アーリーワークスと博報堂DYメディアパートナーズ業務提携を開始

リリース情報提供元: プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
2020年06月09日(火)
株式会社アーリーワークス
ブロックチェーン型超高速データベース「Grid Ledger System」を活用したソリューションを提供。 あらゆるモノがメディアになるIoT時代を支えるデータベース構築を目指す。




 株式会社アーリーワークス(本社:東京都台東区、代表取締役:小林聖、以下アーリーワークス)は、株式会社博報堂DYメディアパートナーズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:矢嶋弘毅、以下博報堂DYメディアパートナーズ)と業務提携を行います。

 これにより、アーリーワークスが開発したブロックチェーン型超高速データベース「Grid Ledger System」(以下、「GLS」)と、博報堂DYメディアパートナーズが持つメディア企業とのネットワーク及び博報堂DYメディアパートナーズ内のdApps新規事業開発プロジェクト「PlayAsset」が持つブロックチェーンに関する知見を掛け合わせ、各企業に対しブロックチェーンを活用した企画開発からシステム開発まで一気通貫したソリューションが提供できる体制を構築します。

 また、昨今急激に増大しているIoTデバイスをはじめ、あらゆるメディアから生み出される膨大なデータを、安全に収集・管理・利用するためのデータベース構築することで、メディア産業の成長を支援してまいります。

 テクノロジーの進化により、日常のあらゆるモノがメディアになるIoT時代を迎えております。そして、IoTをはじめ、インターネットに繋がっているメディアが増えると、メディアから生み出されるデータ量は飛躍的に増えます。

 総務省の調査では、2014年に世界で約720 EB(EB=エクサバイト、1EB=約10億GB)だったデータトラフィック量が、2021年には約3,800EBと、5倍以上にもなると予想されています。

 このような時代に、サステイナブルな運営体制を実現し、指数関数的な成長を遂げるためには、この膨大なデータを安全に収集・管理し、的確に利用することが重要となります。

 そのため、高い処理能力(スケーラビリティ)と高いセキュリティを持ち、無数のデバイスから送られてくるデータをリアルタイムに近いスピードで処理可能なデータベースの構築が近い将来求められます。

 データベースの重要な要素としては「スピード」「スケーラビリティ」「セキュリティ」の3つがありますが、従来のデータベースはスピードとスケーラビリティを出すために大規模なサーバーを設置し、サーバーを守るためのセキュリティに高いコストをかける必要がありました。

 このコストを下げるために、改ざん耐性の高いブロックチェーン技術を活用することが考えられますが、完全分散型の従来のブロックチェーンでは全てのノードが同じ処理を行うため、従来のデータベース並みの処理スピードが出せず、ビジネス利用には難しい側面がありました。

 アーリーワークスの「GLS」は従来の完全分散型ブロックチェーンではなく、一部に中央集権的な発想やDAGと呼ばれる取引ごとに承認が可能な高速化技術を取り入れることで、従来のデータベースではコストの観点から実現することが難しかった高いセキュリティを担保しながら、スピードとスケーラビリティも実現することを可能にしました。

 この「GLS」を活用することで、これから生まれてくる様々なビジネスアイディアを実現し、メディアの成長を支えていくことが可能になります。

 博報堂DYメディアパートナーズは、「PlayAsset」で構想しているdAppsゲーム領域では大量のデータを高速に処理することが求められるため、「GLS」を活用することで、本領域における各企業の更なる成長の支援や新たなビジネス開発が可能になると考えています。

 その他にも広告領域をはじめ、自動運転などのMaaS領域、スマートシティ、ウェアラブルデバイス、これから生まれる新たなデジタル空間など、新たな産業として期待され、かつ大量のデータを高速に処理することが求められる領域を中心に「GLS」を活用したビジネスの可能性を探索していきます。




<アーリーワークスについて>
https://e-arly.works

設立:2018年5月

代表取締役:小林 聖

 ブロックチェーン型超高速データベース「GLS」の社会実装を実現し、超高度情報化社会における基盤となることを目指しています。「GLS」は、5G、IoT、量子コンピューターなどの最新技術のインフラとなる分散コンピューティングの統合管理システムです。

 元来データベースが持つ超高速な承認、高スループットなどのメリットは残しながら、データベースではコストの観点から実現できなかった高い改ざん耐性やゼロダウンタイム、トレーサビリティの概念をブロックチェーンの特性から獲得することで、データベースとブロックチェーン双方のメリットを兼ね備えたデータベースを実現しています。


<PlayAssetについて>
https://play-asset.com

 博報堂DYメディアパートナーズ内のdAppsプロダクト開発チーム。コンテンツの著作権を管理しコンテンツが利用されるたびに著作料がIPホルダーに還元されるシステム「IP Ledger」を提供。

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<本報道発表に関するお問い合わせ窓口>

株式会社アーリーワークス

E-Mail:contact@e-arly.works
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※本資料に記載された情報は、発表日現在のものです。仕様、サービス内容などは予告なしに変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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