アカマイが2016年第2四半期のセキュリティレポートを発表、DDoS攻撃は昨対比129%増加

DDoS攻撃やWebアプリケーション攻撃、ボットからの悪意のあるトラフィックともに増加傾向

CDN(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)サービスのアカマイ・テクノロジーズは、クラウドセキュリティの現状をまとめた2016年第2四半期の「インターネットの現状」セキュリティレポートを9月15日に発表した。

同レポートは、世界中のWebトラフィックの15~30%を配信するAkamai Intelligent Platformで収集したデータをもとに作成されたもの。今回のレポートでは、特にDDoS攻撃やWebアプリケーション攻撃、ボットからの悪意のあるトラフィックの動きに着眼している。

DDoS攻撃は、対前年同四半期で攻撃数が129%増加し、Webアプリケーション攻撃総数は前四半期から14%増加。

同レポートの編集長を務めるMartin McKeay氏は、「攻撃規模は減少しているものの、攻撃を仕掛けるツールの蔓延がますます進んでいる。使用が簡単になり収益化も容易になってきているので、攻撃数は依然として増加し続けている」と述べている。

DDoS攻撃における主な10種類の攻撃手段の頻度を表したグラフ
DDoS攻撃における主な10種類の攻撃手段の頻度を表したグラフ

レポートの詳細は、同社のWebサイトからダウンロードできる(フォーム入力が必要)。

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