グローバル・レジストレーション(第1回)-規制と地域的な違いをクリアできる戦略を立てる【カスタマー・アイデンティティ市場動向】

数回にわたり、グローバルのカスタマー・アイデンティティ・マネジメントにおける戦略の構築についてのいくつかのテーマを取り上げます。
※この記事は読者によって投稿されたユーザー投稿です:
  • 編集部の見解や意向と異なる内容の場合があります
  • 編集部は内容について正確性を保証できません
  • 画像が表示されない場合、編集部では対応できません
  • 内容の追加・修正も編集部では対応できません

 テクノロジーは世界をますます小さなものとしている中、企業は、ブランドの統一感を保ちつつ消費者に素晴らしい顧客体験を届けるだけでなく、グローバルのデータプライバシー規制に準拠しなければならないという新たな課題に直面しています。これらのゴールを達成するためには、事業計画を超えた成長とコンプライアンスに関する戦略が求められるのです。データの収集と透明性に関する変化が急務となり、それらがブランドの市場における位置づけへの影響を増していることからも明らかといえるでしょう。

 まず、新たなデータプライバシー規制の要求事項 - 2018年5月に施行されるEUの一般データ保護規則(GDPR)、あるいはロシアや中国における規制など - が、顧客に対する企業の理解を分断しつつあるということを認識する必要があるといえるでしょう。企業がシングル・カスタマー・ビューという概念、そして、シングル・カスタマー・ビューによってもたらされるカスタマイズされた素晴らしい顧客体験について理解し始めたまさにその時に、です。

この記事の続きを読む

この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

リードジェネレーション
リードは潜在顧客のことで、ある特定の商品、サービスに関心がありそうなユーザーもし ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]