博報堂DYグループが3次元インターネット仮想社会に関するビジネス専門チーム設置

山川 健(Web担 編集部)

2007年12月14日 18:25

博報堂DYメディアパートナーズ、博報堂、大広、読売広告社の博報堂DYグループ4社が共同で設置した博報堂DYグループ・i-ビジネスセンターは、セカンドライフに代表される3次元(3D)インターネットでのマーケティングコミュニケーション手法の開発や、ビジネス開発を行なう専門チーム「3Dインターネットラボ」を新設し、マーケティング支援ビジネスを本格的に開始した、と12月11日発表した。3Dインターネットの仮想社会は新しいコミュニケーションやビジネスの可能性を秘めていると考え、専門チームによるビジネスをスタートさせた。

同センターはセカンドライフでの企業プロモーションをはじめ、3Dインターネットに関する業務を行っているが、今回新設した3Dインターネットラボでは、3Dインターネット仮想社会を新しいメディアの1つとしてとらえるだけではなく、生活者とのきずなを作る回路としてマーケティング支援ビジネスを展開。セカンドライフでのスペース構築は既に完了。「WITH」と呼び、コンシューマ向けの「to C」ではなく。生活者主導で生活者とともに実現していく「with C」の発想で、企業向けマーケティングサービスを提供するという。

企業の依頼に対し、WITHをコミュニケーションの新しいプラットホームとし、マーケティングや広告の視点からの有効な展開提案、セカンドライフ内の店舗の設計、デザイン、設営、運営、効果測定まで一括で請け負う。セカンドライフに参入している企業とコンテンツのコラボレーションを行ったり、WITHに興味のある企業やコミュニティに利用を開放する計画。

博報堂DYメディアパートナーズ
http://www.hakuhodody-media.co.jp/

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