ソニーグループ系で通信・IoT(モノのインターネット)・AI(人工知能)・ソリューション事業のソニーネットワークコミュニケーションズは、世界最大規模というSNSデータを活用したファンエンゲージメント(自社やブランドに対するファンの強固な関係性)支援ソリューションの提供を始める、と12月15日発表した。エンゲージメント(愛着)を高める施策をデータに基づいてサポートする。
スポーツ、音楽、アニメなど熱心なファンが多い分野で一過性ではなく長期的な愛着につなげるマーケティングが重要になっているため提供する。SNS分析ツールを展開するノルウェーMeltwaterの日本法人、Meltwater Japanと連携し、同社が持つ世界中のSNSのデータと、ソニーネットワークコミュニケーションズのAI分析、VR(仮想現実)・AR(拡張現実)ソリューションを組み合わせる。
ソリューションは、Meltwaterのソーシャルリスニングツールを使って30以上のSNSと1億5000万以上のウェブサイトからリアルタイムでデータを取得し、ファン像を総合的に可視化。EC・購買データに加え、世界規模のSNSデータの活用で高度な分析が可能になる。AIがファンの反応を予測する分析ツールも提供。広告企画、SNSコンテンツ運用、データ活用の基盤構築まで一貫して支援する。
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