Mobvista中間決算報告 ― 技術分野への継続的な投資により、調整後利益が65%増加
Mobvista Inc.
Mobvista Inc.は先週、2019年度上半期(6月30日まで)の決算結果を発表しました。収益は2018年度同期の1億8,450万米ドルを22%上回る2億2,510万米ドル、調整後利益は65%増の1,740万米ドル、調整EBITDAは75.8%増の2,300万米ドルとなりました。
プログラマティック広告が、引き続きMobvistaの主要な収入源となっています。テクノロジーとインフラへの継続的な投資により、顧客が満足する多様なサービスを提供し、プログラマティック広告による収益は1億2,680万米ドルをあげ、これは2019年上半期増収の94.7%に相当します。
▼利用者数・インベントリ数は増加するもインセンティブ広告は減少
MobvistaのSDKを実装したアプリは増え続けています。現在、Mobvistaの広告プラットフォームに接続するアプリ数は1万1,000以上にのぼり、Mobvistaと提携するアプリ開発者は2,440社以上に及んでいます。これにより、顧客は世界最大級かつ高品質な広告インベントリへアクセスがすることができます。
一方で、プログラマティック収益の中で、新規顧客にプラットフォーム利用を促すためのインセンティブ広告として再投資された割合は、2018年下半期の10.3%から7.5%に減少しました。
▼中国以外での継続的な収益の拡大
Mobvistaの収益の大半は、中国からの売上であることに変わりはありませんが、EMEA(ヨーロッパ、中東及びアフリカ)地域の収益も、前期の2倍以上である3,430万米ドルに達し、総収益の15%を占めています。ゲーム、ユーティリティ、ライフスタイル、ニュース、SNS、動画、eコマースなどパブリッシャーが開発するアプリの種類が多種多様になったことで、広告収益も増加しました。特にゲーム系アプリは、これまでトップだったソーシャルコンテンツ系アプリを追い抜き、ジャンル別広告収益トップを記録しました。
▼研究開発やAIへの継続的な投資
2019年上半期は、研究開発に対し総収益の約8%に相当する1710万米ドルにのぼる多額の投資が行われました。特にAI・機械学習は、プログラマティック広告の発展に欠かせない分野として、今後も主要な投資対象となる予定です。
また、ビッグデータコンピューティング、大規模機械学習、オープンソースのクラスタ管理を活用し、高効率・低価格なプログラマティック広告を実現しました。これにより、2019年6月30日までの6ヶ月間に、サーバー費用の増加を対前年比のわずか1.0%に抑えながら、プログラマティック広告による収益を対前年比で43.7%増やしました。
Mobvistaは同時に、これらの性能をさらなる技術ソリューションや製品化にも段階的に取り入れています。7月中旬にAWS パートナーネットワーク(APN)に参加し、AWS利用者の業務要請に対応できるAPNテクノロジーパートナーとして、技術を主体とする事業の拡大に取り組んできました。
Mobvistaの共同創業者兼社長である曹暁歓(Clement Cao)は次のように述べています。「当社は常に、モバイルアプリのマーケティングライフサイクル全体で最大の価値を生み出す技術を模索してきました。2019年上半期には、プログラマティック広告製品が引き続き事業成長の原動力となった一方で、機械学習、分散コンピューティング、オープンソースのクラスタ管理などの機能を提供するクラウドベースのプラットフォームも複数開発してきました。これらは、当社のコアビジネスの強化だけでなく、新サービスの展開にも役立っています」。
Mobvistaの2019年度中間決算要旨は次の通りです。
・プログラマティック広告・・・2018年度同期の8,820万ドルから43.7%増の1億2,680万ドルを達成。また2019年度上半期全体の増収額の94.7%は、プログロマティック広告の売上が占める。
・提携アプリ・利用者数の増加・・・Mobvistaの子会社であるMintegralのMintegral SDKが実装されているアプリ数は現在、1万1,000以上、提携開発業者は2,440社以上に増加。
・インセンティブ広告への投資割合の減少・・・プログラマティック広告収益の中で、インセンティブプログラムに投資した割合は、2018年下半期の10.3%から7.5%に減少。
・研究開発やAIへの投資・・・最も注力する研究開発への投資額は、2018年度同期の1,220万ドルを39.4%上回る1,710万ドルに増加。
・中国以外の収益成長が過去最高を記録・・・2019年度上半期は、総収益の58.9%が中国での売上によるものとなったが、アジア太平洋・EMEA・米国市場も増収を記録。特に収益が3,430万米ドルに倍増したEMEA地域は、増収率が過去最高を更新。
【Mobvista Inc.について】
Mobvistaは、世界中のアプリ開発者へモバイル広告・モバイル解析を提供するテクノロジープラットフォームのリーディングカンパニーです。Mobvistaが提供する収益化SDKは、2018年上半期の平均デイリーアクティブユーザー数(DAU)が中国でトップ、アジアで2位、世界で10位となりました。豊富なビッグデータやAIを武器に、2,000社以上の広告主へユーザー獲得に向けたサービスの提供や、70億以上のモバイル端末への広告配信を行っています。Mobvistaの収益化SDKは、2,440人以上の開発者が提供する1万1,000以上のアプリに実装されています。また、Mobvistaのモバイル解析SaaSプラットフォームは、4万9,000以上のゲームのデータ追跡に利用されています。
