変数操作関数編 その3
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CTC教育サービスはコラム「ヒューマンリソシア株式会社はコラム「変数操作関数編 その3」を公開しました
最近、「ハイパーコンバージドシステム」という言葉をよく耳にすることがあると思いますが、今回は、「ハイパーコンバージドシステム」とは何かに迫ってみます。
今までのシステムは、サーバ、ネットワーク、ストレージが統合された「コンバージドシステム」とよばれ、複数のサーバから共有ストレージシステムを利用するタイプとなります。一方、話題の「ハイパーコンバージドシステム」とは、共有ストレージを利用するのではなく、各サーバに内蔵されたストレージをソフトウェアによってストレージプールにまとめて利用する構成となります。各サーバのストレージはSSDとSASまたはSATAのストレージで構成され、共有ストレージシステムと比較してコストを低減することが可能です。ストレージプールは冗長構成となりますので、各サーバに障害があっても、比較的簡単にメンテナンスが出来るようになります。代表的な「ハイパーコンバージドシステム」は、2009年に創業された「Nutanix」が提供しているシステムではないでしょうか。また、2014年にはVMwareとハードウェアベンダーがパートナーとなって「EVO:RAIL」を発表しています。両方に共通していることは、専用ストレージを利用せず、各サーバの内蔵ストレージを利用してストレージプールつまり共有ストレージを実現していることです。
NutanixやEVO:RAILに共通するのはSSDをキャッシュとして利用することでストレージのI/Oパフォーマンスを、SASやSATAを利用することでストレージの容量を確保する仕組みとなっていることです。筐体間でストレージの内容のコピーを持つことで冗長性を確保しています。容量が足りなければスケールアウトすることで容量を拡張できることがもう一つの特徴です。共有型ストレージの場合でも容量の拡張が可能ですが、ハイパーコンバージドシステムのほうが簡単に拡張することが出ます。詳細な手順はありますが、ストレージを内蔵したサーバを追加するだけで容量の拡張が可能となります。サーバを追加すると言うことになりますので、ストレージだけでなく、CPUやメモリを強化され、全体のリソースが拡張されます。
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