マーケティングAIサービス事業のイルグルムは、マーケティングコンサルティング事業のアタラの株式を取得して子会社にするための協議を始める、と5月19日発表した。基本合意書を同日結んだ。イルグルムのシステム支援と、アタラの高度なコンサルティンによる人的支援を融合させることが狙い。現在は検討段階となり、デューデリジェンス(資産査定)などの手続きを行って最終的に決める。
イルグルムは、AIの活用で広告媒体データの自動収集から自律的な分析・施策立案まで行うSaaS「アドエビス・キャンペーン・マネージャー」を展開。顧客企業が高度な広告運用を自ら実行可能になっていることから同社は、内製(インハウス)化支援を推進している。ツール導入によるシステム支援に加え、戦略立案、運用ノウハウの習得といった伴走型の人的支援が必要になることが課題だった。
アタラは、マーケティング戦略の策定から実行まで一括してサポートでき、内製化支援が強み。イルグルムは、自社のキャンペーン・マネージャーでのシステム支援とアタラの人的支援を合わせ、企業が自社データを正しく保有・理解し、マーケティング全体をマネジメントできる組織への変革を支援する。イルグルムはアタラの株式(議決権)の100%を取得する。株式譲渡実行日は6月30日の予定。
