伯彦

第一章はフェイスブックが変えた消費者の生活スタイルを、第二章ではフェイスブックにより変化する消費行動と、ソーシャル化する社会における企業のマーケティングの方向性について、私が執筆させて頂きました。

第三章は元マイクロソフトのソーシャルメディアリードで、2月から世界屈指のPRエージェンシーのリードデジタルストラテジストに転身した熊村さんがフェイスブックを活用したマーケティングコミュニケーションについて解説しています。

第四章はフェイスブックの本場米国に在住し、先進国の事例に詳しい松本泰輔さんがフェイスブックを活用した企業のマーケティング事例を丁寧に解説。人口普及率が違うアメリカの事例ではありますが、今後の日本においても示唆に富む内容満載です。

第五章はメンバーズ執行役員の原 裕さんが、日本国内における先進事例として、無印良品やANAの事例を解説。単に「何をやってどう成功したか」だけでなく、現在多くの日本の(大)企業が現場で苦悩する生々しい現場も説明がされており、非常に参考になるはずです。

ここで国内企業最大規模の “ファン” を持つアパレルブランド「サティスファクションギャランディード」の佐藤俊介氏(エスワンオー代表取締役社長CEO)の特別インタビュー。同社がどうやって国内最大規模のフェイスブックページを築いたのかがまとめられています。『「SMMはコストは安くなるが人と時間が必要」は逆。SMMを成功させるには金がかかる。サティスファクションギャランティードもかなりの投資をしている。そこを間違ってはならない』というメッセージは事業会社の方にも是非気づいて欲しいポイントです。

そして、大トリの最終章、第六章は、スケダチ高広さんによる骨太のフェイスブック社会論。社会学修士としての「社会」の考察、匿名と実名、オープンとクローズドなどの対比から、いまだからこそ理解しておくべきフェイスブックブームの「背景」や「理由」、「つながり」の本質、トリプルメディアの再考(4 types of mediaへの示唆)、最後は広告・マーケティング業界にとっての「フェイスブック」の意義について深い洞察がなされています。

以上(私なりの勝手な)各章の考察をまとめさせて頂きました。

もうフェイスブックページの設定本はいらない!とお思いの皆さん、ぜひ本書を手にとって見てください。戦術や運営に関するディティールの話ではなく、フェイスブックを含めたマーケティングコミュニケーションの全体俯瞰や、広告・宣伝、PR、自社メディア連携を含めた全体の戦略デザインを考えていく上で、きっと一助になると思います。

ぜひ!

※本書のフェイスブックページはこちら。著者からのメッセージもあります!ぜひ皆さんの感想をお寄せください。

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