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Mobvista Inc.は先週、2019年度上半期(6月30日まで)の決算結果を発表しました。収益は2018年度同期の1億8,450万米ドルを22%上回る2億2,510万米ドル、調整後利益は65%増の1,740万米ドル、調整EBITDAは75.8%増の2,300万米ドルとなりました。
プログラマティック広告が、引き続きMobvistaの主要な収入源となっています。テクノロジーとインフラへの継続的な投資により、顧客が満足する多様なサービスを提供し、プログラマティック広告による収益は1億2,680万米ドルをあげ、これは2019年上半期増収の94.7%に相当します。
▼利用者数・インベントリ数は増加するもインセンティブ広告は減少
MobvistaのSDKを実装したアプリは増え続けています。現在、Mobvistaの広告プラットフォームに接続するアプリ数は1万1,000以上にのぼり、Mobvistaと提携するアプリ開発者は2,440社以上に及んでいます。これにより、顧客は世界最大級かつ高品質な広告インベントリへアクセスがすることができます。
一方で、プログラマティック収益の中で、新規顧客にプラットフォーム利用を促すためのインセンティブ広告として再投資された割合は、2018年下半期の10.3%から7.5%に減少しました。
▼中国以外での継続的な収益の拡大
Mobvistaの収益の大半は、中国からの売上であることに変わりはありませんが、EMEA(ヨーロッパ、中東及びアフリカ)地域の収益も、前期の2倍以上である3,430万米ドルに達し、総収益の15%を占めています。ゲーム、ユーティリティ、ライフスタイル、ニュース、SNS、動画、eコマースなどパブリッシャーが開発するアプリの種類が多種多様になったことで、広告収益も増加しました。特にゲーム系アプリは、これまでトップだったソーシャルコンテンツ系アプリを追い抜き、ジャンル別広告収益トップを記録しました。
▼研究開発やAIへの継続的な投資
2019年上半期は、研究開発に対し総収益の約8%に相当する1710万米ドルにのぼる多額の投資が行われました。特にAI・機械学習は、プログラマティック広告の発展に欠かせない分野として、今後も主要な投資対象となる予定です。
また、ビッグデータコンピューティング、大規模機械学習、オープンソースのクラスタ管理を活用し、高効率・低価格なプログラマティック広告を実現しました。これにより、2019年6月30日までの6ヶ月間に、サーバー費用の増加を対前年比のわずか1.0%に抑えながら、プログラマティック広告による収益を対前年比で43.7%増やしました。
Mobvistaは同時に、これらの性能をさらなる技術ソリューションや製品化にも段階的に取り入れています。7月中旬にAWS パートナーネットワーク(APN)に参加し、AWS利用者の業務要請に対応できるAPNテクノロジーパートナーとして、技術を主体とする事業の拡大に取り組んできました。
Mobvistaの共同創業者兼社長である曹暁歓(Clement Cao)は次のように述べています。「当社は常に、モバイルアプリのマーケティングライフサイクル全体で最大の価値を生み出す技術を模索してきました。2019年上半期には、プログラマティック広告製品が引き続き事業成長の原動力となった一方で、機械学習、分散コンピューティング、オープンソースのクラスタ管理などの機能を提供するクラウドベースのプラットフォームも複数開発してきました。これらは、当社のコアビジネスの強化だけでなく、新サービスの展開にも役立っています」。
Mobvistaの2019年度中間決算要旨は次の通りです。
・プログラマティック広告・・・2018年度同期の8,820万ドルから43.7%増の1億2,680万ドルを達成。また2019年度上半期全体の増収額の94.7%は、プログロマティック広告の売上が占める。
・提携アプリ・利用者数の増加・・・Mobvistaの子会社であるMintegralのMintegral SDKが実装されているアプリ数は現在、1万1,000以上、提携開発業者は2,440社以上に増加。
・インセンティブ広告への投資割合の減少・・・プログラマティック広告収益の中で、インセンティブプログラムに投資した割合は、2018年下半期の10.3%から7.5%に減少。
・研究開発やAIへの投資・・・最も注力する研究開発への投資額は、2018年度同期の1,220万ドルを39.4%上回る1,710万ドルに増加。
・中国以外の収益成長が過去最高を記録・・・2019年度上半期は、総収益の58.9%が中国での売上によるものとなったが、アジア太平洋・EMEA・米国市場も増収を記録。特に収益が3,430万米ドルに倍増したEMEA地域は、増収率が過去最高を更新。
【Mobvista Inc.について】
Mobvistaは、世界中のアプリ開発者へモバイル広告・モバイル解析を提供するテクノロジープラットフォームのリーディングカンパニーです。Mobvistaが提供する収益化SDKは、2018年上半期の平均デイリーアクティブユーザー数(DAU)が中国でトップ、アジアで2位、世界で10位となりました。豊富なビッグデータやAIを武器に、2,000社以上の広告主へユーザー獲得に向けたサービスの提供や、70億以上のモバイル端末への広告配信を行っています。Mobvistaの収益化SDKは、2,440人以上の開発者が提供する1万1,000以上のアプリに実装されています。また、Mobvistaのモバイル解析SaaSプラットフォームは、4万9,000以上のゲームのデータ追跡に利用されています。
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